みんなのシネマレビュー

SAYURI

Memoirs of a Geisha
2005年【米】 上映時間:146分
ドラマ伝記ものロマンス小説の映画化
[サユリ]
新規登録(2004-11-13)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-03-16)【+】さん
公開開始日(2005-12-10)


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監督ロブ・マーシャル
助監督ジョン・デルーカ〔振付〕(第二班監督)
演出ダグ・コールマン(スタント・コーディネーター)
アレン・ロビンソン(スタント・コーディネーター)
キャストチャン・ツィイー(女優)さゆり
渡辺謙(男優)会長
役所広司(男優)
ミシェル・ヨー(女優)豆葉
桃井かおり(女優)おかあさん
工藤夕貴(女優)おカボ
コン・リー(女優)初桃
ケネス・ツァン(男優)鳥取少将
ツァイ・チン(女優)おばちゃん
マコ(男優)サカモト
ケイリー=ヒロユキ・タガワ(男優)男爵
大後寿々花(女優)少女時代のさゆり
ユージニア・ユアン(女優)こりん
カール・ユーン(男優)コウイチ
テッド・レヴィン(男優)デリックス大佐
渡辺謙会長(日本語吹き替え版)
湯屋敦子初桃(日本語吹き替え版)
唐沢潤豆葉(日本語吹き替え版)
役所広司延(日本語吹き替え版)
桃井かおりおかあさん(日本語吹き替え版)
工藤夕貴おカボ(日本語吹き替え版)
脚本ロビン・スウィコード
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
編曲コンラッド・ポープ
撮影ディオン・ビーブ
製作ダグラス・ウィック
ルーシー・フィッシャー
スティーヴン・スピルバーグ
ジョン・デルーカ〔振付〕(共同製作)
ドリームワークス
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ゲイリー・バーバー
ロジャー・バーンバウム
配給松竹
ブエナビスタ
特撮カフェFX社(視覚効果)
美術ジョン・マイヤー(プロダクションデザイン)
グレッチェン・ラウ(セット装飾)
ガーソン・ユー(タイトル・デザイン)
振付ジョン・デルーカ〔振付〕
衣装コリーン・アトウッド
編集ピエトロ・スカリア
録音ケヴィン・オコンネル[録音]
ゲイリー・A・ヘッカー
ワイリー・ステイトマン
グレッグ・P・ラッセル
字幕翻訳戸田奈津子
スタントエリザ・コールマン
西脇美智子
その他奈良橋陽子(キャスティング)
あらすじ
下女として芸者館に売られた9歳の女の子の千代(大後寿々花)は、芸者の初桃(コン・リー)の苛めに遭いながらも、会長さん(渡辺謙)と出会ったことをきっかけに芸者の道に進む決意をする。そして15歳になった千代(チャン・ツイィー)は、一流芸者の豆葉(ミシェル・ヨー)に見込まれ「さゆり」と名乗ってその類稀なる才能を開花していく。想像を絶する映像美を背景に、いま女たちの戦いがはじまる!

花守湖】さん(2007-02-04)
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【クチコミ・感想】

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95.《ネタバレ》  うーん。これはどうでしょう。
 面白い、面白くないの問題ではなく、ちょっと興味がわかない、どちらかと言えば苦手なタイプの映画です。
 まず暗い。そして長い。
 途中まではサクセスストーリの様相を呈していますが、『サクセス』とは少々違う気がしますね。
 期待していたほど『SAYURI』にカリスマ性を感じることができず、芸者としての才能も、見ている分にはよくわかりません。
 心の成長みたいなものがあるわけでもなく、『SAYURI』をメインとしたドラマとしては、物足りなさを感じます。
 また、なんのひねりもオチもなく、バッドエンドのまま終わっているエピソードがあるのも、もやもやします。
 姉と初桃はいなくなって終わり?おカボは実はさゆりをずっと恨んでいました、っていうサプライズだけやって終わり?延はさゆりをもう許せないってだけで終わり?さゆりは会長とうまくいきさえすれば、他の人間関係はもういいの?
 そりゃあそっちのほうが人間ドラマとしてはある意味リアルかもしれないけどさ、見るほうはそこに後味の悪さを感じこそすれ、満足感を得ることはできないのです。
 桃井かおり演じるおかあさんが、なんかラスト良い人っぽくなっているのもなんだかね。この人も相当なことやってますよ?
 それに、私はフェミニストではありませんが、やはりこの時代の女性蔑視の社会通念みたいなものが苦手なようです。 たきたてさん [DVD(吹替)] 5点(2017-05-11 02:07:48)

94.チャイナ風の和風なのは慣れっこですが、やっぱりサユリは日本人に演って欲しかったなぁ。物語はまぁまぁ楽しめたけど、後で印象に残るのは桃井かおりさんでした。 movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-12 22:25:06)


93.西洋的な美しい映像表現に目を惹かれましたがもうちょっと和風を強調してほしかったですね。内容はそれなりに面白い映画でした。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-25 20:30:17)

92.《ネタバレ》 ゲイシャのキビしい世界を歩んだ女の子のドラマ。華やかな表舞台の裏に潜むドス黒い女の戦い。登場人物に日本俳優と中国俳優が入り混じった洋画。大好きな京都でのお話ですが、重苦しすぎて疲れました。 獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2014-06-29 02:37:21)

91.色々と突っ込みどころはあるものの、とても綺麗な映画であると思う。
日本の伝統や日本の文化を楽しむというより、
あくまでも「日本的な美」を楽しむ作品だろう。
そういった視点で観ると、驚くほど美しい映画であることが分かる。
内容もさほど悪くは無く、純粋に楽しめる映画なのでお勧めしたい。
あと、登場人物の中でもコン・リー演じる初桃に特に注目して欲しい。
正直、彼女の演技に凄く感銘を受けました。 功聖良さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2014-04-03 22:14:35)

90.米軍人以外アメリカ人が全然出てなくてびっくりしました。日本でリメイクしないかな(笑)ところで、日本にも「水を持ってる目」とか、「お姉さんは木」とかいう感覚が戦前まであったんですか?最後に、役所広司さんはもっとハリウッドに売り込んでいかれたらいいのにと少し思いました。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-22 16:58:32)

89.エキゾチック・ジャパン、という感じですね。どちらかというと、僕らには中華風に見えるけれど、その中国のイメージさえ、映画からきてるところも大きいから、こうなると何が本当だかさっぱり。にしても直前に、MHK新日本風土記「鴨川」で、舞妓さんを見た直後だったから、違いが際立った。京都らしい、はんなりとした強さとか色気というものは、アメリカ人には理解できないのかなぁ。僕はそれにあこがれて京都に行ったんだけど。
とはいえ、これはこれで美しかったし、都おどりも、あののっぺりした照明はやめて、もうちょっとめりはりのきいた演出を考えてもいいのではないかなぁと思った。本当に伝統というなら、かつては灯明をともしていたのだろうし、明るい照明は何をやっても伝統とはかけ離れてしまうのだから、それならこういうあり方もありなのではないかなぁと。 小原一馬さん [地上波(字幕)] 6点(2013-08-06 22:15:16)

88.映像が綺麗。でもあの踊りはちょっと疑問。やっぱりアメリカ映画だなと感じる。そしてチャン・ツィイーは綺麗な着物より古びた着物の方が映える。 nojiさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-02 23:30:10)

87.《ネタバレ》 大好きな映画『シカゴ』の監督の最新作ということで、うきうきしながら映画館まで観に行った作品。でも、期待が高すぎたのかちょっと残念な作品だった。さゆりという女性が女性美だけが価値観の全てという芸者の世界でその美貌を武器にのし上がっていく、というストーリーを聞けば誰でもあの『シカゴ』の二人の主人公たちのエネルギー爆発な姿を思い浮かべるだろうけど、今作の女たちは彼女たちに比べて少々地味。それに、日本でもかなり特殊な世界である芸妓たちの姿を、アメリカ目線でエキゾチックに描くという狙いは良いと思うのだけど、ちょっとその狙いがうまく効いてないかなぁー。映像は相変わらず美しかったけど。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2013-05-13 18:42:21)(良:1票)

