みんなのシネマレビュー

ブルーバレンタイン

Blue Valentine
2010年【米】 上映時間:112分
ドラマロマンス
[ブルーバレンタイン]
新規登録(2011-05-08)【8bit】さん
タイトル情報更新(2019-07-15)【Olias】さん
公開開始日(2011-04-23)


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監督デレク・シアンフランス
キャストライアン・ゴズリング(男優)ディーン
ミシェル・ウィリアムズ(女優)シンディ
マイク・ヴォーゲル(男優)ボビー
ベン・シェンクマン〔男優〕(男優)医師 ファインバーグ
脚本デレク・シアンフランス
挿入曲ライアン・ゴズリング"Unicorn Tears"他
製作総指揮ライアン・ゴズリング
ミシェル・ウィリアムズ
配給クロックワークス
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【クチコミ・感想】

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48.《ネタバレ》 結婚をして2年。今年の夏に愛娘が生まれ、ちょうど三ヶ月目の夜。一人、ウイスキーを飲みながら、この映画を観た。 「絶対にこのタイミングで観るべき映画ではなかった」とも思うし、「今だからこそまだ観られる映画だ」とも思った。 「他に誰もいらない」と結ばれた二人。永遠に変わらない愛を信じる過去と、永遠に変わらない愛なんてないと知った現在が、時間を超えて交錯する。 それは世界中で無数に繰り広げられる誰でもが知っている男女の営みの形であり、だからこそ哀しく、だからこそ精神的に堪えた。 僕はまさかこんなラストだとは想像してなかったので、あまりに美しくあまりに哀しいシーンが、エンドロールの始まりとともに"ラストシーン”となった瞬間に、「そりゃないぜ」と思ってしまった。 その瞬間は、「なんて酷い映画だ」と思わずにはいられなかった。 でも、切ないエンドロールを呆然と観ながら、自分の心が説明のつかない揺さぶられ方をしていることに気づいた。端的に言ってしまうと、“動揺”してしまっていた。 “動揺”の理由は、あまりに哀しいと感じたこのラストシーンが、絶対に自分に訪れないとは、必ずしも言い切れないということを、この映画のすべてが物語っていたからだ。 もちろん今は、自分はあんなことにはならないと信じて疑わないけれど、それはこの映画の中の二人とて同じことだったろう。 人間の気持ちなど変わりゆくものだとそもそも悟って、その都度対応できればそれにこしたことはないのだろうが、そういうわけにもいかないのが、人間の無様な美しさだと思う。 観終わった瞬間に「酷い映画だ」と感じたことに間違いはないけれど、観る者のその時々の感情や環境や価値観によって、様々な映り方をするであろう素晴らしい映画だとも思った。 とても哀しい結末だったけれど、それすらもこの映画の二人にとっては経ていくべきプロセスなのだろうとも思えた。 その後の二人がどういう人生を送っていくのかということもとても気になるので、時間を経て、同じキャストで続編が制作されれば、嬉しいなあと思う。 さてそろそろ気持ちが耐えきれないので、愛妻と愛娘が眠る寝室に参ろう。 鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 9点(2011-10-08 02:09:05)(良:3票)

47.《ネタバレ》 何とも評価するのが難しい映画。また観たいかと問われると当分いいですということになるが、こんなに上手に男女の感情の機微を描いた映画は観たことがない。ディーンとシンディの愛が生まれ、それが冷めていく様子が現在と過去を交互に映す手法で、淡々と語られるのだが、この過程が痛切だ。心が痛んで、切実なので痛切。この言葉がこれほどしっくりくる映画は他にないだろう。 二人はとてもロマンティックな出会いをする。そして恋に落ちる。ディーンのギターに合わせてシンディが踊るシーンは名シーンだ。彼らはこの上なく自然に結婚する。結婚しない理由が全く無い。しかし、やがて子供が生まれ、時が経ち、二人の結婚生活は少しずつ軋んでいく。 日本の公式サイトで、ディーンとシンディのどっちが悪いかという著名人によるディスカッションの模様が紹介されている。まとめるとディーンは色んなことにあまりにも無頓着すぎるし、シンディは相手に物事をはっきり言わなさすぎる。でも、僕はどちらが悪いかということは決められない。ディーンが不和の芽を作り出し、シンディが育てたのだと思う。どちらかが変われば結果は違ったかもしれない。でも、ある意味でベストカップル(だった)二人はそれができなかった。それはお互いの優しさだった。そしてそれが彼らを終わりへ導いた。 僕はこの映画をカップルには観て欲しくない。この映画は恐ろしくリアルで絶対に身につまされる箇所があるはずだから。僕がこの映画に8点しかつけられない理由もそこにある。誰が観ても色々と考え込んでしまう作品なのだ。彼女がいない僕でもそうだ。カップルで観たら碌なことにはなるまい。その場では自分達に限ってこんなことにはならないと思えるかもしれない。でも、数年後にふとこの映画のワンシーンを思い出してしまうかもしれない。頭から離れなくなってしまうかもしれない。そうなってしまうのはあまりにも気の毒だ。 結婚ってすごく難しいんだなと思う。僕もいつかするのだろうか。でも、この映画のせいであと10年はできない(笑)。 枕流さん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-12 23:38:19)(良:1票) (笑:1票)

