みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
203.《ネタバレ》 一筋縄にハッピーエンドにならないのかぁ。。。ちょっと落ち込む映画でした。 【kaneko】さん 5点(2004-04-04 22:55:29) 202.さまざまな手段で婦長に反抗するマクマーフィ。彼の取る行動で 無気力だった他の患者達が変わって行く姿は、観ていて爽快だった。 1番変わったのはチーフ。自分の意思で動くようになってい行く 姿は感動的だった。そして、ラストは、チーフからマクマーフィへの 想いが全面に出ていて、胸が苦しくなった。涙 ニコルソンの演技 が光っている作品だった。 【ボビー】さん 8点(2004-04-02 09:52:12) 201.なんて感想書いていいか困る。看護婦さんも一概には悪いとは思えなかった。これを見てると母親が来て「これ、私が若い頃の映画よ~、懐かしい」と言っていて、映画って世代を超えて伝えられてなんか凄いなと思った。いい年してロボトミーって言う言葉をここのレビューで初めて知りました。自分やばいなと思った。勉強になります。 【しずく】さん 5点(2004-03-15 20:09:55) 200.胸に響いた。30年前の映画と知り、さらに言葉が出ない。 【●えすかるご●】さん 9点(2004-03-12 23:26:48) 199.すごい映画だと思う。でも、わからない。他のレビューを見て納得できましたが、わからない。映画を観る前にその時代の社会背景だとか監督の半生だとかを知っておかないといけないのだろうか?そんなん映画に直接描かれてないじゃん。でも本当に強烈な映画だと思う。もう一度理解して見れば自分の中で忘れられない名作になるに違いない。馬鹿でスマソ。 【カワサキロック】さん 7点(2004-03-08 23:52:36) 198.《ネタバレ》 チェコスロバキアからアメリカへ亡命したミロス・フォアマン監督の大傑作です。監督自身も語っている通り、この精神病棟はチェコそのもの。日課を断じて変えようとしない病棟は管理された社会主義国家の体制を表し、ビリーの自殺や、マクマーフィーが廃人にさせられてしまうという悲劇は、この管理社会のいわゆる「弊害」でしょう。これらの「弊害」を次々と暴き出すこの映画は、一見すれば、管理社会という非人間的な構造に対して、明らかに反体制の様相を呈しています。ただ、マクマーフィーによって、女が連れ込まれ、看守に賄賂を取らせて酒を喰らい、朝まで騒ぎ続けた後の乱れた病棟の惨状はどうでしょうか。管理人を騙し、勝手に船に乗り込み、はしゃぎ回る彼等の行動はどうでしょうか。もちろん、これらにしてみても到底容認できるものではなく、ここに自由主義による「弊害」をも暴き出し、真の自由とは何かを提示していることも見逃してはいけないと思います。管理社会であれ自由社会であれ、社会主義であれ資本主義であれ、どんな国にもどんな世の中にも、必ず制度による「弊害」は存在します。「看護婦長は善を為そうとして悪を為す」とフォアマンは語っていますが、看護婦長にしてみても、マクマーフィーの理解者となり、勤めを全うしようという思いは強かったはずです。すでにシステム化された婦長にとっては病棟の日課は正常であったのです。こちらでは正常者であるものが、あちらでは異常者であったり、異端児が英雄にもなり得るのが現実。それではどうすれば良いのか?この問いに対する一つの答えが、マクマーフィーの「陰でぶつくさ文句たれてるくせに出て行きもしない!」であり、それに感化されたチーフのラストの「逃亡」なのかも知れません。自分が"人間らしく生きられる"社会への「逃亡」は、逃げではなく、あくまでも積極的な行動であって、選択するという自由の行使です。マクマーフィーがついに逃亡できなかったように、この選択するという自由を行使できる人間のいかに少ないことか。その意味では、チーフこそが亡命監督であるフォアマンそのものであるという評はとても共感できます。フォアマンにはもっと多くの映画を撮ってほしいという気もしますが、自分の好きな作品だけを撮っていく寡作の姿勢は実に彼らしいことで好感が持てます。いずれにしても、自分の価値観に大きな影響を与えた忘れられない映画です。 【スロウボート】さん 10点(2004-03-06 23:12:28)(良:7票) 197.秩序と無秩序、自由と束縛、権利と義務といった、人間社会を構成する上で必要な概念の縮図としての精神病院が舞台。そこで繰り広げられるドラマはまさに現実世界のドラスティックなパロディそのもの。秩序を守り、秩序に埋没するがゆえの安定と、秩序を破壊し、異端として排斥され、不自由を享受するがゆえの自由。安易な二元論では語れないテーマ。 【FSS】さん 8点(2004-03-06 11:39:53) 196.パーティの後のマクマーフィの表情が凄い~。深読みしたいところです。チーフとの条件の無いつながりがいい。 【ジマイマ】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-03-04 01:20:15) 195.言うこと無い。すばらしい作品 【膝小僧】さん 10点(2004-02-27 23:59:00)(良:1票) (笑:1票) 194.チーフすごい!!! 【オビワンケノンコ】さん 8点(2004-02-27 21:53:46)(良:1票) (笑:1票) 193.後味がいまいちでした。とても、一言ではいえない何か重いものが残りました。ジャック・ニコルソン他、役者さんたちみんな、すごいです。 ストーリー展開事態には、納得できない部分がありましたが、それでもすごい映画だと思います。 【ぴっぷ】さん 9点(2004-02-27 15:05:32) 192.ジャック・ニコルソンも婦長も素晴らしい演技だった。でも、どちらにも感情移入できなかった。 【クルン】さん 6点(2004-02-25 21:37:21) 191.狂ってます。 (ビデオ) 【zero828】さん 9点(2004-02-25 20:28:30)(良:1票) (笑:1票) 190.《ネタバレ》 看護婦のリーダーが平良木登規夫という教授にソックリすぎるので本人ではないかと思った 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-02-24 22:52:13) 189.《ネタバレ》 「17歳のカルテ」の男バージョンということで観たかったんだけど、どうしても少し古臭いかな。 展開はオーソドックスっていうか・・・読める展開でした。 ラストに納得いかないなぁ~。イマイチスッキリしない・・・ そして、殺し方が「ベティーブルー」と一緒だ!なんて思った。(関係ないけど) でも、この映画を観ると、精神病患者と一般人との線引きって難しいなぁ~と思った。「17歳のカルテ」もそうだったけど。 この映画の当時は個性というものは殺される時代だったのかな、そんな気がする。ロボトミー手術って昔本当にされていたんですね・・・恐いなぁ・・・ 【エディ】さん 6点(2004-02-24 17:32:19) 188.ニコルソンの演技には脱帽です 【すごろく】さん 7点(2004-02-21 12:08:43) 187.落ち着いたそつのない丁寧な作品だけど、ちょっと退屈過ぎるかも。ちなみに、わたしゃ精神病院で医療職やってたことあるんですが、その視点から見ると一部「何だかな-」と思う点もあり。 【もえたん】さん 5点(2004-02-16 15:35:20) ★186.《ネタバレ》 東西冷戦の中、東欧で起こった自由獲得への試みは、プラハの春の悲劇のようにソ連の力により封じ込められました。そのチェコから亡命したフォアマン監督の自由に対する特別な気持ちが作り出した傑作です。秩序ある組織としての病院は、ある日、突然のマクマーフィーの出現により、患者たちの押さえられていた欲望や、忘れていた感情が次々と刺激されていきます。それは、患者たちの人間性のめざめとも言えるものですが、しかし、同時に病院の秩序を乱すことにもつながっていきます。そして、度を過ぎる騒ぎに悲劇も起こり、異端児は消し去られます。自由とは、各人がそれぞれの価値観で発言し行動することであり、対立や秩序の乱れは当然の結果なのかもしれません。したがって、組織や体制の維持を優先すれば、自由を制限しなければならないことも当然なのでしょう。最後は、自我に目覚めたチーフだけが、病院を去っていきます。その姿は、まさに自由のない祖国を捨てたフォアマン監督そのものと言えるのかもしれません。 【パセリセージ】さん 10点(2004-02-05 00:32:55)(良:3票) 185.この映画に出会ったとき、私は管理社会に対して大きな疑問を感じていた時期であった。 国家であれ、企業であれ、学校であれ、管理なくして秩序は保たれない。 その必要性を理解し納得しているはずなのだが、何か合点がいかない現実が周りにあった。 企業、学校など、いろいろな組織体系の中で、正しいとされている規律が、決して社会全体から見ると正しいことではなかったりする。 ところが、多くの人々は、自分が置かれている環境でしか通用しない「正しいこと」について、問題意識すら持たない。 そんな、釈然としない実体験が、この映画の中で展開する世界にオーバーラップしたのである。 病院側の、人間性を無視した管理。患者達の、現状に甘んじる消極的な態度。 まるで、現実社会の縮図を見ているような気がした。 冷酷なまでに患者を支配するラチェッド婦長。彼女の心無い一言が、患者ビリーを自殺に追いやった。 憎むべき対象以外の何者でもない。許せるわけがない。 私もマクマーフィ同様、反旗を翻し管理側に立ち向かったことがあった。 チーフのような力強い協力者も現れたが、権力と個人の力の差は大きく、結果は敗退。 組織から排除されたのも、この映画同様である。 ロボトミーを受けずに済んだのは幸運ではあるが。 しかし、二十数年間この映画を観続けてきた今、私は他人を管理する立場にある。 組織運営の為、規則により一人一人の自由を剥奪している。 その結果、管理を厳しくすればするほど、組織の秩序が保たれることを実感している。 ラチェッド婦長こそ、管理の教科書ではないかとも思えてきている。 立場によって「正しいこと」も変わってくる、いや、もともとそんなものは無いのかもしれない。 そして、考える。きっと、秩序を優先させた最たるものは全体主義であり、人権を無視した独裁国家に行き着くのであろう。 自由ばかりを優先させ秩序が崩壊した社会は、それぞれが勝手な行動に走り、安全な生活とは程遠い無法地帯と化すに違いない。 この映画は、私達に何を伝えようとしているのだろうか。 「全体の秩序と個々の自由。二つの反比例する相関関係こそが"人間の愚かさ"の証しであり、 二つを両立させようとする努力こそが"人間の素晴らしさ"の証しである」と、語りかけているように、私は感じるのである。 【Gang10】さん 10点(2004-02-03 09:42:34)(良:2票) 184.見ているうちに、精神病棟の患者がおかしいのか、一般社会がおかしいのか分からなくなった。この作品に出てくる患者たちは、情緒が不安定で社会性に欠ける人々。だがとても素直な人たちとも言える。自我や思考を捨てて周りに迎合して生きる人間が正常で、感情に嘘をつけない素直で純粋で少し弱い人が狂人なのか。そんなことをずっと考えながら見てしまった。 【ラーション】さん 10点(2004-02-03 02:25:46)
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