みんなのシネマレビュー

カフーを待ちわびて

Kafoo: Waiting for Happiness
2009年【日】 上映時間:121分
ドラマロマンス小説の映画化
[カフーヲマチワビテ]
新規登録(2009-03-19)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2024-05-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(2009-02-28)


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監督中井庸友
キャスト玉山鉄二(男優)友寄明青
マイコ(女優)
勝地涼(男優)新垣渡
宮川大輔(男優)比嘉辰夫
ほんこん(男優)宣保秀雄
白石美帆(女優)新垣成子(友情出演)
高岡早紀(女優)友寄美晴
沢村一樹(男優)高木吉雄
かでなれおん(女優)明美
原作原田マハ「カフーを待ちわびて」
音楽池頼広
製作武政克彦
配給エイベックス・エンタテインメント
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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19.《ネタバレ》  愛すべきご都合主義の傑作。ストーリーの進行具合がどうも切ない結末に続いているような気がしていたのですが、こんな心温まるハッピーエンドを用意してくれたことに心より感謝。見て良かったです。
 幸を演じるマイコさん。透明感があって素敵な人。でも終盤大事な場面でのセリフ回しがなんか不自然。
 もう一人の主演玉山鉄二は文句なしのはまり役。明青という人物のかざらないかっこよさを最大限に引き出していたように思えます。
 ストーリーはありきたりなラブストーリー。だからこそはまる人は絶対はまる。
 まずシチュエーションが良い。あんなにきれいな人が、絵馬を見て、『お嫁さんにしてくださいますか。』って夢がありすぎるでしょう。まいったよこんちくしょー。
 沖縄という舞台になじみが無さ過ぎて多少の不安がありましたが、全く問題なく万人に愛される作品となっておりました。
 少しだけミステリー要素を取り入れたのもうまかったですね。すぐにオチは読めちゃいますが、『独身男には女だよ。』って一言からはじまる一連の疑惑。これによって見ているこっちはまさかまさかとちょっとハラハラしちゃいます。でも映画の雰囲気を壊すほどではない。この絶妙な匙加減。
 結局リゾート計画はどうなったのだろうとか、ほったらかしにされたエピソードが気になるところではあります。
 ラストのシークエンスは賛否あるみたいですが、個人的にはあって良かったと思います。
 まったりした雰囲気ながらもその世界観に浸ることができて、とても良い時間を過ごせました。良作。
  たきたてさん [DVD(邦画)] 8点(2020-06-11 01:02:56)

18.《ネタバレ》 原作を読んでからの鑑賞。
幸役のマイコは、多分これ以上ない配役。表情の可愛らしさはもちろん、声に正直参った。
ラストは原作にはないハッピーエンドが用意されているが、映画なんだからこうでないと。
「カフーアラシミソーリ」は心に響く言葉になった。
大切な誰かの幸せを願う、優しい気持ちになれる映画。 roadster316さん [DVD(邦画)] 7点(2018-06-03 00:42:11)

17.こういうご都合主義な作品は苦手。オチも途中で読めるし、上映時間の残り1/3が退屈だった…。
ただ、勝地くんはハマり役。
沖縄(に限らず地方都市全般?)の若者の、酒とタバコと、年中同じような英字Tシャツを着ている姿にリアリティがあった。 Sugarbetterさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-12-07 20:24:17)

16.沖縄の自然や風物をダシにしているが、なんの思想も確かな感情も感じられない、ひたすら甘く感傷的な駄作だった。ここでの評価が高いのに惑わされ、録画して観てしまって損した。これからは勇気を出して途中で観るのをやめることにしよう。 さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-07-11 18:35:31)

15.青い海、緑のTシャツ、白いワンピース、黒い犬。色のコントラストが美しい。沖縄に、行きたくなった。 タケノコさん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-14 03:46:44)

14.《ネタバレ》 マイコは麻生久美子に似ている。
声まで似ている。…なんだと!梅酒のCMもマイコだとぅ!!!
という映画だった。
 
カフーという犬の動物もの映画だと誤った偏見で敬遠していた映画。
さらに、海というシチュエーションがなんとなく稲○ジェーンを彷彿とさせたというダブルパンチだったのだが。
このごろ小生、会社でカ○ーと呼ばれていたから親近感がわき、初めてパッケージを手に取り、誤った偏見に気づいて観た。いいかげん余談が過ぎる、が、もしかしたら僕と同じ偏見をもっている人もいるやもしれぬ故。
 
これはファンタジーですな。肝心要のところがファンタジーなんだからそーゆーもんとして観るしかない。のっけのところからオチを考えて観るものだが、後味よくするにはファンタジーなストーリーしかない。まぁ、そんな配役だし、期待通りの展開だった。
これぞavex-modeというもんだろう。いいよ。騙されてやる。僕は普段ロックばっかだからな。たまにはこーゆーのを観たいんだ。嘘つきめ。
 

 
おでんの卵さん [DVD(邦画)] 8点(2013-07-14 19:20:47)

13.《ネタバレ》 出て行った高岡早紀を待ちわびてたらマイコになって帰ってきましたよっと。
ちょっと微妙に劣化してるような気もするけど、まあ、仕方ないのでマイコで我慢しておこうか。
突然嫁にしてくれとか都合のいい女に思えたけど、別れ話を切り出した途端に入水とか面倒臭い女だったりもする。
そこで話が終わってたら頭のおかしい不倫女ということで一件落着だったのに真相が明らかになった途端に僕の涙腺は決壊しました。
沖縄病とか言ってごめんなさい。
ラストの強引な展開はどうかと思うけど、ハッピーエンドになって良かったとつくづく思いました。
小枝の呪いが強力過ぎて、バッドエンドになるんじゃないかとちょっとヒヤヒヤしましたよ。 もとやさん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-08 14:13:41)(笑:1票)

12.原作未読。
いくらフィクションとは言え、ないでしょ、こんな話し。
しかもこれと言った件もなく、話しに面白さがあるわけでもない。
なのに、見終えて透明感のある心地良さが残る。
これもマイコ独特の魅力故かな? かめきちさん [DVD(邦画)] 7点(2012-06-13 22:00:59)

11.《ネタバレ》 ヒロインは目鼻立ちがはっきりして洋風の顔に見えるが、くどさはなくて素直に美しく、またフレンドリーな表情が可愛らしい。テーマ曲PV(「もうひとつの物語」)に出ていた白い鳥の羽根のように軽やかで清潔な印象があって、主人公の青年が触れるのをためらう気持ちもわかる気がする。
こんな女性が自分から押しかけて来るのは主人公に限らず(自分を含む)しがない男の夢というか妄想だが、主人公が至って謙虚なので見ていて妬み根性も起きない。男所帯に美女ではまさに掃きだめに鶴といったところだが、その正体を知ってしまえば鶴女房の話のように、全てを失ってしまうのではないかという不安もあるだろう。こうなった事情については劇中でも一応の説明があったが、そもそもこのお話自体が鶴女房の民話を取り入れたものと思えば、少々ファンタジックな展開も一応の納得がいく。
また中盤で主人公の言った「まわりのみんなが…」は原作にはない要素だが、これを終盤でヒロインが再現したのは感動的だった。これまで自分以外の幸せを願う余裕など全くなかったヒロインが、他人に対して“カフー アラシミソーリ”の気持ちを向けることができたとき、はじめて本人にも果報がもたらされたのだと考えたい。

なお少し苦情をいえば、映画ではヒロインと母親のイメージを重ねていたように見えるので、また同じことが繰り返されるのではないかという不安感が残ってしまう。もしそうなっても主人公は、みんなが幸せならと言うのかと思うと悲しい。
さらに、エンディング後の後日談的なもの(DVDチャプター名は「その後の島」)が必要だったかどうかは微妙である。劇中の現世的な問題がそれほど簡単に解決されるわけでもないだろうし、また最後の「お帰りなさい」が本編中にある映像と全く同じに見えるので、これは主人公の夢想の世界を描いただけで、実はヒロインは帰って来ていないのではないかという疑念も生じる。原作になかったラストを追加するのはいいとしても、主人公とヒロインの再会までで止めておいた方が、かえってその後の2人の幸せが素直に信じられた気がする。
ただ最後のヒロインの笑顔は、いわばアンコールまたは最後まで見た人へのご褒美だったと考えてもいいだろう。これは何回見せられてもかまいません。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 8点(2012-06-02 09:51:27)(良:1票)

10.《ネタバレ》 沖縄の小島で愛犬・カフーと暮らす明青の下に、一通の手紙が届く。差出人は、明青が冗談半分で「嫁に来ないか」と書いた絵馬を見た女性で、後日、彼女は本当に沖縄に住む明青の前に姿を現す。夢でも出てきそうにない話ですが、とても癒され楽しめました。全く女性の扱いになれていない明青の慌てふためく行動は見ていて笑えます。清楚だけど、お転婆な幸を演じたマイコさんは和と洋を兼ね備えた清純美人という感じで、何より声が透き通っていて癒されます。二人が徐々に親密になっていく様子は見ていてほのぼのしました。ただオチがちょっとご都合主義?
nyarameroさん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-27 18:47:40)(良:1票)


9.《ネタバレ》 最後は神社のところで終わっていたらもっと心に残る映画になっていたと思います。 紫電さん [DVD(邦画)] 9点(2011-03-02 21:25:55)

8.「 そこそこに面白い作品。ま、損はしてないかなって感じ。」そのものな映画。マイコは綺麗でしたねー。あんな人がいきなり嫁にして下さいって来たらブッとびますね。けどマイコは最後よく笑えましたね。原作とはラストが違うんでしょうか?
ゆうろうさん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-20 16:54:49)

7.《ネタバレ》 まあ、そこそこ見られますが、最後が、【クレイバード】さんの言うように「妄想」か?と思わざるを得ないほどの、ご都合主義が過ぎます。かといって、「妄想」では後味悪しで、何かもっと納得の行く形でのハッピーエンドにする工夫は出来なかったのだろうか?電車内でバッタリではなくて、うまく視聴者が納得できる範囲の再会にできたら、もっと点数が高い映画になっていたのに、ちょっと残念。 ダルコダヒルコさん [DVD(邦画)] 5点(2010-07-31 00:46:34)

6.設定は非常によくできていて、雰囲気も俳優陣も良い感じであるにもかかわらず、あともう少しなんか足りない気にさせる一作。鑑賞後の後味はいいのだけれど。 wunderlichさん [DVD(邦画)] 6点(2010-06-22 21:48:02)

5.《ネタバレ》 沖縄好きの自分は、沖縄の風土やそこに住む人がそれらしく描かれているだけである程度は満足してしまう。今作も離島風情とマイコで基本的には満足しました。でも、これは沖縄の良さを活かしているだろうか。途中からは開発事業が絡み始め、マイコも結託していたような疑惑の演出がなされる。それを気持ちよく解消するための種明かしと再会がドラマチックに用意されているんだけど、その肝心の部分で沖縄らしさが薄れる気がする。それは、再会に至る玉山鉄二の心情や行動が、ありがちなラブストーリーの域を出ないからだ。もっと沖縄ならではの締め方って無かったのだろうか。意見に具体性が無くて申し訳ないが、沖縄ムービーとしての完成度はもう一息って印象です。基本的には満足しています。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-04-15 22:54:44)(良:1票)

4.《ネタバレ》 いくら沖縄だからって、あんなに男前なのに、あそこまで朴訥で不器用な男がいるだろうか。普通とりあえず欲情はすると思うんだが…。
顔も知らない男のところに理由もなしに嫁いでくる女なんてもっといる訳がないのに、「なんで、来たの?」っていうすべての人が気になる根本的疑問を全然聞いてくれない明青君にもうやきもきしっぱなし。ちゃんと話さないからすれ違うんでしょうが!!
ラブストーリーと、立ち退きの話と二本のストーリーが途中まで全然関係なさそうだったのに、その絡み方と話運びが上手。かなり惹きつけられて観てしまい、何度か泣かされそうになった。
初めて見たマイコという女優さんは絵になるし、どこか現実感のない儚さがあってとても良かった。脇の友達も皆良かったし、沖縄補正もあるだろうが映像も十二分に満足。エンディングテーマはもっと沖縄っぽい曲が良かったな。
すべからさん [DVD(邦画)] 9点(2010-03-29 00:14:10)(良:1票)

3.新宿のバルト9で、上映開始時刻を勘違いしてロードショーを逃して以来、待ちに待った鑑賞。
まさに『カフーを待ちわびて』を待ちわびてました。

沖縄の今帰仁村で、むさぐるしいヒゲを生やし、髪は長くてボサボサ、仕事もせずにニート状態のうだつの上がらない玉鉄の元に、この上ない美人が突然やってくる・・・

主演女優のマイコは、スレンダーながら、出るところ、つまりは胸とお尻が出ていて、腰のクビレは十分で、髪の毛もすこぶる綺麗で、服装も色っぽく、肌は透ける様な色白で、文句ナシの美人であります。
こんな女性がいきなり家にやってきたら、うだつが上がっていようといまいと、男なら誰しもが溺れてしまうことでしょう。

舞台が元々綺麗な沖縄なので、その点を考慮すると、もう少し綺麗に撮れなかったかな、と多少の不満は残るものの、それでも沖縄独特の風土と文化、雰囲気などは満喫できるレベルの映像である。

ストーリーは、ほどほどといったところだが、ラストのお約束的な再会シーンは、期待を裏切らず、健やかな気分で観終えることができる。
沖縄やマイコといった良い素材を活かしつつ、無難なストーリーでまとめ上げているので、十分満足できる作品に仕上がっている。

でも、変に裏のあるストーリー設定にするより、玉鉄とマイコの二人だけの時間の流れを、沖縄の自然と文化をふんだんに使いながら、ゆっくりと進行していった方が、万人には好まれずとも、沖縄映画として日本映画史に残る傑作となり得たと思うだけに、残念ではあった。 にじばぶさん [DVD(邦画)] 7点(2009-12-05 18:28:10)

2.《ネタバレ》  沖縄の離島に流れるゆったりとした独特の雰囲気がとても心地よい映画でした。そして、島を理想郷としてだけではなく、現実に流れている生活観も含めてしっかりと描いているのも良かったと思います。

 偶然とすれ違いが織り成すストーリーは、一見ありえないファンタジーな展開に実はありえる理由があることが徐々に明らかになっていくように進んでいき面白かったです。

 とりあえず、大事な事は早めに伝える、疑問に思ったことはしっかりと確認する事が肝要だということを強く感じましたね(まあ、それをしていたら物語にはなりませんが・・・・・)。
TMさん [DVD(邦画)] 7点(2009-12-05 10:32:17)

1.《ネタバレ》 ANAの機内で見ました。島でいい年して一人暮らしの玉鉄のところに突然美人の押しかけ女房がやってきて...という話で、観賞中の興味は「この女はなぜ島に来たのか」に偏りがちなんですが、そこを逆手にとってうまいこと話が進んでいきます。最後まで見るとああなるほどと納得できます。ハッピーエンドなので、話に浸りながらすっきり観られますが、ラストシーンは玉鉄の妄想な気もしました。 クレイバードさん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-09-09 21:17:41)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 6.79点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
315.26% line
400.00% line
5315.79% line
6315.79% line
7526.32% line
8526.32% line
9210.53% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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