46.《ネタバレ》 子供とふざけていると「バカバカしいからやめて」、付き合っていた頃には喜んで聞いてくれていた冗談を言うと「うるさい」、ムードを出そうとすると「気持ち悪いから近寄らないで」、我が家で日夜繰り広げられている光景ですが、本作にはこれらに相当する場面がことごとく盛り込まれており、倦怠期に入った夫婦生活の実態が容赦なく描写されています。結婚を経験した人であれば世界中の誰もが「わかる、わかる」と頷ける内容となっており、個々の描写のリアリティで本作は他作品を圧倒しています。 同時に、ストーリーテリングの技の多さや、その洗練度でも本作は驚異的な水準に達しています。説明的なセリフはまったくないものの、小さなエピソードの積み重ねによって登場人物の背景や感情は完璧に伝わって来るし、何気なく眺めていたことの意味が後に明かされるという語り口は、映画全体に対する観客の関心を維持することに繋がっています。『エターナル・サンシャイン』や『(500)日のサマー』等、恋の始まりと終わりを同時に見せる映画は他にもあり、かつ、このジャンルは良作揃いだったりもしますが、映画としての完成度の高さでは、本作が最高ではないかと思います。 偶然の出会いから劇的な結婚まで「私たちは特別なカップル」と思っていた夫婦であっても、お互いへの熱を維持することは難しい。この二人は破局しますが、どちらが悪いわけでもないという点に男女関係の難しさがあります。冒頭、ある朝の一幕がすべてを物語っているのですが、この二人は生活のテンポがまるで噛み合っていません。物事が手順通りに進んでいかないとイライラするシンディに対して、子供の悪ふざけに付き合い、完全に立ち止まることもあるディーン。この差は人生観にも影響を与えていて、何かを成し遂げねばならないと常に目的意識を持つシンディに対して、家族と楽しく生きられることこそが重要であり、仕事なんて食べるための手段に過ぎないんだから一生懸命やる必要はないと考えるディーン。どちらも間違っていないからこそ問題は深刻で、直すべきものが見当たらない中で、時限爆弾のように破局が迫ってきます。そして一線を超えた後は、二人がともに引き返すことを願っても、もう戻れません。ディーンが勢いで結婚指輪を茂みに捨てるものの、すぐ間違いに気づいて指輪を探しに戻るが、もう見つからない。この場面が象徴的でした。 ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 8点(2015-08-29 00:09:20)(良:1票)

45.《ネタバレ》 重いよ。。医学部目指す娘が高校中退とくっつくとなったらそりゃ父さんそっぽ向きますかしらね。二人とも気がつきすぎる(行間読みすぎて)つらいのかな、鈍感力が必要というかー、「だから言いたくなかったのよ」「太ってたからなんで俺がほっとしなきゃいけないのか」。。。それが恋愛期間なら笑って済ませられたのよね。誰しも身に覚えがある会話ではありませんか??再生は難しいのかな。でも、朝8時から飲んでても、自分と比べて向上心がないからって、不幸せになるとは限らないような。数年前から、工場で働き、洗っても取れない油で汚れた手にPubのビールを飲んで騒いで帰るおじさんが実は世界一幸せなのではと思ったりしているところがあるから、この二人の確執もうなずける。「おれの子を作ろう」、が切ないぜ。(ToT)、いい映画だけど再度見る勇気ないです。つらいです。 HRM36さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-22 16:48:24)(良:1票)

