みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.《ネタバレ》 原作は全くの未読。予告編に惹かれて見ました。殺陣、アクションの映像がすばらしく、冒頭より「懸念」は払拭されました。難点と言っていいのか、コミックの再現で避けられない部分なのかわかりませんが、検診の言葉使い「ござる」はなんとかならないのか、と感じました。 【プライベートTT】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-09 19:15:42) 9.《ネタバレ》 結構良かった。マンガ(アニメ)の実写化としては上出来だと思う。アクションシーンは良く撮れているし、注文の付けようがない出来だと思う。この出来なら海外に出しても通用しそうだ。俳優陣では香川さんが断トツで素晴らしかった。まさに怪演。そして、吉川さんもあーいう役が板についていて良かった。須藤元気がいまちだった。途中はちょろちょろしてるだけで、最後のバトルも普通の殴り合いになってしまっていていまいち。どうせならもっと体格のデカい俳優にして、戦わせる方が敵としては良かったかと。それか、もっと特殊な戦い方をするとか。 【スワローマン】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-09-08 18:45:48) 8.《ネタバレ》 佐藤健くんが、番宣の度に「アクションがすごいんです!」っと言っていただけあって、確かにアクションシーンが美しく、素晴らしい。そしてなんといっても、健くん演じる剣心がカッコいい。普段は優男だけれども、大切な人を守ろうとする時、人が変わる。映画の最初の方のシーンで団子持って「おろ?」と言ってる剣心と、鵜堂との戦いのシーンで「殺してやるからかかってこい。」という剣心は、まるで別人。それを見事に演じ分けた佐藤健くんは、素晴らしいと思います。世界各国での上映も決定したらしいですが、この映画なら日本を代表する作品として、恥ずかしくない出来映えかと思いますw 【しま】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-09-08 01:29:50)(良:1票) 7.《ネタバレ》 佐藤健が良かった。殺陣のキレに加え、飄々と頼りなさげな風情の剣心とスイッチが入った時に無情な人斬りと化す抜刀斎、声音をも変化させる演じ分けはお見事。 左之助役の青木宗高は伸び伸び演技をしていて爽快。吉川晃司もなかなか。武井咲は可もなく不可もなく。蒼井優は好きな女優ですがこの映画ではミスキャストに感じました。子供が無理して背伸びしているようで…化粧が板についてない。香川照之の奇抜な演技は悪くはないが、悪役としては紋切り型というかやや毒気不足だったかな。元格闘家の須藤元気、特技生かせず(背中のコンドルタトゥーが見たかった)。 内容的には突っ込みところ多々あり・・・、そもそも2時間の枠では無理があるのか、どのエピソードも掘り下げかたが浅い。予定調和。中ボス戦→ラスボス戦へのお膳立てぶりなど先読み出来る展開や、人物が描き切れていないため唐突感が否めないところにやや興醒めした。私個人は佐藤健の剣心をもっとみたかったので、続編も念頭に入れた作りにして一つ一つのエピソード(左之助と剣心が心を通わせ絆を深める場面や薫が剣心に心を開き惹かれる過程等)を丁寧に描けば名作になりえたかとも思う。これだけの濃いキャストを集めておいてもったいない!・・・と辛口気味に評しましたが、エンタメとして十分に鑑賞に堪え、(佐藤らの)疾走感ある殺陣シーンをもう一度フルスクリーンで観たいと思わせる出来であることは評価したい。人気漫画の実写化としては十分及第点でしょう◎ 【LORETTO】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-07 23:45:31)(良:2票) 6.《ネタバレ》 原作コミックは学生時代に結構見ていた。それを今更実写映画化とは?不安要素の方が強かったが、実際にはかなり満足度の高い内容になっている。まず、主役の佐藤健クンがまさにこれ以上ないほどのハマリ役で、見事に緋村剣心になりきっている。普段ののほほんとした「るろうに」の剣心と、刀を抜いた時の「人斬り抜刀斎」の剣心の使い分けが見事。また、ドニー・イェンと組んできた谷垣健治アクション監督による、本物志向の殺陣が凄すぎて、もう一度スクリーンでこの興奮を体験したいくらいだ。