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探偵はBARにいる

2011年【日】 上映時間:125分
アクションドラマサスペンスコメディシリーズもの犯罪ものミステリーハードボイルド小説の映画化
[タンテイハバーニイル]
新規登録(2011-09-14)【フライボーイ】さん
タイトル情報更新(2021-10-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-09-10)


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監督橋本一
演出諸鍛冶裕太(アクションコーディネーター)
キャスト大泉洋(男優)探偵(俺)
松田龍平(男優)高田
小雪(女優)沙織
西田敏行(男優)霧島敏夫
街田しおん(女優)近藤京子
竹下景子(女優)近藤百合子
石橋蓮司(男優)岩淵恭輔
高嶋政伸(男優)(俺)を拉致した男
新谷真弓(女優)スナック元従業員
有薗芳記(男優)田口幸平
波岡一喜(男優)佐山
本宮泰風(男優)岩淵貢
安藤玉恵(女優)峰子
田口トモロヲ(男優)松尾
松重豊(男優)相田
マギー(男優)(男優)源ちゃん
榊英雄(男優)スポーツバーのマスター
片桐竜次(男優)桐原
中村育二(男優)
野村周平(男優)則天道場の塾生
土平ドンペイ(男優)ブッチョ
東直己(男優)バーで寝ている男(ノンクレジット)
カルメン・マキ(女優)マキ
並樹史朗(男優)百合子の結婚相手
阿知波悟美(女優)田口康子
出演吉高由里子近藤恵(写真)
原作東直己「ススキノ探偵」シリーズ「バーにかかってきた電話」(ハヤカワ文庫刊)
脚本古沢良太
須藤泰司
音楽池頼広
津島玄一(音楽プロデューサー)
主題歌カルメン・マキ「時計を止めて」
製作木下直哉
鈴木武幸
平城隆司
東映(「探偵はBARにいる」製作委員会)
テレビ朝日(「探偵はBARにいる」製作委員会)
朝日放送(「探偵はBARにいる」製作委員会)
木下グループ(「探偵はBARにいる」製作委員会)
東映ビデオ(「探偵はBARにいる」製作委員会)
加藤和夫【プロデューサー】(「探偵はBARにいる」製作委員会)
プロデューサー須藤泰司
配給東映
美術福澤勝広
大庭信正(装飾)
衣装伊賀大介(スタイリスト 松田龍平担当)
編集只野信也
録音北田雅也(音響効果)
照明吉角荘介
その他砂本量(SPECIAL THANKS)
あらすじ
主人公の探偵は携帯電話を持っていない。「用事があれば行きつけのBARに電話をくれ」と言っている。ある日、近藤京子という女性からBARに電話がかかって来た。探偵への仕事の依頼だ。しかし京子は決して、探偵の前に姿を見せないのだった。

コウモリ】さん(2012-07-07)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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72.観終わってみて、何よりも疑問に思ったことは、「なんでテレビドラマでやらなかったんだろう?」ということ。
それは安易にこの作品の素材がテレビドラマレベルだと揶揄するわけではない。
「表現」の方法として、映画との適合性、テレビドラマとの適合性を照らし合わせてみて、この作品のスタンスは限りなくテレビドラマ向けであると感じたからだ。

基本的にゆるく、駄目男ぶりが際立つけれど、キメるときはキメる主人公が、殆ど“事務所”と化しているBARでいつものようにくすぶっていると、“或る事件”が舞い込む。

探偵ものとしてありふれたプロットではあるけれど、主演の大泉洋のキャラクター自体はオリジナリティがあり、これまた“個性的”な相棒役の松田龍平とのコンビネーションは意外な程に良かった。
要するに、「ああ、また来週もこの二人の活躍が見たいな」と思わせるキャラクター性を充分に備えていて、だからこそテレビドラマ向けだと思ったのだろう。

二人が常駐しているBARに、様々な「事件」が週代わりのゲストと共に現れる。
まさに“探偵ドラマ”の王道ではないか。
おそらく人気のドラマになったろうし、ドラマシリーズで愛着を深めた上で、テレビ局の常套手段である「映画化」に繋げれば、“商売的”にも成功したろうにと思わざるを得ない。

そういうふうな印象が強かったため、映画作品単体としては物足りなさが先行してしまったことは否めない。
主人公らのキャラクター性が掴めぬまま、話はどんどん進むので、キャラクター自体は魅力的なのに思ったりよりも感情移入が出来ない。
その一方で125分という尺は、描き出されるストーリー的にはやや冗長で、観賞後の満足感が伴わなかった。

