みんなのシネマレビュー

スカイライン-征服-

Skyline
2010年【米】 上映時間:94分
アクションサスペンスSFシリーズものパニックもの
[スカイラインセイフク]
新規登録(2011-04-04)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2020-10-29)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-06-18)


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監督コリン・ストラウス(ザ・ブラザーズ・ストラウス)
グレッグ・ストラウス(ザ・ブラザーズ・ストラウス)
キャストエリック・バルフォー(男優)ジャロッド
デヴィッド・ザヤス(男優)オリバー
ドナルド・フェイソン(男優)テリー
桐本琢也ジャロッド(日本語吹替)
園崎未恵エレイン(日本語吹替)
寺田はるひキャンディス(日本語吹替)
乃村健次オリヴァー(日本語吹替)
金光宣明テリー(日本語吹替)
千田光男(日本語吹替)
製作コリン・ストラウス
グレッグ・ストラウス
製作総指揮ライアン・カヴァナー
ブレット・ラトナー
タッカー・トゥーリー
配給松竹
特撮コリン・ストラウス(視覚効果スーパーバイザー)
グレッグ・ストラウス(視覚効果スーパーバイザー)
その他ジャレッド・レト(スペシャル・サンクス)
あらすじ
ロスアンゼルスの豪邸に住む親友テリーの誕生パーティに招かれたジャロッドと恋人のエレイン。翌朝、疲れ果てて眠る彼らを強烈な青い光と大地を揺るがす振動が襲う。窓の外には巨大な飛行物体とそこから放たれる無数の奇怪な浮遊物。その光は人間を無力にし、浮遊物は意思を失った人間を次々と連れ去る。ジャロッドたちは脱出することもままならず、高層マンションに立てこもるのだったが…。「エイリアンズvsプレデター」の監督、グレッグ&コリン・ストラウス兄弟が、突如として現れた正体不明の侵略者と人間との戦いを、迫力のVFX映像で描くSFパニック。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2020-10-11)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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46.《ネタバレ》 シュワちゃんもウィル・スミスもスーパーヒーローもいないこんな世界に宇宙人がやってきたら人類はなすすべもない!
…「宇宙戦争」も同じようなプロットだったな。
本作では主人公達がとっても平凡で、何の魅力もない人達。
そんな人たちが内輪モメしたり、ギャーギャーいいながら逃げ惑うだけのお話。
登場人物も少ないし、なんでこんなチマチマしてんのさ。
しかも、一番可愛い子を真っ先に死なせるとか正気か!?
もう、この時点で観る気が更に失われるのである。
それを差し引いても脚本に全然魅力がない。映像とか、音楽とかの使い方もダサい感じだし。
しかし、実は結構満足している。空からUFOもどきが大量に降りてくるシーンとか、米軍とUFOもどきの空戦とか、人がまるでゴミのように吸い上げられたりするシーンとか、引き画がいい感じなのだ。
たぶんこの監督、人間やストーリーにあんまし興味なくて、こういう引き画を撮りたかっただけなんじゃないかな。捕食シーンもいい感じだし(数が少ないのが残念すぎるが)。
こちとらそういう画が観たくて観に行ってるところもあるし、そういう意味ではそれなりに満足できるわけなのだ。
ただ、それだけじゃあない。
注目すべきは、3日目だ!おぞましき、3日目!
3日目からラストまでの流れが最高!なんて愛らしい映画なんだ!バカっ!
一気に好感度が上がった。
俺は好きだよ!こういうの。 すべからさん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-19 14:58:01)(良:2票) (笑:1票)

