みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
132.リドリー・スコットにニューシネマの真似事などしてもらいたくはない。彼がこじき王子に身を落としたところで得るものが多いとは思えないし、せっかくいい女優を2人揃えながらこんな安い内容ではどうにもならない。 【レイン】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-07-22 00:05:20) 131.《ネタバレ》 世間知らずな主婦と過去に訳ありなウェイトレスの2人が派手ーなオープンカーでアメリカを逃亡するストーリー。こういうのをロードムービーというんでしょうねー。内容的には、う~~ん…なぜかだんだんはっちゃけていくテルマ・なぜかブラピ(若い!)・変に親身な刑事…まあ、あまり深く考えず観たほうがいい映画なのでしょう。車での移動感がよくでてる&景色がいかにもアメリカ!でナイスなのでこんな点数です 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-01-12 10:17:38) 130.《ネタバレ》 ええ私の場合はラストシーンがフリーズした瞬間にですね、あっこれはテルマにハメられたということではないかと思いました。 テルマは単に脳タリンということではすまないのではないか…と、ラストまできてやはり思うのです。 冒頭でテルマが旅支度をしながら自ら銃をつまんで入れる場面を監督は見せています。銃を持ち出したのは偶然でも間違いでもなくテルマの意思…ということでいいのだと思う。 危なそうな男ハーランと散々ダンスしたうえ、二人きりで駐車場へ行ったのは考え無しで無防備だからなのか? そして、モーテルでJDに大金を持ち逃げされますけど、これは偶然ということで処理できるだろうか。どうみても怪しい青年JDを部屋に招き入れ、翌朝彼を残したままルイーズのいるカフェに来る…これはみんな偶然で、テルマが脳タリン女だからなのか? そして、テルマが強盗したことで、ルイーズの頭の片隅にまだ残っていたはずの「警察に行ってすべてを話して正当防衛でなんとかする」という選択肢をぶっ壊したのも偶然? 私はテルマがどこかの時点で破滅へ突き進むことに決めていて、恋人の待っているルイーズをハメたのだという気がどうしてもするのだ。 それから…ここではテルマとルイーズが出会うほとんどすべての男性が性的捕食者のように描かれていますが、そういう撮り方こそがやっぱり男性的なのだと…思うのです。 行く先行く先で、エロい視線で見られ、エロいジョークを言われるのはなぜかというと、男がバカだというのはひとまず置くと、まずは彼女たちがそれなりに魅力的であるからです。 本当にセクハラから逃げたいと思っていたら、デブで不細工になれば一応は解決するので、おしゃれをして酒場に行く彼女たちは「セクハラはされたくないけどそれなりにチヤホヤされていたい」という矛盾した欲望を捨てられないということです。 そこのところは全然触れないで、「レイプしようとした。男が悪い。エロジョークを言った。男が悪い。」ということで全部済ませていますが監督は自分が男なので、「デブになれば」などと口が裂けても言えないのです。 ふたりは死ぬことで「もう二度とセクハラされない」という意味での「永遠」になったのだが、そのためにはリドリー的には死んでもらわなければならなかったのだから、やはり彼女たちを罰してバランスを取ったということになるのだろうか…。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-05 18:59:04)(良:1票) (笑:1票) 129.「モンスター」にやや似たような感じだなと思ったら、やっぱりアイリーン・ウォーノスをモデルにした映画だったんですね。かなり脚色されて格好良く描かれていますね。テルマの変わり方がとても面白くて好きですね。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-20 23:54:12) 128.《ネタバレ》 ■ロードムービーの大傑作!クライマックスの辺りで8点か9点かで悩んだが、エンディングで実際に鳥肌が立ってしまったので、9点確定。己の生理現象を信じることにした。■80年代のアメリカ映画に、今に比べればずいぶんと低予算で、それだけにプロットやキャスティングが良く練られていて、かつ爽やかな印象を持たせる良作・佳作が沢山あったと思うけど(似たところでいえば『ミッドナイト・ラン』)、91年公開の本作は、その系譜を見事に昇華させた、いわば集大成的な一作ではないか。■といえば言い過ぎか。■確かに「90年代のアメリカン・ニュー・シネマ」といえるだろうけど、それはストーリーそのものの話で、観賞後の印象にチクチクと作用するストーリー・テリングの面では、80年代的な軽妙さが前面に出ていると思う。■男性の登場人物が、ことごとく哀しい存在に想える。ハーヴェイ・カイテルが「ハッピー・バースデイ」を言うシーンなど、極めて単純で、ともすれば安易な演出ともいえるが、役柄に深みを与える点では充分成功している。それがあるから、追う方の魅力が沸き、結果として、追われる側の魅力も浮き立つ。いや、なんか、映画ってこう作るもんか、というお手本のような気もした。誠に僭越ながら。ジミーは文句なくいいヤツでしょ。テルマの旦那はどこか憎めない哀しさがあるんだよなぁ…。■ハーランとトレーラーの運転手は、「哀しい」のではなくて、「悲しい」。■ブラッド・ピットは…。何のかなしさも沸きませんが。同性としての嫉妬心なら沸く。■これをきっかけにスターダムにのし上がったのも納得。 【麦酒男爵】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-07-25 20:02:09) 127.平凡な女二人が事件を起こし、だんだんと開き直って解き放たれていく姿が爽快です。前 半、中盤はイマイチテンションが低くてあれなんですが、どんどん面白くなっていく展開なので、そこそこ楽しめました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-18 18:17:59) 126.《ネタバレ》 破滅的なラストなのに、解放された様なハッピーエンドな印象で不思議でした。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-16 01:08:18) 125.同じくアイリーン・ウォーノス事件を基にした「モンスター」とはかなり違うイメージで、事実とも大きくかけ離れているみたいだが、これはこれで軽快な犯罪ロードムービーとなっている。ラストシーンにしてもアンハッピーエンドながらさわやかな印象が残った。 【Q兵衛】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-12 16:12:36) ★124.《ネタバレ》 女性版「俺たちに明日はない」+「明日に向って撃て」。ただこの二作に比べても罪を犯したことに対する罪悪感~高揚感~虚無感の描かれ方が薄いような気がする。ヤケになってるだけでは。。。テルマは家庭にいるときに自我を見つけ出すべきだった。金盗まれるのも強盗を習った手順で入るのも見え見え。世界観はノスタルジーで良かっただけに何ともはや。 最後のダイブであんな希望に満ちたイメージの爽やかな曲はないでしょう。後味悪い。 【460】さん [DVD(吹替)] 4点(2008-05-05 02:01:28) 123.その気があるような素振りをしておいて、いざとなったら拒否して殺す。 どう考えても過剰防衛だし、殺された男には同情する。 しかも、いい男になら体を許すというやりたい放題。 なんだか理不尽な犯罪劇に付き合わされて不愉快な感じだったけど、ラストは少し涙腺が緩みそうになった。 まあ、でも、自業自得だけどね。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-26 13:36:12) 122.《ネタバレ》 ロードムービーの傑作!特にスカっとしたい時に見ると最高かも。ラストが爽快だったな。音楽よし!ストーリーよし!現実からの逃避願望ってみんなあると思う。やらかしてしまったから、もうどこまでも逃げちまえ、みたいな。たまにテレビでアメリカのハイウェイを猛スピードで警察の追跡をガンガンかわしながら逃げる車が映し出される。そんな時、ちょっと応援したくなる。もちろん犯人を。公権力からどこまで逃げることができるかって結構面白いのだ。 【やぶからスティック】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-18 15:21:02) 121.《ネタバレ》 ラストシーンがほんとうに印象的。最後に死んでいくのに、すごく格好いいんですよね。「明日に向かって撃て」を連想しました。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-12 22:11:48) 120.最後の車ジャンプは、なぜだかとても憂鬱になる。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-10 19:59:35) 119.《ネタバレ》 この生き方に共感する主婦って多そうだな。これは映画だよー、念のため。 はいはい家族サービス家族サービス! 【虎尾】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-10-02 15:29:21) 118.最後の大袈裟アクションには興冷めしたものの、それなりに楽しめた一作。スーザン・サランドンは名優ですが、ジョーナ・デイビスの親友役としては少し老け過ぎでしょう。小生もナンパするならジーナ・デイビスです。 【赤松五太郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-16 06:58:06) 117.罪を重ねる度に、生き生きとしてゆくテルマ。 彼女らにとって犯罪は未知の世界への旅立ち、過去からの解放。 その弾けっぷりを見るに、妙な爽やかさを覚える。 ただ、共感はできない。 ラストはグッと来る反面、しこりが残った。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-03 08:46:03) 116.これの脚本が、オスカーとゴールデン・グローブ両方受賞してるって、それはないない。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-06-28 19:38:30) 115.《ネタバレ》 かなり好き。若き日のブラピはキュートだし、オスカー女優二人の主演はさすが。ラスト近くの彼女たちの表情といったら、鳥肌モノだ。夫のDVに堪えつつ日常を送るテルマが、まず夫に黙って旅行に出かけ(第一の解放)、生まれて初めてSEXの喜びを知り(第二の解放)、ルイーズという同士を手に入れる(第三の解放)。その方向性は決して正しいといえるものではないが、だんだんと狭まっていく彼女たちの未来と反比例するように、自己を解放させていく様は映像の美しさと相まって心に響く。確かに後半はボニー&クライドを彷彿とさせるけれど、彼らが満たされぬ現実に復讐するように破滅に向かっていったのに対し、テルマとルイーズはあくまで「バカンスを楽しむ」ために出かけて結果破滅に向かっていってしまった。それが警官に向かっていくか峡谷(グランドキャニオン)に向かっていくかの違いになるのだと思う。結果は破滅でも心は自由に飛び立って行ったのだと信じたい。映画の質の上下というよりも、個人的嗜好にフィットした作品…ということでこの点数です。 【ゴールドベリ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-03 01:58:40)(良:1票) 114.監督ファンなんで、公開と同時に見に行った。期待した分を除いても、損した気分だった。この監督には、まともなストーリー映画は無理なのね、と認識を改めた。主人公がなんであんな行動に走らなければならなかったのかの説明がとにかく薄っぺらくて、途中でバカバカしくなった。 【かねたたき】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-12-31 18:56:58) 113.《ネタバレ》 サランドンとデイビスの確実で丁寧な演技のおかげで最後まで安心して見られるが、この内容で130分は長すぎる。100分くらいで何とかならなかったのだろうか。ジミーがルイーズを追いかけてくる場面など、全然必然性がないばかりか、主人公2人の旅の距離感(=日常からの離脱感)を削いでしまって、逆効果だったと思う。距離感といえば、ハーベイ・カイテルの刑事は一体どういう移動をしていたのだろうか。州を4つぐらいまたいで登場していたような気がするのだが。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-13 01:04:19)
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