みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
19.《ネタバレ》 原題は「楽園の征服」。多数の合意のもとに歴史が変わったことはない、ってなことをアタマでコロンブスが言ってた。先を行くものの不幸と栄光。ラストでコロンブスが財務長官に「私とあなたは決定的に違う、I did,you didn't」って言う。コロンブスは未知の世界を憧れたんだけど、そこも見つけるそばから既知の秩序なり習慣なりが素早く浸食していってしまう。けっきょくスペインの延長された領土になってしまう幻滅。大陸発見五百年記念のフィルムだが、ただの“ご祝儀映画”で終わらせず、一応しっかりしたテーマを据えてあるのは偉い。スペインでは顔を背けた処刑をここでは自分で執行しなければならなくなる(全体『アラビアのロレンス』を手本にしてなかったか? 意識してはいただろう)。歴史上の人物ということでまったくの創作人物のようには個性を付けられないもどかしさ・彫りの浅さみたいなものは感じられたけど、いいほうじゃないか。女王に歳を聞き返すあたり面白い。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-15 10:17:19) 18.時間長すぎの上に、あんまりストーリーが印象に残らなかった。 【くーちゃん】さん [地上波(字幕)] 1点(2008-03-14 22:55:01) 17.ある民族における英雄も、征服される側からは重罪人と評価されるという世界史上の現実を正面から見据えた作品ですね。原住民からは次第に侵略者と警戒され、同じ西洋人の貴族からも疎まれ、理想とのギャップに苦悩するコロンブスの姿は観ていてつらかった。リドリー・スコット監督がどのような意図でこの映画を作ったのか、想像するしかないが、少なくとも大陸「発見」500年などと浮かれているばかりでなく、その歴史的事件が後に多くの悲劇をもたらした事実を、この機に知って欲しいと考えたのは確かではないでしょうか。 【次郎丸三郎】さん 7点(2004-08-28 16:33:08) 16.コロンブスの船出と島を手にいれるまでの過程を、重厚に、幻想的に、時には中世ファンタジー風に迫力ある映像で楽しませてくれたで。まーちょいと長いけど、テンポもいーし、緊迫するシーンもあってあきはせんかった。てか、あんまり期待してなかったぶん、純粋におもろかった。音楽も幻想的な雰囲気つくりになにげによかったな~。中世ファンタジーファンとか、コロンブスを退屈せずにエンターテイメント風に知りたい人にオススメやわ。 【なにわ君】さん 10点(2004-04-05 20:27:48) 15.コロンブスのしたことはまったくほめられるべきものではないし、むしろキリスト教的攻撃精神そのものなのだが、晩年の不遇だった部分についても描写し、彼を決して英雄化していないところは良い。 【Olias】さん 5点(2004-03-20 18:20:23) 14.え?コロンブスって、こんなだったの・・・?リュック・ベッソンの『ジャンヌ』ほどは監督の脚色入ってないよね?!なんかショック~!ちっともかっこよくない・・・。あーぁ・・・ 【桃子】さん 4点(2004-01-19 15:01:55) 13.スコットが中世をどう描くか、興味津々でしたが、期待にたがわぬ出来だったと思います。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2003-12-12 11:24:07) 12.リドリー・スコットをそれほど大した監督とは思っていない小生としては、かれの作品中でもこれが意外にもお気に入りです。『ブレードランナー』に匹敵するくらい、作品的には上出来かもしれない。何が好きって、歴史スペクタクルに彼の映像スタイルが実にマッチしていることに。最初のほうで延々と繰り広げれれる火刑シーンなんか、ほとんど映像そのものがイッちゃってたし、先住民との戦闘シーンも、なかなかのものだし。この人、やはりこういった特異な「場」ーー未来社会の退廃美だの、バロックな中世社会だのといったものを描かせると、独特の持ち味があると再認識。もっとも、それはあくまで「リドリー・スコット色」に染まったものなんだけど。それにしても、ジェラール・ドパルデューは現代最高の役者ですな。 【やましんの巻】さん 7点(2003-10-09 13:12:39) 11.デカ鼻おじさんが、コロンブスをやったわけですが、わがままで人間味あふれる役でしたね。あれはひとえにあの奥さんが立派だからできたことだと実感してます。男のわがままを許してくれる女性の鑑のような人物を描いています。「コロンブスの妻」とでもした方がよかったかも(笑)。シガニー・ウィーバーの女王は貫禄ありましたね。衣装や美術がきらびやかで鮮やかでした。 【オオカミ】さん 7点(2003-08-07 08:08:58) 10.シガニーウィーバーをエイリアン以外で始めてみた映画。侵略者の言い訳的にしか見えないので特に共感もないが、世界史において必要な歴史ではある。 【亜流派 十五郎】さん 3点(2003-08-06 21:50:47) 9.スケールはでかかった。でも、主人公がフランス訛りのせいか何を言ってるのか微妙に聞き取りにくかった。 【M・R・サイケデリコン】さん 6点(2003-06-06 23:31:44) 8.歴史の学習用映画ですね。良い意味で。最初のほうの火あぶりのシーンとか、椅子に縛られたまま処刑されるシーンとか、結構グロいですよね・・・ヨーロッパのエゴをちゃんと表現している、良い映画だと思います。 【S・R・カーン】さん 8点(2003-04-20 06:35:25) 7.リドスコの隠れた名作。何気にエイリアンや、グラディエーター、BHDよりグロいかも。 【RS】さん 8点(2002-12-10 12:23:25) 6.ジェラール・ドパルデューこんな役ばっかりですね・・コロンブスの侵略者ぶりがリアリティがあって良かったんですが・・・なんか思ったよりも心に残りませんでした。米国嫌いにはお薦め出来ます(笑 【恥部@研】さん 4点(2002-12-05 17:25:17) 5.ウタパンの「われわれの言葉を学べよ!」という台詞に、先住民の白人に対する怒りが凝縮されている。 【鐵假面の人】さん 10点(2002-07-02 00:44:52) 4.コロンブスを歴史的批判を持たして描かれていましたね。確かに実際はコロンブスもあのように悲劇的な人生だったんでしょうね。それにしても、かなりリアルな歴史物でした。 【あゆみ】さん 4点(2002-04-01 16:33:22) 3.切り口はおもしろい ある意味英雄の、歴史の本質を描いている 【蘭丸】さん 6点(2001-09-20 03:46:24) ★2.見ごたえはあった。スケールもでかいし。確か大陸発見500周年を記念してつくられたんじゃなかったっけ? 【あろえりーな】さん 8点(2001-08-08 23:56:19) 1.流石、いつも話題作を提供し続けているリドリー・スコットらしい作品。コロンブスを英雄としてではなく、“侵略者”としても描きつつ、最後は悲劇として綴っている。そう言う陰の部分をアメリカが描いていることにも驚きである。ただこの作品、新大陸発見500年記念で作られた。そもそも新大陸は“発見された”ものではないのに、そう解釈すること自体が欧米人の程度を示している。因みにリドリー・スコット監督は英国出身。 【イマジン】さん 9点(2001-02-08 11:22:09)
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