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デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー<TVM>

DANGEROUS DAYS : MAKING BLADE RUNNER
2007年【米】 上映時間:105分
ドキュメンタリーTV映画
[デンジャラスデイズメイキングオブブレードランナー]
新規登録(2009-10-13)【レイン】さん
タイトル情報更新(2017-10-23)【イニシャルK】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
出演リドリー・スコット
デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
シド・ミード
ダグラス・トランブル
テリー・ローリングス
ハリソン・フォード〔1942年生〕
ルトガー・ハウアー
ショーン・ヤング
ダリル・ハンナ
エドワード・ジェームズ・オルモス
ジョセフ・ターケル
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 『デンジャラス・デイズ』とは撮影前の『ブレードランナー』のタイトル、こりゃぁセンスが無いなあと正直思ったけど、今や伝説となっている撮影中のトラブル・揉め事を予言していたようで、なんか皮肉が効いています。まあ製作から25年経っているので確執のあった面々も懐かしむかのように冷静にインタビューに答えているが、救いなのかな。この頃には本作はすっかりカルト的な傑作としての評価が定まっていたので、散々ケチを付けまくっていた映画会社や出資者たちも、今やこの作品に関わったことがキャリアの中で輝く勲章になっているけど、今さらドヤ顔してるのにはなんか腹が立つ。とくに700万ドル出資したという二人(ジェリー・ペレンチオとバッド・ヨーキン)が果たした役割は悪い意味で大きかったみたいです。あの有名なユニコーンのシークエンスをカットさせた犯人がこの二人だったみたいです。インタビューでも、ほとんどカネの話しかしてなかった感じで、印象は最悪。 映画中でも言及されているが、やはり『ブレードランナー』は最後のアナログSF映画という位置づけになるんでしょうね。この映画独特の世界線である”夜・雨・煙”は、予算が足りないために昔の映画のオープンセットを使うので粗が目立たないようにするための、リドリー・スコット苦肉の策だったというのは、ちょっと意外でした。でもアナログ技術であそこまでの世界観を見せてくれたスコットのイマジネーションは、やはり驚嘆すべきものだと思います。特撮シーンの試写を観たフィリップ・K・ディックが「一体どうやってこれを創った?私の頭の中を見たのか?」と驚愕しています。あと目立つのは、スコットやショーン・ヤングとの撮影中での確執が有名だったハリソン・フォードが、すっかり穏やかに大人の対応をしているところです。もっともスコットの方もフォードのことを、やたらと“名優・名優”と持ち上げてるのでどっこいどっこいですがね(笑)。英国人スコットとアメリカ人スタッフとの“Tシャツ戦争”のエピソードは、いい歳した大人同士がガキみたいな喧嘩をしていて、ちょっと呆れてしまいます。 ご存じのように『ブレードランナー』は、公開時には惨敗とまでもいかないにしても興行的には振るわない結果に終わりました。やはり“早すぎた映画”だったので、当時の観客にはウケなかったのは当然の帰結だったのかな。私はこの映画の本質は、世界初のSFアート映画だったと思っています。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2025-07-15 23:47:04)★《新規》★

3.ブレードランナーがいかにして作られたか、関連者のインタビューと映画の映像で構成されている。
特に監督vsその他という部分が強く、作品の出来と合わせて分かりやすく納得感がある。本編をもう一度観たくなるが、こちらはもういいや、という感じ。 simpleさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-08-10 13:16:42)

2.《ネタバレ》 CSで放送されたブレードランナーのメイキング&インタビュー映像。マニアにとっては垂涎ものと思われます(私はマニアではないけど)。
多くの観客と同じく、私も若い頃に初めて見たときは「つまらない」と思って即忘れ、年月を経てその偉大さに気がついたクチです。
さて、この映像では強引にナレーションを付けたり制作費超過に怒っていた(当然だけど)「Pたち」と並んでなんと「リの字」本人もインタビューに応じています。すごいことです。年を取るとは、単に老けるということではなく「絶対にできなかったことができるようになる」ということでもあるのですね。
イギリス人であるリドリーとアメリカ人クルーの確執なんかも興味深い。どう考えてもリの字はヤンキーをバカにしてますね。まあ分からなくもないが。
また、憤懣やるかたなかったハリソン・フォードも肩の力の抜けた穏やかな語りぶりで、「時間」はほとんどいろいろなことを解決してしまうのだなあ、と思うことしきりです。
ごくごく当たり前のことだけど、天才は理解されないのです。理解されないヤツが全部天才、というのは違いますが。そして天才は常に周囲を理解しないか理解しないふりをしますので、映画のような共同作業でなければいけない芸術の場合は、手伝う人間はいつも悲惨です。天才を手伝うのは秀才か凡人なので、天才が目指すところを完全には理解できないというのに、天才のほうは妥協を知らないからです。キューブリックしかり、フリードキンしかり、コッポラしかり。
そうして私たちはスタッフの苦しみと涙のうえに成り立つ偉大な映像作品を鑑賞するのです。そうでない作品は面白くならないのだ。
…偉大な作品に「なごやかな現場」とか「家族的なスタッフ関係」なんて有り得ないのです。
このメイキングを見ていると、そのことを強く思う。偉大な芸術が生まれる場所には、口論と対立と怒りと疲労と裏切りと懐柔があふれているのだ。
スタッフがそろって批判Tシャツを着てこようが、天才にとっては次元の違う話なのだ。それが天才なのだ。…「エクソシスト」のメイキングも見ましたが、同じようなものです。フリードキンは現場でライフルをぶっぱなしたので、もっとひどいかなあ。役者に喝を入れるためだそうです。
このメイキングのタイトルはとても「わかってる」と思う。 パブロン中毒さん [地上波(字幕)] 7点(2010-07-10 19:59:24)

1.「ブレードランナー/ファイナルカット」にあわせて製作されたドキュメンタリーは、BRのメイキングらしく精緻で優美さをたたえる。 存命の主要なスタッフ・キャストが顔をそろえ、BRとの関わりを避けていた感のあるハリソン・フォードも、穏やかな表情を見せている。 誰が見ても彼よりルトガー・ハウアーが印象的な作品が年月とともに特別な評価を得る一方で、フォードにとっては常に自分の中での温度の低い作品であり、監督リドリー・スコットが芸術的感性の波長が合う同じヨーロッパ人のハウアー(ロイ・バティの辞世の句は、彼が考えた詩的なフレーズに差しかえられた)に入れこんで、フォードをかまわなかったのがしこりとなり、作品の陰鬱なムードになじめなかったことも手伝って、彼をキャリアの中でも高い位置にある作品から遠ざけていたようだ。 このドキュメンタリーにも出演しているサモンの著作などで、そのことを当然知っていると思われるスコットはしきりにフォードを称賛する。 贔屓のハウアーのことももちろんほめるのだが、それ以上にフォードを持ちあげ、25年前にできなかったことの埋め合わせをしたいかにも感じられる。 英国人スコットの米国式ルールとの衝突(「エイリアン」の時にも監督がカメラを操作できない規約に不満を持っていた)や、スタッフ(2人の脚本家、ファンチャーとピープルズの腹の探りあいは面白い)やキャスト(フォードとショーン・ヤングの不仲説は有名だが、ヤングはそれを払拭しようとつとめる)、ふんだんに挿入される蔵出しアウトテイクもファンには格別なギフトとなるが、フォードがようやく心を解いているようなのが何よりも安堵を覚える。 銀の鷲バティが輝いたのも、不安気なデッカードがいたからであろうから。 レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-10 07:00:06)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.50点
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