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ハンガー・ゲーム

The Hunger Games
2012年【米】 上映時間:142分
アクションサスペンスアドベンチャーシリーズもの小説の映画化
[ハンガーゲーム]
新規登録(2012-08-12)【+】さん
タイトル情報更新(2020-05-07)【かたゆき】さん
公開開始日(2012-09-28)


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監督ゲイリー・ロス
助監督スティーヴン・ソダーバーグ(第2班監督)
チャド・スタエルスキ(第二班監督)
演出チャド・スタエルスキ(スタント・コーディネーター)
キャストジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕(女優)カットニス・エバティーン
ジョシュ・ハッチャーソン(男優)ピータ・メラーク
リアム・ヘムズワース(男優)ゲイル・ホーソーン
ウディ・ハレルソン(男優)教育係 ヘイミッチ・アバーナシー
エリザベス・バンクス(女優)エフィー・トリンケット
レニー・クラヴィッツ(男優)専属スタイリスト シナ
スタンリー・トゥッチ(男優)シーザー・フリッカーマン
ドナルド・サザーランド(男優)スノー総統
アレクサンダー・ルドウィグ(男優)第2地区代表 ケイトー
ウェス・ベントレー(男優)セネカ・クレーン
トビー・ジョーンズ(男優)クラウディウス・テンプルスミス
ブルック・バンディ(女優)オクタヴィア
イザベル・ファーマン(女優)クローヴ
アマンドラ・ステンバーグ(女優)ルー
水樹奈々カットニス・エバティーン(日本語吹き替え版)
神谷浩史ピータ・メラーク(日本語吹き替え版)
中村悠一ゲイル・ホーソーン(日本語吹き替え版)
山寺宏一教育係 ヘイミッチ・アバーナシー(日本語吹き替え版)
坪井木の実エフィー・トリンケット(日本語吹き替え版)
釘宮理恵プリムローズ・エヴァディーン(日本語吹き替え版)
稲垣隆史スノー総統(日本語吹き替え版)
三宅健太専属スタイリスト シナ(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしシーザー・フリッカーマン(日本語吹き替え版)
小室正幸クラウディウス・テンプルスミス(日本語吹き替え版)
山根舞クローヴ(日本語吹き替え版)
バカリズムセネカ・クレーン(日本語吹き替え版【劇場公開版】)
原作スーザン・コリンズ「ハンガー・ゲーム」
脚本ゲイリー・ロス
スーザン・コリンズ
ビリー・レイ
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
T=ボーン・バーネット (エクゼクティヴ・ミュージック・プロデューサー)
ウィリアム・ロス〔編曲〕(追加楽曲:作曲)
編曲ジェフ・アトマジアン
ジョン・キュール
主題歌テイラー・スウィフト"Safe & Sound"
撮影トム・スターン〔撮影・照明〕
製作ジョン・キリク
ライオンズ・ゲート・フィルムズ
製作総指揮スーザン・コリンズ
制作グロービジョン(日本語版制作)
配給角川映画
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
リズム&ヒューズ・スタジオ(視覚効果)
美術フィリップ・メッシーナ(プロダクション・デザイン)
衣装ジュディアナ・マコフスキー
ヘアメイクヴェ・ニール(メイクアップ・デザイナー)
編集スティーヴン・ミリオン
ジュリエット・ウェルフラン
あらすじ
富裕層が暮らす近代都市キャピトルと12の貧困地区で構成される近未来の独裁国家パネム。権力者は貧しい民を抑圧するため、年に一度、各地区から未成年の男女一人ずつを選び出して殺し合いをさせる「ハンガー・ゲーム」を開催していた。愛する妹が選出され、自ら身代わりを志願したカットニス。彼女は厳しい訓練期間を経て恐怖のゲーム会場に送り込まれるのだった。果たして彼女の運命は?! 全米で大ヒットしたスーザン・コリンズの同名小説を映画化したサバイバル・アクション。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2013-09-08)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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12.とても不思議な映画だった。軽い中だるみはあったにせよ、2時間弱という時間、さほど退屈せずに鑑賞出来た。では何が不思議なのかと言うと、設定があまりにも曖昧すぎて、どういったモチベーションでこの作品の世界観を堪能したらいいのか、全く分からず終いだった。にも関わらずそこそこ楽しむことが出来た。だから不思議でならないのである。恐らく理由としては、監督の演出力の賜物に相違ないだろう。主人公の心情にこれでもかっ!ていうくらいグイグイと迫っていくものですから、こちらとしてもついつられて、グイグイと引き込まれていっちゃうんです。まぁでもやはり、あれこれと問題点が多いのも事実。ただこの作品、これで完結じゃないみたいなんですよね。お得意の3部作ってやつです。はい。まぁラストも意味ありげに終わってましたし、この先の展開次第で、化ける可能性もあるわけで、楽しみに次作を待つとしましょう。 Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-20 01:15:07)

