みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 広島・長崎への原爆投下を描いた作品かと思ったら、ちょっと違ってて驚いた。 面白いという方向性の作品ではないけど、こういった出来事があったということを知ることが出来たのは良かった。 描かれていることが正しいとするなら、多くの部下の命を救った英雄に思える。 ハッピーエンドではなかったけど、間違った歴史が後に正されたのは唯一の救いですね。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 5点(2023-01-10 16:15:08) 5.こういう史実があったとは、まったく知りませんでした。戦後の動向とか、橋本艦長の証言とか、けっこう驚くことばかり。その意味では見てよかったと思います。 しかし映画としては少々安っぽい。人物描写も雑だし。「Uボート」→「タイタニック」→「ジョーズ」→「キャストアウェイ」→「ア・フュー・グッドメン」のハイライトシーンを順番に見ているような錯覚に陥ります。5本分を1本で楽しめるというより、それぞれ印象を打ち消し合って薄味になっている感じ。個人的には、終盤の法廷話をもっと深く知りたかったかなと。反面サメ話はくどい。 それにこの邦題、ざっくりしすぎじゃないですか? 原題のままのほうがよかった気が。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-08-09 02:10:35) 4.インディアナポリスの悲劇を初めて知ったのは、『ジョーズ』でクイント船長が自分もあの船に乗っていたんだと告白するシーンだったと記憶している。アメリカ人にとっては、船名を聞いただけでみんながピンと来るほどの「事件」だったのだろう。 撃沈後の乗組員の恐怖と絶望は、映画の描写をはるかに超えるものだったと想像できるが、単なる数字としての犠牲者ではなく、一人一人のドラマを見せてくれたことで、この惨劇の重みがより深いものになったと感じた。 インディアナポリスが運んだものを考えると、広島人の私としては複雑な思いがあるが、乗組員の若者とて戦争の被害者であることに変わりはないはず。 詳細については、「巡洋艦インディアナポリス号の惨劇」を読まれたし。さらに、マクベイ艦長の名誉回復に貢献した少年を描いた「少年が救った提督の名誉」も興味深い。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-04-22 23:28:21) 3.ジョーズ87でお馴染みのマリオ・ヴァン・ピーブルズが撮ったサメ映画、ということで期待したんですが、あ~いくら何でも、もうちょっとマシなCG使わせてあげたかったなあ、と。私ごときが使わせてあげるだのあげないだの言う立場でもありませんが。 それはともかく、人種間の断絶と和解が織り込まれている、というのがやはり、この監督らしさ、でしょうか。 後半の漂流シーンはやや単調で残念。海の神秘性みたいなものまで表現できたら、人間の無力さ、小ささというものも、もっと際立ったかも?? それにしても、この人間にとっての地獄のような場所が、サメにとってみれば日常の生活の場であって、ただ闖入者どもを喰ってるにすぎない、というのが、なんと恐ろしいことか。 映画は後日談にまで続き、ちょっと蛇足気味かと思いきや、意外な感動をもたらします。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-08-08 20:29:19) 2.《ネタバレ》 初っ端の戦闘シーンを観て一気にテンションが下がりました。インディアナポリスって重巡洋艦なんだよ、この映画ではまるで戦艦みたいな図体でどうせCG使うならちゃんと実艦に似せてくださいよ。だいたい突っ込んでくる特攻機が開戦当初の明灰白色塗装のゼロ戦なのがおかしい。細かいことにこだわるな、っていう人もいるでしょうけど、こういうところを蔑ろにしている戦争映画は、たいてい映画としての出来もひどいのが多いもんです。あの『パール・ハーバー』はこの映画の逆で、登場するゼロ戦が戦争後期の暗緑色塗装だったことが思い出されます。撃沈シーンがまた突っ込みどころ満載。船体が折れるところなんてまるっきり『タイタニック』のまんまですし、これはひょっとしてギャグなのかとマジで首をひねってしまいました。漂流し始めてからはドラマが緊迫していくはずなんですが、個々の登場人物のキャラが描きこまれていないので盛り上がらない。トム・サイズモア以外の乗組員は誰が誰だか見わけもつきません。そして登場するシャーク・アタック、このサメのCGがまたショボすぎて、これはアサイラムの製作かと思いましたよ。 まったく、ニコジーよ、少しは仕事を選べよ(怒)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-03-15 00:04:16) ★1.《ネタバレ》 太平洋戦争末期、日本へと投下する原子爆弾をレイテ島へと極秘裏に運搬したものの、その直後に日本軍の潜水艦によって撃沈させられた戦艦インディアナポリス。史実を基に、数百名もの死傷者を出したというそんな悲劇の戦艦を描いた本作、日本人としては非常に興味深い内容だったし、毎度おなじみニコラス・ケイジ主演ということで今回鑑賞してみました。冒頭、もちろん日本軍との激しい戦闘シーンから始まるわけですが、そこで使われているCGがびっくりするぐらいショボくて(プレステ2のデモ映像レベル!)、この時点で若干苦笑い。気を取り直してそのまま観続けていると、今度は準主役級の若い男が出てくるのですが、こいつが一人の女を巡って親友との三角関係へと発展しそうな展開に、あの伝説の国辱ハリウッド映画『パールハーバー』の悪夢が脳裏を過り、嫌な予感がますます強くなるのでした。それでも、「いやいや、日米の歴史において極めてデリケートなテーマを戦勝国であるアメリカが今この時代に映画化したのだからそんなわけがない」と頑張って観続けました。ですが、その真面目に観ようという僕の気持ちにとどめを刺したのは、潜水艦内における日本軍の描写。ばりばり英語なまりの下手な日本語を話す艦長が、まるで老師様のような姿の師匠?と鏡越しで対話を始めた瞬間に僕のその決意はものの見事に砕け散ったのでありました。これっていつの時代の映画やねん!直後に発射された人間魚雷・回天が目標を外すシーンも極めて簡単に呆気なく終わって、日本人としては「え、なんやったん?今の?」と怒るヒマすら与えてくれません。さらには肝心のインディアナポリス号沈没シーンが、もろタイタニックのパクリなのに画面から一切緊迫感が伝わってこないという…。また、一応群像劇となってはいるのですが、個々のエピソードの描き方が極めて稚拙なせいで最後まで誰が誰だか分かりづらく物語が一向に盛り上がりません。挙句の果てに、沈没後、まさかのサメパニックな展開に!はは、これって実は戦争映画の皮を被ったオープン・ウォーターだったのですね(笑)。サメとの攻防がまさか映画の三分の一を占めているとは…。最後は一応真面目なメッセージを残して終わるのですが、そんなの他のもっと完成度の高い映画で見たかったっちゅーねん(怒)。うん、なかなかのトンデモ映画でありました。4点。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2018-03-09 18:29:46)
【点数情報】
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