みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
32.《ネタバレ》 すごく良くできてる映画なんだけど、同性愛のテーマが邪魔をしてるっていうか、最終的に論点がぼやけてしまったような気が。。。 【おとばん】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-01-24 16:36:40) 31.うぅぅ キターーァァ! 8年ぶりの 10点 満点!!(まったく期待していなかったのに..) とにかく 脚本が、すばらし〜い!! 物語の構成、編集、とてもよく練られていて 上手い! 久々に堪能することが出来ました..(物語は、歴史を後世に伝えるという意味でも、とても興味深い内容..) 監督の細かい演出、ちょっとした小ネタ、伏線..そして、主人公と周りの登場人物たち、これがまた よく効いています..すばらし~い! 映画として、一級品! ドラマ好きの方、オススメ!! 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-12-29 22:19:11) 30.《ネタバレ》 見る前は暗号解読ミステリーなのかな?とかそんな感じにお気楽に見られる作品だと思って体を楽にして見ていたら全く想像と違う物語だった。まさかこんな事が起きていたとは。 極秘の任務によって、そして時代によって翻弄されてしまった、しかし幾万の人間を救った天才の悲しき物語だ。 彼に降りかかるいくつもの悲劇が見てる僕も胸が苦しくなり、やるせない思いがこちらにも伝わってくる。 異端と呼ばれ、普通の人間に虐げられてきた人間によって今の僕、そして社会があるのだと思い知らされます 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-12-27 16:42:13) 29.《ネタバレ》 これは人類が知っておくべき歴史的な事実の映像化という意味では意義のある作品だと思う。 1つの戦争に影響を与えただけでなく、その後の人類に大いなる貢献をした英雄が、これほどまでに不遇な人生を送らざるを得なかったとは知りませんでした。 そういう時代だったとは言え、悲し過ぎますね。 というわけで、戦争における正義とか、人それぞれの愛の形とか、奥深いテーマをいろいろと内包した重厚感のある作品ではありますけど、そんなの関係ねぇ!ってくらいの勢いで、エニグマ解読ゲームが面白過ぎます。 最終的には解読しちゃうんでしょ?とか思いながらも、余りにも無理ゲー過ぎて、エニグマに勝てる気がしませんでした。 どうやって解読するんだろう???って興味を煽りつつ、どうせ僕ら常人には理解できないような天才的な方法なんだろうなぁって思ってたら、意外な方向性の閃きで突破してしまうというシナリオが上手いね。 この展開を考え付いた脚本家は天才だわ。 愛ゆえに戦争に負けたとか、ちょっと羨ましい敗戦理由じゃありませんか。 どこからどこまでが史実で、どこからが脚色なのかよくわからないけど、この作品は賞賛に値する名作だと思います。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 9点(2015-12-22 14:14:18) ★28.《ネタバレ》 天才は凡人に理解されないとは言いますが、アラン・チューリグさんはまさにその典型のような方だったのですね。 まぁ確かに、人に対するある種冷徹な態度は周囲から嫌われること必至でありますが、それは彼が心のない人間だったわけではなく、 一つのことにガーッと突っ走る性格がそうさせてしまうという。あるいはまたかつてのボーイフレンドの悲劇が彼の性格に影響したのかも。 そういうわけで人間的に理解されない面が描かれるわけですが、それ以上に、この時代にデジタル式計算機なんてものを凡人たちに理解できるわけがないよね。 周囲からすればチンプンカンプンでしょう。天才はやはり孤独だなと。しかもセクシャルマイノリティ。二重に孤独なのだわ。 当時は同性愛は犯罪で病気だったというのも個人的に驚きでした。刑務所に入るか投薬治療のどちらか選べって、そりゃないですわ。 二人の何気ない会話からアランが閃き、ダッシュで戻って解読成功するくだりはなかなかのカタルシス。 ただ、全体としては良くも悪くも淡白な作りだなと思いました。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-12-05 21:44:13) 27.面白い。カンバーバッチはアスペルガーぽい人物を良く演じているし、脚本も演出も音楽もそつがない。