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チェ・ゲバラ/人々のために

CHE,UN HOMBRE DE ESTE MUNDO
1999年【アルゼンチン】
ドキュメンタリー
[チェ・ゲバラヒトビトノタメニ]
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 エピソードの端々から垣間見える彼の高邁な理想は、今もなお色褪せることなく心に響いてきましたね。

 まあ、チェ・ゲバラの生涯に興味があって予備知識もそれなりにある方でないと、退屈してしまう内容かもしれません。ただ、彼の貴重な映像やエピソード(あの有名な写真がどのようにして撮影されたか等)が満載ですので、興味のある方には面白い作品だと思います。 TMさん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-12 19:32:57)

4.モーターサイクルダイアリーズ観て→チェ・ゲバラの半生を語った「遥かなる旅(だっけか?)」を読んで→本作、に至ったのですが、たしかにこの作品はチェ・ゲバラに対してある程度の知識が要りますね。その点で「チェ初心者」な人にはちょっとしんどいかも。しかし「チェ・ゲバラがいかに愛されているか」という点では、コメンテイターの表情を見ればよくわかる。チェ・ゲバラに興味を持った人なら、この作品は中級の入り口?と、言えましょう。そんな私にとってこの作品は、チェ・ゲバラという男が私の中で序々に大きくなりつつある、と、感じさせる作品です。しかし、医者としてのチェは最低だったというコメントは、誰もしなかったなぁ…。「チェに治療されるぐらいなら死んだほうがマシ」っていうぐらい酷かったらしいですよ。まぁ、ゲリラ戦の最中で設備もクソもないっていう状況も手伝っての事なのでしょうが。 aksweetさん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-17 22:24:32)

3.社会・共産主義というと「言ってる事とやってる事が180度違う」「ファシズムが更に凶悪化して名前を変えただけ」というようなイメージですが、このキューバという国だけは「本物」と思える何かを感じます。少なくとも本気で各民族の自立を願って侵略国家アメリカと対峙し続けたという感じ。対峙どころかアメリカの陰に隠れて今も周辺民族への侵略・虐殺を平気で繰り返すどこぞの社会主義国家(中国)とは雲泥の差です。 映画は関係者による貴重な資料集という体裁ですが、これから映画で知ろうという人にはちょっと不向きかも。チェと名コンビのカストロがほとんど登場しないのが不思議。彼を抜きにしてキューバ革命を語っても片手落ちという気がします。 また一般民衆の映像が、気の無い表情で博物館を見て回る姿とか、マスゲームみたいなシーンしかないのもいかにも社会主義風でちょっと萎えました。 番茶さん 7点(2004-09-04 23:47:13)


2.この映画、点数つけるの難しいんですけどね。チェ・ゲバラに対して、どの程度心酔しているかで評価も変わってくるんではないでしょうか。僕は、ゲバラについてはある程度本とかで読んで知っていますし、持たざる人たちのために、自分の人生を捧げた彼の生き方(僕にはとても無理ですが)を凄く尊敬していますが、それでもこの映画を面白いと感じることはできませんでした。
この映画はおそらく、キューバ・中南米の人達のための映画で、豊かになってしまった日本人に対しては、伝えきれないものがあるのでしょう。
umeringさん 5点(2004-03-14 08:55:18)

1.チェ・ゲバラの事は詳しくないんで、この作品に登場する人名・地名もちんぷんかんぷんだったんですけど(知ってたのはゲバラとカストロと、「エビータ」のペロンくらい)、なかなか衝撃でした。ゲバラってゲリラ戦の天才だったというだけでなく、政治家としての手腕も持っていて、望めばどんな地位も手に入ったにもかかわらず、自らそれを良しとせずに、革命ゲリラ闘争の中で命を落としたのだそうな。まるで新政府構想中、自らは新政府に名を連ねず「世界の海援隊でもやりますかな」と言ったという坂本龍馬を思い起こさせますね。「ゲバラ入門」としてはあまり親切な作品ではないけれど、やはり見応えのある作品です。 ぐるぐるさん 7点(2004-02-21 13:48:24)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.40点
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