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ステイ・フレンズ

Friends with Benefits
2011年【米】 上映時間:109分
ラブストーリーコメディロマンス
[ステイフレンズ]
新規登録(2011-10-16)【奥州亭三景】さん
タイトル情報更新(2021-01-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-10-01)


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監督ウィル・グラック
キャストジャスティン・ティンバーレイク(男優)ディラン・ハーパー
ミラ・クニス(女優)ジェイミー・レリス
パトリシア・クラークソン(女優)ジェイミーの母 ローナ
ジェナ・エルフマン(女優)ディランの姉 アニー
リチャード・ジェンキンス〔男優・1947年生〕(男優)ディランとアニーの父 ハーパー氏
ウディ・ハレルソン(男優)ディランの同僚 トミー
エマ・ストーン(女優)ディランの元恋人 ケイラ
アンディ・サムバーグ(男優)ジェイミーの元恋人 クインシー
アンドリュー・フレミング〔1964年生〕(男優)運転手
マシ・オカ(男優)ダリン・アートゥーロ・モレーナ
ラシダ・ジョーンズ(女優)マディソン(ノンクレジット)
ジェイソン・シーゲル(男優)ブライス(ノンクレジット)
浪川大輔ディラン・ハーパー(日本語吹き替え版)
藤田淑子ジェイミーの母 ローナ(日本語吹き替え版)
小島敏彦ディランとアニーの父 ハーパー氏(日本語吹き替え版)
内田直哉ディランの同僚 トミー(日本語吹き替え版)
田村睦心ディランの元恋人 ケイラ(日本語吹き替え版)
脚本ハーレイ・ペイトン(原案)
ウィル・グラック
撮影マイケル・グレイディ〔撮影〕
製作ジェリー・ザッカー
ウィル・グラック
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
編集ティア・ノーラン
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【クチコミ・感想】

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10.《ネタバレ》  映画オタクの思考とは不思議なもので、時に「世間の評価が高く、きっと感動出来るであろう名作」よりも「評価がイマイチで、程々の満足感しか得られないであろう凡作」を観たくなる事があります。
 そんな訳で、本作も「凡作」目当てに鑑賞したという、期待値の低い一本だったのですが……

 これがもう、意外なくらいに面白くって、吃驚しちゃいましたね。
 序盤にて「それぞれ他の相手と電話してるのに、まるで二人がデートしてるかのように話が合ってる」っていう主人公カップルの場面で、もう心奪われたし、そこから先も中弛みを感じる事無く、最後まで楽しく完走出来たんだから凄い。

 本当、何でこんなに面白かったんだろうと考えてみたんですが……
 まず、主人公の設定が良かったと思います。
 主人公のディランって、社会的に成功してる若きエリートで、普通ならとても感情移入出来ない存在なのに、不思議なくらい「等身大の若者」としての魅力が有ったんです。
 それは演者さんの力も大きいんだろうけど、個人的には彼を「初めてニューヨークを訪れ、ヒロインに案内してもらう若者」として描いてたのが、大きかったように思えます。
 「新天地を訪れた、何も知らない存在」という主人公だからこそ、観ている側としても、まるで自分がニューヨークを案内されてるかのような気持ちになれた訳だし、自然な形で観客と主人公を一体化させてるのが上手い。

 物語が進むにつれ、完璧なエリートと思われたディランが、意外と弱点が多くて憎めない奴なんだって分かる流れも、良かったです。
 この辺りは、もしかしたら女性の観客からすると「カッコいいと思ってたのに、幻滅」って感じちゃうかも知れませんが、彼を恋愛対象ではなく、感情移入の対象として捉えていた自分としては、大いに共感。
 ヒロインのジェイミーも、お姫様願望が強くて、色々と「重い」タイプだったりするんだけど、ちゃんと可愛く思えたし……
 こういう「欠点が愛嬌に感じられる描き方」って、とても大切ですよね。

 認知症の父という存在も、明るく楽しい物語の中で、不協和音にならない程度の「シリアスな現実」として、良いアクセントになってたと思います。
 特に終盤、空港で父に倣い、ディランも一緒にズボンを脱いで話す場面は、何かもう、凄くグッと来ちゃったんですよね。
 この映画って、その場面までは「普通のラブコメ」「ありきたりな展開」でしかなかったのに、ここで主人公が「普通である事」を奪われてしまった父親と向き合い、当たり前にあると思っていた「普通」が、何時かは失われる事を説かれるんです。
 主人公が親しい人に説得されて、ヒロインに告白するというラブコメお約束の流れでしかないはずなのに、この「人生は短い。だから、愛する彼女と共に過ごしたい」と主人公が悟る場面は、本当に秀逸であり、魅せ方次第でこんなに印象が変わるのかって、感心しちゃったくらい。

 その後に訪れる、これまたお約束な「主人公からヒロインへの告白場面」も、良かったですね。
 ジェイミーが「映画のヒロインになってみたい」と呟いていた事を踏まえての「映画のヒロインにしてあげる」という告白の仕方が、本当にロマンティック。
 (うわぁ……良いなぁ、これ)(すっごく良い映画だな)って、しみじみ感じちゃいました。

 改めて振り返ってみても、あらすじというか、全体の流れは「王道」「普通」なラブコメ映画でしかないのに「お約束の場面」をセンス抜群な演出で決めてくれてる御蔭で、特別な映画になってると感じられましたね。
 その他にも、ディランの同僚に、ジェイミーの母親といった脇役陣も良い味を出していたし、劇中で流れる曲も好みだったしで、もう文句無し。 
 「ラブコメ映画のエンディングで流れるNG集を観て、幸せそうに笑う二人」で終わるという、現実と虚構が二重構造になってるハッピーエンドも、とても良かったです。

 109分という時間を、映画と共に楽しく過ごせました。 ゆきさん [DVD(吹替)] 8点(2023-04-11 07:32:06)(良:1票)

9.「抱きたいカンケイ」と比べても何もかもが同じくらい、あっちも高収入(医者)が出てくるし。。。

わかれたカップルが男女の友情を貫けるか、見栄張ってそれはあり得るとか言った言わないのやりとり、友情は成り立たないでほぼほぼ世の中通ってきている、どっちかが下心はそらー、あるさ。そう、情(じょう)、ってものもね。

こんな美男美女そろえて何もないのもおかしいよ、映画としてはふつう・・・のふつう・・・でした。 HRM36さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-09-15 07:47:35)(良:1票)


8.ラブコメというジャンルを敬遠していたので、一つ見てみようかと選んだのですが、自分には合わなかったです。雲の上でハイソな美男美女がいちゃこらやってるだけの印象でした。 次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 4点(2019-10-16 15:51:09)

7.《ネタバレ》 まあ思ったとおりの、オシャレであることが第一義の映画。マンハッタン、フラッシュモブ、充実した仕事、有名人の友達、そしてカジュアルな関係。今世界で一番オシャレなのって、こういう生活なんやなーという感じで眺めるには、なかなか楽しめる映画ではあるが、それ以上でもそれ以下でもない。それはそれでいいのだが、なぜか父親のアルツハイマーという、とたんにリアルなネタが途中で突然入ってきてしまって、しかもそれがストーリーに本当に必要だったかというとそうでもないもんだから、なんだかオシャレ度を下げてしまい、非常に残念。映画って、中途半端にやるよりは、振り切っちゃったほうがいいほうが多いよなー、などと考えさせられた映画。 ぽん太さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-01-15 11:18:00)

6.予告が面白そうだっただけに、それ以上のものが得られず不満足。軽い気持ちで観たい場合は丁度いいのかもしれない。 おっちょさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-07-29 16:33:09)

5.《ネタバレ》 前半は徹底的にナニ中のあるあるネタで大変笑わせてもらいました。余りに下ネタなのでここでは直接的に書けませんが、ナニをアレされた後に女性からキスされると大変辛い件、ナニがアレになっている時にトイレに行くと男は非常に辛い件、女から「お尻に……」と言われて「マジ?」と思うと枕を下に敷いて欲しかっただけだった件には、心底「あるある!」と爆笑してしまいました。まあそれだけリアルな会話に拘っているのに、主演二人のベッドシーンで絶対にシーツが掛かっていることが一番作り物っぽかった点ですね、仕方ありませんが。
それだけに舞台がロスに移ってからの話は平凡なラブコメに終始しており残念でした。勿論、劇中でやり過ぎな程にメロドラマのシーンを流すので、最後はメロドラマらしくハッピーエンドになる展開は想像付きましたが、折角なら最後まで定石を破壊してラブコメをして欲しかったところです。それからベッドシーンとは真逆で全くリアルに見えなかったのが、彼らの職場風景ですね。ディランが全く某巨大企業からヘッドハンティングされるほど有能に見えないんだよなあ。敏腕コンサルタントという設定のジェイミーも同じく。
あとこれは私の感性の問題ですが、個人的に肉体関係があると絶対に情が出てしまう人間ですので、序盤の彼らの割り切った関係に全く感情移入出来なかった点もやや残念でした。
役者ではミラ・クニスが大阪のオバちゃんみたいな、はっちゃけ振りが大変良かったと思います。 民朗さん [DVD(字幕)] 6点(2012-11-26 00:12:01)(良:1票)

4.《ネタバレ》 予想よりもかなり面白くなかった。
ヒロインが化粧に頼りきった顔してるせいで魅力を感じない。
セックスシーンもビックリするぐらいに何も見えない。
不要な設定も多くて無駄の多い映画。もちろんこの映画自体も。 虎王さん [DVD(字幕)] 4点(2012-11-01 15:52:26)

3.《ネタバレ》 主演の2人は凄くお似合い。ただそれだけである程度成立するのがラブコメというジャンル。ただ個人的にはノリ切れないまま終わってしまったので残念。雰囲気全体はなんかNY感があって良いのだけれど、主人公がGQ誌やアマゾンに引っぱりダコの人材にも見えないし、父親が認知症という設定もあまり活きていない様に思える。ウディ・ハレルソンも何しにきたんだかようわからん。主演2人の裸が観たいのであればまさにうってつけですぞ。 HIRABAYASHIさん [DVD(字幕)] 4点(2012-03-25 23:51:57)

2.出だしはテンポが良くておもしろかったんですが、だんだんそのリズムがスローになってきて、他の映画と変わらなくなってしまいました。主演の2人は魅力的なので、彼らを知るにはいいかもしれません。きわどいネタのわりに笑えなかったのもマイナスです。 shoukanさん [映画館(字幕)] 4点(2012-03-18 15:39:45)

1.まぁ、ごくハリウッド映画にありがちな出来る社会人の恋愛事情をネタにするという類の映画ですね。ただ、面白いな、と思ったのはこうした映画って単なるバカっぽい映画になりがちなんだけど、二人の親がそれぞれ主役以上に馬鹿っぷりを見せる所だろうね。それが全然嫌味っぽく見えないし、主役たちの汚点の様に見せておいて、ちゃんと救いになっているのいうのが面白いなと思います。 奥州亭三景さん [映画館(字幕)] 6点(2011-11-02 23:54:03)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 5.00点
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300.00% line
4550.00% line
5220.00% line
6220.00% line
700.00% line
8110.00% line
900.00% line
1000.00% line

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