みんなのシネマレビュー

ソラニン

2010年【日】 上映時間:126分
ドラマ青春もの音楽ものロマンス漫画の映画化
[ソラニン]
新規登録(2010-03-29)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2024-04-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-04-03)


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監督三木孝浩
キャスト宮崎あおい(女優)井上芽衣子
高良健吾(男優)種田成男
桐谷健太(男優)ビリー
伊藤歩(女優)小谷アイ
ARATA(男優)冴木隆太郎
財津和夫(男優)種田の父
美保純(女優)芽衣子の母
永山絢斗(男優)大橋
安藤玉恵(女優)
岩田さゆり(女優)
野間口徹(男優)
歌澤寅右衛門(男優)
原作浅野いにお「ソラニン」
脚本高橋泉
主題歌ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」/「ムスタング(mix for 芽衣子)」
撮影近藤龍人
製作平城隆司
アスミック・エース(「ソラニン」製作委員会)
テレビ朝日(「ソラニン」製作委員会)
小学館(「ソラニン」製作委員会)
WOWOW(「ソラニン」製作委員会)
朝日放送(「ソラニン」製作委員会)
企画アスミック・エース
プロデューサー小川真司〔プロデューサー〕(スーパーバイジング・プロデューサー)
配給アスミック・エース
美術磯田典宏
編集上野聡一
録音松本昇和
あらすじ
大学の軽音サークルで知り合った芽衣子(宮崎あおい)と種田(高良健吾)は、同棲を続けている。種田は普通に就職することに疑問を感じ、フリーターをしてバンドの練習を続けていたが、プロをめざすことには踏み切れずにいた。芽依子はOLを続けていたが、ふと会社を辞めてしまう。やがて種田は、意を決してバンド活動に取り組むが…。

ヒゲ太】さん(2010-04-08)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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17.すげー、青臭いよなぁ。嫌いじゃないけどね。
ただ、種田君を簡単に殺してしまうのは、ありきたりすぎて面白味に欠ける。
ちなみに原作未読。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-29 01:58:51)

16.《ネタバレ》 元バンドマンの僕ですが、好きになれない映画だ。
『たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする きっと 悪い種が芽を出して もう さよならなんだ』ってフレーズが嫌い。ゆるい幸せが続くことの何が悪いのだ。
不幸せが続いてる人の身になれや!
あと、俺だったらアイドルのバックバンドでも喜んでやるけどなー。
アイドルミュージックを一方的に悪とするスタンスもどうなんだろ。
種田くんみたいな頭固い子嫌いだわ。
宮崎あおいの下手な唄は個人的には良かったと思うが、それは宮崎あおいが可愛いかったからに他ならない気がする。歌唱力はあれでいいとしても、熱やパフォーマンスでもっと頑張れる余地はあったと思う。 すべからさん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-11 15:32:55)(良:2票)

15.《ネタバレ》 くさいセリフ、演出にうんざりしながら観ていましたが、宮崎あおいの歌声が聴けて良かったです。宮崎あおいが出ていなかったら絶対最後まで観れなかったと思いました。 映画さん [DVD(邦画)] 3点(2010-10-03 14:20:02)

14.宮崎あおいカワイイ。それに尽きる。マンガっぽい展開てゆうか、薄っぺらい物語でした。 kanekoさん [DVD(邦画)] 4点(2010-09-27 18:48:08)

13.原付は危ない。 ケンジさん [DVD(邦画)] 5点(2010-09-13 19:44:36)

12.《ネタバレ》 『ただ、君を愛してる』『少年メリケンサック』に続く、宮崎あおい鑑賞映画としてはもう完璧な出来。自分も種田になってあおいちゃんとイチャイチャして~!と妄想爆発です。それはともかく、種田が命を懸けて守ろうとした「あるもの」は、大人になるにつれ磨り減ってしまうものなんだよね。それが大人になるということなのか。大人になりたくなければ死ぬしかないのか。自分はもう33歳なのだが、これまでに知り合いが2人自殺した。彼らも大人になりたくなかったのかな、なんて少々勝手なことを思ってしまう。あおいちゃんの歌は声量も足りなくて下手くそだけど、生き残ってしまった者はただただ生きることしかできないのだ。下手くそでも生きてさえいればそれでいい。 フライボーイさん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-30 07:52:07)(良:1票)

