みんなのシネマレビュー

BOY A

Boy A
2007年【英】 上映時間:107分
ドラマ小説の映画化
[ボーイエー]
新規登録(2009-05-22)【TM】さん
タイトル情報更新(2017-08-27)【+】さん
公開開始日(2008-11-15)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョン・クローリー〔監督〕
キャストアンドリュー・ガーフィールド(男優)ジャック
ピーター・ミュラン(男優)テリー
ショーン・エヴァンス(男優)クリス
撮影ロブ・ハーディ〔撮影〕
配給シネカノン
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【クチコミ・感想】

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12.世の中には努力して性根から変われる人間と変われない人間がいる。ジャックになった彼はもしかしたら変われる側だったかもしれない。でも彼の行った過ちの代償は大きなものだった。誰だって犯罪者、特に人殺しに対しての思いは一辺倒だと思う。なぜなら家庭環境が複雑でもちゃんと全うに暮らしている人間もいるから。しかし思春期の犯行というものは軽いものから重いものまで誰しも何かしら経験するものだ。もともと軸の弱い主人公の場合はその時そのどちらもが本人の許容を越えてしまったものだった。それは保護士の息子も同じ事。人はそれぞれ許容範囲が違う。私も許容範囲が狭い方であるけれど、他人に迷惑をかけず自己処理できる人間になれるように日々精進をしなければ、と感じた作品。 movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-25 02:55:09)

11.少年法に関して、深く考えさせられるいい映画でした。国によって異なる点は幾つか有るようですが、基本的にこの法律の何が良くて?何が悪いのか?あらゆる面で色んな問題点が次々に起こりうる改善の非常に難しい事に気付いただけでも観て良かったです。 白い男さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-01 12:27:51)

10.《ネタバレ》 ジャックとしてのピュアでシャイな少年像を見せたうえで、同一人物のはずのエリックがなぜ過去に残虐な殺人に加担したのか、そのへんを観客に納得させることにはとても気を使っていると思う。 エリックという家庭環境の不幸な子供がいました。勉強もできず、いじめっ子に殴られる日々。ある日、エリックよりもっともっと不幸なフィリップがいじめっ子からエリックを守ってくれました。エリックにとって信じられるのは、フィリップただ1人となって、フィリップにどこまでもついていこうと思いました。 疎外された少年たちが固い絆に結ばれて、絆を守ることがすべてに優先されて、エリックの年齢では善悪の判断がつかなかった。…そういうふうに説明していると思う。 が、カッターを握りしめて少女を追うエリックと、出所後のジャックには、同一人物とは考えられないほどのギャップがありますから「(追い詰められて自殺してしまうような)ピュアなジャック像」というのが先にあって、上の説明は後から考えたものなんじゃないかと。 テリーが情報管理にもっと注意したうえ息子に優しくしていたら、息子が金に目が眩んで密告しなかったら、白鯨ちゃんが新聞に写真を売らなかったら、クリスが電話でジャックを見捨てるようなことを言わなかったら、この中の一つでもなければ、ジャックは生きていた…と思われます。皆が少しずつジャックの自殺に加担しているわけですから誰ひとりこの件について「無罪」ではないということになります。 周囲のみんなが、少しずつジャックを死に追いやったのだ。 この人たちは罪を問われることはないが、ジャックはいつまでも憎まれたではないか…ってそら、やったことがやったことですから。そういう比べ方(をしているように見えるが)もヘンじゃないでしょうか。 エリック=ジャックという少年は邪悪ではなかったのだ、というふうに描かれていますけど、じゃあフィリップはどうなのかというと兄に虐待されなければ邪悪ではなかったので、ジャックを自殺に追い込んだ人たちも特に邪悪なわけではないのに結果的にそういうことをしてしまっていて、つまり全体を流れる思想は、誰ももともと邪悪じゃないけど誰もが少しずつ過ちを犯しているのだということで。 罪を犯していない者だけが石を投げよ、というふうに見えます。それだと本当に罪を裁けるのは神様だけということになります。またこんな感じ…。 パブロン中毒さん [地上波(字幕)] 7点(2010-06-21 20:59:46)