ストーリーや演出は全体的に凡庸(というか古風)だけれども、キャラクターの面白さと、それを演じる俳優のフィット感により、作品として“愛される要素”は多分にあった。
それだけに、もう少しアプローチの方法を熟考してほしかったと思う。 鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 4点(2013-07-04 22:09:51)(良:2票)

71.《ネタバレ》 関東以北最大の歓楽街ススキノをメインロケ地とした映画はこれまでほとんどなかったと思われるが、北海道民からみても期待を裏切らない良作だった。見慣れた冬のススキノの路地を駆け抜ける大泉洋には全く違和感を感じないし、ところどころに出てくる北海道弁もほぼネイティブ。また駅前地下歩行空間やノルベサ観覧車といった札幌の「今」を象徴する舞台も使いつつ、全体の画づくりや小道具・BGMにはあえて昭和の雰囲気をもたせ「探偵物語」のようなテイストに仕上げているのは松田龍平もキャスティングされていることだし、それはそれで良いと思う。その松田龍平も北大の貧乏研究生でありながら空手の師範というユニークなキャラクターを好演していた。ただ大泉洋の三枚目のツッコミキャラはそのままにドタバタアクションは良いとしても、「殺し」というシリアス過ぎるミステリー設定はミスマッチだったようにも思う。特に大泉が拳銃を手に小雪に迫るシーンはやりすぎの感は否めなかった。とはいえ、名優を多数起用し、最後まで見せきる魅力ある作品には仕上がっており、ひいきも加算して及第点としたい。この春に第2弾が公開されるのも楽しみであり、できればシリーズ化して、新しい邦画の歴史に連なる作品に成長してほしいと、やっぱりひいきしちゃいます。 田吾作さん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-07 13:00:10)(良:2票)

70.《ネタバレ》 面白かったので、映画を観てから、原作も読んだ。原作との大きな違いは「相棒」高田こと、松田龍平が準主役級の扱いになったこと。高田の恍けた味わいと2人の掛け合いが楽しかった分、主人公「俺」の大泉洋の魅力もかなりアップしたと思う。映画は、原作以上に登場人物たちのキャラが立っていて、キャラクター映画としても楽しめる。
主人公のキャラも若干かぶるけど、ところどころにルパン三世を彷彿とさせるシーンがあったりして、それも結構面白かった。
実は、それほど期待して観始めたわけではなかったので、カルメン・マキの登場、彼女の一言と『時計をとめて』には個人的にいきなり「やられた」って感じだった。そういった映画を印象付ける小道具が効いていて、いくつかの小技(ディテール)がツボを突いた。主人公の行動はわりとコミカルなのだけど、それでも自らの信条(マキシム)に従っているかの如き言い訳がましいモノローグが微笑ましく、ハードボイルドというよりはソフトボイルドって感じで、それはそれでひとつの文体として結構ハマっていたと思う。

但し、主に原作との比較で不満な点もあった。ひとつはバイオレンス描写。高嶋政伸のキャラ故のことだと思うが、あそこまでの(原作にもない)バイオレンス描写を映像化する意味があったのだろうか?正直、やりすぎの感あり。 もうひとつは冒頭シーン。原作は、ハードボイルド小説の常套として、依頼人からの電話で始まる。映画もそれに倣ってほしかった。それはやっぱりお約束でしょう。

最後に、主人公が真相に気付くシーン。これは原作にない感動的なシークエンスだと思う。正直言って、真相そのものは「それしかないだろう」というほどに単純なプロットなのだけど、事件に至る彼の人の動機、探偵が事件に拘る動機、登場人物たちが事件に関わるそれぞれの動機に関しては、すごく説得的で、胸にじーんとくるものがあった。それは「愛」である。たとえその行いが間違っていたとしても。。 onomichiさん [映画館(邦画)] 9点(2011-10-06 00:19:23)(良:2票)