11.《ネタバレ》  本当に個人的な感想で申し訳ないが、俺の宮崎あおいとイチャイチャすんじゃねえ。誰だお前は。ちゅうとかするな莫迦。キャスティング最低。監督、最悪。もう阿呆かと。・・映画としてはマンガの空気感がしっかりと映画になっていて良作だと思います。取り乱してすみません。 小塚さん [映画館(邦画)] 1点(2010-07-01 21:06:29)

10.特別な才能か何かを持っているわけでないのなら、人生において、本当に思い悩み、混迷するのは、十代ではなく、二十代だと思う。

知識や経験が中途半端に蓄えられ、名実共に「大人」という現実を問答無用に突きつけられる。本当は、準備なんてまだ出来ていないのに、あらゆることを無理矢理伏せて歩まされる。

道に迷って当然、それが「普通」の人間の二十代だ。

その例にもれず、僕自身、迷い惑いながら二十代の一日一日を生きてきた。
そんな中で、紛れもない一つの「指針」となったのが、浅野いにおの漫画であり、「ソラニン」だったと思う。

「指針」と言ったが、この作品の中に混迷を抜け出すための「答え」があるわけではない。
主人公たちが同じように人生に迷いながら進んでいく様を見て、共感し、ならば自分はどのように生きられるのかということを、見つめ直す機会を与えてくれた漫画だった。

5年前に初めてこの漫画を読んだ時点で、映画化は必至だと思った。
が、同時に安直な映像化だけはしてほしくないと思った。

一抹の不安を抱えつつ、ようやく上映となった地元の映画館に観に行った。

素晴らしい映画だったと思う。

浅野いにおの原作と同じ「間」で切り取られた何でもない河川敷の夕暮れを見た時点で、安堵感を覚えた。
芽衣子と種田の息づかいをそのまま表現してみせた俳優の演技に、幸福感を覚えた。


主人公の芽衣子は、恋人の種田が遺した「ソラニン」が、過去の自分自身との別れの曲であることに気づく。
僕自身が、迷い惑った二十代ももう一年と少し。映画館を出て見上げた初夏の青空は、芽衣子が最後に見た空と同じように、とても広がって見えた。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 9点(2010-05-30 15:56:54)(良:2票)

9.《ネタバレ》 青さとかがどうにもふわふわと軽くて勿体無い感じを受けた。
それでも終盤まではそれなりに楽しんでいた。
最後の歌、単独ではそれほど悪いとは思わないのだが、あの構成、持っていきかたでクライマックスとするにはどうしても無理があるように感じた。
そこで一気にがっかり。 からいものさん [映画館(邦画)] 5点(2010-05-18 22:35:42)

