みんなのシネマレビュー

ファンタスティック・プラネット

The Fantastic Planet
(La Planete sauvage)
(未開の惑星/ファンタスティック・プラネット)
1973年【仏・チェコ】 上映時間:72分
SFファンタジーアニメ小説の映画化
[ファンタスティックプラネット]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-02-24)【イニシャルK】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ルネ・ラルー
ローラン・トポール
原作ステファン・ウル「オム族がいっぱい」
脚本ルネ・ラルー
ローラン・トポール
配給ユーロスペース
ケイブルホーグ(リバイバル)
美術ローラン・トポール
あらすじ
巨大なドラーグ人が支配する惑星。そこでは人間は彼らに隷属するか駆除されるしかなかった。ドラーグ人の権力者の娘に飼われることとなったある人間の赤ん坊は、テールと名付けられ、そこで高度学習を受ける機会を得る。成長した彼は、その知識を利用してある行動に出る…。ルネ・ラルー監督が数年を費やして製作したアート・アニメーション。その独自世界が絶賛され、1973年にカンヌ映画祭でアニメーションとしては初めての特別賞を受賞した。

ひのと】さん(2004-05-04)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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41.絵はキモいんですが、嫌いではない。
古いチェコアニメの個性というか人形アニメもそうですが、独特の風味。
内容も毒々しくて好みです。 movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-02-23 16:58:15)


40.《ネタバレ》 事前知識全くの0で鑑賞したけど、これはとんでもないものを見たなと言う感想。
人間がやってるのはこういうことなんだよって感じなんだろうか。
あまり深読みせずに見るクチなのでビジュアルに圧倒された。
あと意外と動きが良くてそれも輪をかけてシュールでキモい(褒め言葉)
悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-23 21:43:24)

39.《ネタバレ》 チェコのアニメーション。

業界では、有名な作品ですよね?
なにかアニメ雑誌読んでた時に、取り上げられてた記憶があります。

音楽とアニメの絵が一致してて、面白かった。
異星人の感じが、洗練されてなくて、素朴でいいです。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2023-07-23 22:00:24)

38.「時の支配者」はどうにかこうにかの完走でしたが、本作は片時も目の離せないあっという間の72分間でした。私が家に現われた虫を何も考えずに殺処分するようなドラーグ族が示すストーリー性はチェコスロバキア作品として言いたいことが曖昧なもどかしさがあります。ただ、唯一無二と言って良いビジュアルが唯々凄い! それを後押しする音楽も聴き入ってしまう素晴らしさ。全編に亘る無機質さに喜怒哀楽があってこそのこの世と思わされるものがありました。4年の月日をかけたという甲斐がある忘れないであろう傑作。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2021-09-20 16:15:46)(良:1票)

37.《ネタバレ》  私が当作品を知ったのは中学生のとき。スターウォーズ(1977年)を発端に出版されたSF雑誌に、日本未公開作品として紹介されていました。私は「このような独特の絵が動くのを観てみたい。日本のアニメのように、セル画に起こして原画とは違う質感になるのかな?でも、一般受けしそうな絵じゃないから日本公開は無理か…」と思いました。その雑誌にはアニメートに関する技術は解説されていなかったのです。
 あれから約40年…皆さんのレビューの拝読を機に、とっくに日本でもTV放送され、DVDも販売…と知りました。レンタル店に行ったら、あっけなく見つかり、早速、鑑賞。
 