44.《ネタバレ》 ある男と女が出会い愛が芽生え結婚に至る過去と、その結婚生活に行き詰る今を同時進行で描く。特に今のパートに関しては切ないというか、見ているのが辛い映画です。 2人それぞれに楽しかった日々を思い出すかのように、「今」の合間に挿入される幸せそうな過去の2人。揺れる手持ちカメラの映像の中の過去の2人は不安定でもありますが、若さや躍動感が伝わってきます。それだけに今の疲れたような2人との対比が痛々しく辛い。 結局は2人が別れるまでを見せる作品ですが、映画だからこそ、愛する娘と共にもう一度再生の過程を歩み始める2人の姿で終わってほしかった気もします。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-01 21:22:29)(良:1票)

43.《ネタバレ》 今までに寝た男の数などいちいち覚えていない女。できちゃった子供を堕胎することもできず、それでもいいからと求愛する男に甘えて結婚する。一途に彼女を愛する夫には、至らぬことも多々あるが、それが気に入らぬ女は男にいちいち辛くあたり、彼を傷つけていく。次第に追い詰められていく男だが、それでも何とかしようと努力を誓う男に、女は終始不機嫌そうで、自分からは何もしようとせず、無言で男を責め続ける。、、、、いやはや、なんとも不愉快な女だ。どこかでストーリーに転換点があるかと思って見続けたが、最後まで不愉快なだけだった。 駆けてゆく雲さん [DVD(字幕)] 3点(2013-01-03 11:01:17)(良:1票)

42.ちょっとハゲてきたのがあかんかったんやろか。 ケンジさん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-24 21:55:52)(笑:1票)

41.リアルで切ない物語りでした。 劣等感を感じながらも家族のために生きる、妻を愛するダンナ。劣等感があるが故に言わなくても良いことを言ってしまう。 ヨメは家族のことも考えながら自分の夢も追っているが、それ故に余裕がなくこれまた言わなくても良いことを言ってしまう。 色々考えさせられる映画でした。女性は小さいことの積み重ねでオーバーフローしてまうのね。 ぬーとんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-20 02:48:46)(良:1票)

40.《ネタバレ》 単に悪女が夫に飽きちゃったってだけな話。他の男の子供っていう設定必要ですか? akilaさん [DVD(字幕)] 3点(2012-02-01 14:29:10)(良:1票)

39.《ネタバレ》 せめてこのエンドロールだけでも終わらないでくれ、と強く強く願いました。映画、人生、愛…あらゆるものには終わりがあって、その存在は、無常なる世の唯一の絶対だということをダメ推しの如く突きつけられたようです。 2人のすれ違いを傍から見ている者としては、「この時こうすればいいのに…!」「今!今その思ってること言っちゃえばいいのに…!」「ちょっと考えればわかりそうだけどなぁ…」なんてことを何度も思ったりしました。 (言わなきゃ良いこと言っちゃうし、拒否ってるのに強行した結果逆ギレするし、書置きじゃなくて一言でいいから声掛けて行けば良いのに…とか) しかしながら、家事を一人でこなし、子どもをしつけ、生活費を稼ぎながら夢を追い昇進を目指し…考えなければならないことを沢山抱えたシンディにとっては「そんなことは二の次」扱いになってしまうことが大いに理解できる。また、母の居ない家庭に育ち、高校中退で定職に付いたこともなく「女なんて…」と恋愛にも斜に構えていたディーンが、劣等感を抱き、愛在る家庭に固執して感情的になってしまう様子も痛いほど伝わる。鑑賞直後の今、私自身この映画に対し感情的にしか表現が出来ずにいます。 だからこそこの2人の終わりがとても身近な事のように感じられ、終わってしまうのはわかるけど終わって欲しくない!!と強く願わずには居られませんでした。それと同時に、まだ青く若いこの2人に、どうかこの先幸せになって欲しいと心の底から思いました。 ベッカーさん [DVD(字幕)] 10点(2012-01-04 02:47:20)(良:1票)

38.普通のハッピーエンドの恋愛映画のその後が観られるような作品。 カップルの幸せだった「昔」と冷え切った「今」を交互に見せるという手法は「(500)日のサマー」でも使われてたけど、こっちの方がうまいし、内容も異常なほどリアルで突き刺さってくる。 男と女、あるいは個人個人で違った受け取り方ができる、人によっては嫌な思い出を引きずり出される…そんな映画だと思った。この映画をネタに友人たちとの会話も盛り上がるだろう。 ラストのエンドクレジットの演出が素晴らしい。恋愛について描いた映画としてはトップクラスの出来でしょう。 傑作です。 eurekaさん [DVD(字幕)] 9点(2011-12-21 14:20:11)(良:1票)

