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小説吉田学校

1983年【日】 上映時間:132分
ドラマモノクロ映画政治もの歴史もの実話もの伝記もの小説の映画化
[ショウセツヨシダガッコウ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-02-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(1983-04-09)


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監督森谷司郎
戸川猪佐武(監修)
助監督中田新一
キャスト森繁久彌(男優)吉田茂
若山富三郎(男優)三木武吉
梅宮辰夫(男優)河野一郎
仲谷昇(男優)岸信介
橋爪功(男優)福田赳夫
芦田伸介(男優)鳩山一郎
峰岸徹(男優)三木武夫
小沢栄太郎(男優)松野鶴平
西郷輝彦(男優)田中角栄
高橋悦史(男優)池田勇人
藤岡琢也(男優)広川弘禅
田崎潤(男優)大野伴睦
村井国夫(男優)麻生太賀吉
夏目雅子(女優)麻生和子
角野卓造(男優)宮沢喜一
小池朝雄(男優)浅沼稲次郎
勝野洋(男優)中曽根康弘
池部良(男優)緒方竹虎
神山繁(男優)太田一郎
石田純一(男優)須永一雄
鈴木瑞穂(男優)中井川隆一郎
土屋嘉男(男優)林譲治
竹脇無我(男優)佐藤栄作
三津田健(男優)幣原喜重郎
山下洵一郎(男優)二階堂進
早川雄三(男優)
太刀川寛(男優)
和崎俊哉(男優)福田一
田島義文(男優)
伊豆肇(男優)星島二郎
小林稔侍(男優)西村栄一
神田隆(男優)大麻唯男
佐々木孝丸(男優)斉藤隆夫
辻萬長(男優)石田博英
御木本伸介(男優)河野金昇
稲葉義男(男優)益谷秀次
細川俊夫〔男優・1916年生〕(男優)
久遠利三(男優)
河合絃司(男優)
山本武(男優)
近藤宏(男優)
増田順司(男優)安藤正純
加藤和夫【俳優】(男優)増田甲子七
庄司永建(男優)
灰地順(男優)
平光淳之助ナレーション
原作戸川猪佐武「小説吉田学校」/「小説吉田茂」/「小説三木武吉」
脚本森谷司郎
長坂秀佳
音楽川村栄二
作詞小椋佳「少年達よ」
作曲堀内孝雄「少年達よ」
主題歌堀内孝雄「少年達よ」
撮影木村大作
製作山本又一朗
企画角川春樹事務所(企画協力)
配給東宝
美術村木与四郎
育野重一
編集池田美千子
島村泰司(編集助手)
録音東宝録音センター
吉田庄太郎
照明熊谷秀夫
安河内央之(照明助手)
高屋齋(照明助手)
上田なりゆき(照明助手)
その他IMAGICA(現像)
朝日新聞社(資料提供)
毎日新聞社(資料提供)
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【クチコミ・感想】

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15.鳩山一郎から岸、池田、佐藤、田中角栄と歴代首相らが次々と出てくるのは当然のことかもしれないが、それらが皆大物スターばかり。いや違ったロッキード事件で有名な田中角栄演じる西郷輝彦は私と同年代の人気歌手で、角栄がこんなにハンサムだったはずあるものかと思いつつ見ていた。しかし何せ大勢の登場人物だから、役者は顔なじみ、政治家も知っている者多数でも、誰が誰だったか混乱してしまう。映画を見る前に配役を確認しておくべきだったとつくづく反省。それに三木武吉と三木武夫が親子だと誤解していたこと、この映画を見るには、戦後史の下調べが必要だ。私が物心ついたときの総理はすでに鳩山一郎であり、政治家吉田茂については教科書で習う知識以外はほとんど知らなかった。自民党の政治家たちが大勢「大磯参り」をしていたことだけは覚えていたが・・・。 ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 7点(2013-01-06 19:47:23)