69.《ネタバレ》  私は単純なので、最初の乱闘シーンでちょっとこの映画に期待しちゃいました。
 ただの情けない主人公かと思いきや意外に強い。そして松田龍平はもっと強い。そう、主人公が腕力でもいい、知力でもいい、とにかく強いと私は映画を楽しめてしまうのです。
 でもねぇ。やっぱ探偵なわけですから、腕力は副産物、大事なところは頭脳で勝負してほしいものです。
 ・・・・あんまり頭脳戦でしびれるシーンやストーリー展開は、・・・ないかなぁ。
 表向きはお調子者でひょうきん。でも実は冷静で頭が切れる。そんな探偵だったらよかったのに。
 感情的だし。すぐ罠にはまるし。頭脳プレーで相手の鼻を明かすようなシーンもない。
 夫婦が殺された現場に駆け付けたとき、感情のままに暴れるシーンは正直ひきます。
 まあその一方で、アクションについては過激なシーンも多く見ている分には飽きないタイプの映画。
 そして思い切り好みの問題ですが、大泉洋も松田龍平も小雪も好きな役者さんなので、3人が出ているだけで満足っちゃあ満足。
 小雪演じる沙織の壮絶な最期も見ごたえがありますねぇ。
 全編通してややコメディ調なテイストが感じられたので、このバッドエンドは意外ではあります。
 エンターテイメント作品としては及第点ではないでしょうか。 たきたてさん [DVD(邦画)] 7点(2023-02-22 04:16:39)(良:1票)

68.ゆるーい気持ちで楽しめた。どんどん続編を作ってほしい。 センブリーヌさん [インターネット(邦画)] 6点(2017-02-05 14:39:28)(良:1票)

67.《ネタバレ》 松田龍平好きの友達に薦められて見ました。
思ったより面白かったけど長いです。
後20分位削ってテンポ上げたらもっと良かったのに。

大泉洋の、二枚目を気取ってるけど限りなく三枚目、ちゃらんぽらんのようで筋を通すキャラはハマってました。
松田龍平も「まほろば~」よりこっちの方が私は好みです。

残念なのは小雪が大泉洋が見とれるほどの美人に見えないのと、
霧島への深い愛を感じられる描写が無かったこと。
へえ~そこまで愛してたの?何で?どこが?という感じでした。

でも、松田龍平目当てに次作も見ます。 nanapinoさん [DVD(邦画)] 6点(2014-10-12 17:39:20)(良:1票)

66.《ネタバレ》 こういう探偵バディ物好きなんです。しかもやや古臭い感じのハードボイルドでこれも好み。そして大泉洋が大好き。だから点は甘めです。ストーリー流れとしては、"京子"の電話の声が明らかに小雪である事から、早いうちに依頼者もその後の展開もある程度読めてしまいましが、先が読めない映画も好みな中で、古き良きハードボイルド映画好きとしては期待を裏切らないラストで嬉しいパターンでした。他の方が仰る様に連続ドラマとして始まってから映画ってのが良かった気がします。勿体無い。あとついでに言うと見事に鍛え直した大泉洋のボディも見どころかなw?2も楽しみにしよう。 movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-02-23 17:37:56)(良:1票)

65.《ネタバレ》 ストーリーを楽しむというよりは、北海道、特に札幌の風景を楽しむ映画ですね。キャスティングも70年代から80年代の探偵ドラマを思い起こさせるような渋さでよかったです。
 観た後に札幌に行きたくなる映画です。2作目も楽しみです。 TMさん [地上波(邦画)] 7点(2013-10-30 23:20:55)(良:1票)

64.《ネタバレ》 お話は悪く無いと思うし、アクションも泥臭くてステキです。主人公のキャラクターもきらいじゃないですし、可も無く不可も無くといった感じです。ちなみにですが、この映画の主人公は大泉洋です。そして舞台は北海道。まさに彼のための映画と言っても過言ではないわけです。しかし、真の主役は小雪さんです。あるシーンの彼女は般若にしか見えません。それが深刻なシーンで画面にドーンと出てきてしまうので、困りました。 カニばさみさん [映画館(邦画)] 4点(2013-08-17 19:38:42)(良:1票)

63.《ネタバレ》  何かに似ていると思って考えたら、遠い記憶がよみがえってきた。ファーストシリーズのテイストを期待して見てみたら、コミカルの部分を間違って解釈して超駄作になっていた『ルパン三世』第二シリーズ。
 そんな感じ。

 本作は、(TVの方の)『探偵物語』の、ギャグ的な部分を拡大解釈して、大間違いしたハードボイルドではないだろうか。主人公たちが痛い目にあっても、死にそうになっても、神の采配を知って安心感を感じているように見えてしまうのも、コミカルに過ぎるからではないか。
 これは本格ミステリではないんだから、犯人が判ってしまってもいいから、もっと小雪の描写をしてその心情を納得させてくれないと、復讐と言われても気持ちが乗らない。 Tolbieさん [地上波(邦画)] 4点(2013-05-13 07:26:32)(良:1票)

62.《ネタバレ》 あっはっはっは。楽しい、楽しい。娯楽エンタメばかり観ていたらバカになるが、たまには良いね!松田龍平の笑い方が良い!人の好さを感じさせる。 トントさん [DVD(邦画)] 8点(2013-05-01 22:43:36)(良:1票)

61.《ネタバレ》 大泉洋・松田龍平で面白くならないはずがない!と思い、ハードルは高めに設定。それゆえに、辛口な感想を持ちました。
正直いって”謎”自体はオーソドックスで面白みはなく、もう少しサプライズがほしかったです。
また、松田龍平のキャラクター設定は絶妙で、彼とのコンビネーションはとても楽しかったのですが、終盤にその相棒の存在が消えてしまったのは残念でなりません。
この”コンビ”こそが、この作品最大の売りと思いますので、もう一工夫ほしかった。
次作での改善を期待しています。 午の若丸さん [DVD(邦画)] 6点(2013-04-11 16:36:55)(良:1票)

60.《ネタバレ》 「おっ、大泉さんついに全国区の映画に」と思って観てみたらやはりロケーションは北海道オンリーでした(笑)ある意味さすがだ。
キャストで印象に残ったのは松田龍平さん。『剱岳』や『誰も守ってくれない』などでの私の彼への印象は良くありませんでした。そういう演技をしてただけなのかもしれませんが、「ガキ」とか「チンピラ」という雰囲気がぴったりの人だなって印象でした。で、今回再び登場。「あー、出てきちゃった。」と思ってたらこれがもうハマり役!!あまりベラベラ喋らない寡黙な役のほうがとても松田さんの雰囲気に合っていると思いました。しかも強い。魅力満点ですね☆

さて肝心の映画の内容ですが、一言でいえばとても小説的ミステリー。ただミステリーとはいえ電話の主や大方の展開は大体読めてきます。原作があるのかどうかは知りませんが、あるとしたらとても原作に忠実な作りにしたんだろうなという印象です。そのくらい典型的と言ってもいい小説造り。内容はまた異なりますが、情景やノスタルジーを感じるという意味では『砂の器』を観てるような気持ちで観ていました。あくまで私個人の感覚ですが。

BARの雰囲気も良かったです。エントランスから地下に下りていく造りのカウンターBARで、中には年季を重ねた年嵩のバーテンが一名。とても粛々とした店内で指定席のカウンターの上にはオセロが1セット。指定席の大泉さんに電話が入ればそっと電話(黒!)ごと受話器を持ってきてくれる。それくらい店員との阿吽の呼吸になっているBARなら居心地良いだろうなあと羨ましくなる。タイトルに「BAR」とあるだけあって、その雰囲気にはこだわりを感じました。良!!です。 TANTOさん [DVD(邦画)] 7点(2012-11-16 22:34:18)(良:1票)

59.《ネタバレ》 ワタシ、ケイタイを持ってないヒトには、もうそれだけで好意を持つモノです。だから、「持たない」探偵という設定だけで、うれしくなりました。大泉洋氏の結構体張ったアクションや、札幌近辺で話が終わっていて、大風呂敷を広げないところも好き。でも、これは「いい感じのTVドラマ」を見たときの雰囲気なんだ。むしろ、テレビシリーズとしてやっていれば、いつまでも語り継がれる名作になったのではないかな?、と思っています。映画からTV版へ、ってかつてないパターン、どすか? なたねさん [DVD(邦画)] 7点(2012-04-21 05:54:47)(良:1票)

58.わざとか何だかわからないが、一昔前の雰囲気の漂っている作品だった。逆にそれが新鮮でもあった。ストーリーはまずまずと言う感じであった。笑える部分も多少あり、シリアスな部分もありで普通には楽しめた。それに、いい意味でも悪い意味でも大泉洋がいつも通りだったし。演技が上手いのか下手なのかよくわからないが彼はこれでいいと思う。あと、高嶋政伸には失笑してしまった。まぁ、こういう作品ではああ言う感じもありだと思う。 スワローマンさん [DVD(邦画)] 5点(2012-04-16 23:04:15)(良:1票)

57.事前の触れ込みによるとハードボイルド作品ということだったけど、この物語の主人公である探偵はハードボイルドの対極に存在すると言っても過言ではないほどに感情的で人間味に溢れるキャラクターでした。
もちろんそれはマイナス点ではなくて、この作品の魅力の一部になっていると思います。
その相棒である助手もいい味を醸し出していて、このコンビによる今後のシリーズ展開が非常に楽しみです。
今作はシリーズ第一弾ということで、世界観やキャラクターの紹介といった傾向が強いように感じました。
舞台は札幌を中心とした北海道に限定されているようで、北海道関連の要素を盛り込んだ御当地作品に仕上がっていますね。
僕は北海道が大好きなので、この設定は大好物です。
次から次に人が死んで深刻な物語ではあるけど、適度にコメディ要素が盛り込まれていてバランスは取れていたんじゃないでしょうか。
シナリオ構成はそれほど凝ったものではなく、ほぼ想像通りの展開ではあったけど、それなりに楽しめました。
メインの探偵と助手以外では、敵役を怪演した高島政伸の存在感が際立っていたけど、その他のキャラもそれぞれにキャラが立っていて良かったと思います。
あと、このワクワクするようなテーマ曲もいい感じですね。 もとやさん [DVD(邦画)] 8点(2012-03-01 16:43:57)(良:1票)