37.《ネタバレ》 素晴らしい作品だ。 アメリカでの評価の高さは伊達ではない。 二人の男女の関係を、幸せだった“過去”と、崩壊寸前の“現在”を対比させながら繊細に描き出している。 浮気をしたり、暴力をふるったり、ドラッグをしたりするような特別な問題が彼らにあるわけではない。 特別な問題がないにも関わらず、二人の関係の亀裂が徐々に大きくなり、元に戻すことができない溝へと広がっていくさまが描かれていることは評価したい。 やや抽象的に描くことにより、観客はより共感しやすくなったのではないか。 具体的に描くよりも抽象的に描くことは容易なことではなく、監督にも俳優にももちろん高いレベルが必要であろう。 仕事よりも家族との時間を大切にしたい男と、家族を大切にしながらも仕事で評価されたい女、お互いに愛しているのに、心がすれ違うさまを見事に描き出されている。 パートナーが自己の才能を浪費して自堕落な生活を送っていると感じる女、パートナーが家族よりも仕事を優先していると感じる男、離れていくお互いの心をなんとか戻そうとしているのに、傷つけることでしかお互いに向き合えない二人がいる。 過去に理解し合えたはずなのに、なぜ傷つけあってしまうのか、人間というもの、男女の関係というもののもどかしさを切なく味あわせてくれる良作だ。 ラストに子どもが父親を呼ぶ姿が印象的ともなっている。 心が傷ついた子どもがまた大きくなり、同じような過ちを繰り返さないことを祈るばかりだ。 また、彼が彼女に贈った曲の歌詞や、泊まったホテルの部屋の名前なども未来を暗示させており、いい効果を発揮している。 泊まったホテルで男が掛けた曲に込められた“思い”など、彼の心情を深く感じ取れるということも良い手法だ。 カップルが鑑賞するにはかなり厳しい作品かもしれないが、個人的には逆にカップルに鑑賞して欲しい作品だ。 反面教師的な役割となり、このようにならないために、お互いがお互いのことを考えられるようになるだろう。 愛し合ったカップルが年月を経ることによって徐々に気持ちが離れて、別れることが必然だということが、本作のメッセージだとは思っていない。 多くのカップルの中には、そのようなカップルもいるということを描いているに過ぎない。 どうすればこのようにならないかという“答え”はもちろん存在しないが、お互いがお互いのことを考えるしかない。 六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-14 00:32:09)(良:1票)

36.《ネタバレ》 ラブストーリーとしてではなく、リアルな人間ドラマとして観れました。 現在の状況(倦怠期気味で二人とも表情が冴えない)と過去の状況(お互いに恋が芽生え、とても明るい表情)が、うまく交差されて進む展開もよかったです。冷え切った二人の現在を観た後に、キラキラした二人の過去のシーンを観ると本当に切なくなってしまいます。エンドクレジットの映像がとても素晴らしく、感動しました。恋愛は儚くも美しいです。 バナナシェイクさん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-12 19:41:36)(良:1票)

35.《ネタバレ》 はい、この若い夫婦がダメになるのって当たり前です、ダメになる条件満載じゃないですか。 まずシンディの周りには父親をはじめ、DV、モラハラをプンプン匂わせた男しかいないんです。そして彼女には女友だちがひとりも出てこない。父親がいちばん影響してるんでしょう、父親の暴言を浴びてもじっとしている母親、両親には何も期待できない環境で彼女はいつも優しいおばあちゃんが大好きだ。そしてシンディの男遍歴の多さ、妊娠してもはっきりディーンの子だと確信が持てないんです。 知り合ったばかりの男は大抵、非常に優しいものです、シンディは優しい男に父性を感じすぐ堕ちる。 しかし女というものは子どもを産むと超現実的になるのです、朝から酒を飲みしっかりとした定職に就かず、生活力の無いディーン、そして世間から隔離されているような場所にある住居、他人との接触が極力ない環境に家族を置くディーン、これは支配です。飼い犬まで逃げ出すんですよ?シンディのちょっとしたひと言にとことん食い下がって追い詰めるディーン。勤め先のクリニックでの騒ぎは異常でしょ。ディーンの言動は見ているこっちまでイライラし、突き飛ばして逃げ出したくなります。 娘はまだ幼いので無条件に父親を慕うけれど成長して反抗期を迎え、ボーイフレンドでもできたらどうなるやらです。 シンディが耐えられなくなるのは当たり前です、しかしシンディはあの父親と絶縁はしてないんですよね、母親はどうなった? 通常あのような父親とは大人になれば疎遠となるものです。 カウンセリングを受けたほうがいい人ばかりなんです、アメリカはそっちの方はかなり進歩してるはずだしシンディは医療系の仕事をしてるのになんでそうしないんだろ? ひとり去っていくディーンですが、これで終わるとは思えませんね。娘のフランキーのボブヘアがおしゃれで可愛かったです。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-07 14:49:12)