11.《ネタバレ》 【TANTO】さんが詳しく述べられていますが、とにかく設定に穴が多すぎます。指摘事項の多さたるやトンデモ映画の域に達しており、本サイトの字数制限内ではひとつひとつを挙げきれないほど。そもそもの問題として、地区代表の未成年に殺人甲子園をやらせることが、なぜ国家の統治に役立つのかという理由がサッパリわかりません。深作欣二監督は、殺人ゲームに合理的な説明を付けることは不可能だとして『バトルロワイヤル』の背景説明を放棄し、いきなりゲームを開始するという英断を下しましたが、一方本作はゲーム開始までにたっぷり1時間もかけ、挙句に設定を伝え損ねているのだから話になりません。また、本筋においても、「権力者vs民衆」「金持ちvs貧乏人」「虚構を垂れ流すメディアvsメディアの情報を鵜呑みにする愚かな大衆」等々、多くのテーマが提示されるのですが、そのどれもが上っ面ばかりで煮詰めきれていません。これじゃあ21世紀の『バトルランナー』ですよ。。。
肝心のバトルも、これまたヌルくて参ってしまいます。生き残るのはたった一人、嫌いな奴を殺すことは容易くとも、最終的には仲間と殺し合いをしなければならないことがこの設定の最大のキモだと思うのですが、主催者側からの度重なるルール変更によってこの点がボケボケになっています。さらには、登場人物達の戦力設定もいただけません。弓を得意とする以上、主人公が参加者中もっとも有利であることは火を見るよりも明らかなのです。他には格闘に優れた者や、ナイフの名人もいますが、飛び道具を得意とする主人公に狙われたのではひとたまりもありません。そして、主人公が有利すぎるゲームなど、面白くなるわけがありません。そこで監督が考え付いたのが、主人公に弓を使わせないというシナリオ(笑)。見晴らしの良い広場のど真ん中に敵集団が突っ立っていても、この主人公は彼らを狙ったりしないのです。得意技を封じられた主人公の戦いには、当然のことながら緊張感は宿りません。なぜ、こんなにもバカバカしいシナリオが通ったのでしょうか。。。
以上、さんざん悪口を書きましたが、観ている間は不思議と楽しめたことはきちんと明記しておきます。スターなし、製作費も控え目ながら全米だけで4億ドルも売り上げた作品だけあって、娯楽作としてはそれなりにまとめられているのです。ツッコミどころも含めて愛せる映画だと感じました。 ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-01-19 18:37:43)(良:1票)

10.《ネタバレ》 見る前は、派手な闘いっぷりを楽しむアクション映画なのかなと思ってたのですが、どうもそうではなかった。前半は、いわば殺人ゲームが金持ちたちの道楽になってる不条理さやスポンサーを集めるほうが有利とのことで演出される恋愛など、そういううわべの世界が描かれる。そして実際の闘いの場で、心優しいルーの死などが描かれ、その落差がより不条理を際立たせていて良かったなと感じる。ただ良かった点はそれぐらいで、他は突っ込みどころ満載。火の玉攻撃とか猛獣を投入させるとか、観てる側としては面白いもしれないけど、プレイヤーとしては全然フェアじゃない。最後の一人だけしか生き残れないというのに、途中でグループになって和気あいあいと狩りをしてる連中、あれはおかしい。しかも、その後みんなでぐっすり熟睡。やるかやられるかの世界なのに、なんという緊張感のなさ。主人公は、闘うというより、助言をもらってそれを実行して切り抜けたり、誰かに突然助けられたりして生き残るという形で、あまりぱっとした展開が見当たらない。こういう不条理生き残りゲームというのは、すでに邦画で似たようなものが何本かあったけど、邦画製のほうがまだ面白く見れたような気がする。不条理に対する、子ども達のもっと必死な様相が欲しかったな。 あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-01-18 12:24:23)(良:1票)