 さて結果は…目に焼き付いていた独創的な絵が、質感そのままに動くことに感激しました。他のレビュアーさん達が解説して下さっていますが、切り絵による表現だそうで…おそらく、当時の日本で製作しようにも「こんな手間暇のかかる技術では、採算がとれない」とボツになったことでしょう。否、絵柄自体でボツですね、きっと…。
 しかも10分程度の実験映像ではなく、長編劇映画として完成できたことは、お国柄が違うとはいえ、ルネ・ラルー監督にとって作家冥利に尽きるのでは…とも思いました。また、作家性が強い作品の場合、ストーリーが難解のものがありますが、当作品はストーリー(あらすじ)がわかりやすいぶん、私は映像のイマジネーションの世界に浸れました。
 そもそも当作品の独自性は、文字情報でも表現可能な【ストーリー性】よりも【絵柄=映像/音=BGMや効果音】によるところが大きく、まさに映像作品ならではと思われます。原作は未読ですが、もしドラーグ人を始めとする惑星イガムの様相が【原作通り=文字情報が基】だとしても、それを視覚化し得たことは、やはり価値があると言えるのではないでしょうか。
 敢えてストーリーの物足りなさに言及するなら…テールを育てたティバの存在が、テールが家から逃げた後、それっきりになったことです。リメイクしたら、ラストで再登場するなど締め括りに重要な役割を担いそうですが…リメイクはしないですね、きっと…

 なお、他のレビュアーさん達から「気持ち悪い」といった感想が多く寄せられていますが…実のところ、ルネ・ラルー監督ら作り手の皆さんも、観客の皆さんが「気持ち悪い」と感じるよう、めざしていたように思えます。
 それを示唆していると感じたのは、映画の開始後、約13分頃に登場する【シン知事ら4名の瞑想の場面】です。知事達の身体が歪んでいく様子を目撃した主人公・テールは、口元を押さえ、あたかも“オエッ”と嫌悪感を露わにしている印象を受けました。このことから「作り手の皆さんは意図的に、気持ち悪い場面にしようと考えて表現したのでは…」と私も思ったわけです。他の場面についても、大なり小なり、同様だったのでは…と推察します。
 ひょっとすると「私たち地球人が気持ち悪いと感じるものこそ、ドラーグ人やイガムに住む人間達は美しいと感じるはず…と想像しながらデザインしました」といった趣旨のインタビュー記事が、どこかにありそうな気もします。仮に「テールが、シン知事たちの瞑想を“オエッ”と気持ち悪がっている場面がありますけど…」と突っ込んでも「あのときのテールはまだ幼く、初めてのものを見て驚いただけ」と言われちゃいそうです。いや、ちょっと考え過ぎ?…

 それにしても、私にとって当作品は【記憶の片隅にあった、遠い異国の幻の映画】でした。上述の通りレンタル店であっけなくDVDを発見したときは「当作品の情報から隔絶されていた自分の生活環境って何なんだ?陸の孤島か?」と思いましたが…思春期のときに観たらドキドキしそうなアダルトな絵も多かったので、“歳を重ねた現在”での鑑賞で、ちょうど良かったかもしれません。
 いずれにせよ、当サイトが無ければ、私は、一生、観ず仕舞いだったことでしょう。ありがとう、シネマレビュー!

 さて、採点ですが…いつもなら「万人受けしない点を差し引き…」としますが、他のレビュアーさんもおっしゃっている通り【唯一無二の作品】だと思いますし、少年時代の夢が叶ったという思い入れも加味し、大甘かもしれませんが、10点とさせていただきます。

~備考~
 余計なお節介かもしれませんが、当作品をご覧になるか検討している方々へ。もし可能なら、事前にDVDなどのパッケージやインターネットに掲載されている絵(静止画像)をご覧いただき「この絵が動くなんて、想像しただけで気持ち悪い」と感じた方は、観ないほうがいいのでは…と思います。せっかく観てもトラウマになるのでは、心身の健康に良くないと思いますので…もっとも「気持ち悪い」と思っても、つい観たくなるのが当作品の特徴(魅力?)なら、それまでですが… せんべいさん [DVD(字幕)] 10点(2021-07-24 17:41:30)(良:1票)

36.《ネタバレ》 ~La Planete sauvage~野性の惑星。ソヴァージュって野性って意味だったんだ、へえぇ~~。
「うん、大丈夫。」最初の10分くらい観ての感想。
面白いとか以前に、この独特な絵と不気味な登場人物を受け入れられるかどうかが大事。
青い肌と瞬きしない赤い目。魚の宇宙人だろうか?10分もあればこのビジュアルにも慣れる。
けどダメな人は無理すること無いし、大丈夫な人は、あと60分くらいだから観てみると良い。