9.施設を出てからも、決して消えない罪に苦しむことも罪を犯した者に課された義務のひとつ。更正した人ように見える人が苦しむことがいいのかを考えさせる。 ただ、主人公の善良な面しかほぼ描かれておらず、過去から更正する過程をもっと描いて欲しかったと思う。 Yuさん [DVD(字幕)] 5点(2010-02-22 00:01:34)

8.《ネタバレ》 罪は一生赦されないのか? という疑問がずっと離れなかった。 主人公の立場から見れば、更正して生まれ変わったかのように人生をやり直し始めていて。 仕事や友情や恋に触れ、ささやかながら順調に進んでいて。 でも世間から見たら彼は元・少年犯罪者でしかない。 関わった人の反応は仕方がないものだと思う。 だからこそ悲しく、苦しい。 お互いに。 なぜ少女を殺したのか、確たるものが見えないからこそ余計にその罪が悔やまれる。 アンドリュー・ガーフィールドの繊細な演技と、音楽、そして映像のほの明るさ。 最後の遊園地が思いの外明るい色彩で、余計哀しさを覚える。 えこーさん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-21 14:02:01)

7.前科を持つ少年が、過去の記憶に苦しみながらも新生活への一歩を踏み出していくという内容で、法の裁きを終えても決して消えることのない罪に焦点をあてている。 少年犯罪において問題視されている、ネットや週刊誌での実名報道とうまく絡めて少年の心の動きを緻密に表現しているが、ストーリーは割と平凡。 果たして映画にする必要があったのかと疑問に思ってしまう。 チートイさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-02 11:14:01)

6.イギリス映画。少年Aまたは悪魔の子どもと呼ばれたエリックは、ジャックという新しい名前のもと人生をスタートさせる。ジャックは仕事を始め、友人も恋人もできる。順風満帆な第2の人生のスタートを切った。しかし、いつもジャックの心には罪悪感があり、苦しんでいた。それは、自分が人殺しであるという悲しい過去による…。如何なる理由においても殺人は許されることではない。けれども、更生して新たな人生をスタートさせようとしている青年を、死に追いやる権利は社会にはない。更生したと言ってもどのくらい心を入れ替えたかなんて、誰にもわからないけれど、少年Aが一人の責任で殺人を犯したわけじゃないから。子どもの責任は親にあると思うし、環境的要因が子どもの犯罪の場合多くを占めている、と思う。彼が両親と悲しい境遇にあることは断片的に描かれていたし、両親が逮捕後に彼と関わっている様子が全く描かれていなかったことからも彼の成育環境が決して恵まれたものではなかったことがうかがえる。ただ、両親の代わりにソーシャルワーカーのテリーが親代わりとしてジャックを励ましながら見守り続けていることは救いであった。子どもによる重大犯罪においては少年Aとその周りの人それぞれが真摯に過去を受け止めなくてはならない。本人だけの問題ではないのだから。重く深く考えさせられる映画だった。 kanekoさん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-18 21:48:30)

5.なかなか難しい。出来れば過去のことを丁寧に描いてほしかったかな。 ベルガーさん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-01 11:58:50)

