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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(4点検索)】
7.《ネタバレ》 ナレーションも相まって、学校の授業で見せられる教材ビデオみたいでしたね。
実際に「面接の作法」なども作中で語られているし、そういう意味では「為になる映画」と言えるかも。
バブル期は就職し易くて良かったという以上に「残業を嫌がる事」「有給めいっぱい取る事」が悪徳のように語られてるのも印象的であり、そういった具合に「今との違い」を感じられる内容なのは、史料的価値があるように思えます。
ただ、面白い映画とは言えそうになくて……
根本的に「なんだかんだで就職は上手くいきました」「ヒロインとも結ばれました」ってだけの粗筋でしかないので、どうも盛り上がりに欠けるんですよね。
こういう場合、せめて登場人物が魅力的であれば(彼らが頑張る姿を眺めてるだけでも楽しい)って気持ちに浸れるんですが、本作はそうじゃない。
織田裕二が好きな自分ですら(傍迷惑な奴だなぁ)と思えちゃう主人公だったし、かなりキツかったです。
酔って喧嘩した相手が就職の面接官だったとか、そういう王道な魅力はあるし「自分探しならぬ職場探しを通して若者達の絆が深まる青春物語」って雰囲気自体は、決して悪くなかったんですけどね。
ただ、そんな美味しいキャラである面接官の雨宮に関しても、終盤で主人公にネクタイを貸す場面とか(何で急に良い奴になったの?)って戸惑っちゃうんです。
友人である北町との別れも同じ調子であり、感動的な場面として描いてるけど、それまでに北町との友情を感じさせる描写が希薄だから、心に響かない。
なんていうか「こういう感動的な場面をやろう」っていう意思は伝わるし、その場面だけ観れば、それなりに決まってるんだけど……
「その場面に至るまでの過程」が描けてないから感動出来ないってパターンが多いんですよね、この映画。
金子修介監督の品は好きな映画が多いのですが、本作を撮った当時は未熟だったのかな、と思ってしまいます。
最後はスポーツメーカーに勤める結末だったけど、それならいっそ高校野球の監督を目指す結末の方が良かったのでは?
と思えちゃう辺りとか、細かい不満点も多いですね。
いつもタクシーが捕まらない主人公が、十数台ものタクシーを一度に止められるようになるとか、いきなり飛んできた謎のボールを投げ返すとか、漫画的な場面が続出して終わるのも、何か無理してるというか「主人公の不運さや、野球のトラウマに対して無理やり決着を付けた」って感じであり、ハッピーエンドなのに褒めるのが難しいです。
上述の通り、主演俳優は大好きな織田裕二だし、エンディングに流れる「どんなときも。」は名曲だしで、色々と「好きになれる」要素は揃っていただけに、惜しい出来栄えですね。
この後、金子監督と織田裕二が再びタッグを組んだ「卒業旅行 ニホンから来ました」(1993年)は自分好みの傑作だった訳だし、何かもう一つでも違う方向に転んでいれば、本作も好きになれたかも知れません。 【ゆき】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2022-11-01 17:41:31)
6.バブリーな時代背景を反映しているのは決していけなくはない。しかし、肝心の作品としての中身自体が、小ネタをいろいろ積み重ねてはいるものの、登場人物の芯とか方向性というものが不明なので、物語として成立していない。何かを表現するためのフィルターとして世相(この場合は就職活動状況)があるのではなく、はじめから世相の映像化そのものが目的になってしまったということ。というわけで、俳優陣も力を発揮する余地があまり残っていない。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-10-13 03:17:34)
5.昔のビデオ整理してたら出てきたのでなんとなく観ました。
バブルへゴーな時代背景のトレンディを楽しむ映画です。
マッキーの主題歌は最近のCMでも使われるぐらい名曲です。 【ひで太郎】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2007-06-24 21:54:23)
4.なんとも退屈な映画だなぁ。。。 ただ、このメンツは凄いよなぁ。。。 みんな主役級。 とりあえず人気者をかき集めてきましたって感じ。 まあ、内容もバブリーなら、出演者までバブリーってとこですか(笑) 時代だねぇ。。。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-12-03 09:55:18)
3.これってバブル期の就職なんだね。やけに時代を感じるし、みんな若いな。
能天気な映画だけれど、就職活動というシビアなテーマを扱っているので、変に教科書的なものを作るよりこれでいいのかも。
評価としては可もなく不可もなく。知的な会話もあまりないし、主人公の「よい人間か」VS「よい大人か」の葛藤ぐらいしか深いものは描かれていない。
鶴田真由も脇役で出てる。結局誰がヒロインなのかいまいちよくわからんのだが、若かりし和久井映見がいちばん輝いている気がしないでもない。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2005-03-11 15:16:16)
2.バブル・・・ええ時代だったなぁ。 【ロカホリ】さん 4点(2003-10-18 17:29:36)
1.まあ、当時はこんな映画がゴロゴロしていて差ほど気にならなかったんですけど、今考えると如何しようもない映画です。でも最近こういう映画が少なくなってきて少し寂しく感じます。 【カズゥー柔術】さん 4点(2003-09-30 23:04:36)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
45人 |
平均点数 |
5.13点 |
0 | 1 | 2.22% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 2 | 4.44% |
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3 | 4 | 8.89% |
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4 | 7 | 15.56% |
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5 | 15 | 33.33% |
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6 | 8 | 17.78% |
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7 | 3 | 6.67% |
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8 | 3 | 6.67% |
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9 | 1 | 2.22% |
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10 | 1 | 2.22% |
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【その他点数情報】
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