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チャップリンのカルメン

Charlie Chaplin's Burlesque on Carmen
1916年【米】 上映時間:37分
コメディサイレントモノクロ映画小説の映画化ショート(短編映画)パロディ
[チャップリンノカルメン]
新規登録(2004-07-30)【--------】さん
タイトル情報更新(2024-08-02)【イニシャルK】さん


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監督チャールズ・チャップリン
助監督アーネスト・バン・ペルト
キャストチャールズ・チャップリン(男優)ダーン・ホウジャリ
エドナ・パーヴィアンス(女優)カルメン
ジャック・ヘンダーソン(男優)リーリャス・パスティアの主人
レオ・ホワイト(男優)番兵長
ジョン・ランド[男優・1871年生](男優)闘牛士 エスカミリオ
バド・ジャミスン(男優)軍兵
ウェズリー・ラッグルス(男優)放浪者
ベン・ターピン(男優)山賊 レメンダド
フランク・J・コールマン(男優)
メイ・ホワイト(女優)フラスキータ
ローレンス・A・ボウズ(男優)
フレッド・グッドウインズ(男優)
永井一郎(活弁トーキー版)
原作プロスペル・メリメ
脚本チャールズ・チャップリン
撮影ローランド・トザロー
ハリー・エンサイン
製作ジョージ・K・スプーフ
ジェス・ロビンス
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 バスター・キートンが「恋愛三代記」で「イントレランス」や「ベン・ハー」のパロディをしたように、それに先駆けてチャップリンもラオール・ウォルシュやセシル・B・デミルの「カルメン」をパロディした本作を撮った。 少なくともウォルシュのゼダ・バラやデミルのジェラルディン・ファーラーよりもエドナ・パーヴァイアンスの方が魅力を感じる。ストーリーはデミル版とそっくり。 でも抜いたサーベルが折れていたり、それをナイフ代わりにツンツンやったり、手の叩きあい、踊り、門の戸口でカルメンではなく男とブチュッとやってしまう、カルメンとやっとキスできるかと思ったら部下や住人が次々に来て中々情事を行えない、キャットファイトがボクシングに発展、石頭で曲がってしまうサーベル、踊るような殺陣、背負い投げ、レスリングにターザン、マタドール。 ラストも「これはコメディですから」という具合にデミル版と違う結末。 しかしその直前まで本当にシリアスな空気が流れていたからなあ。切り替えの凄さはやはり役者。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-22 23:56:13)

1.チャップリンが編集したオリジナルは2巻物(約20分)だったが、彼のミューチュアルへの移籍後にエッサネイ社が4巻物に水増しし、「でっち上げた」のが現行のバージョン。 (チャップリン自伝) つまり、映画の約半分は監督チャップリンの不服とするNGショットだ。 この苦い経験もまた、後に彼の完璧主義を形成していく一因となったのだろう。 確かにジプシー側の描写の多い前半部分などは活劇性も薄く、 人物の出入りを繋ぐ編集テンポも悪い為、短い時間を長く感じてしまう。 一方で、オリジナルからあっただろうショットもその充実ぶりからある程度察しがつく。 テーブル上でジプシーのダンスを踊る艶やかなカルメン(エドナ・パーヴィアンス)。モブシーンの猥雑とした活気。 邪魔が入って彼女となかなかキス出来ないチャップリン。 剣戟のコミカルで秀逸なアクション等々。 身も蓋もない云い方をすれば、彼の終生のパートナーともなるエドナ・パーヴィアンス との仲睦まじい絡みの全般であり、 自身の渾身のギャグシーン全般だ。 その釣瓶打ちとなる後半は、一気に映画を盛り返している。 バ―レスク(文芸作品のパロディ)とはいえ、悲劇「カルメン」の喜劇化それ自体が ラストのオチも含めて無理矢理感いっぱいだが、 ラストのツーショットで見せる二人の笑顔は幸福感に満ちて感動的だ。 ユーカラさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2012-06-04 22:15:56)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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