物足りないのは暗号解読の世界の魅力を伝えてくれないことと、時間の解体をした作劇法がムードを高める以上の意味がないこと。良くも悪くもきちんとした職人仕事という印象で名画とまでは言えない。監督にもそれほど大きな野心は無いのだろう。 【皮マン】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-11-22 23:42:29) 26.《ネタバレ》 「あなたが普通じゃないから、世界はこんなにも素晴らしい」 勿論それは映画上で脚色された台詞だろうけれど、たとえそうであったとしても、この映画とこの台詞により、アラン・チューリングという不遇の天才数学者の魂は幾ばくか救われたのではないか。 せめて、せめてそう思いたい。 冒頭から中盤までは、主人公のエキセントリックな人間性が表立って描き出される。 そのため、彼がどうして暗号解析という仕事に異常なまでの執念で固執するのか、そしてどうして戦後間もなくして警察機関に尋問されるに至っているのかが、掴めない。 その他の登場人物たちと同様に、「変人」というレッテルを主人公に対して貼らざるを得ない心境になってくる。 しかし、徐々に詳らかになる主人公の少年時代の描写とリンクするように、彼がこの仕事に執着する意味と、ひた隠すように抱え続けたある思いが明らかになる。 “モンスター”とも呼ばれたアラン・チューリングという一人の人間の、“人間らしさ”がようやく垣間見えた時、筆舌に尽くしがたい悲しみを覚えずにはいられなかった。 “クリストファー”と名付けられた暗号解読機がもたらしたものは、神の如き功と、悪魔の如き罪だった。 その功罪を一手に引き受けるかのようにして、一人の天才数学者が、歴史の闇に埋もれていたことに、様々な感情が渦巻いた。 何と言っても特筆すべきは、主演俳優の表現力だろう。 当然ながら、アラン・チューリングその人のことを知っているわけではないけれど、主演俳優ベネディクト・カンバーバッチは、佇まいから細かな仕草、さらにはその精神性に至るまで、その人物像になり切っていたと思える。 TVシリーズ「SHERLOCK シャーロック」を国内放送当時に初めて観てからというもの、この俳優には注目し続けているが、その後順調に世界的なスターダムにのし上がり、この作品により確実に「名優」への階段を登り始めたと思う。 同時期に公開され、アカデミー賞でもせめぎ合ったスティーヴン・ホーキング博士の伝記映画「博士と彼女のセオリー」との類似も興味深い。 両作とも、一人の“天才”とそれを支えた一人の女性との関係性を描いており、まったく別人であるそれぞれの女性の人間性そのものも極めて似通っているように思える。 アラン・チューリングも、スティーヴン・ホーンキングも、「彼女」の存在がなければ、何かを成し遂げることは出来なかったであろう。 そしてかつて、ベネディクト・カンバーバッチ自身も英国のTV映画「Hawking」でホーキング博士を演じて世に出ていたことには、映画史における何か宇宙意志的な“文脈”を感じずにはいられない。 時代に許されないまま潰えた「初恋」の思いを胸に、いまや世界を支えるコンピューターの礎は作られた。 それはとても悲しくもあり、ある意味とてもロマンティックでもある。 時代に抗い、時代を救い、そして時代に潰された天才数学者の偉業に胸が詰まった。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-11-15 22:59:01) 25.《ネタバレ》 とってもいい内容だった。題材も素晴らしいし、役者陣の演技、そして演出も満足いくものだった。事実に基づくだけあって、解読しました大円団ですにはならなくてそこからまた人々の生死も自分の采配の下になる苦悩と同時に秘密を守らなくてはいけない困難、また仲間のなかにスパイが泳がされていた衝撃とか、よくできてます。主演のカンバーバッチキーラナイトレイとも賞獲り候補に挙がるのは当然の素晴らしさでした。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-11-14 16:12:39) 24.《ネタバレ》 これはすごい!面白い!!長い間、英国で機密扱いだった衝撃の事実。解読不可能と言われた「エニグマ」を解読するまでも観応えあったが、問題は暗号を「解いてから」が最大の問題だった・・・。イギリス出身の俳優を中心にした的確なキャスティングだが、そのなかでも悲運の天才アラン・チューリングを演じるベネディクト・カンバーバッチが素晴らしい! あんまり言うのも野暮っつーもんなのでぜひご覧になってください。 