45.《ネタバレ》  『(ID4+宇宙戦争+第九地区+クローバーフィールド)÷100』のカス映画。全体的には4点位のB級映画だが、ブチギレ級の理由が2点あるので他は箇条書き。
 『エイリアン自体飛び道具、バリア無し(攻撃手段は突撃)であっさり死ぬ、なのに壊滅してるアメリカ軍、いやどう考えても負けないだろ』『侵略された際の一般市民を描くと言うまんま『宇宙戦争』、しかもあちらやクロフィルみたく特定人物のみの視点だけ映すとかじゃない上に尺の大半がビル籠城、さらに登場人物の演出がパニックモノなので人間性描写皆無とストーリー云々以前の完全劣化』『CGも並以下、2回だけある空中戦も尺短く迫力もID4に遠く及ばない』『宇宙人の設定や世界情勢等主人公達の結末以外すべて投げっ放し』等々。
 そしてブチギレ理由1つ目。宇宙人は脳を集めるのが目的で、それを移植して増えてるのだが、何故か主人公だけ移植されても人格を保っており、エイリアンとなって恋人を救うべく立ち向かう・・・・でエンディングと言う、駄目監督が良くやる『起承転起』演出。続編できる程面白くないしパクリまくりなんだからいっそう人類全滅とかの方がまだ個性が光った。
 もう一つは主人公と途中から別行動をとった男。こいつ途中で自爆するのだが理由が無い。描写的には生への執着心は人並にあり逃げられる余裕もあるのにエイリアンに見つかった瞬間自爆。そしてその際映しだされる壁に描かれている日本兵と『神風』の文字。とりあえずコレ考えた奴天罰食らえ。
 例えば愛国心が異常に強かったり別行動の主人公班か殺された人間の中に肉親がいる、もしくは被弾したF-22がエイリアンに襲われている主人公を見つけて突撃する瞬間、パイロットのヘルメットなんかに描かれているとかならまだ我慢できる。てか後者に関しては『撃破された戦闘機の破片が主人公を追っかけているエイリアンに直撃』と挿入できる演出まであったのにそれすら放棄。
 私は決して愛国心が強いわけでも無く戦史について詳しい方でも無いが、『家族を守りたいから』と言う理由で特攻を志願した兵士達の話を聞いた者としてはこの演出は到底許せるものでもない。
 ストーリー、演出、CG何を取っても劣化移植でしかない作品自体の不出来と他国の分際でロクに調べもせず国辱級の演出を挿入したスタッフのモラルの無さと言うダブルの意味で最低な映画でした。 ムランさん [映画館(字幕)] 0点(2011-06-19 02:54:17)(良:3票)

44.《ネタバレ》 あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「宇宙戦争を見ていたつもりがいつの間にか仮面ライダーを見ていた」
な…何を言っているのかわからねーと思うが 
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
ume0214さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-12-30 19:33:04)(笑:2票)

43.トレーラーを観て興味はそそられていたのだが、インターネット上にはことごとく酷評が並んでいたので、レンタルまで待とうかと思い始めていた。
しかし、昨夜、フォローしている某クリエイターのTwitterで、「面白いB級SF映画だ」と賛辞するコメントを初めて見つけ、やっぱり観に行くことにした。
B級SFであれば、酷評が賑わうことは、必ずしもマイナスポイントではないかもしれないと思ったからだ。

その映画ファンとしての思惑は幸運にも的中したと言える。

ウィル・スミスが出てくるような娯楽大作を観にきたつもりだったならば、確かに酷評は避けられないだろう。「糞映画」と言い捨てられても仕方が無い。
というか、「糞映画」であることは間違いないことかもしれない。
ただ同時に、これこそが「SF映画」であると高らかに宣言したい衝動にも襲われる。

それは、この映画が常に“規定路線”からの脱線を狙い続けているからだ。
いつ、観客が期待し想像している展開を裏切ってやろうか。と、この映画は終始“企んでいる”。
観客のイメージを超えることこそが、SFの醍醐味であり、最近はそういった気概に溢れた作品が少ない。

登場人物は極めて少なく、キャストは無名俳優ばかり。映像のクオリティーは極めて高いが、場面展開は最低限に抑えられ、製作費の根本的な少なさは嫌が上にも感じる。
しかし、その低予算の中で、“どんな形であれ”観客を驚かしてやろうという意志と「悪ふざけ」は評価に値すると思う。

また一方で、この映画の監督(兄弟)は日本の漫画に精通しているのではないかとも思えた。
エイリアンたちのグロテスクな触手や、主人公が異形のものと“混じりあっていく”描写は、岩明均の「寄生獣」を思い起こさせた。
そして、人間が光でおびき寄せた小魚を貪る様に捕獲するかの如きエイリアンによる「侵略」の様と、そこに見え隠れする“皮肉”は、藤子・F・不二雄の短編「絶滅の島」を彷彿とさせた。

そういう部分は、日本の漫画ファンだからこそ余計に無視出来ない面白味だと思う。

とにかく、大多数が蔑む映画であることは間違いないが、その大衆からの否定感が、殊更にこの映画のSF性を証明している様な気がしてならない。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-02 15:43:41)(良:2票)

42.《ネタバレ》 久しぶりにこんなダメな映画見てしまった。終始退屈。
主人公に起こった異変にも特に触れず。エイリアンに変わっていくのかと思えば、脳だけが取られてエイリアンに移植されるっていう…もうわけわからん。
第9地区とラストは少しかぶるけど、あっちの方が見てて感情が揺さぶられるが、この映画はそれ以前に疑問が出てくる。あの赤い脳は主人公のとは違うように見えたけど記憶は主人公のものなんて。
一番いらだったのは、退屈な映画を最後まで見てしまったせいで、馬券を買い逃して3万以上の馬券を買い逃したこと。その八つ当たりも含めて申し訳ないが1点だ! まさかどさん [CS・衛星(字幕)] 1点(2012-05-08 10:30:56)(笑:1票)

41.《ネタバレ》 パニック映画にとって最も重要なことは、感情移入であると考えます。主人公を我が身に置き換えて、物語に飛び込み困難と対峙します。感情移入を助ける要因は大きく分けて2つ。一つは外的要因。登場人物と境遇が似ていれば同化も容易いというもの。ところが本作の場合、主人公の素性がイマイチ知れません。折角物語冒頭に15分間の猶予があったのですから、登場人物の紹介に有効活用したら良かったのでは。判明している主人公情報は、LAで成功を収めたセレブの親友で、彼女が妊娠中ということくらい。あまり身近な感じもしませんね。もう一つは内的要因。主義、思考方法、性格など。コチラもしっくりきません。あの状況下で、クルーザーに乗って逃げるという選択肢は、いくら何でもバカ過ぎるなあと。敵は無敵というワケでは無さそうですし、あの光にさえ気をつければ何とかなるかも。『30デイズナイト』さながらの長期戦を覚悟でしょう。最初からバッドエンドが予見できた脚本ではありますが、あのオチには驚きました。故三沢光晴もビックリの投げっぱなしジャーマン。アメリカ先住民族に対するヨーロッパ諸国の侵略を引き合いにしている映画なので、意味は分からなくも無いのですが、それって大丈夫なの?と思ってしまいます。 目隠シストさん [DVD(吹替)] 4点(2012-04-13 21:54:18)(良:1票)

40.《ネタバレ》 ある意味、すげー。「細かい事、言ってんじゃねえよ映画」?。
実は、この映画、米国の大学生がガレージで仲間と作りましたって背景でもあったら
拍手喝采だろう。天才が現れた!って感じで。実際は、そうじゃないけど。
屋上で敵を素手で殴るシーンは、さすがに飽きて来た。なんだか「金掛けた仮面ライダー」。
そう言えば日本には昔「地球へ…」(竹宮惠子作)っていう漫画があったが、
あの時代に、所謂「機械的なロケット」じゃなくて、ああいう造形の宇宙船を描いてたっていうのは、
かなり革新的なデザインだったんじゃないか?…と、この映画を観ながら再認識。
なんだかサ、海の中で静かに暮らすウニにしたら、ある日、水の上からズバっとやって来て、
モリみたいなので仲間を上へ上へとさらって行き、パカっと割って内臓(生殖腺だって!)食ってる
人間って言うのは、まあ、こんな感じかね。トゲで反撃しようものなら逆ギレするだろうし。
愛し合う二人が一緒に吸い上げられる場面を観てたら、それはそれで、
子どもにオンブバッタが2匹一緒に捕獲されちゃった時は、こんなか?…と。
逃がしてやれよ、そういう時くらい。それにしても、ラスト。
もしや、あなたは○○?。そう来たかー。やっぱり仮面ライダーだ。
なかなかM・ロドリゲス出て来ないな…と待っていたら、それは違う映画だった。ああ…。
じょるるさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-10-10 18:54:03)(笑:1票)

39.《ネタバレ》 日常の風景の中に非日常な光景が展開する様子は「クローバーフィールド」などと同じだけど、あの震災を体験した後だと感じ方も変わる、ということが分かりました。目の前で進行する事態を見ていることしか出来なくてオロオロする登場人物たち。その無力感に移入した。こんなに雑なシナリオで魅力を感じない登場人物でも。当たり前だけど、映画を感じるベースは個人の経験が起点になっていることを再認識しました。かといって、本作は決して褒められた出来ではない。遠くで起こっている事を映す映像は興味深く、侵略を客観視する序盤は良かったと思う。しかし、カメラが身近に向くと魅力が失せ、登場人物の反撃には嘘臭さが漂った。盛り上がって良いはずの都市ガスの「特攻」やコンクリートブロックのタコ殴りで、逆に醒めて行く。挙句は宇宙船の中に入って違う種類の映画になりました。まるで安いテレビアニメです。いかにも続編がありそうな見え方だったけど、特にあの先を観たいと思わないし、反対にあれで終わりなら最低の部類の半端さです。後に「AVP2」の監督と知って、とても悪い意味で納得しました。 アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 3点(2011-07-01 22:26:16)(良:1票)

38.《ネタバレ》 元々が三部作として制作されたせいか、第一弾となるこの作品、どうにも全体的に話を伸ばそう伸ばそうとしているように見えてしまう。立て篭る・脱出する・立て篭る・脱出するを繰り返し見せられてそう感じてしまった。残りの二作品はまだ視聴してないのでなんとも言えないが、ラストでエイリアン化した主人公がこの先の話でどう活躍するのか!そして生まれてくる赤ちゃんは一体!と気になる要素はあるので、恐らくは期待に応えてくれそうな予感はしています。CGも良いしまさかの親友の早々のご退場と、管理人さんへの選手交代も意外性があって面白いのだけど、とにかくテンポが悪いのと登場人物たちの設定が分かりづらく物語にのめり込めにくいのが難点。 Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-03 16:47:08)

37.《ネタバレ》 へー、こんな作品あったのね。
何気に放送されてるのに出くわして、最後まで観ちゃった。
侵略されるの嫌いじゃないのよね、フィクションなら。
まあわりと完敗コースのエイリアン侵略モノ、結構わかりづらいところに隠れてる人間を補食します。
まーおぞましい。
ま、人間も同じ星の他の生き物に、同じような事してるからね。下手したら同族でも。
でもまあそんな説教臭いことはこの映画にはなくって、ただただエンターテイメントでしたわ。
ヌルヌル、臭そうな、ちぎれて、爆発して、自爆テロとか、一通りやりおおせて、ハイブリットになってエンディング。
それなりに突っ走ってくれました。
いわゆる主役級の人がいなかったので、誰がいつイカれてもおかしくなかったので、そこは良かった。 ろにまささん [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-05-30 08:54:15)

36.《ネタバレ》 出だしやら中盤やら、ちょいちょいスピード感の無さが気になる映画。
マンションからの脱出を試みたフェラーリがいきなり踏み潰されるシーンなんてちょっと度肝を抜かれてみたけど。
あくまで全く情報のない市民目線で物語が進んでいくので、軍の登場に胸踊ってみたりもしたが。
LAのど真ん中で核を使っておいて、ビルや住民があんなに無傷なわけないだろ。
アメリカ人、核を舐めてやがる、という殺伐とした怒りというか虚しさが残って、それ以降まともに鑑賞できず。
プロットは宇宙戦争で宇宙人はオール・ユー・ニード・イズ・キルで、おまけにエンドロールはパシフィック・リムというオマージュ?だらけの映画。
そう言えば、あのでかいヤツ、アッガイみたいだったな。 roadster316さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-01-10 18:13:27)

35.《ネタバレ》 全てのレビューを読ませていただき、ほぼ語り尽くされていることを確認してしまいました。最早、書き足すことは殆どないですね。
冒頭のエピソード振り返りの無意味さ、そもそもの人物設定の無意味さ、常に身を危険に晒しながら、逃げ惑い、籠城し、ついには力尽きて捕獲されるという一連の行動に対しての感情移入の困難さ。更には、いろいろな作品との酷似感、ベタベタ&ヌルヌルを含むエイリアンの造形の既視感などなど。細かく語ろうとすればするほどに酷評し尽くしたくなる。
おそらくは、制作者は上記のような批判、反感を呼び込みたくて作ってはいないでしょう。是非はともかくとして、映画作りが楽しくて楽しくて仕方ない中で、ある程度ノリで積み上げていった結果の作品であると思いました。この作品がどこまでも真剣にサイエンスフィクションしているのか、大作映画としての要素を身に纏えているのか、制作者自身見失ってしまったのかも知れません。
ただ、それでも作り手、送り手の満足感や達成感が伝わって来て、観終わってみれば結構楽しんでいる自分に気付きました。なので、限りなく5点に近い6点献上です。

追記。主人公について思ったこと。
どうしようもなく情けないぐらい思考力がなく危機管理が出来ない人物という感じですが、もし本当にこんな危機に直面したら、6・7割の人はこんな風に行動してしまうかも。この状況で正常な精神状態を保つことは、一般人には恐らく出来ません。そういう意味で、決して肯定できないながらも、ある種の感情移入が出来ます。
もう一つ。最後、エイリアンに生まれ変わっても彼の記憶と感情が健在なのは、恐らく特異な体質だからでしょう。青い光に魂を吸い込まれそうになり、以来、そのパワーの残存感を感じている。感覚だけではなく右わき腹には、エイリアンに通じる何かが生まれ、彼の体内で成長している。エイリアンと同化しつつある肉体。その脳の移植によって生み出された新たな生命体は、生まれながらにしてハイブリット。この存在が、地球の、そして人間の未来を暗示している。
加えて彼女の存在。お腹に命を宿した人間とくれば、そのお腹の子が生まれた時にはエイリアンとの特殊な関係が成立していることでしょう。思えば、彼女もまた彼と同様に、青い光によるパワーの残存感を感じている。偶然にも恋人同士、2人揃ってエイリアンとの奇妙な繋がりを有しているのでしょう。しかもお腹の子は彼の子である訳ですし。

という訳で、まだ観ぬ続編に良くも悪くも期待します。 タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-12 00:12:47)

34.《ネタバレ》 お気づきになられた方は他にもいらっしゃると思いますが、この映画のプロット(エイリアンの出現・人類を餌にするところ・一部メカのデザインや動作)はスピルバーグの『宇宙戦争』の再現というかパクりに他なりません。とはいえB級映画らしさを出して描写のエグさにおいては思いっきり監督のやりたいことを具現化したって感じでしょう。舞台もほぼ高級マンションの敷地内に限定させて登場キャラをミニマムに抑え、その分予算をCGに注ぎ込んだみたいです。『AVP2』の監督ザ・ストラウス・ブラザーズにしては、これは上々の出来と言えるんじゃないでしょうか。 閉幕10分前の主人公カップルがマシーンに吸い込まれてゆくところでは、「こういう『クローバー・フィールド』的な終わり方も最近流行っているし、これはこれでありかな」と思っていたら、その後の5分間が予想もしなかった驚愕の展開でちょっと驚きでした。これはもうジャロッドをダーク・ヒーローにした続編展開するつもりかと身構えましたが、現在に至るまで実現せずというのはちょっと悲しいところです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-03-12 23:42:30)

33.《ネタバレ》 (かなりのネタバレ)
もっとボロクソにけなされてるかと思いきや、わりと高評価レビューもあって腰砕け。
なにやら真面目にSF大作みたいな雰囲気出してるんで、私も途中までは「ひどいな、こりゃ」と思ってたんですが、後半のアホアホな展開でだんだん頬が弛んできた。エイリアン相手にまさかのフルボッコ!彼女の妊娠発覚で亀裂の入りかけたカップルが、エイリアン侵略という危機的状況に遭遇したことで絆を取り戻すという、ばっかじゃないの?なお話なのでした。犬も喰わない痴話ゲンカを繰り返す2人。そんな2人を喰おうとするエイリアン。説教たれる管理人、ときどき金髪美女。(なんだ、そりゃ)スケールでかいんだか小さいんだか良く分かりません。
ヘタレな主人公が家族愛に目覚めて「生まれ変わって」、最後はクローネンバーグみたいな悲哀も出しちゃって、もう好きにやってちょうだい、という感じでした(笑)。 ポッシュさん [DVD(字幕)] 7点(2017-07-26 18:27:11)

32.《ネタバレ》 最近とみに増えた主人公視点で状況に翻弄されるタイプの侵略物SF映画。

相当な低予算で造られたらしいんですが、VFXは一級品でそこだけ観てるととても低予算映画とは思えない出来で、結構おもしろく観る事ができます。

状況もわからないまま主人公たちが翻弄されるため、まったくどうなるかわからない展開が続くわけですが(というか状況がわからないので主人公たちはおろおろしてるだけなんですけど)、その「どうなるかわからない展開」が大爆発するラスト10分。
それがこの映画の肝。

観た方はご存じのとおり、あれがああなってああなって観客はまさにど肝を抜かれるわけですが、つまりこの映画は謎のヒーロー物の序章だったって事でしょうか?

なんか評価低いようですが、あのラストを観るためだけでも一見の価値がある映画だと思います。
おもしろいと思うんだけどなぁ、これ。 あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-05 00:25:47)

31.《ネタバレ》 さすがにあのラストは予測できませんでした。私の負けです。 la_spagnaさん [CS・衛星(吹替)] 3点(2016-07-05 22:04:19)

30.《ネタバレ》 全然関係ない前半の会話シーンやどっかで観たことがある敵宇宙船wなどチープ感満載(笑)。でもちょっと関心したのは無人のテレビのニュース?セット。無人だというのは斬新、だけどなんで写ってんの(謎、苦笑)。最後のシーンは結構スゴイねー製作者の方々は何かニホンのヒーローものにインスパイアされた!? おまけにもしかして続き感満点!? イヤーなかなか笑わせてもらいましたアリガトウゴザイマシタ Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-30 10:49:51)

29.《ネタバレ》 ハリウッドデビューを果たし、乗りに乗っている友人が高層ビルの自室でパーティーを開催するというのでロスへとやって来たジャロット。妊娠している恋人らと酔い潰れてそこで眠っていたら、突然、凶悪な宇宙人が襲来!容赦なく地球を征服しようという宇宙人と人間たちとの、種の存亡を賭けた世界規模の攻防が開始されたのだった!という壮大な設定なのに、何故かずっとその高層ビルの一室のみでお話が展開されるという、「どうだ!これがB級パニックSF映画だ!」と高らかに宣言するかのようなB級パニックSF映画。いやー、なんなんですか、このいったい何がしたいのかよく分からない頭の悪い宇宙人は。人間の脳を集めて何故か泥人形(?)へと移植して、案の定、簡単に反乱されちゃってるし。対する主人公たちもずっと部屋のなかに閉じこもって窓から外を覗いてるだけという薄っぺらさ。そして最後は「すんません!頑張ったんですけど、話を纏めきれませんでしたー!」と言わんばかりのやっつけ感MAXなオチ。は、ははは…。映画を観終わってこんなにも失笑してしまったのは久し振りです。でもまあ、ここまで徹底的にお馬鹿なストーリーをここまで真面目に映像化した、社会の無駄だと言われかねないスタッフたちのお馬鹿な情熱に敬意を表して5点。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2013-11-18 08:24:59)

28.これはもしかしたら、歴史に名を残すダメ映画なのではないか?綺羅星のようにかがやくエドや閣下の映画に匹敵するヘボ映画の誕生に立ち会ったのではないか?そう思ってみたけど、やっぱ違うな。映画に愛のある奴がつくった映画とは思えない。 センブリーヌさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-06-27 11:32:23)

27.評判があまり良くないと聞いており、この兄弟監督の前作「エイリアンVSプレデター2」のトラウマもあり、鑑賞するのをしばらく躊躇しておりましたが、なかなかどうしたものかディープなSF映画じゃないですか~!!
SFX出身の監督だけあってストーリーよりも映像に固執しちゃうあたりはしょうがいないとして、フルCGの世界をよもや日中シーンで堂々と見せるあたり、低予算にも関わらず非常に挑戦的でいいじゃないですか!青白い光が天から降り注ぐシーンは、幻想的でとても綺麗でしたし、パニックムービーかと思いきや、街の人々が逃げ惑うシーンもテレビ中継等もなく、街全体が静まり返った最中、淡々と宇宙人の侵略が進んでいく様は怖いと思いますし、極力過剰な説明を排し、映像のみで伝えようとする演出手腕、努力は買います。人間の脳みそを集めているシーンが最初に出たときは、侵略の手始めに、地球人の知識を吸収しているのかと思っていましたが、結局謎のままでししたし、続編意欲満々の監督さんを見てると、其の辺の謎は解明されたりするのでしょうかね?
それにしても最後の笑劇のオチ・・・至極単純な発想からだと思いますが、このオタク監督なら正真正銘、真剣に考えた末のオチかもしれませんね。。 シネマブルクさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-01-30 23:25:00)

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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 4.50点
012.17% line
124.35% line
2510.87% line
3715.22% line
4613.04% line
5817.39% line
6919.57% line
7817.39% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review4人
2 ストーリー評価 2.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 2.50点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review3人
5 感泣評価 0.50点 Review4人

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