瞑想が怖い。特に4人の男が並んで、体のカタチが溶け合うのがグッと来た。ベァ~~ン!!って独特の効果音、ピヨォ~~ン…ピヨォ~~ン…ペポパポ♪怖わ!!怖っっっっわ!!!
赤い目の瞳が無くなり、青くなるのも怖い。
でもこの音楽が癖になる。というかずっと聞いていられる。70年代の懐かしさが漂っていて、全く不快感がない。サントラほしい(※個人の感想です)
この世界はドラーグ族の1週間が人間(オム族)の1年だそうだから、人間は年に52歳年を取るのかな?コッチで言うハムスターやネズミみたいな?リアル・ハム太郎。知能に差があって、野性のオム族はドブネズミみたいな生活をしている。

学習器が言っていたクリスタル季だろうか?ピキピキとダイヤモンドのような物質ができる。歩いていくテールを無言で見るティバ。チラチラ見返すテール『良いの?このまま行って良いの?』「・・・」足がダイヤモンド化、不安なテール『え?動けない!怖いんだけど…』「・・・」『全身が覆われてきた!怖い死んじゃう!!』「・・・(助けてやるか)ぴゆう~~ぴい~~」なんか、こういうノリ。ペットがトラップにハマるのを敢えて黙って見る感覚。理解できる気がする。

ティバのその後も気になるけど、世界観や人間の文化もきっちり作られていて、闘獣の闘いとか最後勝った方も殺すのとか、なんかリアル。性交の時に儀式をするの、ドラーグ族の頭蓋骨?ナウシカの巨神兵の化石みたい。
人間絶滅計画の、カルミンみたいな毒ガス弾を飛ばす機械の見た目と音が印象的。その後の原始的な害獣駆除兵器(ボール、掃除機、怪光線)も、非効率で残酷で不思議。
72分でこの密度。なんか癖になる。暫くしたらまた観てみよう。 K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-25 20:09:51)(良:1票)

35.《ネタバレ》 確かに、話の内容はかなり意味在りげではあるのですが、さほど含蓄というまでのモノも感じられず、やや平凡かも知れません。観るべきはその異様でシュールな美術的表現の方に在る、とゆーのも完全に同意です。ユニークな観る価値自体は間違いない作品でしょう。

その意味では、こーいうのはやはりフランス、というコトなのかも知れないとも強く感じますね。コレはアメリカ・イギリス・ドイツ、そして日本その他の東アジアにとっても難しいヤツでしょう(他にあり得るとしたら、ぎりロシア、ないし東ヨーロッパとかでしょうか)。それは、ここまで確信的にこーいうコトをやってのけられる(そしてそーいうコトしても誰にも怒られない)という意味で、ですが。 Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-04 23:59:20)(良:1票)

34.シンプルであるがゆえに衝撃的な作画、シュールさを突き詰めたかのような各シーンの進行、そして当たり前のようにすべてをひっくり返した世界観。とにかく、強烈なものを見てしまった、という以外の感想が出てこない。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-08 00:23:36)

33.《ネタバレ》 かなりシュールな映像。同じフランス人の画家であるルドンの影響がある気もする。
そのまま観るなら、異星人に侵略された人類の未来だけれど、「ドラーグ人を人間、人間を動物や虫」に当てはめると、風刺として観られるのかなと思った。
でも気味悪さの方が目立ってしまっていて、それ以上の大きな価値は見つからなかった。トラウマになりそうという意味で、R指定が要りそうだなとさえ思った。 くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-07 14:04:58)

32.ストーリーは寓意的にもとれるが、たとえそれにしても陳腐で、やはりこの作品の魅力は、独特の世界観とビジュアルの素晴らしさにあると思う。また言及する人が少ないが音楽にも特筆すべきものがある。初期のプログレッシブロックのようなサウンドは、今の耳には随分古臭く感じるし、映像とのミスマッチ感も甚だしいが、そのねじれた感じがより一層作品に異様な迫力を与えている。もう一つ言うと、フランス語の響きも独特で、本作を唯一無二のものにしている。 すらりんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-05-04 19:22:34)(良:1票)

31.《ネタバレ》 最初のうちは嫌悪感が勝るが、見ているうちにこの世界の変な描写自体が最大の見所かという気はして来た。変な生物や変な現象を変なキャラクターが自然に受け入れている変な世界ができている。明瞭な地形のない平原に変なものが散在している風景は、自分としては諸星大二郎の異世界ファンタジーを思い出した。
特に変な生物描写にはストーリー上の必然性もなく力が入っていたようで、粘液を落とすとかハサミをガチガチするとかハエ叩きのようなのとか、危険そうでいて危険なのかわからないのが多いのは笑う。普通に他の動物を食うのもいたが、食虫植物のように見せておいて実は捕えて殺すだけなど、こんな連中で生態系など成り立つのかと思った。アニメながらも可愛いものは出て来ず、また死んでいく生物を可哀想と思うまでもなく、ただ無心に生きて死んでいくのは現実世界と同じだろうから、悪趣味に見えても特に悪気はないようでもある。
青い巨人も基本的に気色悪い連中で、最初に主人公を救ったのは一応可憐な少女だったのだろうが(ナウシカ?)、そのうち可愛く見えて来るかというとそれほどでもなかった。科学技術も奇想天外だが、人間絶滅作戦のためにいろいろ考案していた新兵器は、害虫駆除を目的としたものとしては大変よくわかる。ちなみに各種動植物のサイズを見ても、この世界の人間は本当に昆虫のような存在だったらしい。

物語としては、要はかつての植民地の住民をフランス人に置き換えた話ではないかと思った。最初は昆虫のように扱われていたが、やがて教育を受けた者が中心になって植民地支配を離れたという、実際の世界史的な流れを背景にした展開に見える。わりと素朴なヒューマニズムが背景のようでもあるが、逆に植民地時代には本当に住民を昆虫のように思っていたのか、と突っ込まれそうではある。その後も巨人と一緒に住む人間もいたとのことだったが、後々トラブルを生じないよう共存してもらいたい。
なお人が戦う代わりに「闘獣」に戦わせるのは人道的かと思ったが、結局人は殺されてしまい、残った獣までも殺されていた。生命あるものを全て大切に、という文明的な状態には至っていないらしい。 かっぱ堰さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 6点(2020-12-05 08:29:49)

30.これは観る人を選ぶ映画。
芸術科の学生さんとかデザインを学びたい人とか。
ストーリーにメッセージ性はさほど感じないが、登場する生物の造型は斬新で醜悪で見事。
私は凡人なので正直楽しめなかった。
これは観た私の感性に合わなかったというだけで、作品には全く非はない。 roadster316さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-22 11:40:29)

29.きもいけど目が離せない。前半は家畜人ヤプーを思いだしたね。後半は、コロナで人が消えた渋谷を走り回るネズミを思いだしたね。あっちゅーまに増える。 センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-11 01:18:18)

28.巨人が登場する物語というのは昔からよくあるパターンで、斬新さは感じない。
でも、絵のタッチがあまりにも独特なので、インパクトがある。
それを素晴らしいと感じる人も居るようだけど、僕はただひたすら気持ち悪かった。
ずっと見てると頭が変になりそう。
今晩、夢に出て来そうで怖いです。 もとやさん [DVD(字幕)] 4点(2017-01-25 16:13:40)

27.うーん。これは面白いとか、面白くないとかではなくて、好きか嫌いかというモンじゃないでしょうか。ワタシは、なんかダメでした。昔、蛭子能収さんの漫画を読んだときの感じを思い出しました。情緒が欠落しているんだ。 なたねさん [DVD(字幕)] 3点(2016-08-13 11:25:08)

26.すげえ気持ち悪いけど、誰でも一度はあんな生き物がいる世界を想像したことがあるのでは?ヨーロッパ的美術のせいで人間がコジコジみたいな格好をしてるのはどうかと思うけど、瞑想中に体がぐちゃぐちゃになるシーンはしばらく忘れられないだろうし、毒ガス噴出基のフォルムなどの人間虐殺兵器が面白かったので高得点。すごくいい。 カニばさみさん [インターネット(字幕)] 8点(2016-04-04 00:52:12)

25.《ネタバレ》 この作品は眼を背けたくなるほど絵がグロテスクというか、気味が悪い。
宮崎駿は「美しくもおぞましい。日本の映画は美術が不在すぎる」とか言ったらしいが、かといってこのアニメみたいにリアルすぎたりおぞましさが強調されたかのような絵も、とっつきずらすぎてどうかと思う。


地球人に良く似たオム族は原始生活を営み、それをペットにように飼い、虫ケラのように殺す巨大なドラーグ族は高度な文明を持つが、同時に大きな“欠点”も抱えている。
後の「マクロス」である(多分違う)。

そんなオム族も知識を得る事によってドラーグ族への反抗を初め、ドラーグ族もまたそれに脅威を覚える。

アメーバのようにとろけ拡がっていく瞑想、奇妙な植物や動物、巨大な人形による交わりの“ダンス”・・・。

オム族「リア充爆は(ry」 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-16 21:33:15)

24.《ネタバレ》 独特の絵と世界観はもはや芸術の域、大変素晴らしい。ただ、ストーリーはそれほど面白いとは思えなかった。ドラーグ人が人間を敵視する理由が分からないんだよな~。人類にありがちな宗教的な対立ではないし、人間がドラーグ人に迷惑をかけている訳でもない。どうも知能の高さを恐れたらしいが、これもイマイチ説得力がない。何も共存しろとは言わないが、棲み分けなら可能なはず。人間もゴキブリを殺すが、もしゴキブリに「うちから出て行ってくれ」と話して、出て行ってくれるなら殺しはしないだろう。人間は話せば分かる相手なんだ。しかもドラーグ人の中には人間をペットにする者もいるくらいなので、気持ち悪い存在ですらないのに…。そんな中、始まった人間駆除。テールが抵抗軍を指揮し、ドラーグ人に対抗するのかと思いきや、戦力の差は明らかでただの虐殺になっているため、盛り上がりもなく、最後もぱっとしなかった。後半に出てくる兵器より、最初に使われたバルサン型兵器の方が効果的に見えるのも気になるところ。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-25 19:32:45)

23.はっきり人間の視点から見た世界と支配者から見た世界とに、分かれるの。その支配者側から見た人間の群衆の動きなんか丁寧だった。まとまって動いたりなんかしない。大量殺戮シーンで球が人をくっつけていっちゃうのが怖かった。踏み潰すシーンとか。映画を見てるほうはその時々でどっちの側にも感情移入しちゃってる。ペット時代なんかはどっちかって言うと飼う側から見てたな。この設定、植民地の比喩と見ることも出来るけど、いろんなイメージに溺れる楽しみがこのアニメの核。だんだん引いていく議場の広さ。瞑想で体がマゼコゼになってしまうとこ。ホースがくねってるような大地で、雨が降ると各所が持ち上がるとこ。夜の発光。ネバネバのしずくを垂らす植物。そしてラストの像のダンス。まあよくいろいろ思いついたもんです。締めが物足りないって気もするけど。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-23 10:57:55)(良:1票)

22.とにかく不気味で気持ち悪い。でもこういうセンスは大好き。 eurekaさん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-27 13:38:27)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 7.34点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
324.88% line
424.88% line
500.00% line
6614.63% line
71126.83% line
8921.95% line
9819.51% line
1037.32% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 9.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 9.33点 Review3人
4 音楽評価 8.66点 Review3人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

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