34.《ネタバレ》 夫の何が我慢できなかったんだろう。 その部分がよくわからなくて、映画に入り込めなかった。 昔の男、しかも娘の実の父親とスーパーで出会ったことを、それを知りながら結婚した今の夫にあんなに楽しそうに言うものだろうか。 それを聞いて機嫌を悪くする夫にウンザリって、それはあんまりじゃないかな、と思う。 まあ、何が、じゃなくて、何もかも嫌になってしまうのが男女の末路なのかもしれない。 設定は特殊すぎるけど、身につまされる部分があった感も否めない映画。 roadster316さん [DVD(字幕)] 6点(2018-06-24 22:11:50)

33.《ネタバレ》 現在の倦怠感っぷりと、結婚前のラブラブぶりの対比が切なさをより一層強くさせます。 内容、脚本的にはそんなインパクトないけど、なにか心に残ります。 男としてはディーンに共感出来るな~。 女性から見るとシンディに共感出来るんでしょうか?? kontikiさん [DVD(字幕)] 7点(2017-10-15 21:48:59)

32.《ネタバレ》 二組の男女のストーリーが平行して語られていると思ってたら、片方は5年前の話だった!恥ずかしい話だが正直言って中盤まで、いや終盤近くまで気づかなかったよ。わかってみるといろんなことがぱぁっと繋がってくる。出会ったばかりの頃のディーンと現在のディーンの対比が際立っていてその不器用さに切なくなる。しかし、最後にモーテルに持ってきていたCDが若い頃のあの曲だと分かったときに、本質的には変わっていないんだと思えた。好み30/50、演出10/15、脚本11/15、演技8/10、技術6/10、合計65/100→7/10点 chachaboneさん [DVD(字幕)] 7点(2017-03-15 23:01:06)

31.《ネタバレ》 彼女は彼をもう受け入れられないんでしょうか。もう一度お互い頑張ってほしいなって思いました。 珈琲時間さん [DVD(字幕)] 6点(2017-03-12 08:23:17)

30.《ネタバレ》 倦怠期の夫婦と結婚前の一番燃え上がっている時とを交互に描写していく映画 生々しすぎて・・・ 私にはまだ経験がない状況ですが、燃え上がっている時が微笑ましい分、現在の状態が観ていて切なくなりました。 メメント66さん [DVD(字幕)] 6点(2017-02-20 02:09:18)

29.《ネタバレ》 あるカップルの結婚までの話と、その後の倦怠期の話を同時並行で生々しく描いた映画。生々しいので観る人によっては、かなりくる感じで、僕も後半は胸がぎゅーっときたです。男は家族で仲良く暮らせればそれでよく、上昇志向が全くなく、ちょっと生活がダラダラしてる。この感じ、僕も同じなのでよくわかります。で、女は上昇志向が強いため、最初は楽しい旦那って思っていますが、ドンドンだらしないって思ってしまい、最終的には生理的に無理になってしまいます。こーなると、女性は子供の事とか過去の楽しい思い出より、冷酷に自分優先になってしまいます。よく男性はロマンチスト、女性は現実的と言いますが、結婚式の誓いである「病める時も」ってゆーやつ、女性は簡単にやぶってしまえる。でも、僕は女性の人生はすごく大変だと思えます。生理はあるし、子供を産むときは大変だし。だから現実的でもしょーがないって感じちゃいます。だからこの映画の女性が生理的に無理って感じて、本当にごめんって涙をながしていうくだりも、なんか同情しちゃって、ってゆーか夫婦じゃないけど、こーゆう事、僕も経験してるから、男と女どちらにも共感しちゃって、さらに子供の視点も加わるから、余計、胸がぎゅーってなりました。とにかく色々語りたくなる映画であります。 なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2016-11-01 09:21:38)

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【点数情報】

Review人数 48人
平均点数 6.88点
000.00% line
100.00% line
212.08% line
324.17% line
400.00% line
536.25% line
61327.08% line
71327.08% line
8816.67% line
9612.50% line
1024.17% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
主演女優賞ミシェル・ウィリアムズ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
主演女優賞(ドラマ部門)ミシェル・ウィリアムズ候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ライアン・ゴズリング候補(ノミネート) 

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