4.《ネタバレ》 この映画には重大な欠点がある。話の核に凶悪少年犯罪を持ってくる以上はどうしたって社会派映画として、まず、描かれなくてはならないはずなのだ。しかしこの映画は社会派映画としてはあまりに甘く、そして弱い。息苦しく痛ましいまでに厳正でストイックな描き方に徹した『デッドマン・ウォーキング』のような映画と比べれば、その差は歴然だろう。『BOY A』は主人公ジャックの心やさしい人間性にふれる描写ばかりをたんねんにくりかえしながら、殺される少女はわずか10才にして不純と悪態のかたまりのような存在として描く。さらには殺害の経緯や、彼がどこまで事件に加担したのかなどといった、彼に分の悪い核心はことごとく省かれてしまう。どの国においても他人ごとではない、のっぴきならない問題を提示しておきながら、たとえば日本における酒鬼薔薇などには該当すべくもない特例のような少年像を打ち立ててしまう「逃げ」は、反則以外のなにものでもない。しかし、なのである。そこまで徹底してジャックを現実社会における我々の偏見や先入観から切りはなしたおかげで、この映画の青春映画としてのもう一つの側面が、まぶしいばかりの輝きをもって胸に迫ってくるのもまた、事実なのだ。巣立ちをむかえた雛鳥のようなジャックの姿を、映画は丁寧に切りとっていく。たとえば友だちができること。友だちとクラブで踊り、酔っぱらうこと。遊園地に行って笑い転げること。ビールを片手にたまには真剣に友情を誓い合うこと。恋人ができること。恋人とデートすること。本来ならば空白の時間に当たり前に起こるはずであったそんな他愛のないありふれた青春の光景の一つ一つを、はじめて触れるものとしてまぶしそうに恥ずかしそうにそして何よりうれしそうにかみしめる彼の笑顔は感動的だ。画面は自然光に満ちている。父親がわりのソーシャルワーカーからナイキのエスケープを贈られる冒頭から一貫して彼には柔らかな光が差している。それはまるで神の赦しを表しているかのようにとてもやさしい。人間社会の不穏に反して。まぶしい夢がある日突然終った時、塵のようにあっけなく吹き飛ばされて行く彼の姿が胸を貫く。総武線から見るディズニーランドしかり、遠まきに眺める遊園地はなぜあんなにも荒涼としていて、そしてさびしいんだろう。致命的な欠陥をもつ、けれどたまらなくいとおしいこの映画を愛していこうと思う。 BOWWOWさん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-02 15:21:06)(良:1票)

3.《ネタバレ》 命を奪った人間は、その罪滅ぼしとして、一生人間の命を救い、考え続ける。これが社会の利益であり、故人の命を祖末にしない、ということだと個人的には思う。人を殴っちゃいけません、と言って殴られるのを子供が見たら、「特別な時や特別な人は殴ってもいいんだ」と思ってしまうし、私たちはそうやって育てられている気がする。殴ったら殴られて当然、殺したら殺されて当然。でも、ハムラビ法典から人間は沢山の歴史を積み重ねて近代司法が構築された。人類は退化していないと思いたい。個人的には、どんな時も人の命を奪ってはいけない、それに例外はない、ということを自分の子供には伝えていきたい。 ともあれ、この監督がケンローチになるにはもう少しかな。保護観察官周辺の描写がネタバレにならない程度にもっとあれば良かったかも。 インスピレーションは日本の「少年A」らしいので、もっと日本で見られるべき映画だと思う。 Leannán-Sídheさん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-23 01:42:26)

2.普通の作品。このタイトルは日本でいえばいわゆる少年A。「加害者の人権」という意味ではすごく伝わるものはあったけど、薄っぺらなような……。仮に新たな人生を歩んでいたのに社会によって抹殺される怖さというものを描きたいのならもっと後半を重点的に描くべきだし、どうも全体としてさらりとしか描かれていない気がします。これを観ながら神戸の事件を思い浮かべました。 Balrogさん [映画館(字幕)] 5点(2009-08-10 20:09:07)

1.《ネタバレ》 非常に難しい問題を描いた作品ですね。日本でも未成年者の凶悪犯罪の取り扱いは大きな問題になっているので興味深く観ることができました。  観終わった後、いろいろ考えましたが未だに結論は出せずにいます。この映画だけを見れば、主人公に赦しを与え新しい人生を送れるよう周囲も協力すべきだとは思います。ただし、もう被害者は戻ってくる事は無く、その関係者そして社会に与えたダメージの大きさを考えれば、今後同様の事件の発生を防止するためにも、見せしめとして犯した罪を生涯背負わせていくことも必要なことなのかもしれないとも思います。本当に難しい・・・・・。中々「罪を憎んでその人を憎まず」なんて言えないものですね。 TMさん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-27 17:10:38)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.67点
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300.00% line
400.00% line
5216.67% line
6433.33% line
7325.00% line
8216.67% line
918.33% line
1000.00% line

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