みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★3.《ネタバレ》 重厚なストーリーで丁寧に描かれている。 マーロン・ブランドのナチスに対する心の葛藤もよく伝わってきた。 ただ意識が遠のくほど尺が長いのがネック。 終わる頃にはこの長編を見た満足感より、この長編から解放される安堵感の方が優っていた。 つまり、長い尺を意識させないほどの面白さではなかった。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 5点(2025-07-06 17:25:28) 2.「地上より永遠に」と似たようで違う3時間の大作。 戦争を複数の若者の視点で見る映画はウンベルト・レンツィの「戦争と友情」等幾つかあったが、ドミトリクのこの作品は屈指の完成度がある。 怪我をする前のモンゴメリー・クリフトが「地上より永遠に」で柔らかい演技を見せたのに対し、この作品は負傷後の硬直した不器用な人間像が描かれる。後遺症で彼の持ち味が殺されてしまった事は悔やんでも悔やみきれないが、死の手前まで役者として葛藤を続けた彼の生き様がこの作品にも刻まれている。 風前の灯となりかけたクリフト、そして増々燃え盛る炎となろうとしていたマーロン・ブランドの共演。二人が会話する場面を少しでも見たかっただけに残念。 それにブランドはあくまで良心であり、ドイツ軍はやはりユダヤ人を迫害する悪として描かれてしまう。だが、アメリカも必ずしも肯定的に描かれていない部分に注目。 ブランドはドイツだけを一方的に悪として描くハリウッドに抗議したそうだ。「史上最大の作戦」のエルヴィン・ロンメルですら、果たして善悪を超えた存在として描かれたのだろうか。 憎めないドイツ人将校マクシミリアン・シェル、器用に生き抜くディーン・マーティンやリー・ヴァン・クリーフの存在感も凄い。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-12 15:49:18) 1.ブランド&クリフトの最初で最後の共演映画という事で期待しましたが、芝居の絡みが全くない平行線の作りになっていて正直拍子抜け。この二人には真正面からぶつかり合うような演技合戦を一度でいいから観てみたかったですね。クリフトは交通事故の顔面後遺症が前作「愛情の花咲く樹」よりもっと顕著に出ていて痛々しい限り。観ていて胸の奥が苦しくなってしまいました。作品の出来自体は7点くらいと思ったけど、全くの個人的感情から二度と観る事がないと思うのでこの点数で。 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-08 13:49:15)
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