みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★1.《ネタバレ》 2014年製作のオリジナルを日本公開用に2019年に再編集されたのもあり、 冒頭に日本の視聴者への謝辞が寄せられている。 最初と中盤に、本編とは無関係の海賊版への注意喚起がなされるも、 『グエムル』のワンシーンや『インディー・ジョーンズ』のBGM、 ポケモンの効果音を無許可で借用しておいて説得力ないでしょ(笑)。 ウガンダから飛び出して、海外で大暴れしている海賊版ハンターは面白かったけどさ。 タイトルに偽りなしで、ウガンダの抱えている問題の一つである「児童誘拐」をテーマにしている。 現在でも黒魔術は依然として残っており、生贄に捧げるために多くの児童が村から攫われ命を落とす。 本来対応するはずの警察官は信じることなく、一方的に変人扱いして行動も起こさないため、 詐欺が当たり前に横行し、安易に信用してはいけないウガンダの現実を垣間見ることができる。 とは言え、本作は社会派作品でなく、誘拐された児童たちが持ち前のカンフーアクションで逆襲する娯楽大作だ。 いつものように編集ソフトでポン付けの特殊効果のチープさに、VJエミーのハイテンションなツッコミが、 ネットミームを継ぎ接ぎしたようなワカリウッド映画にカオスと彩りを添える。 『誰がキャプテン・アレックスを殺したか』のタイガー・ギャングとカンフー使いのブルース・Uが再登場し、 スターシステムによる新たな広がりを見せる。 オチもクライムアクション映画に童話風の因果応報で締めるのがなかなか味わい深かった。 前作よりは少し面白かったので、+0.5点で。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 5点(2025-05-31 23:15:18)
【点数情報】
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