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君の膵臓をたべたい(2017)

2017年【日】 上映時間:115分
ドラマラブストーリー青春もの学園もの小説の映画化
[キミノスイゾウヲタベタイ]
新規登録(2017-05-14)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2022-05-06)【イニシャルK】さん
公開開始日(2017-07-28)


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監督月川翔
キャスト浜辺美波(女優)山内桜良
北村匠海(男優)「僕」(学生時代)
大友花恋(女優)恭子(学生時代)
小栗旬(男優)「僕」(現在)
北川景子(女優)恭子(現在)
矢本悠馬(男優)ガム君
桜田通(男優)委員長
上地雄輔(男優)宮田一晴
長野里美(女優)桜良の母
関ゆみ子ニュースキャスター
原作住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉社刊)
脚本吉田智子
音楽松谷卓
北原京子(音楽プロデューサー)
作詞桜井和寿「himawari」
作曲桜井和寿「himawari」
編曲Mr.Children「himawari」
主題歌Mr.Children「himawari」
製作市川南〔製作〕
細野義朗(共同製作)
東宝(「君の膵臓をたべたい」製作委員会)
博報堂DYミュージック&ピクチャーズ(「君の膵臓をたべたい」製作委員会)
双葉社(「君の膵臓をたべたい」製作委員会)
博報堂(「君の膵臓をたべたい」製作委員会)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(「君の膵臓をたべたい」製作委員会)
東宝映画(製作プロダクション)
プロデューサー山内章弘(エグゼクティブ・プロデューサー)
配給東宝
あらすじ
ある日、病院の待合室で「共病文庫」と名付けられた一冊の日記を拾った「僕」は、人気者のクラスメート、桜良の秘密を知ってしまう。彼女は膵臓の重い病で余命僅かだというのだ。そして、その日から始まる二人の不思議な関係。他人との関わりを避け続けて来た僕は、天真爛漫な彼女に振り回されるばかりだったのだが…。住野よる原作。感涙のベストセラーの映画化。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2017-08-12)
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【クチコミ・感想】

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16.《ネタバレ》 原作を先に読んだほうがいいですね。この映画(脚本)は、原作よりかなり出来が落ちます。
★「君の膵臓をたべたい」の最も重要な言葉の意味が全く異なります。

ここから先は原作のネタバレもありますので、原作を読みたい人は注意!
原作から書き替えられた内容は一つを除き、失敗に終わっています。

原作で最も重要な【主題を言った人物】を変えたこと。原作では、最後に匠海がメッセージを送り、
桜良が受け取っているかが深い意味ありのストーリーとなっており、映画では別物にしてしまい
台無しです。

恭子との関係も薄っぺらく、結婚式当日などというダメな演出も、ダメ映画の典型パターンとなって
しまいました。桜良が去ったあとの、恭子との関係を副題とするなら、もっと丁寧にストーリーを
練り上げないと話になりません。

匠海が現在の生徒に打ち明けながらストーリーを追う展開や、退職を迷う内容も、中途半端で付けたし
の印象しかない。ストーリーの中に入れるのなら、それなりの脚本を作る必要があります。

唯一、興味を持てた変更点は桜良が図書の中に、メッセージを残していった件。これを上手く映画に
取り込めていれば、もっと深みのあるストーリーになり得たかもしれません。

原作を熟読し、そのメッセージを読み取れれば、もっと時間をかけてストーリーを練り上げ、良い映画を
作ることができたはずです。単なる普通の映画に落としてしまい残念です。 cogitoさん [DVD(邦画)] 6点(2018-03-18 10:54:56)

15.《ネタバレ》 原作は読んでいない。事前の印象としては、奇抜な名前で人目を引いておいてからベタに泣かせようという魂胆が見えるようでまるでライトノベルかと思ったが、実際見ても「膵臓をたべたい」という言葉が物語から自然に導かれたようには思われず、やはりタイトルが先で理屈を後付けした感じになっている。
その一方ではとにかくヒロインの笑顔の魅力が絶大で、どうせラノベ並みの通俗映画だろうと突き放そうとしても抵抗不可能である。というより実はもともとこの人が目当てで見たわけなので、最初に図書館で幻影が現れたところですでに感動してしまった(あまりにも可愛い)。この人なら多少の都合のよさも許容して行動人格全部を素直に受け入れてしまうので、これはキャスティングの大成功と思うしかない。スイパラでのやりとりは脱力するほど可笑しく、またお泊り旅行での楽しげな様子も嬉しくなるが、最初から病気とわかっているので笑いながらも心は痛む。
また全体的にも結構悪くないと思ったのは、主人公男女が互いに「膵臓をたべたい」と思うのがわからなくはなかったからである。特に男の方には個人的に共感してしまうところがあり、「お門違い」という表現を自分はしないが気持ちはわかるので、そんな奴でもちゃんと見ていてくれる相手がいるなら嬉しいだろうと思う。見た目から入るのではなく人として心を通わせるのが先、というのもいい話だが、ただしこの映画ではヒロインが超カワイイ系美少女で男もイケメンのため、外見優先でないという本来のコンセプトから外れてしまっているのが最大の問題点かも知れない。
何にせよ万人が自分のこととして見るような映画ではないだろうが、しかし12年後の図書委員と森下さん(笑顔がかわいい)の関係は一般人に少し近い雰囲気を出している。この2人にはぜひ仲良しになってもらいたいが、ただしそれならそれでちゃんと生きていてもらわなければ困るわけである。

[2018-04-17追記] 原作を読んだ。若年者向けの小説だが、だからこそ人の心を無遠慮に突き刺す(今さら言われたくない)言葉が盛りだくさんのように思われる。個人的には原作で主人公の母親が「私は嬉しい」と言ったところは映画にも入れてもらいたかった。
そのほか原作との比較で残念なのは、省略のせいでいろいろ半端になっていることと、やはり映画で付加した12年後の部分に不自然な点が多く、観客に突っ込みを入れられても仕方ない状態になっていることである(自分は寛容な性格なので見ないふりしたが)。そもそも12年も待たずにすぐ心を入れ替えてもらいたかったものだが、しかし12年後の図書委員と森下さん(演・三上紗弥)にだけは否定的になれない。この2人はかなりいい感じである。
ほか題名の意味に関しては、原作だと誰でも知っている慣用句で端的に言い表せるので誤解のしようがないが、映画では変に深読みを誘うよう改変されているのが好ましく思えない。ただし自分としては、映画を見た段階でも原作と同様に受け取った(その方が解釈として簡明なため)ので、制作側の小細工は自分に対しては無効だったということである。 かっぱ堰さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-03-17 18:49:22)

14.《ネタバレ》 全体的にベタ過ぎる展開が目立つ。
今どきホテルの手違いで相部屋になっちゃったぁとか、ある?もはや古典的シチュエーション(笑)もうすぐ死ぬヒロインがクラス1地味な男を連れ回して、やたらスキンシップして相手に意識させまくってからかったり、これはあざとい。
そして、ラストはお決まりの死者からの手紙で真実が語られていくというもの。その手紙を発見するタイミングよ‥‥。こんな手垢の付きまくった展開で泣ける訳がない。という私は単なるひねくれ者ですね。セカチューとか好きな人なら楽しめるのではないでしょうか。 ヴレアさん [DVD(邦画)] 4点(2018-02-21 01:39:52)

13.きみの膵臓を食べたい。そう想い合える相手と過ごした短い日々の物語。
素直に見て、素直に泣きたいところですね。
浜辺美波ちゃん、笑顔が素敵でした。 あきちゃさん [DVD(邦画)] 7点(2018-02-19 11:20:34)

12.《ネタバレ》 泣けますよ。でもそれだけですね・・・どうしても作り物の匂いがするんですよね。天真爛漫な少女の死なら、それだけで泣けます。あざとい大人が作った泣ける話・・・そんな風に感じてしまいました。 東京ロッキーさん [ビデオ(邦画)] 4点(2018-02-16 15:18:10)

11.ある程度の期待には応えてくれた。原作通りなのもいいが、映画として見せるならもっとインパクトが必要であろう。 Yoshiさん [DVD(邦画)] 5点(2018-01-18 04:50:55)

10.《ネタバレ》 「アオハライド」同様に、薄っぺら〜い青春ラブストーリー。(脚本家同じだった)
完全に、中高生向けな感じがしました。
九州に旅行行くところも、2人共よくそんなお金あったよね。ホテルも高級そうなところだったし。(桜良の家は金持ちそうだったけど)
最後の図書室での本の整理も都合よく結婚式に見つかるな〜って冷めた感じで観てました。

原作本は、本屋大賞2位で、累計発行部数200万部超えってあったんで、ほんのちょっと期待してたのに。。
原作本は、手元にありますが、読まないことにします。

(NHK朝ドラの「わろてんか」と同じ脚本家だった・・・。そりゃおもしろくないわ」 へまちさん [インターネット(邦画)] 3点(2018-01-10 22:15:04)

9.《ネタバレ》 原作未読。冒頭から泣いてくださいという雰囲気満載で回顧していくけど、、自分は泣けなかった。小説なら省略された背景を読み手が自由に補完するけど、実写は見えてしまうんです。共闘日記が何故床に落ちていたのか?読まれた時に即OK出すほど彼の性格をすぐに見切ったのか?そこを考えているうちにいつの間にか二人の世界に入ってました。後から実は…的なのは出てくるけどちょっと弱いですね。ヒロインの笑顔と積極性は素敵だけど、死への恐怖とか、なぜ君の膵臓を食べたいのかとか、自分はわかりませんでした。 Banjojoさん [映画館(邦画)] 6点(2017-11-08 00:09:47)

8.《ネタバレ》 図書室という舞台の、書架とその隙間を活かした立体的空間の迷宮的活用による
現在と過去との連携。直近では吉田康弘『江ノ島プリズム』の図書室の撮り方なども良かったけれど、
序盤だけとは云えやはりこのくらいは必須だろう。
校舎屋上から白い壁伝いの階段を登って青空を背にするヒロインが眩い。
旅行先の博多で川面を見下ろす2人。その川面に映る日の光の反射が
カメラの緩やかな移動と共に、北村匠海と浜辺三波の二人を繋げ、包んでいく。
ロケーションと順光/逆光をうまく考慮活用したシーンが其処此処にあるのが好印象だ。
桜の舞う二本の橋の分岐点に佇む小栗旬のショットは当然、彼の心象の提示である。
中盤での雨も適材適所でいい。 ユーカラさん [映画館(邦画)] 6点(2017-08-30 23:56:11)

7.《ネタバレ》 原作未読です。おそらくこの映画は原作を読まれた方が全てを理解した上で映画内で不足している部分を脳内で補完して観ることにより完成されるのではないでしょうか。残念ながら君たちの声はおじさんの心には届かなかったです。 いっちぃさん [映画館(邦画)] 3点(2017-08-30 21:55:35)

6.原作既読者でも満足の出来栄え。咲良ちゃん良かったです。
泣けるのは言うまでもなく、原作にはない終盤の展開もアリです。 tonaoさん [映画館(邦画)] 9点(2017-08-13 11:50:03)

5.《ネタバレ》 泣ける。原作未読でも泣けると思う。私の場合は原作で泣き尽くしたけど、再び泣けた。恋愛なき極上のラブストーリー。主役二人の演技も画面に拡がる色彩も素晴らしい。原作を読んでいた時に脳内に展開していたイメージとぴったりでした。
こんなに称賛していて9点なのは、プロローグとエピローグなどの後日談部分が今一つしっくり来ないから。原作への思い入れかありすぎるからかも。 タコ太(ぺいぺい)さん [映画館(邦画)] 9点(2017-08-12 13:30:14)

4.《ネタバレ》  この映画、当然のように学校のシーンが多いのですが、劇中一度もチャイムが鳴らないのですね。これまでレビューで「青春映画の記号としてのチャイム」の批判を何度か書いてますが、そういう記号的表現を抑え込んでいて、時代や世代を表わすアイテムをやたら画面内に並べるような余計な雑味を排除して、ヒロインを輝かせるように光を操って、とても丁寧に作られています(ちょっと三木孝浩監督作っぽいかな)。

 物語は『セカチュー』フォーマットの、よくある話に見えます。一見、恋愛に到達しない、恋愛未満の二人の物語のように思えます。でも、実は男女の性差を超越して、お互いをリスペクトし、遂にはそれぞれが相手と同化したいと願う(それがタイトルにかかっているように)、繊細なコミュニケーションを通して相互に人として高められ、1つの存在へと近づいてゆく姿を描いた、ちょっと哲学的なお話じゃないかな、と思います。だから、彼女に訪れる最期も、一応伏線はあったけれど、それってどうなの?と最初は思ったものの、考えてみれば、委員長の存在と同様に、相互ではなく理解の無い一方的な意思によって壊れてしまう事の理不尽さ、虚しさを描いているのかな、と。

 既に二度見ておりますが、一度目は悲劇的であろう到達点は提示されているものの、ほわほわとした、微笑ましい関係に心和む映画でした。でも、物語を理解した上で見る二度目は最初から切なく、でもその儚さに酔えて。
 主役2人がとても良いです。陽の浜辺美波と陰の北村匠海がそれぞれの役割を的確に繊細に演じていて。それに大友花恋の不機嫌っぷりも魅力的で。それに比べると大人サイドの人達はあんまりパッとしないのですが、小栗旬のオーラの消しっぷりは凄い技なのかも。

 主役2人が大切な話をする、それから僕と恭子が桜良について話をする学校の屋上は、『映画 けいおん!』で卒業式の朝、唯、りっちゃん、澪、ムギちゃんが駆ける屋上と同じ場所で(設定上はもちろん違う学校ですが、そして一方はアニメの絵な訳ですが)、かつて聖地巡礼した経験も手伝って(屋上には出られませんでしたが)、更に感動追加状態でした。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 8点(2017-08-06 19:44:05)(良:2票)


3.《ネタバレ》 原作未読です。中学高校と、主人公のように図書館派だった自分にはグッとくる作品でした。
ヒロインの咲良が、クラスで三番目に可愛いという程好い感じなのが、重ねてグッときました。ホラ、クラスで一番の娘って誰が見てもかわいい娘だけど、三番目って主観が入るから意見が割れるじゃない?
こんさん99さん [映画館(邦画)] 8点(2017-08-05 01:26:41)

2.《ネタバレ》 いい年したおじさんですが、いま流行りの”キュンキュン”したくて観に行きました。無事キュンキュンしてこれました。
題名から青春恋愛映画とは思えませんが、この題名が結構深い意味を持ってます。
原作を読んでいないのでわからないのですが、物語の進行は現在の僕(主人公)が母校に先生として赴任していて図書係の生徒に過去の出来事を話すという方法で進みます。僕(主人公)もかつて図書係だったのですが、実はもう一人図書係がいた、それが桜良だったのです。物語の始まりは、僕(主人公)が桜良の秘密を知ってしまったところから始まりますが、淡く切ないストーリーです。この作品お互いがラブラブな訳ではありませんが、微妙な距離感でお互いを必要としている感じですすみます。終盤、僕(主人公)が桜良に対して”好き”以上の言葉で告白した途端に桜良はこの世からいなくなってしまいます。あるメッセージを残して。という感じでそれほど深い映画ではないけどそれなりに楽しめます。
今回主役を演じた。北村匠海くんと浜辺美波さんはおそらく初主演だと思いますけどお二人とも良い演技しています。ほとんど表情を変えない僕(主人公)にたいして人懐こい明るい表情だけでなく不安や恐怖に襲われる桜良の対比がとても良く描かれているとおもいます。 みんてんさん [映画館(邦画)] 7点(2017-08-02 11:53:37)(良:1票)

1.月並みだけど、クサいラブストーリーって感じです。 不思議なのが、現在の僕が図書委員の一人に自分の青春時代の話をするか?、ってことですね。 そのあたりの脚本に不自然さを感じます。 それにしても、主人公の桜良がカワイイ。 無邪気さと不安さを少しずつ見せる浜辺美波の演技は見事だと思います。 相手役の北村クン他の若手の演技も良かったと思います。 あと、小道具のガムが秀逸です。 ミスプロさん [映画館(邦画)] 7点(2017-08-02 08:56:34)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 6.18点
000.00% line
111.79% line
211.79% line
323.57% line
4610.71% line
5610.71% line
61119.64% line
71933.93% line
8712.50% line
923.57% line
1011.79% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.42点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.42点 Review7人
4 音楽評価 5.83点 Review6人
5 感泣評価 7.00点 Review7人

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