続編を作るなら、役者が旬のうちに、是非「志々雄真実」篇を作って欲しい。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-07 06:53:30) 5.《ネタバレ》 4か月ぶり2度目観賞。少年ジャンプの我らが伝説的剣客浪漫譚、待望の実写映画化。原作ファンとしてはキャストにツッコミ所満載ですがそれはそれで楽しめました。コスプレ大会になるのは免れたでしょうか、ただし減点1。イケてたのは怪演の香川照之で顔オモシロすぎ、ウサンクサイ役を演じさせたら一級品ですね。剣心役の佐藤健、殺陣シーンは凄まじいけど優男すぎ、「オロ」「ゴザル」など剣心語が不自然です。薫役の武井咲、斉藤一役の江口洋介は原作イメージとは全く異なります。左之助は生卵飲みすぎ。弥彦は顔黒すぎ。蒼井優は化粧濃すぎ。敵役に元格闘家・須藤元気参戦ですが寝技で勝負して頂きたかったです。 雰囲気や挿入歌などで大河ドラマ「龍馬伝」を想い起こされました。続編は希望します。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-09-04 00:24:20)(良:1票) 4.エンドロールが終わり暗転、“一抹の期待”を覚えた次の瞬間に“何も起こらず”、「ワーナー・ブラザーズ」のロゴマークが映し出されて、少し落胆した。 もし、この映画にアメコミ映画定番の「続編あるぜ!」的なカットが付加されていたなら、僕の満足感と高揚感はもう一段階上回っていただろうと思う。 多少の批判など意に介さないような“剛胆さ”。惜しむらくもこの映画に欠けていたものは、まさにそれだったように思う。 原作漫画のファンで、単行本は全巻持っている。 愛読していた頃からつくづく思っていたことだが、この漫画の世界観は日本で一番“アメリカン・コミック”に近いと思う。 主人公であるヒーローの隠された姿と悲哀、ベタに真っすぐなヒロイン像、そして時代考証やその他常識なんて完全無視の大胆な悪役のキャラクター性。 この原作漫画が、国民的少年誌の王道的なストーリー展開をベースに敷きつつも、その他の漫画とは一線を画す世界観を醸し出していたのは、「時代劇」であるにも関わらず、そういった「異国情緒」溢れる味わいに満ちていたからだと思う。 その特異な漫画世界を映像化することは、日本では非常に困難なことだったろう。 故に製作にワーナー・ブラザーズが加わったことは非常に意味があったし、多くの原作ファンにとっても心強いことだったと思う。 そして、佐藤健という俳優と大友啓史という監督が「龍馬伝」で出会ったことで、この作品の映画化は決して避けられないものとなった。 ハードルは非常に高かったと思うが、総じて見れば出来映えは「良い」と言える。 最大の課題であったろうアクションシーンの完成度は高く、それだけで国産アクション映画としての意味と価値は大きい。 ただ、あともう一歩の“物足りなさ”。その要因のすべてが、前述の“剛胆さ”の欠如に詰まっていると思う。 カット割りや台詞の言い回しをある部分においてはもっと“漫画的”に攻めてよかった。 原作の作者がそうしたように、もっと偏った趣味趣向に突っ走ってみるべきだったと思えてならない。 とはいえ、原作ファンとしても満足できるレベルの映画であることは間違いなく、もっとパワーアップした続編も期待したい。 なんてことを考えながら、すぐにでも原作漫画を全巻読み返したいと思わせた時点で、この映画化は“勝っている”。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-01 21:47:16)(良:1票) 3.《ネタバレ》 面白かったです。まぁ、原作のイメージを壊していないかと聞かれると少し困る部分もありますが、及第点じゃないでしょうか。「龍馬伝」で人斬り以蔵を演じた佐藤健が主演に抜擢された時は頷きましたし、それ以外のキャラも若手・ベテラン共にそれらしかったと思います。元々がマンガなので演技がマンガっぽいのはご愛嬌でしょう。難を云うなら斉藤一が喋り過ぎで物言いが軽い。山形有朋が悪者に見える。 「神速の抜刀術」と云われる主人公の剣捌きの表現に興味がありましたが、これは良く頑張っていたと思います。近年の時代劇の殺陣シーンの50%増しくらいのスピード感と、そのスピードを活かした体の使い方が出来ていました。特筆したい出演者は吉川晃司サン。心地良いキレっぷりです。武井咲ちゃんを蹴り飛ばします。ちなみに香川照之サンは蒼井優ちゃんを蹴り飛ばします。 