【Kaname】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-10-21 05:52:46) 23.これは面白いかった。実話ベースということで、こんなことが実際にあったということに驚かされた。主人公のアランは天才的な頭脳の持ち主だけど、他人の心や空気が読めない嫌われ者。でも、魅力的で面白い。自分のまわりにも似たような人がいるが、そいつももしかして天才なのだろうか?ゲイではないと思うが。 【ぽじっこ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-10-20 19:04:44) 22.《ネタバレ》 ここ最近、科学史ものがお気に入りなので、見事にハマりました。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-10-11 23:16:26) 21.実話がベースの映画ですが細かな心理描写がとても素晴らしく、納得の脚本賞受賞だと思いました。さらにカンバーバッチ、キーラ、その他全てのキャストのおかげで我を忘れて映画に没頭してしまう求心力もありました。イミテーションゲームという題名も複数の事柄に掛けてあり納得ですし、ラストの衝撃は色んな意味で複雑な心境を呼び起こします。 ネタバレしたくないので多くは書けませんが、エニグマを解読してからが本題です。解読した情報をどのように活用するのかが難しいし、これは本当に頭の良い人でないと出来ないことだったと思います。やはり今回の映画を機にアラン・チューリングのことをもっと知ってほしいと感じました。 点数を下げた理由として、監督が新しい人なので私には少し合いませんでした。雰囲気も素晴らしく各シーンの撮り方も申し分ありませんが、ストーリーの流れが若干判り辛く大切な転換部分も大胆に端折ってあったりして少々理解に苦しむ場面があります。説明的な映画が良いかは判りませんが、端折るならもっと情緒的に描いて欲しかったかな?とは感じました。結果的に私など凡人脳には理解が遅れる部分がいくつかあり、少し惜しい感の残る映画という印象です。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-10-06 11:53:06) 20.《ネタバレ》 アラン・チューリング。浅学にして”コンピュータの父”と呼ばれるこの人のことを知らなかった。人類の発展にこんなにも寄与し業績を残したのに、大戦中の軍事機密に関わったゆえ秘匿扱いにされた。挙げ句 彼に対する国家の余りに不当な仕打ちにはこの映画の製作に立ち上がったスタッフのみならず、作品を観賞した外国の一市民のワタシも憤激のあまり涙が出そうになった。 B・カンバーバッチの精魂込めた丁寧な演技が素晴らしい。変わり者でクセがあって協調性は皆無だが、悪意なく正直で生真面目なアランの人物像を見事に立ち上げていると思う。ちなみに彼の少年時代の役者さんもなかなかの好演だった。 K・ナイトレイも知的でウィットに富んで素敵な女性だった。”仲間に頼る”ことの大切さをアランに説き、傍にいてくれた。どうしても添い遂げることの叶わぬ二人だったけど、アランの人生に彼女がいてくれたことに感謝したくなった。 エニグマの暗号を解くまで、解いた後、さらにその後のアランの人生を周囲の人間模様と絡めて重厚なドラマにまとめあげた。胸にずっしりと溜まって、忘れ難い作品だ。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-06-28 23:56:34)(良:1票) 19.《ネタバレ》 実話を基にした話。 第二次大戦後のアメリカで不審な一人の数学者を警察が調べることになる。 彼の過去の記録はなぜか存在せずソ連のスパイ容疑がかけられる。 実は彼は大戦中極秘任務に付いていた。 任務とは絶対解読不可能と言われたドイツの暗号の解読だった。 変人として解読チーム内でも孤立していた彼の半生の話。 話の見せ方がうまい。 結構引き込まれました。 主役のベネディクトカンバーバッチは「裏切りのサーカス」でも出てましたが 演技力がすごい。 【Dry-man】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-06-26 22:35:00) 18.本作品はエニグマやアラン・チューリングの人生をモチーフにした暗号解読機作製に関するドラマの体裁をとっておきながら、本質的には「価値を誰が判断できるのか」そして「誰の判断が正しいのか」という問題を投げかけてくる作品であると感じました。 セクシャリティに関する善悪の判断の正しさ、救うべき人命とそうでない人命を選別する正しさ。