9.《ネタバレ》 これは・・・宣伝しないと流行らんだろうな。とりあえず私が覚えてるだけのその「ダメ」と感じたところ、疑問に思ったところを羅列してみる。

●選ばれた第12地区以外の22人全員がモチベーションが高すぎる。生存率24分の1の戦いに半ば無理やり選ばれて(そうでない地区もあるようだが)あんなに楽しげなのが信じられない。それとも他の地区は選出方法が違うのだろうか。それならそれで説明が不足している。
●「ゲーム」前のパドックのような参加者への演出は結局何の意味があるのか。そこで得られたギャラリーの人気やポイントが「ゲーム」そのものにどこまで影響するのか。そのへんが全くハッキリしない。人気があればゲーム中にギャラリーから何かもらえたりするのかと思いきや、何かあげたのは「教育係」。じゃあ何故参加する意味さえ見いだせない「ゲーム」への演出をあんなに頑張らないといけないのか。無駄で冗長なシーンだった。
●さて、いざゲーム開始。しかし全員を一か所に集中してスタートするため、開始直後にほぼ半数は死亡。1年に一度の見世物としてはあまりに雑な展開。
●森でのサバイバル戦に突入。早速4~5人は徒党を組む。最終的にはお互いも敵になるはずで、いつ背中を刺されても不思議じゃないのになんという信頼感か、とても仲が良い。挙げ句みんなで一緒にご就寝。仲良いんですね。
●↑と同様に第11地区からの少女ルーも何故かカットニスにまるっきり無警戒。敵であるはずのカットニスが気を失っていてもその治療をする始末。これどういう映画かわかってますか?
●ゲームも中盤。突然のルール変更。この時点でだいぶハードルが下がってるのでもうこのくらいはどうってことない。と思ってたらラスト、まさかの変更撤回。怒りすら覚える。
●あくまで24名が殺し合う展開がこのゲームの醍醐味のはずなのに、終盤いきなりの猛獣投入。え、これで全員死んだらどうする気??ギャラリー達はこのゲームで賭けもしてるはずなのに、それこそ暴動でも起きないか??
●以上、ここまでの長文にわたる不満・疑問を、140分というたっぷりと余裕のある上映時間で何も処理してくれなかったことが一番の不満です。次作の宣伝などしてる暇があったらもっと内容をがんばれ。

<追記>
あまりにも不満点を挙げすぎてレビューの文字数の限界を超えてしまいました。おかげでだいぶ文章を削ってしまいました。 TANTOさん [映画館(字幕)] 1点(2012-10-22 22:09:06)(良:5票) (笑:3票)

8.表情のアップを主体とする手持ちカメラは、
ヒロインの主観に寄り添うという趣旨なのだろう。

舞台上のインタビューのシーン、弓を引くシーンの接写では
それなりに効果を見せるのだが、全般的に1ショットが極端に短く、
寄りすぎ且つ不安定で、とにかく見苦しい。

折角のジェニファー・ローレンスの魅力を削いでしまっている。

撮影監督トム・スターンであるにもかかわらず、
マスターショットの不足で場の状況の説明すら覚束ない始末である。

人工の猛獣の襲撃や、格闘場面などでは、カメラの振り回しすぎで
肝心の俳優のアクションも判然としない。

本来なら、森の中を人物が疾走するショットなどは
アクション映画の格好の素材のはずなのだが。

語りも冗漫すぎる。この程度の内容で、143分は無い。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 3点(2012-10-19 06:19:06)

7.《ネタバレ》 2012.10.13鑑賞。アメリカで大ヒットの割に日本で不入りな理由がよくわかります。肝心のゲームに緊迫感が一切ない。まるで学校の休み時間に鬼ごっこをしているようです。学校の先生が色々口出しするように、このゲームでも国家が口出しをして、未成年による命の取り合いがぶち壊しです。獣を登場させちゃいかんでしょ。 かんちゃんズッポシさん [映画館(字幕)] 2点(2012-10-13 21:28:59)

6.《ネタバレ》 とにかく!ジェニファー・ローレンスがキュートでした! レイトショーでパンフレットを買えなかったので,もう一度足を運ばないと.. 戦闘の展開はもう少しひねって欲しい気はしますが,見るに堪えないほどではなかったと思います.辺境が都市を支えているという構図など,事前に予習が必要かもしれません. 調べると原作は結構有名な小説のようですね.原作を読んでみたいと思って早速Amazonで注文しました.6点ですが,ジェニファー・ローレンスの綺麗さ・魅力のおかげで+1点です. urslaさん [映画館(字幕)] 7点(2012-10-11 20:01:28)

5.《ネタバレ》 正直微妙でした。これを見て同じような世界観の高見広春氏の小説がいかによくできているのか再認識しました。

とにかくゲームが始まるまでが長い。何も知らない子供達が駆り出され、殺し合いをするのだから準備が必要なのは分かる。
だったら、その登場人物をもっとピックアップしなきゃ!誰が誰だか分からない状態で「こんな能力持ってます」みたいな演出されても、まったく頭に入ってきません。
それでいてその能力が活かされている描写も殆どありませんでした。特にヒロインと同地区のピーター!君の怪力は一度も役に立たなかったぞ!