8.《ネタバレ》 しばらく前に、仕事で付き合いのある20代の男性に最近のオススメのマンガを訊ねたら、この原作を貸してくれました。後日、感想を訊かれたので「悪くないんだけど、このテーマをマンガでやる意義が良く分からない」と答えました。マンガなのに荒唐無稽な部分が無く、純文学的です。その映画化でしたが、原作を読んだ身にも違和感なく観られました。学生という肩書きを失くした途端に重さを増す日常生活の意味。猶予期間を使い果たした若者たちが抱える目の前の不安、先行きの不安。それが誇張などを入れずに繊細に描かれている。チャレンジらしいこともせずに夢や希望を終わらせて良しとするのか? 種田君の行動と結論はオーソドックスだけど、健全な方向だったと思います。事故死は物語に起伏を付けるためのエッセンスで、彼の選択は100%間違っていない。達観するつもりはないけれど、疑問を抱えながら折り合いを付けるのが人生です。その経過を誠実に見せる真っ当な青春映画でした。自分はすでに中年オヤジですが、新卒入社した会社を1年で辞めた彷徨派なので共感する部分、ありました。でも、種田君は可愛い彼女がいるだけ同じ悩みを持つ輩の中ではシアワセな部類、と云うより、あんな彼女がいるならそれで満足してろ(笑)。その彼女の歌唱力は、自分は気になりませんでした。劇中の彼女はその道で生きようなどと思っていない。あれは悲しみに対する彼女なりの抵抗なので、素人が一生懸命歌っている感じが伝われば充分でしょう。余談ですが、こんなマンガらしくないストーリーのマンガが成立する日本のマンガ文化の拡がりには感心します。ちなみに、先述の20代の彼には山岸涼子の「日出処の天子」なんてヘビーなマンガを貸しました。彼が生まれた頃の作品だけど、まだ読み終わっていないようです。すでに3年経過(笑)。 アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 6点(2010-05-01 01:02:05)(良:3票)


7.《ネタバレ》 原作のファンは楽しめるはず。そして、夢が足枷となって今現実に迷っている人にはきっと心に響いてくる作品。でもそれは、無神経に背中を押してくれるようなサクセスストーリーではない。煙草に火をつけ、休憩時間に見上げる狭い青空。身動きのとれない、矮小な自分と向き合う長い長い時間。「もう少し時間をください。何か答えが見つかるまでは」…石を投げれば当たるような凡人の苦悩を、弱さを見事に描いている。(時同じくして観た映画カイジ、対象的な利根川の言葉が突き刺さる)死別を流行のように扱っている腐ったその辺の邦画とは一線を画した。芽衣子を好演したあおいちゃんはさすがである。(あと助演賞は間違いなく、サンボマスター近藤さんで)ギターも、懸念したボーカルもそれなりに、いや素人臭くエモーショナルで心伝う。個人的に惜しむらくは、あそこまでストZEROをプレイしてたのに喧嘩後の「超どうでもいいー」の件や、最後「曲が…終わった…」のシーンは、きっちり描き切って欲しかった。更に細かいけれど、学生来の付き合いのはずのムスタングは真新し過ぎてリアリティが薄い。拘って欲しいところ。もう一度観たいと思う映画ではない。一度で心に刻み付ける作品。 乳時雨さん [映画館(邦画)] 8点(2010-04-27 12:03:43)(良:1票)

6.《ネタバレ》 一度ある作品を読んで以来、浅野いにおの作風がどうも私には合わないと思っていて、彼の作品全般を読まず嫌い。それでいて宮﨑あおいのファンでもアジカンのファンでもない自分が本作を鑑賞しようと思った理由は「ただ何となく」。しかし「何となく」で観た作品に、えらく泣かされてしまった。作り物めいた台詞や逼迫している割に生活感がないところなど、私の好まないサブカルタッチは大きなマイナスだが、何といっても宮﨑あおいである。女優として蒼井優と似たポジション、同い年ということもありたびたび比較される彼女だが、この作品に関しては蒼井優ではダメで、やはり宮﨑あおいというキャスティングがぴったりだったと思う。喫煙し、彼氏と同棲しているという生々しい状況にありながらも、あざといばかりにピュアで可愛らしいキャラクター。「百万円と苦虫女」の蒼井優と違って、多分性根が逞しいのだ。現実にいたら仲良くなれるかどうかは別として(私は苦虫女・鈴子とのほうが気が合うだろう)、宮﨑あおいの演じる芽衣子は非常に魅力的な女性である。ライブシーンもしっかり練習したであろうし、芽衣子としてもあおいとしてもしっかりやり切ったラストは説得力がある。愛する人と死に別れる映画は数多くあり、私はその殆どで泣けないと思うが、本作の場合、種田が死に向かった気持ちや、二人が抱えるどうしようもない閉塞感はまさに私も味わったことのあるもので、そういったこと全てひっくるめて、やたら夢見がちな自分のことのように悲しく、また僅かながらほっとする映画でもあった。個人的にはサンボマスターの方がなかなかいい味を出していると思った。 よーちーさん [映画館(邦画)] 8点(2010-04-21 22:29:22)(良:1票)

5.《ネタバレ》 原作は1巻までしか読んでないので、そちらでどうなっていたのかは知らないですが、個人的には主人公の歌は上手くないのが良いように感じました。素人で尚かつはじめて間もない訳ですし、むしろその上手くもない歌が妙に魅力的で、さすが「魅せるなぁ」と思っておりました。
全体的には、“青さ”と“イタさ”を小綺麗に描くスタンスが(原作も同様)私のような捻くれた人間には直視しがたかったかな。その二つのテーマなら『グミ・チョコレート・パイン』くらい吹っ切れてしょっぱい方が好きですが、その辺は好みでしょうね。
総じてアジカンと宮﨑あおいが好きなら観て損はないかと。ちなみに歌唱力についてはCMで『1001のバイオリン』歌っておりますが、まぁあんな感じです。そう、可愛いのです。 Cobblepotさん [映画館(邦画)] 6点(2010-04-19 23:16:10)(良:1票)

4.《ネタバレ》 ふ~ん。と思いながら観てる自分を感じて、自分も歳をとったんだなと思った。社会人向いてないのかな、とは誰もが最初思うんじゃないかな。でもせめて5年ぐらいやってがむしゃらにもがいてから言ってほしい。これがゆとり世代なのかっ。ムーミン谷のスナフキンの言った「大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ。」って言葉を思い出したけど、あの2時間のことを、この1行が語っている気がする。
現実社会でもがく若者を描く割には、すべてがきれいに上品にまとめらてて、なんだよ、結構裕福じゃんって。生活ってもっと大変なものだよ。とはいえ、映像自体はきれいだったし、あおいちゃんはすごいね。というか、あおいちゃんじゃなかったら2時間もたないんじゃないかしら。
もしも、種田君が死ななかったら、あの2人はどうなっていただろうね。別れたって、実家に帰ったって、それはそれでそれも人生。大切な人が死んじゃって、それを乗り越えていく、、ってのもいいけどさ。死んだことがちょっと美化されて描かれる映画より、仮に腐りはてたバッドエンディングだろうと生きる映画の方が好きです。 bokugatobuさん [映画館(邦画)] 6点(2010-04-09 03:49:46)(良:2票)

3.《ネタバレ》 あおいファンとしては、彼女がどれくらい歌が下手だったのかを聞くしかないと思い、見ました。感想は、そんなに下手ではないと思いました。しかし、監督のエンディングへのもって行き方が悪いと思いました。あれじゃ、「どんだけ歌がうまいか、最後に聴かさせるぜ」というシナリオです。そうするのだったら、後輩の女の子に歌のうまい人(たとえばスーパーフライの彼女なんか)をあてて、その女の子がバンドに参加して歌うシチュエーションの方がよかったと思います。(ただし、ギターはあおいさんがやることにする。)それにしても、あおいさんの演技はとてもよかった。また、その彼氏もよかった。私は最後のソラニンを歌うところでは涙がとまらなかった。すばらしい作品だと思います。また、あおいさんが実際に引いているだろうギターもすばらしかった。そして、こういう作品を見て思ったのは、これからの日本の音楽状況です。現在、バンドが次から次へと出てくるのに、売れているのはイケ面の男性グループや女性グループばかり。そして、こういう状況にとても似ているのは、ビートルズが出てくる直前の状況です。だから、第2のビートルズが日本から出てくるのではないかとひそかに期待しているのです。心にひびくメロディ、そして歌詞。そこの君、死ぬ前に思いのありったけを聴かせてくれ!
matanさん [映画館(邦画)] 8点(2010-04-08 00:42:31)