14.《ネタバレ》 <原作未読>森繁久彌の吉田茂、ハマってるな~。鳩山一郎、池田勇人、佐藤栄作なども雰囲気あるし、キャスティングは上出来。サンフランシスコ講和条約締結まではモノクロなのに、三木武吉との対立が中心になるパートではカラーに切り替わる演出も面白い。さらにストーリーには全く影響を及ぼさないが、後に大物となる人物、例えば新聞記者時代の安倍晋太郎、県議だった頃の竹下登などを少しだけ登場させるサービスも嬉しい。特に前半はワクワクできた。不満といえば終盤。三木がやたらと目立つのはいいが、吉田の存在感が薄くなってしまった。説得に訪れた緒方竹虎に対し、鳩山に政権を渡さない理由を熱弁しておいて、娘の顔を見た途端、急に辞める気になったのも納得できず…。一番ドラマチックな場面にもなり得るはずなのに、あまりにも呆気なく、思わず「えっ?」と声が出てしまった。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-03 10:15:15)

13.《ネタバレ》 確か原作は8部だての長編であった、それの1部を映画として切り出した格好になる。しかし、まだ、1部だけで会っても尺が短すぎる。それ故、残念ながら、小説をかなりはしょった形になってしまうのは仕方が無い。また、もっと裏の面に絡むどろどろとした部分を大衆映画向けに抑えたのもうなずける。それにしても、これだけの俳優陣をそろえて、まとめ上げた天は恐れ入る、大物で、個性の強い面々大変だったのではないか。それが、割と良いキャスティングの人が多いから、何か、その人を観ているかのような気もするときがある。あの、森繁久弥の吉田茂、いい配役だった。別のドラマで興ざめだったもので。 minさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-01-01 21:41:02)

12.これを観て、吉田茂は、名宰相だったのか疑問が残った。だが戦後の政治体制の基本構図を作り上げた人である事は間違いないですね。 Yoshiさん [DVD(邦画)] 5点(2009-08-19 18:43:56)


11.これだけの豪華キャストでごく最近の実在の人物たちの大盤振る舞いなのだから、誰が誰を演じているというのを見ているだけでも十分楽しいのだが、それにしても個々の見せ場をもう少し深められなかったかという物足りなさは残る。どうでもいいような砂浜のシーンに時間をとるくらいだったら、討議の場面や作戦会議の場面なんかはもっとじっくり時間をかけるべきだったと思うが。どの場面もごくあっさりとその場の結論が出ているので、えらくとんとん拍子に進んでいるように感じる。 Oliasさん [DVD(邦画)] 6点(2009-06-23 02:02:41)

10.《ネタバレ》 よくぞこれだけのメンバーを集めながらも全くもって一人たりとも疎かに描くことなく政治の表と裏の醜い部分、当事者にしか理解出来ないであろう苦悩、跡目問題など様々な要素をスリリングに描いて見せているのには感心させられた。何より主演、吉田茂を演じてる森繁久彌の圧倒的な存在感と凄み、そして、吉田内角を支える男達、中でも小沢栄太郎はここでも素晴らしい演技力で吉田茂というこの一人の男と共に吉田茂を総理の椅子から引きずり降ろそうとする連中との戦い、吉田茂を内角総理大臣の座から降ろそうと企む三木長吉演じる若山冨三郎もこれまた凄い迫力!名優の名優達による男と男の壮絶なる戦いの中で父吉田茂を思う娘役の夏目雅子の存在も忘れることは出来ない。父親に対する想いの果てを語る時の夏目雅子という女優の眼の美しさ、それを片隅でそっと見ている時の父親吉田茂(森繁久彌)の眼には娘にだけは解って欲しい(欲しかった。)というようなものが感じられ、父と娘、血が繋がっているからこそ政治家である以上に親子としての深い愛が伝わるシーンでもある。見る前は何だかとても堅苦しいイメージしかなく、退屈そうな感じしかなかったのだが、ずしりと重たくそれでいて、見応えある大作になっていて政治映画としていうより一本の映画として十分楽しむことが出来た。それにしても森繁久彌の吉田茂は凄い。まるで本物の吉田茂が乗り移っているようだ。 青観さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-21 21:53:38)(良:1票)

9.《ネタバレ》 吉田茂の歴史を大急ぎでなぞる映画であるから、深みはないが話は分かりやすい。しかし、余りに現在の政治家に気を遣い、どうでもいいところで名前のクレジットとともに登場させすぎる。本当にその場にいたかどうかが疑わしいものも多し。話が闘争の歴史であるのに映画は全くの逆を行くことに興醒め。 monteprinceさん [DVD(邦画)] 5点(2008-12-23 17:08:59)

