みんなのシネマレビュー |
|
|
| スポンサーリンク
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★3.閉鎖空間を舞台に、悪党どもが人質をとって立てこもり、何やら金庫の中身を狙っている。その閉鎖空間にはあちこちに工事中の部屋があり、そんな中でただ一人、主人公が敵に立ち向かう。ただし、悪党どもが立てこもる部屋には、主人公と人質との関係を示すアイテムが存在し、いつその関係が、バレてしまうのか。 これって完全に、数段スケールダウンしただけの『ダイ・ハード』やんか、と作り手側も思っているはず、というか、「これって『ダイ・ハード』のパクリだと思われちゃうよなあ」とも思っているはず。そう思いながら映画を作るのも、きっと、やりにくいだろうなあ、と。 いやいや、主人公が中年太り気味の冴えない刑事ではなく、意外な職業なのに身体能力がやたら高くってやたら強い。これってコックが大活躍するあのセガール作品に近いじゃないかって? いや、あれもまあ、『ダイ・ハード』があっての作品ですし。 そういう部分は、もう、割り切っているのかなあ、と思うのですが、それらの作品との違いは、主人公が女性。それも中性的な魅力がある。こういう部分は、いいですよねえ。というか、これで主人公が同じようにオッサンだったりしたら、オリジナリティ乏しすぎて、もはやこの作品を作る意味が激減してしまう・・・。 主人公が暗い過去を抱えている設定も、悪くない。けど、これはちょっと掘り下げが浅かったか。 大作ではないだけに、逆にのびのびと好きなことができるのか、アクロバティックなカメラワークがひとつの見どころになってます。あと、何だか暗いシーンが多くって、この雰囲気はダイ・ハードだの沈黙の戦艦だのと言うより、いっそ『ミッドナイト・ミートトレイン』の雰囲気じゃなかろうか。 敵の一味の中に、あまり役に立たないアジア系のヤツがいるのも『ダイ・ハード』っぽい点か。これがよく見りゃ、皆さんお待ちかねの(?)伊藤英明。このまま頑張って、あのアジア系のおじさん(アル・レオン)ぐらい、ハリウッドのヤラレ役として引っ張りだこになっていただきたいもんです。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 6点(2025-06-01 09:15:02)★《新規》★ 2.《ネタバレ》 ルビーさんのアクションが良いですね。グルグル回るカメラワークがちょっと面白かった。 1か月後には覚えてない系だと思います。 伊藤英明の名前が出てきてナンボが活躍するのかと思ったら特にセリフも無いしなしなので、悪役グループ全般がぱっとしません。 日本人監督だったんですね知ってる作品「あずみ」ぐらいでした、観るか否かの線引きを6点ぐらいにしてるので、今まで僕の網にかからなかった模様。 場面転換後に見間違いかも知れないけど左側通行に見えたのでUK?と思ってしまった、でも左ハンドルだしUS国旗もあるし禁酒法云々もあるので混乱しつつもUSが舞台なんだろうと解釈。 ルビーさんて入れ墨だらけで申し訳ないが嫌悪感を覚えます。海兵隊は入れ墨が規制されていて彼女は入隊できないはずです。除隊後なのかもしれないけどね。海外は寛容とは言うものの嫌う組織も人も多い様ですよ。 【ないとれいん】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-17 12:08:50) 1.《ネタバレ》 要人警護中にテロリストに襲われ、幼い女の子を目の前で死なせてしまった元海兵隊員アリ。以来良心の呵責に悩まされ海兵隊も除隊した彼女は、生まれ育ったニューヨークへと戻ってくる。親戚の叔父に勧められ、アリはそのまま古い高級アパートでドアマンとして働くことに。そこは明日から大規模な改装工事が始まり、住民のほとんどが出払うことになっていた。残っていたのは足腰の弱い老夫婦と一日だけ部屋にとどまることを許された大学教授の家族のみ。アリは、不愛想な先輩ドアマンの元、無事に勤務初日を終えるのだった――。次の日、実は親戚だった大学教授家族からお誘いを受けたアリは彼らとディナーを楽しんでいた。だが、彼女はまだ知らなかった。同時刻、1階に住む老夫婦の部屋に屈強な強盗団が押し入っていたことを。彼らの狙いは、老人がかつて東ドイツから持ち出した高級な絵画を強奪すること。ところが何処をどう捜しても目的のものは見つからなかった。それも当然、足が弱くなった老夫婦は最近1階へと越してきたばかりだったのだ。絵画が隠されていると思しき部屋は、かつて彼らが暮らしていた10階の一室。偶然にもそこは今、アリたちがディナーを楽しんでいる大学教授の部屋だった……。率直な感想を述べさせてもらうと、まあまあ面白い。スケールのちっちゃな『ダイ・ハード』って感じでしたが、お話のテンポも良く、アクションのキレも良かったので最後までそこそこ楽しんで観ることが出来ました。古い時代の建物ということで、禁酒法時代に皆で隠れて飲む用の隠し部屋や隠し通路があるとかも面白い舞台設定。そんな閉ざされたビル内で繰り広げられる、元凄腕海兵隊ドアマンと強盗団の戦いは逆転に次ぐ逆転でけっこうハラハラドキドキ。主人公の姪っ子の女の子も可愛かったですし。ただ、脚本の細かいところに突っ込みどころがいっぱいあるのが惜しい。敵から隠れているのに、死んだ母親の話から思わず感情的になって机を叩いてしまい見つかってしまう少年はかなりアホですね。ドアマンと言いながら、主人公がほとんどその制服を着てないのも勿体ない。主人公、あの制服けっこう似合ってたのにね。アクションシーンもところどころ巧く繋がっていないようにも感じもしました。とは言え、何も考えずに暇つぶしで観る分にはそこそこ楽しめると思います。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2022-10-07 09:34:36)
【点数情報】
|