2.《ネタバレ》 企画段階で失敗だった映画というのも珍しいですが、まさしくこの映画はそうです。
もともと映画化の企画があって宮崎あおいを選んだのか、あるいは宮崎あおいの主演作としてこの題材が選ばれたのか?いずれにしろ、大失敗でした。一旦動き始めた企画というのは、取り返しのつかない事実が判明しても止められないんでしょうか?
 ま、ストーリー自体が「現実の仕事はくだらないよ(っていちゃもんつける前にホッチキスくらい決まった位置につけろよな。w)人間好きなことして生きてければいいんだ、それ以外の生き方は駄目だよ的な陳腐で陳腐でしょうがないテーマと、人を殺せば感動を得られると思ってる駄目な邦画の典型みたいな流れ、二人とも無職で生活が不安な様子が画面から全くわからない脚本・監督の無能さ」で成り立ってたんですが、それでも宮崎あおいの演技があまりに上手で、表情があまりに良くてなんとか終盤までは脱落せずについて行ったんですが……
 最後のライブシーンがね。一番感動を盛り上げなければならないところで、あの歌唱力は……………。
 もちろん、女優としての宮崎あおいの魅力、能力に歌唱力なんて全く関係ないことは、言うまでもありません。しかしながら、少なくともあのシーン、ライブハウスで大勢の観客から喝采を受け、感動させるだけの歌の魅力、全くありませんでした。(塚、テレビを壊すくらい否定したグラビアアイドルより下手だったら、もうその時点で映画のリアリティ終了でしょ)
 歌唱力、声量の乏しい女優が、余技としてCDを出したり、それをファンが喜んで買ったりするのは別に問題はないと思います。(塚、自分がやってますw)
 だけど、映画の中で歌の力で人々を感動させる役をやっちゃまずいでしょ。短期間のボイストレーニングで何とかなると考えたとしたら、映画と音楽の両方を舐めきってると思います。
 自分が大好きな女優の映画を、しかも封切りの第一回で見に行って、こんな不快ななんともいえない思いをするとは予想すらしませんでした。
 がっかりです。 rhforeverさん [映画館(邦画)] 6点(2010-04-03 17:03:47)(良:3票)

1.《ネタバレ》 映画に行くたびに『ソラニン』の予告編見て泣くのもいい加減にしましょう、という感じでしたが、本編見てこれでケリ付けられました。若い頃の将来に対する大きな不安と儚い希望、そんな等身大の物語を繊細なタッチで描いた名作でした。信じれば夢はかなう!みたいな過大に夢を見させる甘ちゃんな映画なのかな?とも思っていたのですが、無限の可能性を信じていたハズが、気が付けば未来への道はどんどん狭いものになっていってしまう、そこで戸惑い悩む姿がマジメに描かれています。普遍的で誰もが共感できる感覚でしょう(何ら根拠のない自信の下に平然と人を傷つけるようなタイプはともかく)。一方で現実感とファンタジーの狭間で描かれたようなタッチはコミック起源であるが故だとしても、サラリサラリと心地良い時間を運んでくれます。いや、むしろコミック起源である多くの邦画がそのタッチをポロポロと取りこぼしてしまっている中、これは美しく映画化できているな、と。彼女、彼らが紡ぎ出す「音」が結局のところ、最後までハッキリと完全なカタチでは聴こえてこないのがどうなの?という感じではあるのですが、その「音」が未完成であるがゆえに逆に見えない未来へと続く道を感じる事ができたかもしれません。青春映画としてとても真っ当な作品でした。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 9点(2010-04-03 15:30:07)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 57人
平均点数 5.60点
000.00% line
123.51% line
211.75% line
358.77% line
4712.28% line
51322.81% line
6915.79% line
71017.54% line
8712.28% line
935.26% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review3人
4 音楽評価 5.25点 Review4人
5 感泣評価 5.33点 Review3人

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