みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★5.《ネタバレ》 四十七士に討ち取られた吉良は実は影武者だったという話はこれまでも「必殺忠臣蔵」等で描かれているが、本作は吉良が松の廊下で浅野に斬られた際に致命傷を負い、双子の弟を影武者に仕立てるというなかなか斬新な設定で、忠臣蔵映画としては完全に吉良側の視点から描かれているというのも新鮮。とはいえ、全編シリアスタッチではなく、コメディー映画。脚本が「超高速!参勤交代」や「引っ越し大名!」を書いていた人、それになんといっても吉良と主人公であるその弟を演じるのがムロツヨシというところが大きい。とくに前半は兄の影武者に仕立てられた考証=ムロツヨシのキャラの面白さで突っ切っている感じがあり、ノリに慣れるまで少し時間がかかってしまったが、慣れるとけっこう楽しく見れる。冒頭に大石(永山瑛太)と考証の出会いを描いておいて、のちに遊郭で再会した二人が友人になるという展開も面白く、ここからはどう討ち入りまで持って行くのかに興味が沸いた。後半は大石に考証が自分の正体を明かしたあたりからシリアスさが出てきて、兄の身代わりとして潔く討ち取られようという考証の決意は前半のおちゃらけた彼とは違うかっこよさがあり、とても印象的だった。討ち入りでどうなるかはけっこうハラハラしながら見ていたのだが、そう来るかという感じで思わず納得してしまった。(話は忠臣蔵を基にしたフィクションながら、実際にこうだったとしても違和感はないと感じる。)討ち入りを成し遂げた後、吉良側の生き残りが追ってくるのは今まで観た事のない展開だが、そこから急にラグビーが始まってしまうのはあ然としてしまった。とはいえ、こういうのは嫌いではなく、ブラックさに思わず笑ってしまうものの、やはりちょっとやりすぎで浮いてしまった感じがしたのが残念。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2025-06-09 00:00:07) 4.前半、この映画大丈夫かなぁ、空回りコメディかなぁっと心配もしたが、後半になってくるとそれなりに面白くなってくる。ムロツヨシのノリが好きかどうかで好みが変わるかも。忠臣蔵の作品は数あれど、主に吉良サイドから描かれた作品は珍しいのではと思う。話は創作だが有りの範囲。川口春奈の使い方が贅沢だったし、惚れてまいそう。 【スワローマン】さん [インターネット(邦画)] 5点(2024-06-23 16:46:21) 3.良くも悪くも、ムロツヨシの映画ですね。ほかの役者の演技の中で、ムロツヨシが少し浮いていた感じもありました。良くいえば目立っていたということかもしれないですが。ちゃんと撮ってありましたけど、好みの映画ではなかったかな。。 【よしふみ】さん [映画館(邦画)] 5点(2024-03-17 21:48:02) 2.《ネタバレ》 全面、ムロツヨシの映画。 かつて劇団東京乾電池の研究生だったムロツヨシ。影響を受けたという座長の柄本明 との共演を果たしている。柄本明はこのコメディ映画の中でも厳しい側用人を演じて作 品を引き締めています。 最後のラグビーのシーンは劇場では笑い声が出ていたけれど、流石に不謹慎か。とい うか長過ぎ。 【ぶん☆】さん [映画館(邦画)] 5点(2024-02-23 23:34:17) 1.《ネタバレ》 全編おふざけコメディ映画かと思いきや、大変まじめに作られているしっかりしたドラマだった。そして、ムロツヨシはムロツヨシだったということで、もしも吉良上野介がムロツヨシだったら…という映画である。 史実はともかく、年末のドラマや映画でよく知られた忠臣蔵の基本ストーリーやシチュエーションを踏襲しながら、吉良の身代わりミッションを遂行するストーリはとてもよかった。でもそのためか、大爆笑するところまではいかなかった。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 6点(2024-02-11 19:02:48) スポンサーリンク
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