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完全なる報復

LAW ABIDING CITIZEN
2009年【米】 上映時間:108分
サスペンス犯罪もの
[カンゼンナルホウフク]
新規登録(2010-10-26)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2018-06-26)【たろさ】さん
公開開始日(2011-01-22)


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監督F・ゲイリー・グレイ
助監督K・C・コーウェル(視覚効果班助監督)
キャストジェイミー・フォックス(男優)ニック・ライス
ジェラルド・バトラー(男優)クライド・シェルトン
レスリー・ビブ(女優)サラ・ローウェル
ブルース・マッギル(男優)ジョナス・キャントレル
コルム・ミーニイ(男優)ダニガン捜査官
ヴィオラ・デイヴィス(女優)市長
レジーナ・ホール(女優)ケリー・ライス
アニー・コーレイ(女優)
マイケル・ケリー〔男優・1969年生〕(男優)
ロジャー・バート(男優)
ジョシュ・スチュワート(男優)
F・ゲイリー・グレイ(男優)(ノンクレジット)
脚本カート・ウィマー
音楽ブライアン・タイラー〔音楽〕
編曲ブライアン・タイラー〔音楽〕
撮影ジョナサン・セラ
製作ジェラルド・バトラー
カート・ウィマー
製作総指揮ルーカス・フォスター
配給ブロードメディア・スタジオ
衣装ジェフリー・カーランド
編集タリク・アンウォー
その他キャスリーン・M・コートニー(プロダクション総指揮)
ブライアン・タイラー〔音楽〕(指揮)
マイケル・トロニック(サンクス)
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【クチコミ・感想】

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12.《ネタバレ》 報復とは同じ思いを味あわせる事。
クライドの10年越しの怨念は犯人、司法、市政に向けられた常軌を逸したもので、奥歯を噛み締めた面持ちが正気と狂気の狭間にある不気味さを感じさせ、「どこまでやってしまうのか」力が入りました。しかし、トンネルに脱力させられ、ニックのクライドに対する「報復」に醒めきってしまいました。クライドは甘んじて罰を受けたのに対して、ニックは「正義の鉄槌を下しました」気取り。唾棄すべき「ご都合主義の正義」が極まれる作品でした。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 3点(2013-05-20 22:29:27)(良:3票)

11.《ネタバレ》 燃えたぎる「復讐心」を描いた映画は多々あるけれど、この映画ほどその行為に“歯止め”がないストーリー展開は見たことがない。
本来「善人」であるはずの復讐者の領域を完全に越えてしまっているので、感情移入出来るレベルではなく、正直主人公の人物描写に拒否感を覚える人も多いだろうと思う。

ただ僕は、そういう一線を越えてしまっている部分こそ、この映画の素晴らしいオリジナリティーだと思った。
「司法制度の脆さ」という明確なテーマ性を土台に敷き、妻娘を失った男の問答無用に残虐な復讐行為を、強烈なショッキング性と娯楽性に富んだサスペンスで彩った秀作だと思う。

もはや「完全」すぎて何でもありになってくる復讐行為の数々は、時に非現実的で強引とも思えなくはないが、資産力のあるエンジニアというそもそものキャラクター設定と、演じるジェラード・バトラーの有無を言わせない熱たぎる存在感によって、諸々の難癖を蹴散らし、まかり通している。

競演するジェイミー・フォックスも、自身の価値観の中で揺れ動く敏腕検事を好演していた。

良い意味でも悪い意味でも思い切りの良い映画なので、好き嫌いははっきりと分かれるのかもしれないが、描きたい映画世界を、真正面から堂々と映し出していることが、もっとも評価すべきことだと思う。

自身の罪を受け入れ、ナパームの業火に包まれる復讐者の最期の様が印象的だった。
そして、ジェラード・バトラーは今もっとも炎を背負う様が似合う俳優だということを思い知った。 鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-14 23:18:29)(良:1票) (笑:1票)

10.《ネタバレ》 いわゆる、一般的な復讐劇とは大分毛色が違う。
普通の復讐モノは、法を犯しても復讐者は善人の線を超えない。しかし、本作のクライドさんは、そこ超えちゃ誰も同情してくれないでしょ!ってところを軽々と飛び越えて、やりたい放題。この男、怒りの矛先が法そのものという強大なものに向かってしまうが故か、ぶっ壊れてしまっているのだ。
その壊れっぷりが面白いと言えば面白いのだが、なんかどうも乗れない。
アンタ、何者なの!?っていうくらい何でもアリな報復行為を行いすぎなせいか、なんだか冷めてしまった。
テンポの良い前半は、緊張感もあって面白かったが、中途半端にサスペンスに向かってしまったのは残念。話が進むにつれ、「ちょっと、それ違うんじゃない?」っていう部分が多くなってしまった。
サスペンスにするんだったら、もっと腰を落ち着けた心理戦、頭脳戦がなくちゃあな。 すべからさん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-13 11:51:22)(良:2票)

9.《ネタバレ》 鑑賞前は、「法の問題点を突きながら」「サスペンスとアクションで映画を盛り上げ」「2大スターがぶつかり合う」のを楽しみにしていました。法の問題点に課題を投げかけるだろうという期待は、ジェラルド・バトラーが残忍な殺人を犯し始めたところで消えてしまいます。サスペンスとアクションも、バトラーが刑務所の中からある方法で爆破を仕掛けて人を殺し、ジェイミー・フォックスはそれに右往左往させられるだけで物足りない。肝心の2人の対決も、工夫なく終わってしまいます。主演2人は魅力的な俳優さんなので飽きることはないのですが、ここが良かったと思える点に乏しい映画でした。 カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 4点(2011-01-31 13:51:11)(良:1票) (笑:1票)

8.《ネタバレ》 クライドが妻子を殺されて司法関係者に復讐を決意する。ベタな動機だがそれでいい。クライドに共感して感情移入する。そして次々と関係者を殺害していく。最高にワクワクする。ニックがうろたえ焦る様子が小気味良い。殺害方法も残忍な爆殺など極めてスカッとするやり方だ。さてラストはどうなるのか…え、これがラスト?おいおいニック様のご家庭だけ円満でハッピーエンドかい。かなりシラケた。もっとバイオレンスにニヒリズムあふれるラストにして欲しかった。 イサオマンさん [地上波(吹替)] 5点(2024-08-14 16:57:27)(良:1票)

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7.《ネタバレ》 司法制度への疑問を提示してはいるが、ドラマとしては粗が多くて入り込めない。
妻子を惨殺された夫の復讐劇なら普通はその夫に感情移入するものだけど、イカれた犯罪者にしか見えないので無理。
そうかといって検事にもまったく共感できず、ラストの返り討ちも疑問で後味の悪さだけが残る。 飛鳥さん [DVD(吹替)] 3点(2013-08-26 22:55:33)(良:1票)

6.《ネタバレ》 先ほど観終りました。

非常に残念な映画です。
勧善懲悪に拘って、相当の傑作を最後の最後で台無しにしてしまっている。

確かにクライドは凶悪な殺人者ですが
同時に不完全なアメリカ司法制度の被害者です。

私はニックが罰を受けなかったという所がどうしても納得が行かない。
彼は本当にクライドに学んだのでしょうか?

みなさん言っていますが完全な報復には程遠い
不完全な報復、そしてとんでもなく片手落ちな正義です。

10年という月日を費やして
冷徹で頭脳明晰なクライドが計画した完全犯罪(結局露見しましたが)に比べ

ニックの最後のやり口は非常ズサンで場当たり的で傲慢
臨時とはいえ、地方検事という立場から考えれば、正に恥知らずと言うしかない。

イライラついでに言ってしまえば、プロットにもスザンな所が多数有る。

普通あれだけの事をした囚人の独房には、監視カメラぐらい付けるのが普通です。

その他、クライドが購入した土地が終盤、アッサリ割れてしまう辺りもそうですが
地下を掘って刑務所にあれだけの用意周到な仕掛けを施していれば
そのアジトにはカメラやセンサーぐらい付けてるでしょ。

それもこれも本当は些細な事で、映画自体の出来は本当に素晴らしいのです。
私は終盤に入るまでは非常にドキドキしながら見ていました。
それなのに全く、なんであんなラストへ強引に持って行かなければ成らなかったのか。

まあ、ココまでにしましょう。非常に不愉快だ。

ラストが煮え切ってキッチリ落ちていれば8点以上でしたが
今回は負けを悟り、潔く死んだクライドの鎮魂を意味を込めて
3点を献上します。
一般人さん [DVD(字幕)] 3点(2012-04-01 17:32:21)(良:1票)

5.《ネタバレ》  題材は非常にいいと思う。告発の行方と同じで、どんな職業でも成果主義で判断されるアメリカでは、検事と言う職業も「勝った、負けた」のスポーツ感覚に支配されて、傷つけられた被害者の気持ちとかなおざりにされがちなことが理解できたし、それに対する問題提起もされた思う。
 ただ、キャラクター設定やストーリーが少し残念。特に検事。他の方も指摘されてるように、成果主義的な面もあれば、主人公に少し同情を持ったりの面もあり、最初から非常にわかりづらいので、変化もわかりづらい。
 それと最初から独房に穴あけておいて、出入り自由って(唖然)、普通、独房の中から囚人の姿が何時間もいなくなれば気づくって。
 で、特にラストがなあ。犯人にああいう処置を行った検事の動機が分からない。復讐というほどの激しい憎しみを感じ取ることはできなかったし、じゃあ個人的な正義の執行?だったら犯人と同レベルでしょ。ところが、検事には自分自身が法を犯しているという意識は全くないし、その責任をとるつもりもないし、現にとってない。唖然としました。
 最近、アメリカ映画に多いんですよね。法を守るべき人物がが私刑(リンチ)で犯人を殺してハッピーエンドってパターン。
 この点では憎むべき犯人を、住民たちの私刑から守り通すのが当たり前だった昔の西部劇の保安官たちよりずいぶん道徳レベル、倫理レベルが退化してるような。 rhforeverさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-17 12:07:29)(良:1票)

4.《ネタバレ》 クリント・イーストウッドの「ザ・シークレット」を思い出した。悪役が完全に主人公の能力を上回っている。あの映画もマルコビッチが最後までイーストウッドを圧倒していた。この手の映画はある種、一見勝ち目がない悪人をどう追い詰めるか?出し抜くかが爽快感へとつながるのだが、ときどき出し抜けないまま犯人自ら死を選んで決着させてしまう作品がある。本作もその要素が強い。それほどジェラルド・バトラーの存在感が大きい。ただ、少し趣が違うのは犯人にそれなりの理由があって復讐していること。妻子を殺された上に司法取引で釈放されてしまう殺人犯そして司法関係者を復讐するのは被害者としてわずかながらも映画的には同情の余地がある。覚悟し牢獄での爆発寸前に子供の遺品を手にするカットもそれを強調している。その意味からも勧善懲悪ものではなくアメリカの司法制度の危うさを下敷きにしている点がこの映画の魅力だ。ところが、ラストはみなさんのご指摘通り「?」である。子供を優しい眼差しで見つめる主人公では何も解決していないのだ。殺人犯を野放しにした責任は家族といる時でさえ脳裏にこびりついてこそ納得できるのではないだろうか。少なくともラストシーンまではそう描いていたのだから。 やしきさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-15 01:22:20)(良:1票)

3.《ネタバレ》 ジェラルド・バトラーの映画で初めて「面白い」と思える作品でした。ただ、なんだか惜しいなと思うのは、ジェイミー・フォックスの人物設定。「裁判で負ければ無罪放免で釈放されてたかもしれなんだぞ」という立場は、あそこまで執拗に追い込むほど憎むべき対象として見れない。だから主人公のやり過ぎに見えるし、ラストも「それでいいんじゃない・・・」な浅い気持ちで観終わってしまう。いっそ、ジェイミーをもっと悪いやつにして、主人公が完全なる報復を遂げる話にしてほしかった。そうでないなら、もっとジェイミーを応援したくなるような話の流れを作るべきではなかろうか? そして対決終了後のジェイミーはもっと心に重いものを引きずるような描写が必要だと思う。娘の発表会をちゃんと見に行くようになったというエピローグだけじゃ軽すぎる。原題は、不本意ながらも自らの持論により自らを裁く結果となった主人公への皮肉が利いているのに、変えられた邦題は『不完全なる報復』ではないか! 邦題考える奴、最近低能化著しい。 だみおさん [DVD(吹替)] 6点(2012-01-04 03:32:59)(良:1票)

2.《ネタバレ》 うむむむむむ・・・これ『完全なる報復』っつうより、どう考えても『理不尽なる報復』でしょ!!今回製作者としても名を連ねている、相変わらずのガタイ自慢バトラー氏ですが、この一見『魅力的な悪役』を演じたくて仕方なかったんでしょうね、きっと。早い段階で、このバトラー氏あっけなく捕縛されるので、正々堂々法廷の場でフォックス検事と、「司法とは?正義とは?」っていう、丁々発止の熱いやり取りが繰り広げられるのかと思いきや・・・、全く違う方向へ向かってしまったので唖然呆然(笑)ところどころでショック演出を加えつつ、とにかく全編荒技力技でグイグイと押しまくられるので、最後まで飽きさせません。躊躇なくしかも手際良く殺戮を繰り返すバトラー氏に、途中で「実はお前、妻子殺される前からこういう「裏仕事人稼業」もともとやってたんちゃうん?」って、つい穿った見方をしてしまい。「フィラデルフィア」という街を舞台にしたのも、この映画に相応しいと思いましたが、ラストのフォックス検事の措置はどうなんだろう?あそこだけ、映画を最後まで観て来た上で、彼のキャラクターには「そぐわない」行動だと思ったんだけどなあ・・・。いいのか?あれで。人間って、過去に自分が犯した過ちを反省する事で成長する生き物なんですよね。それにしても、アメリカ人家庭って、どこもセキュリテー無防備かつ危険意識低すぎ!待ちかねたDVDやら宅配ピザ届いたとしても、玄関開ける前にせめて一旦はチェーンくらいしようや!(←それやっちゃったら映画自体も始まらない?) 放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-29 10:26:15)(良:1票)

1.これは面白い。全然宣伝されていないけど、もっと注目されてもいい映画です。
同監督作品の「交渉人」も傑作だったので期待していたのですか、全く裏切られませんでした。
サスペンスとしての面白さを備えながら、テーマも明確です。
司法制度の在り方と、「全ての行動には責任がある」ということ。
2人の主人公がともにこの台詞を言いますが、その後に起こる結果を考えると結構深い。
ジェラルド・バトラーの演技の上手さもさることながら、あの「握手」のシーンは上手い。
ただ、この作品は少々・・というかかなり設定に無理があります。特に終盤。
ラストも納得できない人が多いのかもしれません。
R15+指定だけあってエグい描写もありますが、それが苦手でない面白いサスペンス映画が観たい人におすすめします。いやほんとラストは納得できないと思うけど。 ヒナタカさん [映画館(字幕)] 8点(2011-01-23 10:36:49)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 5.42点
000.00% line
100.00% line
213.23% line
3412.90% line
426.45% line
5825.81% line
6929.03% line
7412.90% line
839.68% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review3人
2 ストーリー評価 5.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 3.33点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review3人
5 感泣評価 2.33点 Review3人

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