みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 この映画、個人的には嫌いじゃないです。最近、出る映画がことごとく外れ続きのキアヌ・リーブスだけに、キアヌ復活と言われれば応援しなくてはと思う。それにキアヌの殺し屋ぶりも潔いと言うか、まぁ言っちゃいけないんだけど「犬と車ぐらいでそこまで怒るなよ」とは思うんだけど、敵の親分の「お前、とんでもない奴を怒らせたな」感がよく出てて面白かった。クライマックスの親分がヘリで逃げようとするのを追いかけるシーンでは、周囲の子分達の大慌ての中で、親分が1人ニヤニヤ笑い続け、「銃、銃」と慌てる腹心に後ろから銃を渡そうとしてふざけるあたりに「ダメだ。俺はもう完全に死んだ」と言うあきらめが感じられて非常に良かったのに、その後のみっともない殴り合いは興ざめでした。ラストの犬は完全に蛇足。これがなかったらもう1点おまけしたのに。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-10-18 15:40:11) ★1.《ネタバレ》 結末部一歩手前を巻頭に持ってくるのも、キアヌ・リーヴスの顔半分に影を落として二面化する照明設計もノワールスタイルの証。 全般に照度を落とした心象情景の中、主として人工の光が彼の相貌を染める。 摩天楼の夜景空撮に稲光、白銀に輝く雨の反射にネオンサインと、光と影を意識してドラマに組み込んでいる。 雨の波止場で決着を付けた彼が画面手前に歩み来ると同時に、その顔面を次第にシルエット化させて死を仄めかす。 そこで冒頭のショットへと回帰するが、瀕死の彼を生に呼び戻すのは亡き妻の声と、彼女を映した携帯端末の光であると。 打撃系と関節系を組み合わせた連続技のアクションを出来うる限り持続的な引きのフィクスショットで撮る。 桟敷部分からの垂直落下を、多人数掛けの銃撃とそのリアクションをワンショットで収める。 そうした意欲的なアクション演出も随所に光る。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2015-10-17 22:06:38)
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