みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★3.《ネタバレ》 リーアム・ニーソンって、「アクションができる人」では全然無いと思うのですが、成り行きでアクション俳優として祭り上げられ、一応、図体のデカさにも助けられて何となくそういう役をこなせてしまっている。というのはかつてのジョン・ウェインにも繋がるような。 今回演じているのは、かつて軍隊で狙撃手をやってた男、今では引退して牧畜業を営んでいるのだけど、亡き妻の生前の医療費で借金を抱え、住み家を追い出されようとしている。要は、もう居場所が無いんですね。 まるで、年老いたアクション俳優が、アクション映画界に居場所を無くしていくように。 で、ひょんなことから、麻薬組織に追われる少年を匿い、逃避行の身となって、ロードムービーが展開される、という趣向。 追っ手のリーダーとしては、この主人公に恨みがある、ってのは分かるんだけど、ここまで執拗に主人公と少年を追跡してくるのがイマイチぴんとこないんですけどね。ちょっと切迫感が無い。 あと、ロードムービーっぽい展開で、道中の出逢いに何かもう少し印象を残すものがあってもよかったのかな、と。地図を探しに入った店の店員のお姉さんとかは、割と印象的でしたけれども。 とは言え、ラストは、いいですね。主人公はただひっそりと、消えていくのみ。別に、リーアム・ニーソンが「アクション映画に出るのはこれが最後です」と銘打った訳でも何でもないんだろうけれど、なんか、そういう雰囲気が漂うラストになってます。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-06-14 14:38:04) 2.《ネタバレ》 2025.6.11観賞。 リーアム・ニーソン主演のアクション、ロードムービー。オイラは元海兵隊の凄腕ガンマン。追っ手は悪のカルテル。死に際の母親の願いを受けて、幼い息子を連れてトラックを走らせる。シカゴに向かってひたすら逃げる。数日間の逃避行を共にしているうちに、次第に心の距離が縮まるオイラと見ず知らずの子供。戦闘シーンでは年甲斐もなく凶悪なヤツらを相手に大暴れ。自らの命と引き換えに役割を果たす。西部劇風で物語に無駄がなく、観衆も共に決死の鬼ごっこを体感できる。良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2025-06-12 05:40:58) 1.《ネタバレ》 リーアム・ニーソンも既に70歳を超えた。 本作で演じるのは妻を亡くした喪失感から立ち直れていない孤独な男、元海兵隊員ジム。 退役軍人、元刑事、元CIAなど、ニーソンの実年齢に合わせた定番の役どころになってきた感がありますが、 近年も変わることなく強い男を演じ続けており、本作も含めてそれがまだまだ絵になっている。 アリゾナのメキシコとの国境で、組織から追われてメキシコから逃げてきた若い母親と少年ミゲル。 母親は組織との銃撃戦の中で命を落とすが、アリゾナから、母の死に際に依頼された、シカゴの親せきの家まで。 妻を亡くした男と母を亡くした少年の2人旅を描くロードムービーの色合いが濃い作品。 旅の途中の車の故障と自動車工場での緊急の応急処置、そしてミゲルに拳銃の使い方を教える。 これらが最終盤の決着に向けて伏線になってくるんだなと見当はつく。 車はその見当通りとなり、ミゲルと拳銃に関してもラスボスとの戦いの中、やはりと思いきや、 最後の最後、ジムの取った行動が鑑賞後の後味を悪くしなかったし、 ジムとミゲルに別行動をとらせた、この最後の決戦は十分見応えがあるものになっていたと思います。 【とらや】さん [試写会(字幕)] 6点(2023-09-07 17:23:04)
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