みんなのシネマレビュー

2番目のキス

Fever Pitch
2005年【米・独】 上映時間:103分
コメディスポーツものリメイクロマンス小説の映画化
[ニバンメノキス]
新規登録(2006-05-07)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2022-10-23)【TOSHI】さん
公開開始日(2006-07-08)


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監督ボビー・ファレリー
ピーター・ファレリー
キャストドリュー・バリモア(女優)リンジー・ミークス
ジミー・ファロン(男優)ベン・ライトマン
ジャック・ケーラー(男優)アル
アイオン・スカイ(女優)モリー
ケイディー・ストリックランド(女優)ロビン
ジェームズ・シッキング(男優)ダグ・ミークス
ウィリー・ガーソン(男優)ケヴィン
シオバン・ファロン・ホーガン(女優)ラナ
ジョベス・ウィリアムズ(女優)モーリーン・ミークス
マーティン・ローチ(男優)
スティーヴン・キング(男優)本人(ノンクレジット)
原作ニック・ホーンビィ「ぼくのプレミア・ライフ」(新潮社)
脚本ローウェル・ガンツ
ババルー・マンデル
音楽クレイグ・アームストロング
撮影マシュー・F・レオネッティ
製作ドリュー・バリモア
アラン・グリーンスパン
ナンシー・ジュヴォネン
ギル・ネッター
ブラッドリー・トーマス
製作総指揮ニック・ホーンビィ
マーク・S・フィッシャー
配給東京テアトル
特殊メイクポール・ジョーンズ(メイク)
美術メイハー・アーマッド(プロダクション・デザイン)
ブラント・ゴードン
衣装ソフィー・カーボネル
編集アラン・バウムガーテン
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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1.《ネタバレ》  これは久々に大当たりの一本。  明るく楽しいラブコメとして、観賞中は常に笑顔のまま、夢見るような時間を過ごせました。  冒頭、レッドソックスのファンを「神の作った、最も哀れな生き物」なんて評してしまう時点で、もう面白い。  チケットのドラフト会議にて、男友達連中がダンスを踊るシーンも、非常に馬鹿々々しくて良かったですし 「俺の女房とチケットを交換しない?」  と言われて、一度はジョークと思って笑ってみせるも、相手が本気と気付いて真顔になる主人公の反応なんかも絶妙な「間」で、センスの良さを感じますね。  少年野球チームの教え子に対し、恋人の愚痴を零していたら、幼い教え子から的確なアドバイスを貰ってしまうシーンも、凄く好み。  あえて気になった箇所を挙げるなら、女性陣が「どんなに好人物であっても、自分が切った爪や髪を捨てられず取っておくような男は、気持ち悪くて無理」という反応を示す場面。  そして「ヒロインにファールボールが命中して気絶しているのに、それに気付かず仲間と盛り上がってる主人公」という場面が該当しそうですが、明らかにギャグとして描かれているので、笑って受け流せる範疇でしたね。  作品全体に明るい愛嬌が漂っているので、よくよく考えるとブラックなネタなんかも、あまり気にならないというか、スムーズに受け入れられる感じです。  姉妹編である「ぼくのプレミアライフ」(1997年)に比べると、ヒロインが「相手の趣味を知らないままで好きになった」という違いがあり、これには「上手いバランスだな」と感心。  承知の上で付き合った訳ではなく、恋人同士になってから、後出しで本性を知らされた訳だから、ヒロインが彼に「野球観戦を止めて欲しい」と訴えるようになっても、身勝手な印象を受けず、自然と感情移入出来るのですよね。  また、仕事一筋なキャリアウーマンという設定でもある為「趣味に生きる男」「仕事に生きる女」という対照的なカップルになっている辺りも面白かったです。  映画の中盤「夫婦って、お互いに歩み寄るものじゃない?」と言っていたヒロインが、クライマックスにて 「私は彼の為に仕事を犠牲にしなかったのに、彼は私の為に大切なチケットを売ろうとしてる」  と気が付き、その愛の深さを知る流れなんかも、非常に丁寧で分かり易く、ありがたい。  こういった心理の流れを、あえてボカしてみせる演出も御洒落で良いとは思うのですが、やはり万人に伝わりやすい演出の方が、自分は好きみたいですね。  二人が球場でキスを交わした瞬間には、観客の皆が拍手喝采で祝福してくれたのと同じように、心から(あぁ、結ばれて良かったなぁ……)と思えました。  レッドソックス優勝の感動を、そのまま映画のクライマックスに据えて、フィクションよりも劇的な「シリングの血染めのソックス」を、さらっと紹介してみせる辺りも心憎い。  間違いなく球史に残るような大きな奇跡の中では、一組の男女が結ばれた事なんて、とてもちっぽけな事かも知れません。  けれど、主人公達にとっては「愛する人が傍にいてくれる事」が何よりも大切なのであり、優勝の喜びの方は「二番目に素敵な事」になったのだと、最後のキスから伝わってきました。   エンドロール後の、家族ぐるみでレッドソックスのファンになった姿なんかも、実に微笑ましくて良かったですね。  大きな感動と、小さな幸福を感じられる、素敵な映画でありました。 ゆきさん [DVD(吹替)] 9点(2016-09-05 12:33:31)(良:2票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 6.45点
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213.03% line
300.00% line
413.03% line
5412.12% line
61339.39% line
7618.18% line
8618.18% line
913.03% line
1013.03% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.25点 Review4人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.75点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.33点 Review3人

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