みんなのシネマレビュー

バーニー/みんなが愛した殺人者

Bernie
2011年【米】 上映時間:99分
コメディ犯罪もの実話もの
[バーニーミンナガアイシタサツジンシャ]
新規登録(2015-05-05)【S&S】さん
タイトル情報更新(2021-08-18)【S&S】さん
公開開始日(2013-07-13)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督リチャード・リンクレイター
キャストジャック・ブラック(男優)バーニー・ティーディ
シャーリー・マクレーン(女優)マージョリー・ニュージェント
マシュー・マコノヒー(男優)ダニー・バック・デヴィッドソン
ガブリエル・ルナ(男優)ケヴィン
脚本リチャード・リンクレイター
撮影ディック・ポープ
製作リチャード・リンクレイター
製作総指揮ジョン・スロス
配給トランスフォーマー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1


7.《ネタバレ》 実話とはいえ殺人場面はちょっと唐突な感じがした。J・ブラックがこの主人公に適役のような気もするし、そうでない気も。。。大好きな俳優(怪優)だっただけに、個人的には近年の不調ぶりがちょっと残念。S・マクレーンはこんな汚れ役をよく演じていて素晴らしい。 kaaazさん [インターネット(字幕)] 7点(2018-09-14 23:08:27)

6.《ネタバレ》 もっとコメディ寄りかと思いきや、実話の殺人事件を基にしたこともあり、結構シリアスなドキュメンタリー仕立てといった作品。結末はああなるしか仕方がなかったって感じもしますが、衝動殺人を犯してから九ヶ月も世間を欺き、奉仕活動とはいえ殺した彼女のお金を使いまくっていた…という描写もあり、バーニーが完全に善人だとは言い切れないところが妙にリアルでもありました。 ライヒマンさん [DVD(字幕)] 6点(2016-05-21 13:11:07)

5.《ネタバレ》 ジャック・ブラックが出てるということで観ました。シャーリー・マクレーンはさすがの貫録。実話をもとにしているので、あぁなるほどなぁという複雑な心境ですね。ジャック・ブラックの高い演技力が素晴らしい+実際現地の一般の人たちのインタビューもありかなりドキュメンタリーに近いなかなかの構成であったと思います。 Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-25 12:35:47)

4.結末はちょっと悲しい実話なんですが、バーニーと事件を語る町に人々へのインタビューが軸となる、
一風変わったテイストが面白いドキュメンタリータッチの作品。
元々ジャック・ブラックという人は好きなんですが、彼が何度も演じてきた、
ちょっぴりだめだけど憎めない勢いのいいロック野郎とは雰囲気が異なりとても静かな印象を与えます。
本作の彼の風貌と確かな演技力はフィリップ・シーモア・ホフマンを思い出しました。
事件前も事件後も町の誰もから愛された殺人者と、誰からも嫌われた被害者。
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉もありますが、こういう事件をどう裁くのか。
ジャック・ブラックやマコノヒーの存在もあり、終始コメディタッチですが考えさせられる内容です。
そしてもう1人、どんな役を演じても抜群の存在感があるシャーリー・マクレーン。
こういうふてぶてしさのある役もお手の物です。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-17 21:35:14)

3.《ネタバレ》 ニュージェント夫人は典型的なイヤミババァであり、誰にとっても想像に難くない人柄であるため、その人物像についてはほとんど掘り下げず、他方、度を越した善人であり、事件の概要を聞いただけではその人となりをサッパリ想像できないバーニーの描写に尺のすべてを割いたという監督の取捨選択は絶妙。この要約により、コンパクトにして混乱の起きない構成となっています。
劇中ではバーニーについて金目当て説、ゲイ説、熟女好き説が提示されるものの、そのどれもが的を射ておらず、ガマンの限界を超えた善人が突発的に人を殺した事件として単純に捉えることが、もっともしっくりきます。
二人の関係性は、その当初には相互依存の機能を果たしていました。他人に善意を与えることを趣味とするバーニーにとっては、孤独な老人であるニュージェント夫人を幸せにしてあげることはやりがいのある目標だっただろうし(登山家が高い山に挑戦するようなもの)、他方、隣人や身内から孤立していた夫人にとっては、無償で世話を焼いてくれるバーニーは、世界で唯一、心を許せる相手でした。考えてみれば夫人も気の毒な人で、近づいてくるのは金目当ての人間ばかり。かわいいはずの孫ですら財産を狙う敵であり、気を抜けば身内からも足元をすくわれかねない状況で人生の大半を過ごしてきたのですから、結果、あのような猜疑心の塊となっても不思議ではありません。
しかし、二人の関係は破綻します。この事件の教訓は、世の中には善意の通じない相手がいるということと、善人の善意にも限界があるということです。夫人は、最初こそバーニーの善意に心打たれた様子だったものの、彼から受けた善意を自分自身の人間性を高めるための肥やしにしようとはせず、むしろ、使い勝手の良い使用人として彼を利用しはじめました。凝り固まった老人を変えることはできないということがバーニーの誤算であり、いつか変わってくれるだろうと信じてさらに善意を注いだ彼の対応が、夫人をさらに醜悪にしていきます。良かれと思ってやったことが、事態を余計に悪化させる原因となる。二人は、DV夫と被害者妻のような関係となっていたのです。そして、さすがのバーニーにも臨界点がやってきました。バーニーが夫人と適度に距離をとっていればこんな結果にはならなかったはずで、善意も度を越すと害悪になるという面白く、かつ、一般性のある事例として私は鑑賞しました。 ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2015-09-08 16:02:17)


2.《ネタバレ》 ブラックコメディと銘打っているが、クスりとできるシーンは少なく、シニカルなシリアスドラマの側面が強い。インタビューされる住民が俳優ではない本人が演じているため、フィクションとドキュメンタリーの境界を行き来している不思議な感覚に陥る。その境目を突くように、人間は善悪では二分できない複雑な内面を持つ生き物であることを浮かび上がらせる。胡散臭い偽善者に見えるバーニーは最後まで裏表のない打算のない善人であり、確かに小心者で勇気がなかったが、すぐに自首していたら終身刑にならなかったかもしれない。では、彼をマスコット扱いし、事件をややこしくさせた住民の方が悪人に見えるが、悪意がないだけにタチの悪い結末だ。人を信じること、裁くことの難しさを改めて問いかける。判決前の画面に突き刺さるような視線が忘れられない。 Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-02 19:34:44)

1.《ネタバレ》 実験的な映画を撮るかと思えば『スクール・オブ・ロック』みたいにメジャーで王道的な作品もこなしちゃうリチャード・リンクレイターの、どちらかと言うと彼らしいかなり捻った笑えない(これは良い意味です)実録コメディです。 テキサス東部の田舎町で葬儀屋の助手を勤める40手前の独身男バーニーは、町の誰からも善人と認められて愛されていた。彼は町随一の資産家の未亡人に気に入られて同居する様になるけど、この未亡人はバーニーとは真逆で恐ろしいまでに性格がねじ曲がっていて町中の人から憎まれていた。このバーニーをジャック・ブラックが演じるのですが、良い人を説得力ある演技で好演するけど彼のことですからなんか胡散臭さがつきまとっちゃうんです。これも監督の計算通りなんでしょうが、最後まで観るとどうもゲイみたいだけどそれ以上におかしなところは見られない。どうも現代社会では度を越した善人=変人と言うことになる、という一種の問題提起なのかもしれません。未亡人マージョリーは、もう笑っちゃうほどイメージ通りのキャスティング、シャーリー・マクレーンです。最初は良き友人同士だった二人も、マージョリーが本性を剥きだしにしてバーニーをこき使う様になってきて、とうとう彼はマージョリーを衝動的に射殺して冷蔵庫に死体を隠します。 この映画は実際の町の人たちが語るバーニーの想い出を繋ぐ形で進行するモキュメンタリー風の演出が特徴です。殺人が発覚して裁判になりますが、なんせ町中の人がバーニーを擁護しているんですから、その中から選出される陪審員は無罪の評決を出す可能性が高い。そこで検事は裁判を70キロも離れた隣の郡に変更しちゃいます。ここでは当然のごとく有罪判決が下り、あわれバーニーは終身刑を宣告されてしまいます。テキサスは全米屈指の厳罰司法の州ですけど、それにしても終身刑とはキツイですね、日本でしたら懲役10年ぐらいでしょう。そこら辺は、裁判所の違いで無罪か終身刑という両極端な判決が出る可能性があるというアメリカ裁判制度の矛盾を監督は指摘したかったのかもしれません。地方検事役はマシュー・マコノヒーでこれが実に可笑しいキャラで、この映画の中でいちばん笑わしてくれます。 けっきょくバーニーはほんとはどんな人間だったのかという疑問には何も答えてくれずに映画は終わるのですが、それでもいろいろ考えさせてくれる作品の様な気がします。ラストにバーニー本人とジャック・ブラックが刑務所で面会している映像が流れるのですが、なぜだかギョッとさせられるものがありました。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-08 23:27:24)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.86点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
6114.29% line
7685.71% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2012年 70回
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジャック・ブラック候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS