みんなのシネマレビュー

ワイズマンとのピクニック

Picnic with Weissmann
(Picknick mit Weissmann)
(「ヤン・シュヴァンクマイエル/短編集」内に収録)
1968年【オーストリア】 上映時間:13分
アニメショート(短編映画)
[ワイズマントノピクニック]
新規登録(2004-10-17)【ひのと】さん
タイトル情報更新(2008-10-15)【+】さん


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監督ヤン・シュヴァンクマイエル
脚本ヤン・シュヴァンクマイエル
美術ヤン・シュヴァンクマイエル
その他ザジフィルムズ(提供/映画祭にて)
ユーロスペース(提供/映画祭にて)
レン・コーポレーション(提供/映画祭にて)
イメージフォーラム(劇場/映画祭にて)
あらすじ
「やあ! ぼくハンガー。今日はみんなでピクニックに来てるんだ。そ、大自然に癒される魅惑のリゾートバカンスさ。ターンテーブル君は好きな曲をかけてるし、ゴムボールの奴は椅子たちのオモチャにされて楽しそう。そういうぼくはカウチでノンビリ日光浴って具合さ。え、肝心のワイズマンが出てこないじゃないかって? うん。それはね…」ヤン翁の描く、家具たちの奔放で優雅な休日。

エスねこ】さん(2005-04-28)
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【クチコミ・感想】

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5.うーん、割と単調な上、オチも読めやすい。この監督にしては物足りない感じです。 njldさん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-11 00:14:00)

4.よく分かりませんでした。 にじばぶさん [DVD(字幕)] 1点(2008-01-13 09:04:23)

3.《ネタバレ》 これまた色々な解釈が出来そうな作品。

生きている人間が誰もいない世界でありながら、家具や衣類といった「物」だけがピクニックを楽しんでいる様は不気味。季節は冬にさしかかろうとする時期なのか、周囲の木々も枯れ始めている。物寂しげな世界には常に死の匂いが付き纏っている。

ただ、基本的に展開が単調すぎるのが難点。シュヴァンクマイエルの作品には同じようなシーンの繰り返しが延々と続く表現パターンが多いが、この作品もそんな感じで、見ていて非常に退屈。

すぐ横で墓穴を掘っているスコップや、あっという間に落ち葉で埋め尽くされる家具類など、非常に思わせぶりな演出ではあるが、シュヴァンクマイエルにしてはストレート過ぎてイマイチ。もう少し何かしら展開があれば良いんだけど。 FSSさん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-20 16:25:33)

2.《ネタバレ》 家具の皆さんが記念写真を撮っているのには笑いました。普通の家具なのに、シュヴァンクマイエルの手にかかるとなんだか可愛らしい生き物になってしまう。観ていない人は信じてくれないだろうが、「椅子」が可愛いんですよ! あの「椅子」が! そしてラストのどんでん返し。何があったんだワイズマン(笑)。家具たちが反乱を起こしたのでしょうか?? ただ欠点をあげるとすれば、他作品に比べてやや地味なところだろうか。瞼に焼きつく鮮烈な映像がなく、脳みそに新しい回路を作られるようないつもの斬新さがない。だからこそラストが生きるのかもしれないが、華に欠ける感は拭えなかった。 no oneさん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-11 16:07:59)

1.感情の介在しない団欒。草の上で伸びやかに動き回る家具たちは確かに愛らしい、でもそれを見て覚えるのは、皮膚の一歩下がざわめくような、不確定で不気味な予感。何かあるぞ~。オチに何かあるぞ~。ヤン爺は邪悪ぞな~。何というか10代の時分、笑いながら生徒を殴るキの字な先生を見て、ゾッとしたような感じ。視覚的に呈出しているものと内在しているものが一致せず、そこにはあるべきよう処理された正常な感情が介在していない、と感じるような。一般論ではないかも知れないけれど、私は感じたのは、そんなことです。 ひのとさん 7点(2004-10-19 23:14:45)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 4.60点
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