みんなのシネマレビュー

テッド

Ted
2012年【米】 上映時間:106分
コメディファンタジーシリーズもの
[テッド]
新規登録(2012-12-12)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
公開開始日(2013-01-18)
公開終了日(2013-07-24)


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監督セス・マクファーレン
キャストマーク・ウォールバーグ(男優)ジョン・ベネット
ミラ・クニス(女優)ローリー
ジョエル・マクヘイル(男優)レックス
ジョヴァンニ・リビシ(男優)ドニー
パトリック・ウォーバートン(男優)ガイ
マット・ウォルシュ〔男優〕(男優)トーマス
ビル・スミトロビッチ(男優)フランク
ライアン・レイノルズ(男優)ジャレッド(ノンクレジット)
セス・マクファーレンテッド
パトリック・スチュワートナレーター
有吉弘行テッド(日本語吹き替え版)
咲野俊介ジョン・ベネット(日本語吹き替え版)
三木眞一郎レックス(日本語吹き替え版)
沢城みゆきロバート(日本語吹き替え版)
立木文彦ガイ(日本語吹き替え版)
大塚芳忠トーマス(日本語吹き替え版)
飯塚昭三フランク(日本語吹き替え版)
安達忍ヘレン・ベネット(日本語吹き替え版)
弓場沙織ターニャ・テリー(日本語吹き替え版)
釘宮理恵若年期のテッド(日本語吹き替え版)
羽佐間道夫サム・J・ジョーンズ(日本語吹き替え版)
松本梨香ノラ・ジョーンズ(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしトム・スケリット / ミン(日本語吹き替え版)
橋本甜歌ジーナ(日本語吹き替え版)
富田耕生ナレーター(日本語吹き替え版)
小島幸子(日本語吹き替え版)
落合弘治ドニー(日本語吹き替え版)
相沢まさき(日本語吹き替え版)
田村睦心ジョン・ベネット(少年時代)(日本語吹き替え版)
武田幸史(日本語吹き替え版)
出演ノラ・ジョーンズ本人
トム・スケリット本人
サム・ジョーンズ本人
テッド・ダンソン本人(ノンクレジット)
レイ・ロマノ本人(ノンクレジット)
原作セス・マクファーレン(原案)
脚本セス・マクファーレン
作詞セス・マクファーレン主題歌 "Everybody Needs A Best Friend"
主題歌ノラ・ジョーンズ"Everybody Needs A Best Friend"
撮影マイケル・バレット〔撮影〕
マーク・ヴァーゴ(追加撮影&第二班撮影監督)
製作セス・マクファーレン
配給東宝東和
特撮ティペット・スタジオ(視覚効果&アニメーション)
振付セス・マクファーレンテッド(モーションアクター)
日本語翻訳町山智浩(翻訳監修)
あらすじ
ジョン少年は、クリスマスに贈られたテディベアと友人になれるように祈る。願いは通じ、テディベアに魂が宿り、ジョンは親友テッドを得る。27年後、ジョン(マーク・ウォールバーグ)とテッド(セス・マクファーレン)は中年になっても親友であった。ジョンの恋人ロリー(ミラ・クニス)は、毎日一緒にソファでくつろぎ、マリファナを吸い、映画を楽しんでいる彼らに呆れている。

DAIMETAL】さん(2014-08-10)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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29.《ネタバレ》 前評判がかなり良かったのと予告が非常に笑えたので楽しみにしていました。
結果としては予想以上に下品だったのと、ベタなオマージュがたくさんあったという印象で、これは見る人をかなり選ぶなと思いました。
ただ、ネタにしている映画にはスターウォーズやインディージョーンズ、ETなど結構メジャーなものも多くて自分も結構笑えました。
時事ネタもかなり多くこれらすべてを知っている人って日本じゃほとんど皆無なんじゃないでしょうか。案の定ジャスティンビーバーはネタにされてましたね。

かなりぶっ飛んだ内容だったのにオチは意外と王道だったのでもうひとひねりほしいと思いましたが、全体としては期待通りの内容で満足しました。

最後に、主役二人(一人と一匹?)のアカデミー賞出演おめでとうございます! やっぴーKさん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-04 00:03:43)

28.《ネタバレ》 最近自分、アメリカ映画の「主人公」の初歩設定であるキャラ付けが、どういう方向に向かおうとしてるのかわからず混乱してきてます。たまたま観た新作が、どれも主人公もしくはヒロインがココロを病んでいる作品ばかりだったせいもあるんですが・・・。「世界にひとつのプレイブック」「フライト」そしてこの映画。この映画のジョン君は特に病んでいるって訳ではないけれど。なんだか、映画の主人公になるキャラクター必須条件として、フツーに日常生活でコカインやドラッグをやっているのが「たしなみ」みたいな感じで描かれているのがすごく気になるんです。シリアスな内容の映画や脇役ならともかく、この作品みたいな罪のないラブコメの主人公がそういう設定にされてるって、何だかものすごく危険な傾向じゃないですか?年齢層限定ヲタクネタや、下ネタ、意訳が多過ぎる(流石に星一徹はやり過ぎ)なんて事は、たいして気にもならなかったけど、これはある意味無邪気に楽しめるファンタジーだけに、余計に引っ掛かってきちゃうんですよね・・・。この映画を観ながらそんな事を考えてた俺もココロが病んできてるんでしょうか?これからのアメリカ映画って、ドラッグをやらない人間=清廉高潔でつまらない人間、だから映画の主役には絶対なれない、なんて風潮にだけは間違ってもならない事を祈るばかり。大円団な結末なだけに、これからも雷兄弟ジョンとテッドはカウチに座ってDVD観ながら、ハイテンションになれるおクスリを嫁そっちのけでやり続けるんでしょうね、きっと。せいぜい体を労わって末永くお幸せに! 放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 2点(2013-03-02 23:22:58)

27.まさかこの年になってうんこで爆笑させられるとは思わなんだ。久々にアメリカのコメディーで笑いました。 bolodyさん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-01 00:39:13)

26.とってもアメリカ的によくまとまっている映画だった。まとまり過ぎていて真新しさはないけれど、ストーリー的には安心して見れる。(下ネタがあるので家族で見れるタイプの映画ではないけれど。)くまのぬいぐるみが喋るっていう設定が新しいのかと思いきや、あっという間に喋るくまのぬいぐるみが受け入れられ、だんだん、普通の友情物語に・・・。そしてくまのぬいぐるみである必要がなくなり、しまいには人間にさえ見えてくる。。でも、テッドのキャラクターにはとても魅力がある。 kanekoさん [映画館(字幕)] 5点(2013-02-20 20:01:24)(良:1票)

25.《ネタバレ》 ストーリーはベタで誰でも想像できます。 しかもその通りに進みます(笑) しかし下ネタも含めて全編笑えます! 幼い頃に大切なぬいぐるみを持っていた事のある人なら尚更です。 80年代のアメリカ文化を知っていればもっと笑えるかもしれませんが、だからといって躊躇する事はありません。 何も考えずに楽しみましょう! 7点くらいかなぁーと思いつつも子供の頃大切にしていた「ウサたん」を思い出して8点! タカちゃんさん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-17 10:48:46)

24.《ネタバレ》 予告がものすごく面白かった。
ところが下品なシモネタはほとんど予告に入ってたという。
むしろ男同士の友情に女が入ってきたら?という、至極クソ真面目な映画だった。
もっともっとドタバタ、ハジケてもよかった。
この程度のシモネタくらいデートで行ったってたいしたことあない。
予告の出来の良さに騙された感のある映画でした。
うさぎさん [映画館(字幕)] 4点(2013-02-15 03:55:58)

23.《ネタバレ》 面白い。笑える。かわいい。
話はすごいベタ。別れそうになるカップル、それを友だちがとりもつ。いったん命を落としそうになり、お涙頂戴しつつ、結局生き返ってハッピーエンド。何このありがちなお話。
見ていて、常に先の展開が読めてしまうベッタベタなお話(どうせ、一波乱あったあと、結局二人は元の鞘に戻るんだろ~?とかもう読め読め)
しかし、それを補って余りある面白さがある。
テッドがかわいい。その一挙手一投足、動きがすべて可愛らしい。小さい体でベッドによいしょと上がるしぐさだけでかわいい。ところがそこから繰り出される、下品極まりない

言動、ひねたジョーク。そのギャップがまた面白い。そこかしこにちりばめられた不条理なギャグやシモネタも笑える。
ただ、80年代?のアメリカドラマを分からないと、全く理解できないネタが多い。この人誰?これは何を言ってるの?というネタが多かった。くまモンやガチャピンなどところどころ日本人向けにローカライズされてる部分もあり、日本公開にあたってそれなりに工夫してきいるのは評価できる。ところで、ユダヤ人いじめ(しかも主人公がそれに加担したがる)なんてのがさらっと出てきて、それがちょっと驚き。そういうのって全然アリなんだ、アメリカって。
楽しい2時間をすごせた。R15指定だけあってシモネタが多く、女性向けではないし、デート向けではないかもしれないが、自分は大変楽しめた。 椎名みかんさん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-14 14:40:33)

22.《ネタバレ》 バカで下品でめちゃくちゃなお話なんだけど楽しかったです。80年代のカルチャーには疎いので、あぁこれは日本で言う仮面ライダー的なあれかな?等と想像しながら鑑賞しましたがそれだけで爆笑するアメリカ人が目に浮かぶ様でした。デートムービーにはいいと思います。さすがに家族との鑑賞はオススメ出来ませんが。 Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 7点(2013-02-11 17:57:48)

21.《ネタバレ》 クライマックスでテッドのお腹が千切れていくシーンが痛々しかった。バカバカしい設定で低俗な会話ばかりだったけど、最後にはテッドの虜だった。面白かったです。 あるまーぬさん [映画館(字幕)] 7点(2013-02-11 17:07:44)(良:1票)

20.《ネタバレ》 旅行のため乗った飛行機内で観賞。外国のエアラインだったため日本語字幕がなくて原語で見ました。なのでみなさんが言う「星一徹」「七五三」「くまもん」「熊ん(略)」の意味がわかりませんでした。原語もよくわからなかったんですが(笑)でも、こう言った映画は見ていればなんとなくわかるものだし、実際私くらいの年齢だと「フラッシュゴードン」ネタや着メロで大笑いできました。まぁ確かに下品だし(ハンドソープを顔にかけるところなんか、呆れましたけど序の口でした)テッドが可愛いからってうっかり子供と家で観ちゃったら真面目な親は慌てると思いますが、そこは良くも悪くもアメリカ映画で、なんかカラっとしているんですよね。誰しも子供の頃大切にしていたおもちゃはあるはずだし、私もまさにクマのぬいぐるみをすごく可愛がっていたんだけど、いつの間にか手放してしまって。だからホロっと泣けるシーンもありました。うまいですよねぇ、ONとOFFって言うか陰と陽って言うのか。どなたかのレビューにもありましたけど、あの頃可愛がっていたぬいぐるみに会いたいと思いましたもん。お互い年取ってひねてる部分はあっても、きっと気持ちは通じると思います。そう言う意味では本当に下品で低レベルなんだけど、面白い映画だと思います。主人公が宮川一郎太に見えて仕方なかったんですが、みなさんそう思いませんか? MILAさん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2013-02-10 01:47:59)

19.《ネタバレ》 吹き替え版が良とのことで鑑賞しましたが、評価が難しい。原語の下ネタジョークがわかる人には最高なんでしょうけど、吹き替えはがんばっていたけどやはり限界が見えました。くまもんであそこまで逆切れするかな?恐らく原語ではもっと屈辱的な言葉を投げていたんでしょうね。日本語下ネタも早口で、周りもし~んとしているから滑ったように感じてしまいました。(みんな心でニヤついているのかな?)ストーリーは王道で特にひねりもなし。フラッシュゴードンは日本なら本郷猛かモロボシダンか、なんて勝手に想像してみました。見終わって周りを見ると、若い女性が多いのにびっくりでした。 Banjojoさん [映画館(吹替)] 6点(2013-02-09 23:34:20)

18.笑えたかというと笑えた部分はあるが、下ネタと関係ないところが大半だった。この映画の下ネタは小学生のうんこちんこと同じなので、ただの下品な言葉の羅列で、どうしても笑いにくい。ウィットがない。映画としても一言でいうと「ぬるい」作品で、作中にちりばめられた数々のオマージュ、パロディは楽しめるが、だからどうしたという感じ。エイリアンとトップガン両方に出ているスケリットはちょっと感動した。家に閉じ込められるシーンは完全にトイ・ストーリーを意識しているし、最後のフェンウェイパークはやはりダーティハリーを意識しているように思う。ライアン・レイノルズとグリーン・ランタンのくだりもクスリとさせられたが、映画館で笑っている人は皆無だった。日本人にはやや厳しい。 Balrogさん [映画館(字幕)] 6点(2013-02-08 12:08:09)

17.《ネタバレ》 まあ、とにかく下品な映画でした。そこそこ面白いとは思いますが、邦画だったら、ただのB級で話題にあまりならないかもしれないなぁ。下ネタはとにかく、マリファナが堂々と扱われてたり、開始数分でユダヤ人いじめとかエグい表現が出てきたタブーのなさには、ある意味驚きました。全体の話の筋自体はまあ想定の範囲内な感じですが、この映画はセリフとパロディのディテールを楽しむ映画ですからね。洋画に詳しくない私には元ネタが分からないものも結構ありましたが、テンポの良いお下品トークの連続には、確かに吹き出す場面も少なくありませんでした。吹替で見ましたが(星一徹やくまモン等の訳語は字幕と同様です)、有吉の声は正直うまいとはいえずシリアスなシーンはちょっと違和感があるものの(シュレックの浜田雅功には及んでいませんね)、下品なトークとは合っていて、途中から何となく馴染んでいました。ボストンが舞台の話で、クライマックスがフェンウェイ・パークのグリーンモンスターだったのは、MLBファンにはちょっと嬉しい展開ですね。打撃の神様「テッド」ウィリアムズを想起させる演出? 蛇蟇斎狐狸窟さん [映画館(吹替)] 5点(2013-02-05 21:05:59)


16.とってもとっても、お馬鹿でお下品な映画でした。そのことを知らずに見たら、きっとドン引きするでしょう。でも、わかってさえいれば、楽しめると思います。特に男なら。 shoukanさん [映画館(字幕)] 6点(2013-02-04 17:41:09)

15.《ネタバレ》 素晴らしく、しょうもない!!
パロディ以外の笑いのネタは、うんこ、屁、アナル、ちんこ、ファック…とまぁ程度の低いこと低いこと。
愛くるしいぬいぐるみが、下品極まりないワードを連発するだけで、温かい気持ちになるのは何故なんだ!?
アルフをめっちゃ下品にしたような作品。
しかし、アメリカはダメな親友と恋人とどっちをとるのかをテーマにすることが多いなぁ。ぬいぐるみのテッド君はクソ下品だが、主人公のジョンの方がクソみたいな人間なのが、また面白い。うんこを恋人に処理させるシーンはひどすぎて堪らん。
テッドはなんだかんだで人間ができていて(人間じゃないけど)クールだ。ジョークも気が効いてるし!(シモネタだけじゃないよ!エイリアンネタとか秀逸だったよ!)きっとモテる。ちんこはないけど。※タグが感じるらしい
やたら激しい効果音のバトルシーンは腹抱えて笑った。
全体的なストーリーは、めっちゃ適当なんだが、そこもまた味になっていたり。 すべからさん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-04 16:26:23)

14.《ネタバレ》 やーん、想像してたよりはるかに面白かったわー。 フラッシュゴードンとかトム・スケリットとかナイトライダーとかシンニード・オコナーとかインディ・ジョーンズとかビショップとか…小ネタがモロ世代すぎてアメリカ育ちのアタシとしては懐かしいったらありゃしない! 字幕で「星一徹」になってたトコ、実際のセリフは(ウロ覚えだけど)「Somebody had to go Joan Crawford on his ass. 誰かがジョーン・クロフォードにならなきゃ」で、「ジョーン・クロフォード」は子供を虐待してたことで有名な大女優なんでそのブラックさにクスッて感じだし、イカれた誘拐犯がビデオ見ながら踊ってたのがティファニーってのがまた…。 80年代に人気絶頂だったティファニーはスキャンダルのせいで当時彼女のコンサートで前座をしてたニューキッズオンザブロックにとって代わられたのよ。 んでそのNKOTBのドニーの弟が今回主役のマーク・ウォールバーグ…イジワルだわー。 ってことで…アメリカ生活してないと笑えない内容もたくさんあったかもしれないわね…。 でも!!ぬいぐるみが魂を持って…っていうありえないお話ではあるんだけど、いつまでも悪友とツルんでばっかでなかなか大人になりきれない男と、それにヤキモキしてる女っていう意味では妙にリアルだし、なんか感情移入しやすいっていうか。 かなり笑った割に終盤では意外にも泣かされて…アタシは大満足よ! 梅桃さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-26 20:31:39)

13.笑えました。ただ他の方も言われているようにアメリカ人ならもっと面白く感じるんでしょうね。 東京ロッキーさん [試写会(字幕)] 7点(2013-01-24 15:27:31)

12.《ネタバレ》  若い人中心に満席の初日の渋谷のシネコン、日本人向けに「くまモン」や「星一徹」に置き換えられた字幕で笑う人は皆無、むしろその字幕に困惑しているような空気すら伝わってきました。
 以前にも書きましたが、映画を見てそれまで知らなかった事、判らなかった事に興味を持つというのはとても大切だと思うのですね。それは映画の愉しみの中の大きな要素の1つだと経験上感じます。
 この映画の字幕はその機会を潰してしまっています。この映画のみで閉じてしまおうとして、逆に誰も得をしないものになっている感じ。今はネットで情報が手軽に手に入る時代なのだから、余計なお節介は不要なんじゃないかと思うのですが。

 さて、映画本編について。これはテッドが語る「自分の責任」についての教訓話のように思えるのですが、実際は「そうかぁ?」って感じで。主人公は結局両方を手に入れる訳じゃないですか。最終的に彼女はとても聞き分けのいい都合のいい存在で。
 だからむしろコレってオタクの夢と理想を描いた映画なんじゃないかって。親友がいて、彼女がいて、好きな事ができて、って。
 この「気持ち良さ」にピンと来る人はもしかすると少ないかもしれません。でも、この映画にとってとても重要な要素となる『フラッシュゴードン』のダサカッコよさを理解できる人間にとって、これは甘美なまでに気持ちイイ映画。
 昔、あの映画のダサカッコよさにインスパイアされて小説書いたくらいな私(300枚書いたところでネタが尽きて挫折しましたが)、主人公とテッドにシンクロ率120%、なのでそのダメっぷりも含めて限りなく愛おしいという。

 少なくともぬいぐるみのクマちゃんに生命が宿っちゃうステキなファンタジーではなくて、でも下品なぬいぐるみが巻き起こすドタバタコメディともちょっと違って、『宇宙人ポール』や『スコット・ピルグリム』に通じる、かなり濃いめのオタクが同病相哀れむ感じでオタクに向けた自慰的映画であったという点で、作品的にはどうかと思う反面、意外なまでの濃さにオタク歓喜!みたいな状態で。

 「もう別にダメでもいいんじゃない?」なんて言ってる映画な気がしないでもないんですが、楽しかったから別にいいや。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-23 23:12:38)

11.《ネタバレ》 アメリカの80年代カルチャーに詳しい人が見ると大ウケなのかな。アメリカで大ヒットしたってのはそこらがツボの人が多いってコトなんだろうか。確かに80年代は映画も音楽もイイ物がたくさんあって良い時代だったとは思うけど、あまりにも内輪ウケ的な内容だった。 フラッシュ・ゴードンやそのパロのフレッシュ・ゴードンは見た事があるけど、はっきり言って忘却の彼方。スターウォーズ、ナイトライダーの曲やエイリアンのネタなんかはニヤっとはしました。一番ウケたのは「よせ、スーザン・ボイル」だったかな。字幕は日本人にも分かるようにアレンジしたと思われる引用もあったが、かえって引いてしまい面白みも失せた気がする。下ネタやブラックジョークも多いから観に行ってドン引きした人も多いだろうな。数多く固有名詞がでてきますが、元ネタ不明で理解できないモノが多いと思います。アメリカ人と日本人の差ってのもあるでしょうね。幼児性からの脱却というテーマもありますが、微妙かな。 クマの縫いぐるみという可愛らしさだが中身はダメダメなオッサンというのがウケたんだろうけど、確実に観る人を選ぶ映画なのは間違いない。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 5点(2013-01-22 22:52:55)(良:1票)

10.《ネタバレ》 世界的なパペットアニメーション作家J・シュヴァンクマイエルは自伝で「人形とは子どもと大人の世界の境界線である」と述べています。シュヴァンクマイエルが言うには、子どもは人形を使って自分の世界を形成し、大人になる時に人形(自分の世界)を殺して大人の理不尽で不条理で自分のルールが適応されない世界に足を踏み入れるのだといいます。この映画でも人形(というかヌイグルミ)は大人になるための一種の障害として描かれているのが面白いなあと。どんなに仲が良くて親友でもいつかは決別しなければ大人になれないという話しは、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」に良く似ていますが、そんな話を非常に寓話的に描いている。
そんな感じで物語の根幹はしっかりしているのですが、物語の中盤でテッドがそれを声に出して全て説明してしまったのは少し残念でした。どうせなら画の力で伝えて欲しかったな。
80年代を代表する底抜けバカSF映画「フラッシュゴードン」、傑作SF映画「エイリアン2」絡みのネタもオタク心をくすぐるような内容で終始楽しかったです。
ただ所謂時事ネタも沢山盛り込まれており、こういう類の映画は実際にアメリカに住んでいないと100%楽しめないと思うので、少し減点しました。結構分からないネタも多かった。 民朗さん [映画館(字幕)] 7点(2013-01-22 22:31:10)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 109人
平均点数 6.02点
010.92% line
110.92% line
221.83% line
343.67% line
465.50% line
51715.60% line
63330.28% line
73128.44% line
81110.09% line
932.75% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.85点 Review7人
2 ストーリー評価 4.66点 Review12人
3 鑑賞後の後味 5.81点 Review11人
4 音楽評価 5.70点 Review10人
5 感泣評価 4.55点 Review9人

【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
オリジナル主題歌セス・マクファーレン候補(ノミネート)作詞 "Everybody Needs A Best Friend"

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