いずれの判断も絶対的な「正しさ」は存在し得ないのでしょう。それでも人間の価値判断によって罪悪が規定され、感情によって誤った判断をし続ける。これに対して機械(エニグマや解読機)の判断には主観はなくブレもない。本作はそうした人間の不確かな「正しさ」の基準によって翻弄された天才の姿が時にコミカルに、また悲哀に満ちて描かれていました。 それでも結末に希望を見出すとすれば、現代という時代が過去の判断の過ちを認め、多様性を包摂する社会へと変わりつつあるように描かれていることではないでしょうか。人間は間違える。それでも、人間は捨てたものじゃないよ、といったメッセージを私は読み取りました。味わい深く素敵な作品でした 【もっこり八兵衛】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-06-10 22:41:57) 17.《ネタバレ》 映画「アメイジング・グレイス」で知り、「スタートレック・イントゥダークネス」でロックオンされ、「SHERLOCK」で首ったけになった、べネディクト・カンバーバッチお目当てで、公開終了ギリギリに、飛び込み鑑賞しました。(間に合って良かった♪)■だがしかし、この作品の中に、お目当ての”ベネディクト”は、いません。そこには、”アラン・チューリング”がいるばかり・・・。もうとても、演技とは思えず、その人(アラン)、本人として、彼の人生とその物語に引き込まれた2時間。■「時として誰も想像しないような人物が、想像出来ない偉業を成し遂げる。あなたが普通じゃないから、世界はこんなにも素晴らしい。」心に残る、このキーワードは、ベネディクトの主演を差し引いても、今のところ、今年一番の逸作ではないかと思わせます。■現在では、名誉も回復し、”コンピューターの父”と賞賛されるアランですが、もしかしたら、そうならざるを得なかった、彼のひた向きで、せつない想いとその苦悩を、ひしひしと感じ、これからは、パソコンを起動させる度に、アランのご冥福を祈って、合掌してしまいそうです。文句なしの10点献上♪ 【蓮】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-06-08 14:41:22) 16.知らなかった真実。 知ってたはずの戦争を全く別の側面から見せてくれる良質な映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-30 01:12:57) 15.《ネタバレ》 約8ヶ月ぶり2度目観賞。第二次大戦、ドイツ軍の誇る最強暗号エニグマ解読に成功した数学者アラン・チューリングの栄光と苦悩の生涯。その男、典型的な「天才は変わり者」。苦手ながらもチームメイトと協力して超難解暗号を解読。天才のヒ・ミ・ツ―それは「ゲイ」。晩年は抑え切れぬ同性愛欲にとらわれて大いに苦しむ。特異な顔つきで存在感を放つベネディクト・カンバーバッチ好演。キーラ・ナイトレイはやっぱりノムラっぽいですな。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-05-09 02:24:18) 14.《ネタバレ》 戦争映画をこれまでとはちがった角度からとらえられており、新鮮だった。ひとりの天才が戦争を勝利に導いたということが、今になってようやく公にされて、第二次大戦が情報戦だったといわれる詳細がよく理解できた。解読したことが相手にばれないように苦慮しながら戦況を有利に誘導してゆく頭脳戦が、実話なだけに真に迫っていた。ひとりの天才数学者が世界を動かすことができるということが驚きでもある。そして、今も彼の数学がパソコンに活かされている。ひとりの人間としての側面からも描かれており、今の時代に生まれていたらと悔やまれる。 【観覧車】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-05-05 10:40:05) 13.《ネタバレ》 もうちょっと暗号解読についての、初歩的な理屈とか彼の計算機(コンピュータ)の革新性の説明とかがしっかりと説明されていると、彼の天才さや当初の仲間の方向性の過ちさなどが分かりやすかったかもしれない。 何より、彼の才能を発揮した世界と彼自身・人間性の関係を、見せて欲しかった。 【Tolbie】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-04-22 06:46:14)
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