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怪怪怪怪物!

(怪怪怪怪物!(かいかいかいかいぶつ!))
Mon Mon Mon Monsters
(報告老師!怪怪怪怪物!)
2017年【台湾】 上映時間:110分
ホラーサスペンス学園もの
[カイカイカイカイブツ]
新規登録(2019-10-20)【3737】さん
公開開始日(2017-10-26)


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監督ギデンズ・コー
脚本ギデンズ・コー
あらすじ
舞台は台湾。主人公はいじめられっ子の男子高校生。クラス費盗難の濡れ衣を着せられた挙句、当のいじめっ子グループと一緒に老人介護のボランティアに行く羽目に。そこで偶然見つけたのが人喰い姉妹だった。成り行きで妹の方を捕獲した彼らは、秘密のアジトで少女を飼うことにする。人肉を食らい、陽の光を浴びると焼ける怪物。新しい「おもちゃ」を手に入れたいじめっ子グループは、主人公を仲間に引き入れる。この件でイジメ回避と友人を得た主人公だったが、これは新たな、そして大きな悲劇の始まりだった・・・。

目隠シスト】さん(2020-06-09)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 しばらく見てすぐに「あぁこれは人間側の方が怪物じゃないか!」ってやつやなーと思いながら見てたがその通りだった。
主人公がどう見てもヒョロガリチビにしたロッテの佐々木朗希君でそこばかり気になってしまったのが惜しい。
ボスはうしろシティの阿諏訪、ヒロイン(じゃないんだけども)は音痴だけど可愛かった。
「俺はあいつらとは違う。助けてあげるから。」「善人面すんな!」「俺は助けようとしてるのに!」等のセリフも視聴者の気持ちそのまま表してる。
「(ごめん)」って言いながらの窓開放も丁度いいクズっぷりで好き。
「君は俺たちとは違う」のセリフで十分察せるラストも良かったのでは。
いじめのシーンが結構しっかり描かれてるのでトラウマある人は見ないほうがよいです。 悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-10-30 16:29:18)

5.《ネタバレ》 ホラー映画の枠組みのもとで過酷な人間関係を描くダークな青春映画ということらしい。
内容的には俗悪低劣で見るに堪えないが、これによって例えば“善人の生きづらさ”を表現する意図があるとすれば、基本的に人は善人たるべきことを前提としているのだろうから良心的とはいえる。それにしても残虐性や暴力性自体に価値を見出す観客向けの興行価値で売る思惑もあるだろうが、まあ商業映画としては仕方ない。

一応いろいろ考えさせられる映画だが、まず“この世には悪人とバカしかいない”という発言は、人間社会の本質を端的に表現した言葉のようではある。実際は悪人かつバカというのもいるだろうから単純な二分割ではないだろうし、また自分を悪人と思っていない悪人とか自分をバカと思っていないバカとかもいるだろうから簡単ではないが、まあこれはいわゆる良心と知性が両立できない社会だと言いたいわけか。
それより字幕を見た限り、この映画ではバカ=他人の話を簡単に信じる者、という意味づけをしていたらしく、つまり悪人/バカの対立は、騙す者/騙される者の関係に置き換えられそうである。そうすると日本でいわれる「騙すより騙される方がいい」という言葉などは、万人に向けてバカであれと呼びかけるようなものということになり、お人好しの日本人には手厳しい指摘かも知れない。当然ながら本来は「騙さない+騙されない」のがまともな大人のやることである。
あるいは単に騙されないというだけでなく、むやみに世間の風潮に乗せられるな、ということだとすれば、学校内でも古いムラ社会でも現代の情報社会でも言えることになる。現実問題としては①強い同調圧力を受ける場合と②周囲に遠慮して自ら合わせる場合(日本的か)と③何も考えずに調子に乗っている場合がありそうだが、この映画としては最終的に③あたりを意識していたものか。
若い世代に教訓を語る映画のようでもあるが、または一般向けとして、今後何かと生きづらくなっていきそうな世界への警鐘とも取れなくはない。しかしさんざん気分が荒れた状態で終わるのであまり真面目に受け取る気もしない。