ゲーム内容にも不満。まず開始直後に人数が半分に激減。いつの間にか徒党を組んでるし、目の前に敵がいるのに爆睡するし、何かあるとすぐにスポンサーや開催者が手を出してくるし緊張感は皆無。
環境に適応出来ないで死んでしまう人も毎回たくさんいる…みたいな事を言ってましたが、誰一人そんな事は
ありませんでした。

そもそも徒党を組んでいた人達は何回も優勝している奴が仲間にいる意味を考えているのだろうか?
優勝している=他の人を殺している、という事である。という事は最終的にコイツは皆殺しにする気満々なのだ。
そんな奴の指示に従って背中を預けるとか自殺願望があるとしか思えませんでした。

70回以上も開催しておきながら、今の今まで暴動が広がらなかったのが不思議でなりません。
特に優勝するとその地区が恩赦を受けられるといった描写もありませんし、トップの人は何をもって「希望を与える事で支配している」とほざいているのでしょうか?
色々なところで穴が目立つ映画でした。

次回作には正直期待していませんが、きっと見に行きます。
HIGEさん [映画館(字幕)] 4点(2012-10-11 16:30:01)(良:3票)


4.映画の中で行われるハンガー・ゲームが見せ場のハズなのに、それ以外の部分が面白かったりしました。森の中でのゲームにはあまり臨場感が無く、死んでしまうかもと思わせる恐怖があまり感じられません。J・ローレンスの表情や台詞回しがとても良く、彼女のおかげで映画が成り立ってます。誰もが見られるように、せっかくの題材をソフトに仕上げてしまいました。R指定を気にせずに、きっちり作り込んでいたら、もっと面白い映画になったと思うんですけど。 shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2012-10-10 15:45:52)

3.《ネタバレ》 平凡な話であっても感動作に昇華させるのが得意なゲイリー・ロスと、俯瞰した様な乾いた客観的視点が持ち味のスティーヴン・ソダーバーグが組んだ映画と知って、どちらも割りと贔屓している監督なので期待して鑑賞したのですが……、正直余り面白くなかったです。いや、面白くなかったのは至極当たり前です。この映画には明らかな欠点が2つあります。1つ目は架空の世界を寓話として描いていないこと。良作のファンタジーは必ず私たちの生きる世界の問題を何か反映しているものです。「ハリー・ポッター」でさえその根底には人種差別という現実に通じる暗いテーマがあるからあれだけヒットした。しかしこの映画の物語は私たちの世界とまるでリンクしていない。享楽的な金持ち達が少年少女を殺人ゲームの見世物とする話なのですから、もっと現代社会の貧富の差と絡めるとか手はあった筈なのに勿体無い。例えば殺し合いをただテレビで見る富裕層を先進国、殺し合いをさせられる貧民層を代理戦争させられている中東国に暗喩させるとか。そういうことをしないと単に架空の世界で主要人物が死んだって別に悲しくもなんともならない。2つ目は曲がりなりにも殺し合いをしているのに殺人の描写が甘いこと。ターゲットの客層が少年少女だからなのでしょうが、殺人ゲームの話でそこを見せないのはダメでしょー。深作監督の傑作殺し合い映画「バトル・ロワイアル」を見習ってほしい。というか元々人間ドラマの演出が上手いゲイリー・ロスに本来凄惨な話になる筈の映画の監督を任せたのが間違いと思わざるを得ません。2作目の制作・公開は決定しているらしいですが、同じスタッフで続編を作られたら見るかどうか非常に怪しいところです。 民朗さん [映画館(字幕)] 5点(2012-10-06 00:05:27)

2.《ネタバレ》 メインになるはずのゲーム部分がつまらない。
とりあえず言えるのは緊張感がありません。
死が隣り合わせの緊張感が伝わってくるのは、せいぜいゲーム開始後数分。
その後はご都合主義な展開ばかりで興ざめしました。
主人公が受けた傷はどう治すのだろう?と思っていたら、「差し入れ」の薬で治しちゃうし(効果抜群)、
結局食料や水不足を心配するシーンはないし、
「背後」を気にすることも全くない。
優勝経験者率いるチームが見張りも立てずに全員グースカ寝ているのは呆れました。
何よりひどいのはゲームの途中で「ゲームの優勝者は同じ地区の2人でもいいよ」とルールを変更すること。
そのルール変更にいたった理由もひどい。11地区の人間が、希望をかけていたプレイヤーが死んだことをきっかけに暴動を起こすというのは、まあ理解できます。
でも「他の地区の恋する男女を見たから興奮して怒りがおさまる」という意味不明な収束は納得できるもんじゃありません。
だいたい11地区の少女が死んだのは、もともと「同じ地区の人間同士でも殺しあわねければいけない」というルールにより、同じ地区の黒人の少年とはなればなれになったせいでもあると思うんです。
それなのに、少女が死んだあとで「やっぱり2人生き残っていいよ」っていうのは余計に反感を買うのではないでしょうか?オチにも心底がっかりです。
長い長いと噂のあった、ゲーム開始までの展開はなかなか面白かった(やたらとスポンサーを気にしなければならないところなど)のでこの点数ですが、大人の鑑賞に耐えうる作品になっていないのは残念です。 ヒナタカさん [映画館(字幕)] 4点(2012-09-30 11:32:15)(良:2票)

1.《ネタバレ》 年に1度行われる『ハンガーゲーム』はまるで『オリンピック』の様な華やかさと賑わい。クジで選ばれ、生きるか死ぬか、の余興の駒にされた連中が訓練し、司会者のインタビューを受け、なぜ笑顔で受け答え出来るのか?誰一人として殺し合いのゲームに対する不安や恐怖心の描写が全く無く、その心境がさっぱり分からない。(『キャリア』と呼ばれる訓練組の説明が無さ過ぎ)ただの年中行事の競技大会にしか感じない。だから観客や司会者の、自分は安全な位置からただ見ている、という絶対的安心感と、駒にされたプレイヤーの絶望感との落差が皆無。賭けの対象にもされているが、それにより盛り上がる観客の描写も無い為、カタルシスゼロ。只々ゲームがダラダラ続くだけ。その『殺し合い』も、これっぽっちも切羽詰まった恐怖や緊迫感が無く、いつ話し合ったのか、グループを組んで1人を追い詰める連中。(元々知り合い?カイジ1の様に経験者?用済みになったら始末する?))隙だらけだが殺さない、堂々と近くで寝る、行きずりで仲間になったコを丁寧に葬ってあげる。(そんな余裕ないやろ。生き残れるのは1人、って分かってますの?)死に様はみんな凄い地味だし、メイン以外は扱い適当。やる気(生き残る必死な気持ち)がちっとも伝わってこない。同地区の仲間が死に、その様子を中継で見ていた地区で暴動が起こるが、これ、74回目ですよね?今までに何人死んでるんですか?ようやくアタマにきたか?同地区同士の戦いも無く、犠牲や葛藤のドラマはサッパリ無く、死因の多くを占める感染症や水不足といった苛酷なサバイバルを描く間も無くゲームは終わるし、どこで盛り上げるつもりなんだ?24人もいてなぜヒロインがこの苛酷なゲームに生き残れたのか、明確な筋や展開が無く、「だってヒロインなんだもん。」という子供でも分かる理由しかない。つまりハラハラもドキドキもしない。「仕組まれていた。」という台詞から続編の為の布石でしかないのか。言ってみりゃ『バトルランナー』の『ランニングマン』みたいだが、あっちの方が悪趣味でイイぞ。本国での大ヒットの要因がぼくにはよく分からない。そうそう、あのイザベル・『エスター』ファーマンが出てたのは嬉しかったな。そしてあの白塗りのオバちゃんがエリザベス・バンクスだったってのが気付かなかったし、驚いたわぁ。 (追記)【ヒナタカ】さんの仰る通り、ティーン向けかと思います。 mikiさん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 3点(2012-09-20 23:46:16)(良:4票)

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【点数情報】

Review人数 72人
平均点数 4.00点
011.39% line
145.56% line
256.94% line
32331.94% line
4811.11% line
51825.00% line
6811.11% line
756.94% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review3人
2 ストーリー評価 3.55点 Review9人
3 鑑賞後の後味 4.57点 Review7人
4 音楽評価 3.75点 Review4人
5 感泣評価 3.25点 Review4人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2012年 70回
主題歌賞テイラー・スウィフト候補(ノミネート)"Safe & Sound"
主題歌賞T=ボーン・バーネット 候補(ノミネート)"Safe & Sound"

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