みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
13.《ネタバレ》 この一昔前のよくあるB級アクション大好き。 『実はスパイだったんです。』『凄腕の殺し屋だったんです。』とゆー何万回も作られてきたであろう設定が、いつまでも変わらず好き。そして何よりアシュトン・カッチャーがかっこいい。イケメンなのに、どこかずれている部分があって、そこがまた良い。 隣人や同僚や友人が突然襲ってくるっていうシチュエーションはあんまりないかもしれない。 みんな父親に雇われた潜伏スパイ。女友達いわく『この日のためにあんたの自慢話を3年間も我慢して聞いてたのよ』ってことは、3年前からみんな父親の雇われヒットマンだったってことかい?同時期にそれだけの人が移住してきたらさすがに変な気はしますが、細かいことは抜き。このノリと雰囲気を楽しみましょうという作品。 私はこの監督の作品とはことごとく相性が良いみたいです。ちょっと古風で野暮ったい作風がどーにも好き。 難を言うならば、アシュトン・カッチャー演じるスペンサーが、登場シーン以外あんまりぱっとしなかったのがもったいなかったかもしれませんね。 凄腕のエージェントならではの見せ場みたいなもんが随所にあって、ジェーンが夫のそんな隠れた一面に少しずつ新たな魅力を見出していくっていう展開ならより一層のめりこめたかも。 ラストはジェーンが主導権を握って、父親とスペンサーをしかりつけるようなオチが凄く好きです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-02-27 03:50:29)(良:1票) ★12.《ネタバレ》 アシュトン・カッチャーが好きな自分としては、それなりに楽しく観られたけれど…… そうでない人には、結構キツそうな一本でしたね。 まず、序盤は良い感じというか、中々面白いんです。 旅先で主人公とヒロインが出会い、結ばれるまでを描いており、ラブコメ要素が濃い目で、楽しい雰囲気。 空撮の映像が美しいし、海辺のプールなんて本当に素敵だしで、良質な「旅映画」だったと思います。 にも拘わらず、二人が結ばれ「三年後」に時間が飛んだ辺りから、一気に失速しちゃうんですよね。 主人公のスペンサーが莫大な懸賞金を掛けられ、友人達から命を狙われるブラックコメディと化すんだけど、どうも緊迫感が無くて、アクション映画としても魅力に欠ける感じ。 例えば、友人のヘンリーが突然ナイフで斬り付けてくる場面なんて(本気で殺そうとしてるの? それともふざけてるだけ?)と戸惑っちゃうくらいヌルい描写でしたし、彼の退場シーンもアッサリし過ぎてて、本当に死んだかどうか気になっちゃうんです。 この辺の作り込みが甘いせいで「平和な日常から、殺し合いの日々に戻ってしまう」というギャップの魅力が伝わってこないんですよね。 せっかく映画の前半と後半で違う「色」を打ち出しているのに、これは如何にも勿体無い。 あと、序盤から何度か「バンジージャンプ」ってワードが出ていたので、これはヒロインのジェーンが高所から飛ぶ場面が絶対あるだろうなと思ってたのに、それが無かったっていうのも、拍子抜けでしたね。 「(貴女と友達の振りをしていて)楽しい事もあった」と、友情を示した途端に撃ち殺されちゃうジェーンの女友達って場面も、凄く後味悪いし…… 黒幕であったジェーンの父と、スペンサーの和解もアッサリし過ぎてて(えっ、それで終わりなの?)って感じなんですよね。 「スペンサーに莫大な懸賞金を掛けたのはジェーンの父だけど、誤解だったので取り下げました。めでたしめでたし」ってオチにも(結果的に人が死にまくってるんだけど、それで良いのか)ってツッコむしか無かったです。 カメラワークや演出などは平均以上だと思うし「観客を退屈させないサービス精神」は伝わってきただけに、つくづく惜しいですね。 少し手を加えるだけで、絶対もっと面白くなったはずだと、観ていて悔しくなっちゃう感じ。 個人的には「人殺し稼業にウンザリしていたスペンサーが、結婚後の『普通の生活』を噛み締め、幸せそうにしている場面」が凄く良かったので…… その後の展開にて『普通の生活』を奪われた事に対する主人公の怒りや切なさを描いてくれていたら、もっと好きになれたかも知れません。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 5点(2020-09-08 20:54:22)(良:2票) 11.《ネタバレ》 よく似た「ナイト&デイ」(2010)があんなに楽しかったのに、なんでコレはそうでもなかったんだろうと考えてみたら、描写が生生しいのですね。シニカルな笑いを狙ったのかもしれませんが、そうなるとお伽噺(=極上のフィクション)にはなり得ない。フィクションに酔うことが出来ずに冷めた目で観ていると、なんだか「現実」が透けて見えてくる。アメリカはやっぱり「成功する」ことが全てなんだなぁと。 失恋した娘を連れて家族旅行で海外に来た金持ち父さん。なんとトム・セレックだ。シングルの娘の事をやたらと嘆くのは、「結婚できない」=「成功していない」とでも言うのだろうか。ふざけた話だ。娘のキャサリン・ハイグルも旅先で出会ったイケメンとデートすることになったら、「私生活を細かく聞くわよ」なんて、最初っからスペック確認に余念がない。で、めでたく結婚した2人ですが、旦那のアシュトン・カッチャーは殺し屋たちから命を狙われることになる。もう、みんな巨額の懸賞金に目の色変えて、あの人もこの人も次々と襲いかかってくる。ここもブラックな笑いを狙っているんだろうけど、描かれているのは「大金を手にすること(=成功すること)は何物にも代えがたい幸福である」という価値観です。 だから、この映画では「失敗」する人たちはどーでも良いのです。ミッションに失敗すれば終わり。殺す側に葛藤も苦悩もありません。彼らは悪い奴らなのでしょうか? 私にはそうは思えない。金のために殺す。これは「お仕事」としてこれまで何人も人を殺してきた主人公のイケメン旦那と全く同じです。 やたらと人が死んで、でも誰も悲しまず、最後はハッピーエンド。生き残った者、すなわち勝者=成功者の人々は幸せに暮らしましたとさ、というオハナシ。コメディだから別にいいんですけど。ちなみにこの作品、本国では興行成績が悪く製作費が回収出来なかったらしいので、映画自体は「成功しなかった」。これが1番ブラックなオチですね。 【ポッシュ】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-07-29 11:29:14)(良:1票) 10.肩が凝らずに、最後まで見て楽しめる作品。 【amicky】さん [インターネット(字幕)] 5点(2014-02-16 11:05:06) 9.Killersという原題を、流行の「&」でもっと安っぽい部類に入れられた本作ですが、実際、ニースで大型ロケをしたりとお金はかかっているもののやっぱり安っぽいのですね。もったいないですが、暇つぶし&デートムービーにはいいんじゃないんでしょうか。元ボス、ホテルの場所を教えるのにあんな大掛かりな暗号するわりには穴がありすぎ!! 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-12-13 09:22:17)(良:1票) 8.《ネタバレ》 「ナイト&デイ」、「デート&ナイト」などと同じく「○&○」という近年流行りの?邦題がついた男女2人が主人公のアクション・コメディ。 本作もラブコメ・ホームドラマ・スパイ・アクション・サスペンスと盛り沢山の内容です。前半はサスペンス要素はほとんど無いラブコメ&ホームドラマ。アシュトン・カッチャーの正体が明らかになって以降は一転、2人を狙う刺客が次々に現れるアクション・サスペンスと作品のテンポはなかなか良く、退屈すること無く楽しめる暇つぶしにもってこいの作品。 敵はいつどこから現われるか分らない。友人、隣人、すれ違う人、皆が刺客に見えるという後半の展開はもっと面白く出来たと思うのですが、今一つ盛り上がらないまま終わっちゃいました。 終盤は2人の前に現れるほとんど全ての人が刺客。「こいつは刺客なのか、ただの友達か隣人なのか」と、見る者をちょっとじらせてくれるだけでも全然違ってくると思うのですが・・・。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-07-21 15:12:17)(良:3票) 7.金のかかった"コント"ですな。吹替を"ながら"鑑賞するには調度いいかも。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 5点(2012-10-27 20:57:47)(良:1票) 6.《ネタバレ》 もうちょい真面目な感じと思ってたが完全にコメディなので突っ込み所満載なのは狙いでしょうね。観るほうも真面目に観ずにテキトーに観ることですね。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-17 22:53:32) 5.《ネタバレ》 このジャンルですべき事は押さえていると思うのでOK。気になったのは終盤にかけてお話の規模がやや小さくなり過ぎる事かな。ご近所さん死にまくったけど子供産まれるしいっかー♪って感じにズッコケたが、まぁご愛嬌。ヒロインが巨乳過ぎてビビった。 【HIRABAYASHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-04 17:49:12)(良:1票) 4.《ネタバレ》 浅いし軽すぎるな~ってことで「ナイト&デイ」には遠かった・・・殺そうと思えば取っ組み合いしなくても狙撃とかいくらでもやり方あるでしょ?まあ、そこそこ最後まで楽しく観られはしましたが。 【より】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-05-14 23:47:03)(笑:1票) 3.《ネタバレ》 監督が「キューティ・ブロンド」のロバート・ルケティックだったので、 少なからず期待していましたが、期待外れに終わりました。 とにかく「設定が雑」の一言に尽きると思います。 本作にラブストーリーとアクションの要素が含まれていることは、タイトルから想像するに難くありません。 しかし、それにしてはスパイとしての彼の行動や背景の描写が稚拙過ぎます。 見栄えの良いアクションシーンのみを羅列して「僕スパイ!(キリッ)」と言われても、説得力は皆無。 凄腕スパイどころか、全然使えないと感じました。 ただでさえ多いスパイアクション分野なのだから、本作は比較対象の広さをもっと自覚すべきだったのでは? 差別化を図る為に他のスパイ映画よりも「夫婦愛・家族愛」をメインにしているようだが、 その辺りも深化のさせ方が中途半端。 「面倒な近所付き合い」も「夫婦関係」も「義両親との関係性」も、 殆どが登場人物たちの口から語られているのが問題だと思います。 あと、ご近所さんやお友達との関係性が希薄な為、 途中からは誰が寝返っても誰が味方でも大して驚かなくなりました。 そもそも、アメリカの郊外であんなに派手なドンパチを繰り広げていたら、もっと大事になっているでしょ? その辺りのご都合主義は映画にありがちですが、本作は「そもそも雑な作り」なので、ご都合主義も受容し難くなります。 無駄な爆破やアクションシーンに時間を掛け過ぎだと感じました。 そして最後は、究極のご都合主義で幕を下ろします。 語るに値しません。 本作の登場人物たちを見て私がつくづく実感したのは「目の寄る所へは玉も寄る」でした。 DVDで十分でしょう。 【港のリョーコ横浜横須賀】さん [試写会(字幕)] 4点(2010-12-07 21:24:06) 2.《ネタバレ》 ご近所さんや会社の同僚が実は軒並み殺し屋だった、みたいなコメディ部分は面白いものの、肝心のスパイ部分はユルユル過ぎてしまって。もう少しちゃんとプロのエージェントらしい行動や戦いっぷりを見せて頂きたいものなのですが、全体のコメディノリを重視し過ぎているせいか「それはないわぁ」って冷めてしまう部分が多くて。激しい銃撃を受けた家にみすみす戻ってしまう、しかも町はその事件そのものがなかったような日常っぷり、ってそこには何の説得力もなくって、いくらコメディでもそういうところはちゃんとしておこうよ、って。大体、主役のお兄ちゃん、ペロペロキャンディみたいな甘い甘~い甘過ぎなマスクなんで「スパイです」って言われても全くそうは見えて来なくて。いや、実際のスパイがみんなショーン・コネリーやピアース・ブロスナンやトム・クルーズみたいなカオしてるとは言わないですけどもさ、映画的な説得力ってのがあるでしょ。死体を前に家族会議みたいなシュールな笑いのシーンも、ハードさが絶対的に足らないので不発状態ですし。でも、もう一人の主役のちょっとトロいヒロインが段々と状況に慣れていくあたりは良かったですし、夫婦の危機や相手方の親との不和っていう、よくある家庭ネタを殺し屋が溢れる極端な世界で描くっていう発想そのものはいいカンジだったと思います。期待せずお気楽に見るのが吉なコメディという感じでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-12-05 21:34:20)(良:1票) 1.アクション・コメディなんですけど、アクション要素とコメディ要素のバランスが悪いんです。アシュトン・カッチャーがアクション部門、キャサリン・ハイグルがコメディ部門担当といった感じに分かれていて、A・カッチャーが一生懸命にシリアスな演技をしていても、K・ハイグルがコメディエンヌ魂全開で無茶をします。このバランスに関しては、演出上の失敗と言わざるを得ません。主役2人の演技も極端すぎました。ただ、アクションとして、コメディとして、それぞれの観点で見れば、それなりに面白いのです。上映中はまるっきり退屈することはありませんでした。それと、有名人はあまり出ていませんが、映画やTVドラマの脇役で、よく見る顔の俳優が結構いたので、そんな人たちを探すのも面白いと思います。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-12-03 17:51:18)(良:1票)
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