幕末と日清戦争の中間あたりの年代はほとんど設定として魅力を覚えない期間ですが、そこに意義を見い出しキャラクターと上手く絡ませたことが原作の白眉なところです。世間に「幕府・会津・新撰組」系と「薩摩・長州」系が入り乱れていて、主人公が剣を振るうときには必ずその対立関係を引きずっている描写がありました。でも、本作からはそんな色彩がごっそりと削られています。左之助が剣心に喧嘩を売るのは別に喧嘩好きというだけでは無く、薩長に対する恨みが根底にあったからだと記憶しています。これは物語から理屈を削りエンタテイメントを強調するためだったのでしょうが、自分にとっての「るろうに剣心」の魅力は「人斬り」と「殺さず」の間で揺れる主人公よりも、そんな「幕末引きずり感」にあったので少し残念でした。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-08-31 23:44:36)(良:1票) ★2.予想以上に面白くて驚いた! 原作漫画はキャラクターの魅力を前面に出し、少年漫画としての面白を追求しているものでしたが、その精神は本作でもいかんなく発揮されています。 現実的に考えればありえない荒唐無稽なキャラクターたちにはきちんと血が通っています。 原作を読んだことのある自分としては、単なる見た目だけでなく、「まさしくこれは『るろうに剣心』だ」と言える作品に仕上がっていました。 個人的に素晴らしかったのは佐藤健、吉川晃司、香川照之の3名。 佐藤健はNHKの大河ドラマ「龍馬伝」でも人斬りである岡田以蔵を演じていました。 その剣さばきは見事で、ベテランの揃う役者たちの殺陣の中でも全く見劣りしません。 そして役柄も主人公のキャラにものすごくあっています。 普段は可愛らしさも感じられる優男だけど、怒れば声を荒げ、激情の男となる。 その「剣心」のイメージに、彼はぴったりでした。 吉川晃司演じるボスキャラクターの「鵜堂刃衛」は、作中1、2を争うほどの原作の再現っぷりを見せつけてくれます。 香川照之さんはね、あのね、最高。 予告編で「たまんねえな~っ」て言っているところからワクワクさせてくれましたが、実際に本編を観てみるとそのシーンをはるかに超える狂いっぷりです。 原作のエピソードを盛り込みつつ、映画ならではのダイナミズムも追求した脚本もよかったです。 小話を挟みつつも、ひとつの映画として起承転結がしっかりしている構成は万人が楽しめると思います。 原作を知らない方にも、十分受け入れられるでしょう。 もちろん不満がないわけじゃありません。 原作のファンにとっては、原作から端折られてしまったキャラクターがいるは気になるし、中盤の展開が間延びしていて少々退屈だったり、 武井咲演じるヒロインがちっとも「師範代」の剣術の腕前に見えなかったりするのは残念です。 それでもこれは十分オススメできる「時代劇」です。 明治維新を迎えたばかりの時代背景、殺陣やアクションの面白さ、魅力たっぷりのヒーローたち。 それだけで楽しめる作品ですので、原作漫画を知らなくても、昔ながらの時代劇が好きな人にも是非劇場へ! 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-08-24 02:44:05)(良:3票) 1.原作を越えられないなら実写化するな。アニメの実写化が発表される度に思う事だ。るろうに剣心はジャンプコミックの人気漫画として世間によく知られていて、自分も愛読者の一人。今でも内容はよくおぼえている。そしてこの作品が実写化されると聞いた時、期待より不安の方が大きかった。あれだけ原作がよくできた作品なので、かなりハードルは高かったと思う。作り手はよく考えて頑張ったと思う。しかし!エピソードをぐちゃぐちゃ混ぜ込んだだけで、全然面白くない!これならいっそ最初から最後までオリジナルエピソードをやった方がまだ傷は浅くて済んだ。とはいえやはりこの作品は漫画で既に完成されているので、実写化向きじゃなかったといえる。同じジャンプコミックのスラムダンクも現代風なのでできそうだが、しない方がいい。するなら変態仮面くらいにしとけば、内容をおぼえている人はそんなにいないと思うし、のびのび作れると思う。マイナー過ぎて誰も観に来ない可能性もあるが・・・ 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 3点(2012-08-23 17:10:42)(良:2票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS