みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.凄まじい戦争映画。 こうゆう作品はたまに見て、戦争のムゴさを改めて実感しないとダメね。 たくさんの犠牲者が出るのは覚悟の上で鑑賞しているが、やはり色んな人の死を直視するのがツラい。 終盤の「ワニ」の演説シーンには心震えます。 【tonao】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-05-24 15:28:25) 6. 史実としての戦争のことはわかりません。が、戦争の本質的な愚かしさが描かれているように思われました。 兵士のキャラクターもそれぞれ魅力的です。よい映画でした。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-26 12:46:11) ★5.《ネタバレ》 終わりの始まりとはこの事をいうのじゃないだろうか。停戦の知らせを受け歓喜する兵士たち。その後の正式な通達に耳を傾け一瞬の安堵に変わる兵士たち。だがしかし、喜びの瞬間など束の間で 後に発せられる残り12時間での総攻撃指令。つまりは死物狂いで頂上を取りに行け 結果、ご覧の通りの事態を招いてしまったわけですが。 驚くべき事は、味方であるはずの米軍からの恐るべき無差別空爆で あれの意味が分からないです。 なぜあのタイミングにおいて米軍は無差別に攻撃を開始してきたのか 南側の人達はこの事実をどう捉えているのでしょうか 気になるところですが、現状、その事について触れられている記事や戦後論を見つけきれておりませんので何とも言えないところが辛いとこ。そんなことからしてこれ、敗戦国日本にとってはもはや対岸の火事のようなもので 日本人からしたら実はそれどころではなく朝鮮戦争など ましてや高地戦などほとんど関心無いに等しかった戦争記だったのではないでしょうか だがこの映画を通じて知れた。どうせ全体通してかなりドラマティックに脚色されているのだろうなと思います。だけどもそれでもいいんじゃないかと思う 少なくとも朝鮮人の南北対戦の歴史がごく一部でありながらも知れた。国家上層部の鬼畜さと愚かさが知れた。命の儚さが知れた。過剰なエンターテイメント性も見受けられたが見事な反戦映画だと見てとれた。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-12-30 18:47:27) 4.《ネタバレ》 韓国と北朝鮮の戦争で、とある高地のでの戦いを描いた戦争映画。戦争における不条理で、同民族どうしの戦いの虚しさや、戦争とゆうシステムそのもののバカバカしさに特化して描かれていて、ただそれだけでなく、飽きさせない娯楽要素が散りばめられていて、僕的には退屈せずに楽しめました。僕が特に面白く感じたのは、各キャラ設定。なにかを秘めたイケメンな主人公の親友や、心の痛みから逃れるように薬漬けの若い大尉など、それぞれにキャラが立っていて、それらがうまくストーリーの推進力になっているように感じました。中でも中盤に登場する「2秒」と呼ばれる北朝鮮のスナイパーが印象的。相手をどこからともなく撃ち抜き、きっちり2秒後に銃声がなるそのキャラ設定は、実際にそのくだりを観れば、不気味でかっちょよく、ゾクゾクしてテンション上がります。名前からしてなんかかっちょいい。あと、終盤の中国軍も怖くてよかったです。明かりがついた時の、中国軍のその絶望的な多さ。ヒエーッてなりました。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-11-23 14:01:17) 3.《ネタバレ》 朝鮮戦争の激戦地を描いた映画。北朝鮮と韓国で争奪を繰り返していた山が舞台で、戦争の不毛さや非人間性が強く伝わってくる。 ■宣伝の「停戦協定後の地獄の12時間」は実はラスト30分ぐらいだけで、停戦協定までの壮絶な戦闘がメインを占めている。しかし、互いに奪い合いをするだけの不毛な状況、理解されない上からの非道な命令、この状況下では、むしろ敵の方がよき理解者になってしまう。埋めた箱によるやり取りはそういうことであろう。 ■死体で埋まった山、その中を片手を吹き飛ばされてもなお敵を殺し続けていく大尉はまさに「地獄に生きている」ことを象徴している。これは味方を大量に殺して生き残った咎でもあろう。味方を置き去りにして船を出し、かろうじてしがみつく味方を銃で撃ち殺していく回想シーンが実は一番壮絶に見えた。 ■反戦映画の中でも「娯楽性」と「惨劇さ・非道さ」をうまくバランスしている良作だと思う 【θ】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-08-13 00:27:40) 2.《ネタバレ》 戦場描写はよく作られているなと思いました。けれど寒いからって敵軍の服を飄々と着て、味方に撃たれても仕方ないような行動をとるシーンが出て来た時にかなり冷めてしまいました。それでも見続けられるクオリティはありましたが「あ、この人今から撃たれるな」というのがありありと分かるシーンの連続でもありました。逆に言えば撃たれる直前の「あー撃たれるよー!」というハラハラを味わう作品なのかも。予告編がとても気になったのでレンタルしたんですが、予想と違ってあまり内容のない作品だったなと思います。霧の中、両軍が歌い始めた時はピークに冷めてしまいました。実際にあんなことされたら、自分なら「これは心理作戦だ!」としか思わないし、少なくともあの場で郷愁には浸れないな。箱に爆弾細工はしないで敵同士のコミュニケーションが起こり、けれど冷淡に撃ち殺し合う不条理を戦争の狂気と悲しみと言ってしまえばアリなのかもしれないけど、どうも「ホントかよ」と思ってしまう。僕は可愛い女の子であることを免罪符のように思って冷淡なことをする女が大嫌いです。あの女を殺したのは正解と思いますが「こんな女の子を殺すのなんて見てらんない」みたいな目を背けて殺す描写は甘々で物足りませんでした。あの女はもっと惨たらしい死に方をして欲しかった。…なんてことを思わせてしまうこの映画はあまり好きじゃないです。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-07-19 02:55:54) 1.《ネタバレ》 反戦映画でありながら、キッチリ娯楽作としても楽しめる(?)映画になっていて凄い。日本でこんな戦争映画作れるだろうか。境界線を巡って南北の両軍が一つの山を奪っては奪い返され、奪っては奪い返されを延々繰り返している戦場が舞台。シチュエーション設定だけで「面白そう」と思って見てみたけれど、そこから発展する物語やキャラクターもことごとく魅力的。こりゃもう降参だわい。次から次へと襲いかかる困難に、もうゲッソリ。「生きて帰れると思ったのか?」と言われた時には、観てるこっちが「はい、思ってました・・・」と言いそうになるほど。全編見終わった後に冒頭部分をもう一度見直してみると、物語の重要な要素が1カット目から盛り込まれていて、そういうところも巧いなあ・・・と溜め息がでた。完敗。 【ゆうろう】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2013-06-01 19:15:54)
【点数情報】
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