8.GHQによる占領時代の講和条約からバカヤロー解散にいたるまでの吉田茂内閣時代を描いた実録政治もの。見る前はなんか淡々としていそうで退屈するのではないかと思っていたが、確かに淡々としているものの、スケールが大きくてものすごく見ごたえのある骨太の作品で、原作者の監修が入っているからか大作映画で知られる森谷司郎監督作(本作が遺作。)の中では大味な部分も特になく政界ドラマとして非常に面白い作品になっていると思う。公開当時にまだ現役だった実在の政治家(公開当時の首相は中曽根康弘。)たちが多数実名で登場している(当然本人には相当配慮していると思われる。)などドキュメンタリー映画的な側面もあってこの時代の政治家には威厳があったのだなあと感じる。吉田茂を演じる森繁久弥が本当にそこに吉田茂本人がいるような雰囲気が漂うほどの名演技で間違いなくこれは彼の晩年の代表作だろう。またこの映画を見ていると主人公の吉田を含め近年総理大臣に選出された安倍、福田、麻生の父親や祖父が登場しており、今の政界はつくづく世襲の多い世界だと思うと少々唖然とする。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2008-11-25 20:17:51)

7.2回目観賞。面白かった記憶あり。森繁の演技が見物でした。
実在人物で名優多数。政治の一部が解ったような気持ちになる。
今では、生きてるのは中曽根さん位しか知らない。また二世議員ばかり。かなり問題。
10/1 新福田首相国会で所信表明(安倍首相に変って) ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-02 16:54:08)

6.原作はさいとうたかをの漫画で読んだが、非常にうまく映像化されていると思う。基本的に実話なので淡々とした流れになるのは仕方ないとは思うが、倒れた鳩山を三木が叱咤するシーンはもうちょっとドラマチックにしてもよかったのにと思う。あと、広川弘禅が寝返るシーンも。政治は筋書きのないドラマであることを改めて教えられるが、最近の小泉劇場は数十年後映像化されることはあるのでしょうか。スケールはかなり落ちると思いますが・・。 陽炎さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-28 13:05:54)

5.良質なドキュメンタリーのような佳作。ただ当時、本編はもちろん吉田茂とあまり関係のない有名な政治家を無理やり登場させ御丁寧にも字幕まで出して紹介したりして逆に分かりにくくしてしまったり講和条約後からバカヤロー解散までの展開が散漫になってしまったようなきがするが、政治家が政治をしていた時代が、この国にもあったことを思い出させてくれた。 憲玉さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-09 23:45:32)

4.政治家は個性が強くなければどうしようもない時代……当の本人である政治家たちも、選ぶ側である有権者たちも、自然にそう理解していたと思われる時代は、いみじくも作者の急死まで続いた原作の通り、終戦直後から“三角大福中”の時代まででしょうか。その中でも戦後日本、当然一番重要な占領から独立までの吉田時代を描いたこの作品は、占領中はモノクロ、講和会議後はカラーというような演出や、ひとつの資料としても、とてもいい作品だと思います。森繁の吉田、若山富三郎の三木武吉はハマリ役。中でも森繁は実際より細身なのにそっくりと思いました。 まつもとしんやさん 7点(2003-11-25 01:13:13)

3.学生時代卒論を書くために見た。当時の政治にはダイナミズムがあり、政治家は大儀のために生きており、個性的でカリスマ性があったですねえ。 亜流派 十五郎さん 7点(2003-09-07 12:42:30)

2.唯一、我が両親と観に行った映画だけに印象深い。なんと言っても森繁久弥の一言に尽きるであろう。彼以上にワンマンを演じられる役者が現在いるであろうか。DVD発売を強く望む次第あります! BRUNOさん 9点(2003-06-12 02:21:42)

1.難しい政治の話が永遠と続くので、それをどう評価するかで観る人を選びそうですね。個人的には面白かったと思う方ですが、“バカヤロー解散”など、もっと劇的に撮っても良さそうなのを淡々と描き過ぎている気も。やはり政治家や国会などが全面的に撮影を協力する異国とは、少し事情が違うのかもしれません。それにしても森繁久彌はハマっています。一方、西郷輝彦の田中角栄は、ちょっと辛い気もしますが・・・ イマジンさん 8点(2001-11-06 12:26:17)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.07点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5213.33% line
6213.33% line
7533.33% line
8533.33% line
916.67% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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