86.やっぱり一番好きなのはこの映画だな、と実感。
評判は低めなのですが、私がぜひ観てほしい!とおすすめするのがSAYURIです。

なんといっても映像の美しさ。和風を好む方なら気に入ること間違いなしです。
紆余曲折しながらのハッピーエンド。私は涙なしには観れませんでした。

俳優さんに関する豆知識を入れてから再度観ると、
また違った発見ができます。
らんまるさん [DVD(字幕)] 10点(2013-03-16 00:12:01)(良:1票)

85.米国映画の「SAYURI」なのだから日本人である私たちから見れば違和感があるのは当然だろう。だけど日本語吹き替えで見ると何とか見れるし、物語自体は悪くない。むしろ芸者というものを世界に紹介する上で貢献したのではないかと思う。配役は国際色豊かでさすがに多民族国家米国を彷彿させる。日本人が子役で大人になると向こうの人が演じるというのもなかなか、こういったのを是とするか否とするかで評価は大いに変わってこよう。少なくとも米国映画SAYURIとしてはアカデミー賞に値すると思う。役者としてはコン・リーが私好みなのかなかなか良かったと思うし、子役大後寿々花が光る。そして目立たぬがナレータが断然すばらしい。そう思ったのは私だけだろうか。 ESPERANZAさん [DVD(吹替)] 8点(2012-11-14 19:03:06)

84.《ネタバレ》  いや、毎度のことながらジャパン国というのは不思議な国ですね。なまじっか日本と少し似たところもあるので、よけい違和感が目に付きます。
 まず、言葉。この国の公用語が英語であることは、もう少し前の時代を描いたラストサムライからも分かってましたが。それなら何でほんの少し日本語が混じるのか?おそらく日本と中国からの移民で成り立つこの国の言語体系の成立過程を是非勉強したく思いました。
あと、自称「ゲイシャ」のアクロバチックダンス。踊りというのは大事な文化なんですが、日本とジャパン国は、同じ民族でありながらどこでこんなに文化がかけ離れて言ったか、これも研究課題です。
 他にお寺に真っ赤な提灯がかかった芸者の学校とか、見たことも無いようなカキ氷の食べ方とか、日本とは微妙に名称が違う相撲の決まり手とか、ほんとにジャパン国には興味深深で、飽きることはありません。
 ただ、一つだけ気になったのは、どうしてジャパン国の物語を映像化するのに、わざわざ日本人の俳優を数名起用してるでしょうか?微妙です。 rhforeverさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-07-27 12:04:32)

83.いまいちだった。結局SAYURIの出世物語?裏の世界の話なので話が暗い。 のははすひさん [DVD(吹替)] 4点(2010-07-07 23:39:01)

82.《ネタバレ》 祇園の花街を少しは知っている私からすると、これは全く別な世界のお話でした。つっこみどころ満載。
まず、祇園にあんなに曲がりくねった道はないしとか、ツィイーが踊ったあのへたくそな前衛舞踏みたいなのはなんだとか、伏見稲荷の鳥居を抜けてあんな寺にでるのかとか。
あのぺらぺらの着物と、よくわからないアップヘアにもびっくり。
ストーリーも、あの原作の中からそこを削ったか、という感じでした。
色彩はカラフルでアジアっぽく、キレイといえばキレイでしたが…。
とりあえず、私には気になるところが多すぎてマトモに観ることができませんでした。
ただ、ロブ・マーシャルが何を作りたかったのかはよくわかりました。それだけです。 Catherineさん [DVD(字幕)] 3点(2009-08-15 12:35:05)

81.《ネタバレ》  日本人が英語をしゃべっても我慢できるだけの忍耐力があれば、楽しめる作品だと思います。初桃って誰かに似ているなぁと思ってみていたらコン・リーだったんですね。思いの外、チャン・ツイィーの芸者も違和感なく見ることができました。
海牛大夫さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-02 21:29:21)

80.《ネタバレ》 英語での会話ももちろんそうだし、言われなければ何時代のどこの話なのかもはっきりしない、セットもところどころ明らかに安っぽいなど、インチキくささ満載の作品なのですが、この作品はむしろそこを味わうべきかもしれません。ただし、形を作りあげて満足してしまったのか、人物描写の掘り下げにはまったく至っていません。戦前・戦中・戦後といろいろ展開していながら、壮大さや拡がりもあまり感じられないですね。演技面では、コン・リーの迫力にみんな押されてしまってるような感じですが、作中の台詞どおりに目に力のある大後寿々花は今後がなかなか楽しみ。この2人に5点。 Oliasさん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-15 02:31:02)(良:1票)

79.《ネタバレ》 個人的にはいまいちでした。映像はキレイで眺めているだけでも楽しめるのですが、ストーリーは平凡そのものであり、何よりも英語の中にも中途半端な日本語が入り混じっているのが気になる。日本語の役割というか位置付けが見えてこなかった。『おカボ』は『パンプキン』なのか?固有名詞は日本語も英語も同じじゃないのか? いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-02-28 07:50:28)

78.《ネタバレ》 期待しないで観たので、思っていた以上でした。特に前半は。ケンさん(会長)をもっと魅力的に仕立てあげてほしかったです。 むーみんさん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-06 14:02:56)

77.《ネタバレ》 点数は低いのですが、映画としての表現力などは評価します。ただ、どうしても解せないのが、会長さんの光源氏計画・・・もっと平たく言えば、ロリコンおっちゃんが、可愛い幼い子に目をつけて、大人になってからゲットするための計画でした。ちゃんちゃん。と言うお話に成り下がってしまっているのがもったいない。主人公は実はSAYURIでなくて会長だと思うんです。ああ勘違いしないて下さい。渡辺謙さんは好きだし、映像美も濃淡があり綺麗だとは思うのですが・・・。”さくらん”の方がもっと女性の生き様みたいなところに視点があてられてて私的には好きですね。ミッシェルヨーも、桃井かおりさんもいい味出してますねぇ。大後寿々花ちゃんですか?可愛いですね。キャストに助けられて+1点で・・・ お好み焼きは広島風さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-05 17:05:37)(良:1票)

76.凄い豪華配役陣。これだけでも一見の価値有り。
外国人監督、外国人主演女優等での邦画の感あり。でも主セリフは英語、周辺は日本語、しかし字幕スーパーを読んでいると邦画としか感じない。
しかもアメリカの観客にとっては、吹替え版邦画。全くヨーロッパ人とは違う日本人で、なんとも面白い発想。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-03 17:53:35)

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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 95人
平均点数 6.60点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
322.11% line
444.21% line
51414.74% line
62526.32% line
72425.26% line
81818.95% line
977.37% line
1011.05% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.30点 Review13人
2 ストーリー評価 6.31点 Review16人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review16人
4 音楽評価 6.53点 Review15人
5 感泣評価 6.21点 Review14人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
撮影賞ディオン・ビーブ受賞 
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
音響効果賞ワイリー・ステイトマン候補(ノミネート) 
音響賞グレッグ・P・ラッセル候補(ノミネート) 
音響賞ケヴィン・オコンネル[録音]候補(ノミネート) 
美術賞グレッチェン・ラウ受賞 
美術賞ジョン・マイヤー受賞 
衣装デザイン賞コリーン・アトウッド受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
主演女優賞(ドラマ部門)チャン・ツィイー候補(ノミネート) 
作曲賞ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]受賞 

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