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シベールの日曜日

Sundays And Cybele
(Les Dimanches de Ville d'Avray/Cybèle ou les dimanches de ville d'Avray)
1962年【仏】 上映時間:116分
ドラマ戦争ものモノクロ映画ロマンス小説の映画化
[シベールノニチヨウビ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-24)【イニシャルK】さん


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監督セルジュ・ブールギニョン
キャストハーディ・クリューガー(男優)ピエール
ニコール・クールセル(女優)マドレーヌ
パトリシア・ゴッジ(女優)フランソワズ / シベール
セルジュ・ブールギニョン(男優)
江守徹(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田昌子[声](日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塩見竜介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
千葉耕市(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
京田尚子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村松康雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本セルジュ・ブールギニョン
音楽モーリス・ジャール
撮影アンリ・ドカエ
配給東宝東和
美術ベルナール・エヴァン(プロダクション・デザイン)
あらすじ
インドシナ戦争での辛い過去に記憶を奪われてしまったピエールは、看護婦のマドレーヌと暮らしている。失った記憶を求め、町をさまようピエールは、ある夜、父に連れられ泣く泣く寄宿学校を訪ねる少女に出会う。“フランソワズ”と名乗る幼い少女―――「でも本当は違うの。とても綺麗な名前よ。教会の鐘の上の鶏をとってくれたら教えてあげるわ。」2人は日曜日ごとに逢うことを、約束した。

SAEKO】さん(2004-07-26)
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【クチコミ・感想(10点検索)】

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8.《ネタバレ》 これよりももっと感情移入のしやすい、わかりやすい感動作はたくさんある。もっと夢中になれる面白い作品はいくらでもある。しかし不思議なことに、これ以上に鮮烈に記憶に焼きついた映画はひとつもなかった。  精神が壊れてしまった男と、感受性の豊かな少女の束の間の絆。あどけない彼らの姿はなんだか足取りも覚束ない小さな生き物を見ているようで、可愛らしさになごむ反面、いつ怪我をするかとひやひやしてしまう。あやういまでの繊細さが、最後には破滅が待っていることを予感させる。  また映像の清らかさも本作を忘れ難いものにしている。湖に広がる波紋、空に入ったひび割れのように広がる木の枝、ガラスや水晶に砕かれた風景。自然物の上手な使い方にはタルコフスキーの『僕の村は戦場だった』を思い出した。  しかしなんといっても衝撃的なのは、悲劇を悲劇のままに投げ出す結末だろう。おそらくこの映画に強く共振してしまう人は、ある種の痛みを知っている人だと思う。大切なものが砕けてしまう痛み、きれいなものが汚されてしまう痛み、誰かを守れなかったという痛み――決して取り返しのつかない、圧倒的な喪失の感覚。苦い絶望のなかに、ただ優しい記憶だけが残る。  他にも同じような方がいらっしゃるので告白してしまうと、生涯で一番好きな映画を問われれば自分もこの作品を挙げる。もっと面白い、バランスの取れた映画は他にもあるとわかっているのだが、なぜかこの映画を選んでしまう。きっとこの映画が描くような痛みは、心のもっとも深い場所に眠っているもので、そこを突かれると自分が根本から揺るがされてしまうのだろうと思う。  失うことの痛み。それは辛く哀しく、しかしけっして忘れたくない大切な痛みだ。 no oneさん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-02-09 01:46:32)(良:2票)

7.観てからも3ヶ月も経つというのに、色々なシーンが記憶から抹消されない。シベールのくりくりした目、マドレーヌの辛そうな顔、観始めの頃のピエールの寂しげな顔、父に連れられ泣きじゃくるシベールの顔、シベールと森を歩く時の愛に満ちたピエールの表情、下卑た顔をしたマドレーヌの友人達、ラストシーン、森、湖、遊園地、戦場の衝撃…。白黒にしか作り出せない世界だと思う。こんなに明確に記憶に残った映画は、今までほぼ無いと言ってもいい。ヘリクツ抜きに好きな作品なんだろうなァ。詩的な感性溢れる映像を「素敵」だと思った。映画という名の素晴らしい芸術作品。DVD化しても、何だか、すぐに買おう、とか思えなさそう…好きすぎて。 SAEKOさん 10点(2004-04-17 19:31:05)(良:1票)

6.どこかへ連れてゆかれそうなほど、危険なほど、甘美で哀しい映画。アンリ・ドカエのモノクロ映像も素晴らしい。 goroさん 10点(2004-02-10 03:10:44)

5.中1の時、映画館で見ました。同じ年なので、初恋に近い感情で、フランス語を学んでこの子と話をしたいと切に思いました。何年か前にBS に入ったので録画し、先日DVDを入れたのを機に、2枚のDVDに仕上げました。映画館で見たのとは翻訳が多少異なっていて不満ですが、我慢できる範囲です。40年以上たっても尚見たいという気を起こさせる…すばらしい映画です。 N(^A^)Oさん 10点(2002-12-17 21:17:19)

4.私のベスト1の映画です。映画館で初めて観た時、涙が止まらず、トイレに駆け込んだ思い出があります。モノクロームの映像美、二人が無邪気に戯れる姿、どれをとっても素晴らしいの一言に尽きます。ラストに少女が泣き叫びながら発する台詞は、深く胸に突き刺さります。 リリーさん 10点(2002-10-24 12:47:04)(良:1票)

3.少女が最後にプレゼントを贈りその箱の中には「シベール」と書いた紙が!私は頭がしびれてしまった。 まことさん 10点(2002-09-09 23:25:14)

2.子供のころにテレビで見た。中学生だか高校生のころに映画館でリバイバルがあった時に、すぐに判った。ずっと、あれがなんだったのかと思っていた。すいません、ぜんぜん書けません。人生の中でもおそらくはベストです。ここでこれを書くのもなんですが、大昔の映画だけが輝いていることが、情けないです。 おら、はじめちゃんさん 10点(2002-04-26 07:14:26)

1.インドシナ〔ベトナム)戦争は最初、フランス軍が戦っていた。地上攻撃で少女を殺してしまい心の病に悩む元パイロットが、両親のいない少女と、心を通じさせ誤解され殺される。性的なものを超えた妖精のような少女の交流が切ない。生きると言うことの意味を映画を観ることで感じることのできる作品。 ちょうじさん 10点(2001-09-10 14:54:00)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 7.75点
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100.00% line
211.96% line
311.96% line
411.96% line
523.92% line
659.80% line
7917.65% line
81325.49% line
91121.57% line
10815.69% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review4人
2 ストーリー評価 8.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review4人
4 音楽評価 6.50点 Review4人
5 感泣評価 8.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1963年 36回
作曲賞(ドラマ)モーリス・ジャール候補(ノミネート)(音楽<編曲賞> として)
脚色賞セルジュ・ブールギニョン候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞 

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