みんなのシネマレビュー

座頭市 THE LAST

2010年【日】 上映時間:132分
アクション時代劇リメイク小説の映画化
[ザトウイチザラスト]
新規登録(2010-03-14)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-07-25)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-05-29)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督阪本順治
キャスト香取慎吾(男優)
石原さとみ(女優)市の女房 タネ
反町隆史(男優)市の旧友 柳司
寺島進(男優)島地一家の代貸 達治
工藤夕貴(女優)達治の女房 トヨ
中村勘三郎(十八代目)(男優)旅の博徒 政吉
岩城滉一(男優)島地一家親分 島地
加藤清史郎(男優)柳司の息子 五郎
ARATA(男優)天道一家補佐役 十蔵
高岡蒼甫(男優)天道一家跡取 虎冶
豊原功補(男優)天道一家用心棒 千
宇梶剛士(男優)役人 梶原
柴俊夫(男優)役人(梶原の上司) 北川
原田芳雄(男優)義足の医者 玄吉
倍賞千恵子(女優)柳司の母 ミツ
仲代達矢(男優)天道一家親分 天道
國本鍾建(男優)
鈴之助(男優)
原作子母沢寛「座頭市物語」より
脚本山岸きくみ
音楽佐々木次彦(音楽プロデューサー)
撮影笠松則通
製作亀山千広
フジテレビ(「座頭市 THE LAST」製作委員会)
東宝(「座頭市 THE LAST」製作委員会)
ジェイ・ドリーム(「座頭市 THE LAST」製作委員会)
市川南〔製作〕(「座頭市 THE LAST」製作委員会)
企画中沢敏明
石原隆〔製作〕
島谷能成
配給東宝
美術原田満生
ヘアメイク豊川京子(メイク)
録音橋本文雄
照明杉本崇
その他IMAGICA(協力)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
【通常表示】/【改行表示
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(10点検索)】

別のページへ(10点検索)
1


1.《ネタバレ》 思えば、『トカレフ』で大和武士の主人公は、佐藤浩市に撃たれて“一度死んだ”のだ。その後の物語は、“すでに死んでいる”主人公がそれと気づかず(あるいは気づかないふりをしつつ)、佐藤浩市への復讐すること、それだけのために費やされたものだった。だからそれは、奇妙な非現実感を漂わせる。そこはふたりの男だけの、殺し・殺されることだけに純化され、トカレフの乾いた銃声と、あの「カチ、カチ」という撃鉄の音だけが響き渡る世界だ。他の何者も立ち入ることはできない。それゆえに主人公の元妻で、今は佐藤浩市の子供を身ごもっているらしいヒロインすら、映画の途中で消えてゆくのである。 この『座頭市 THE LAST』でも、冒頭近くに主人公・市と所帯を持つと誓った石原さとみのヒロインが、市をかばって犠牲になる。けれど彼女が刀で刺し貫かれた時、実は座頭市も“死んだ”のではないか。あるいは、そこから彼の“THE LAST(最期)”は始まっていた。そしてラスト、一度は石原さとみの手に誘われるように海の中へと歩み入っていった市だが、次の場面で、海にたどり着けずにその手前で息絶えた姿として映し出される。あるいは、この2時間以上をかけてぼくたちが見てきた映像自体が、この、海岸手前で息絶える寸前に座頭市が見た“光景”なのではないのか・・・。そう思い至る時、この作品全体に漂う奇妙な非現実感に、ぼくたちはある戦慄と深い感動をもって納得させられるのだ。 (・・・座頭市と仲代達也扮する親分との対決シーンで、一瞬ふたりの姿が画面から消えてしまうあの場面にしてもそうだ。あそこで仲代達也は、実は市に斬られていたことを、ぼくたちは後で知らされる。いわば仲代もまた“すでに死んでいた”のである。いわばこれは、死者と死者が死闘を繰りひろげる『トカレフ』的なクライマックスの“再現=変奏”なのである) 監督デビュー作『どついたるねん』で、“一度死んだ者”としての赤井英和を主人公として以来、阪本順治監督の「アクション映画」は常にこうした死者たちの“末期の眼”で見られた世界を開示、あるいは現前させることこそが〈主題〉となってきた。この『座頭市 THE LAST』はそのひとつの到達点に他ならない。・・・ひと言、大傑作。 やましんの巻さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2011-04-26 16:50:48)

別のページへ(10点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 5.64点
019.09% line
100.00% line
219.09% line
300.00% line
400.00% line
5436.36% line
600.00% line
7218.18% line
8218.18% line
900.00% line
1019.09% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS