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映画ドラえもん のび太の地球交響楽

2024年【日】 上映時間:116分
SFコメディアドベンチャーアニメシリーズものファミリー音楽ものTVの映画化漫画の映画化
[エイガドラエモンノビタノチキュウシンフォニー]
新規登録(2023-12-18)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-04-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(2024-03-01)


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監督今井一暁
藤子プロ(監修)
演出矢嶋哲生
堂山卓見
水田わさびドラえもん
大原めぐみのび太
かかずゆみしずか
木村昴ジャイアン
関智一スネ夫
芳根京子ミーナ/ミッカの双子の妹
菊池こころチャペック
チョータキレン
田村睦心モーツェル
Vaundy路上ライブのバンドのボーカル
吉川晃司マエストロヴェントー
石丸幹二ワークナー
悠木碧パロパロ/服部先生
三石琴乃ママ
松本保典パパ
高木渉先生
萩野志保子出木杉
野中藍クラスメイト
原作藤子・F・不二雄
脚本内海照子
今井一暁(脚本原案)
佐藤大[脚本](脚本協力)
音楽服部隆之
作詞Vaundy「タイムパラドックス」
作曲Vaundy「タイムパラドックス」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン「喜びのうた」/「運命」
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
ヨハン・セバスチャン・バッハ「小フーガト短調」
編曲Vaundy「タイムパラドックス」
主題歌Vaundy「タイムパラドックス」
製作藤子プロ
小学館
テレビ朝日
シンエイ動画
小学館集英社プロダクション
アサツー ディ・ケイ
企画藤子プロ
配給東宝
作画今井一暁(絵コンテ)
丸山宏一(作画監督補佐)
美術上條安里(コンセプトデザイン)
編集小島俊彦
録音田中章喜(録音監督)
北田雅也(音響効果)
その他寺本幸代(おまけ映像)
腰繁男(おまけ映像)
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》  音楽を嫌いだった少年が、音楽を好きになるまでを描いた映画。

 「冒険」を主題にしたドラ映画が多かった中、本作では「音楽」が主題になっているという、それだけでも斬新さを感じますね。
 映画の強みとは映像だけでなく、音にもあるのだと実感させられたし、漫画という媒体の原作では生み出せない「映画ドラえもん」ならではの魅力を生み出す事にも成功してるのだから、大いに感動。
 実にシリーズ18作目(スタドラを含めたら20作目、旧アニメ版も含めたら40作以上)でありながら、未開拓の分野に切り込んでみせた作り手の発想力と冒険心に、熱い拍手を送りたいです。

 そんな本作で一番心に残ったのは、クライマックスの場面。
 地球上の音楽全てを結集させて敵を打ち払うという、とても盛り上がる場面なのですが、そんな中で、さり気無く「戦場でハーモニカを吹く兵士」という一コマを挟んでいるんですよね。
 恐らくは傷付いた戦友の為、束の間の安らぎを与えてるという、その姿を刹那的に描く演出には、本当にグッと来ちゃいました。
 主人公であるのび太達は、平和な日本で暮らしているけど、地球には戦争をしている人達もいる。
 そして、そんな場所でも人々は音楽を奏でているという、正に「地球交響楽」を体現した場面であり、文句無しで素晴らしかったです。

 序盤にて、のび太が風呂場で笛の練習していたお陰で地球が救われたとか、脚本の伏線回収も鮮やかだったし、ゲストキャラクターも魅力的。
 ロボットの語源になったというカレル・チャペックから拝借して、ゲストロボを「チャペック」と名付けるセンスにも、ニヤリとさせられましたね。
 幼女のミッカちゃんも可愛らしく「のほほんメガネ」と呼んで小馬鹿にしていた相手を、最後の最後に「のび太お兄ちゃん」と呼ぶツンデレ表現なんかも、幼い女の子ならではの魅力があって、良かったです。
 主人公のび太と同世代の女の子ではない、妹のような幼女だからこその可愛さが、上手く描けていたと思います。

 そんなミッカちゃんとの別れの場面を直接描かず、エンディングの一枚絵でのび太に抱き着く姿や、皆から貰ったプレゼントを部屋に飾ってる描写などで、断片的に伝えて想像力を刺激する形になっているのも、非常に御洒落。
 今井監督って「新恐竜」でもピー助との二度目の別れをさり気無く描いてみせていたし、こういった「さり気無い描き方で、大きな感動を生み出す」という手法が、本当に上手いですよね。
 「十八番」や「職人芸」と言って良い領域に達してると思います。

 「中盤でジャイスネ主役になる場面は、ちょっと浮いてるし、観ていてダレる」「ゲストキャラも多過ぎるし、個々に見せ場を与えようとして散漫になっているので、ミッカちゃんとチャペックの二人に焦点を絞っても良かったのでは?」等々、不満点も有るには有るんですが……
 主題歌も大好きなVaundyだし、映画にも合ってる曲だったしで、満足度の方が高かったですね。

 そうして、最後の「おまけ映像」には、心から興奮。
 満を持しての寺本監督復帰作で「新・夢幻三剣士」の可能性が高いだなんて、期待するなという方が無理な話です。

 また一年後に、スクリーンでドラ映画を満喫出来る。
 そんな幸せを噛み締めながら、劇場を後にする帰り道まで、楽しく過ごせた一本でした。
ゆきさん [映画館(邦画)] 8点(2024-03-01 21:29:24)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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