余談として、必然性不明で日本関係のものが時々出ていたのは苛立たしい。苛立ちついでに皮肉を書くと、親日国といわれる台湾も簡単に信用するなということになりそうな映画だが、しかし日頃の行動を見ていれば信用できそうな程度も見えるとはいえる。ちなみに自分としてはパイナップルの販路拡大には協力した。 かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-04-24 11:29:21)

4.《ネタバレ》 劇中で主人公が言及するように、人喰い姉妹より彼女を監禁した子どもたちの方が余程悪質です。表題の『怪物』は彼らを指すものと考えてよいでしょう。怪の数=主人公を除く4人の監禁犯。実際、彼らの「善悪の判断をしない」様は、空恐ろしく、激しい嫌悪を覚えました。彼らと同類だった女教師も同様です。そういう意味では、良心の呵責を感じていた分、主人公の方が随分と“マシ”に思えます。ところが最後、主人公は4人の蛮行をも遥かに上回る凶行に及びました。情状酌量の余地などない、絶対に許されない行為。首謀者グループが消えてもなお、無くならない自身へのイジメ。殺人を幇助した意味も無くなり「人間」に対して絶望した結果、主人公は身も心も「怪物」に変化したと考えます。タイトルも4人の怪物の意味ではなく、怪が4つもつく超特大の怪物=主人公かもしれません。注目すべきは、主人公のパーソナリティが特別ではなかったこと。自身へのイジメを回避するため、いじめっ子に同調する狡猾さ。ほどほどの良心。彼は何処にでもいる普通の子です。普通の子が怪物に変わるから恐ろしいのだと思います。彼はいつもコンビニのイートインでひとり夕食をとっていました。これが当たり前の景色になる“異常事態”に、事件の本質が隠されている気がします。 目隠シストさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-07-30 20:24:53)

3.《ネタバレ》 (B級っぽいが)質感は意外にもほぼA級で、色々と演出がなんか結構凝ってるのも良いように思う。スプラッタ面もまずまず強烈で見応えは十分。ただし、何故だか登場人物が全員ド腐れ外道(ガキのくせに)なので、人によっては(と言うか大抵の人は)嫌悪感でゲンナリするだろう(感情移入などほぼ不可能)。ある意味、非常に過激な内容と言える(ジュブナイル・ホラーな感じの作品なのだが、モノ凄ーく教育に悪そう)。 Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-10 00:56:18)

2.《ネタバレ》 開始数分で浮浪者を貪り食う描写は、先日の肉牛解体シーンとは異なり只々気色悪い。しかし、集団でイジメを働く腐れ糞ガキどもは、怪物がマトモに見えてくる胸糞悪さ。英語教師の性根も糞ガキと同じ類。立ち位置の良く分からない主人公にもイライラさせられ通し。外道どもがざまあみろ!と思う結末も、時間が経つと、こんな終わり方じゃアカンわな。とモヤモヤが。生理的心理的にムカムカで埋め尽くされた「腐腐腐腐腐腐れ!」がしっくりくる作品。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2019-11-08 16:29:57)(良:1票)


1.《ネタバレ》 めんどくさいので タイトル:怪怪物物でイカンかったのだろうかとか思ってしまう。発音する際、怪がやたら多すぎてめんどくさい。語呂的に言って怪が1個多すぎなんだってば めんどくさい。でもそりゃ母国台湾の原題自体が怪怪怪怪物なんだから仕方ないんだけど、だからというか、因みに英題:モンモンモンモンスターなので、ここでも語呂が悪すぎ。そう言った意味からすっと別映画になってしまうですけんど、悪魔の毒々モンスターって覚えやすくも親しみやすく秀逸なタイトルだったんだなーとかしみじみ思っちゃう。
ついでに(ついでに?)内容について触れてみましたら、こりゃアカンでしょうや、いくらバケモノとはいえ、幼女監禁、幼女虐待、幼女殺害、こやつらみんな終身刑に処すべき案件、親日国台湾がこんな鬼畜作品作っちまうなんて ちょっと軽くショック受けております。日本ではホラーとはいえ、こんなモラルに反する作品作るのヤメてね 少女の呻き声がずっと頭に残ってしまいツライ。
3737さん [DVD(字幕)] 7点(2019-10-22 17:43:48)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.33点
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