みんなのシネマレビュー

燃えよピンポン(1997)

1997年【日】 上映時間:85分
コメディスポーツものスポコンものロマンス
[モエヨピンポン]
新規登録(2005-06-03)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2010-05-06)【にじばぶ】さん
公開開始日(1999-05-03)


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監督三原光尋
キャスト高田聖子(女優)
原作三原光尋(原案)
脚本三原光尋
挿入曲高田聖子「愛のI LOVE YOU」
編集三原光尋
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【クチコミ・感想】

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3.んー、最初から最後までモロ「大阪」。それこそ吉本新喜劇やウルフルズの「大阪ストラット」の世界で、ストーリーも人々の喜怒哀楽も演出も、全てが過剰。いわゆる「ベタベタ」。きっと大阪出身のクリエイターがこういう作風を使うのは、多分に戦略的な面もあるのだろうけど(例えばシンクロの日本代表が「ニンジャ」をテーマにするような)、ところで何故大阪という街は、かくも「ベタベタ」なのだろうか(おことわり:ここから僕の「大阪文化論」モドキが展開しますが、実の所僕は大阪という街をほとんど知りません。だからひょっとするとすっとぼけた外国人が「オー、ワターシニポンダイスキデース。ハラキリマリオ、クロサワソニー!」などと言う様なズレまくりの論かもしれませんが、どうぞ御容赦下さい)、とふと思った。この感じ、違う所でも感じたことがあるぞ、と思い出したのがアメリカのミュージカル映画。アメリカのミュージカルでは(タモリがよく揶揄するように)登場人物が突然歌い出したり踊り出したりする。嬉しい時には嬉しい歌を、悲しい時には悲しい歌を、彼らは実に生き生きと(それが、なじめない人の目には“過剰”と映るのだけれど)歌う。ああいう風潮の裏にあるのはつまり「だって日常をそのまま映したってしょーがないじゃーん。日常なんて退屈極まりないものなんだから、どーせやるなら楽しくやろーぜ!」という思想なのだと、僕は思う。んで、大阪文化の底流にあるものもやはり同じ精神なんじゃないか、つまり300円のお釣りを渡す時に「はい、300万えーん!」というのも「だって普通にお釣り渡すだけじゃオモロないやんけ」という理由からじゃないだろうか。言い換えれば大阪のコテコテ感、過剰さというのは「退屈な日常を楽しく演出する」という思想が生活文化に表れたものではないだろうか・・・何だか話が大袈裟になったけど、よーするにこの作品の中で高田聖子が笑ったり、泣いたり(はなかったか)、夢中で恋をしたり、卓球の修行をしたりする姿を観て、何だか楽しくなっちゃたよ、とゆー事です。 ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-04 16:35:36)(良:1票)

2.《ネタバレ》 ギャグ満載でノリがいいのは客観的には理解できる。キャストも適材揃い?で、この方向性としては一つの理想形なのかも知れないが、しかし個人的な問題としては全く笑えないのが困る。この点では「絵里に首ったけ」(2000)の方がまだましであり、これが関西だとか大阪だとか言われて正当化されると、かえって異文化の壁は越えられないということを実感させられてしまう。唯一、殺人犯の立てこもり場面で、その場に集められた周辺住民?が結構面白がって登場人物の行動をのぞき込んだりしているのだけは可笑しかった。 ところでメイキング映像で、“芝居が濃すぎて、見ている人がウエっとなるのではないか”と主演女優が語っていたのを聞くと、さすがに向こうの人もこれで普通だとまでは思っていないことがわかる。このメイキングを見ていると、主演女優やライバル役の女優がしゃべっているのがユーモラスで普通に面白く、また監督がこの映画にかけた意気込みについて真面目な顔でコメントしていたのも微妙に可笑しい。全体として可笑しい雰囲気は伝わって来るのだが、ただ個別のギャグとしては笑えなかっただけだと自己分析している。 なお、笑えないと思いながらも最後まで見ていると次第にこの主演女優が好きになって来たので、そういう意味では自分にとっても無価値な映画ではなかったかも知れない。それから劇中に突然挿入される“ミュージカル”は、同じ監督の「乙女のレシピ」(2012)にも共通する趣向と思われる。エサが今どきハワイ旅行というのも同様であり、この辺からあったネタの使い回しだったらしいことを発見できたのは若干の収穫だった。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 3点(2013-09-09 19:57:58)

1.これがコッテコテの関西のノリなのか!最初からなにわパワー爆発で、くだらないったらありゃしない。お色気も何もあったもんじゃありませんわ。笑えない前半が過ぎて、後半の特訓のあたりから面白くなってきた。最後の死亡遊戯パロディーは良かった。 mhiroさん [ビデオ(邦画)] 3点(2009-05-31 15:51:53)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 4.33点
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3266.67% line
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500.00% line
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7133.33% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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