56.《ネタバレ》 サスペンス、コミカル、バイオレンスと個々のキャラ立ちが明確であり、バランスの良い映画です。喜怒哀楽の表現豊かな大泉洋さんとクールで黙々とした松田龍平さんのコンビネーション、掛け合いが面白く、かといって不自然ではない。他の皆さんが指摘しているように「探偵物語」「あぶない刑事」に通じます。個人的にはバイオレンスシーンは少々痛かった。酷く残酷なシーンもあるのですが、それも有ってのストーリーなのかもしれません。個人的には辛かった。次回作も、想定されていたのでしょうが、決まったそうで。予算が確保されたからと言って、けばけばしく壮大にしないで欲しいかな。青函トンネルを封鎖するとか、雪祭り会場が人質にされるとか。初期プロットの良さが成功に繋がっていると思うので、無くさないことを祈ります。 プライベートTTさん [映画館(邦画)] 8点(2011-09-25 10:08:34)(良:1票)

55.《ネタバレ》 お色気あり、バイオレンスあり、笑いあり、涙ありのハードボイルド仕立ての探偵活劇。邦画が一番ギラギラしていた時代の徹底した80年代テイストにニヤニヤさせられっぱなしである。
要するにヤクザ、オカマ、商売女、右翼、成金・・・と、カタギではない極端な登場人物がこれでもかと出てきて、激しいバイオレンスがあって必要以上に口からゴボゴボ出血したり、惜しげもなくおっぱいが出てくる映画。それでハードボイルドかと思いきや、主人公は武田鉄也の「刑事物語」みたいな2枚目半なのである。
BGMもジャズメインでカッコ良いし、カルメン・マキさんが歌ったり、エンドロールとかも懐かしい感じで良い!ほんとこういう映画が好きな人が撮ったんだろうなー。
あと、何と言ってもタカシママサノブ超やべえ!超キモイ!!今後は、より一層の変態さんをガツガツ演じていってほしいものだ。見事。

ただ、この内容で125分は長い。この手のハードボイルドはあんまり風呂敷広げたらダメだ。二転三転するストーリーは面白いんだけど、ちょっと疲れてしまった。もう20分短ければもっと絶賛できたんだけどな。
原作もシリーズものらしいので、この映画もシリーズ化してもいいと思う。次回は100分くらいでよろしく! すべからさん [映画館(邦画)] 8点(2011-09-17 14:30:08)(良:1票)

54.《ネタバレ》 和物でハードボイルドな探偵ものというのは貴重ですし、アクションシーンに気合が入っているのも分かるのですが。筋立て自体は、導入部の切り込み感で期待させておきながら、いざ探偵が動き出すと、妙にごちゃごちゃしていて節々が見えてこない。松田龍平の相棒も、画面の中では面白そうなキャラなのに、中盤からは活躍場面が何もありません。あと、ヒロインが小雪というのはやっぱりミスだったのではないかな。この人だと、あまりに落ち着きと安定感がありすぎて、出てきただけで何でも自分で解決しそうな気がしてきますし、探偵をじわじわ引き込んで幻惑するファム・ファタールにも見えません。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-08-30 00:34:33)

53.《ネタバレ》 ストーリーは、探偵モノとしては王道を行く展開で、特に目新しい工夫があるワケでもない。
ハメットやチャンドラーといったハードボイルドの定番をトレースして、現代日本に置き換えたような物語。
つまりは、定番のストーリーをどう観せるか? ということになってくるワケだが……。
残念ながらそこにも特に目新しい工夫があるワケでもなかった。

正直、松田龍平のキャスティングはミスだと思う。『まほろ駅~』シリーズと被り過ぎる。
小雪に関しては、写真のみ出演の吉高を匂わせてミスリードを狙ったつもりだろうが、
大体、何度も本人に会っておきながら電話で声が分からないボンクラ探偵ってどうなの? としか思えない。

まあ、テンポは良いし、ところどころコメディチックなシーンを差し込んで、2時間超えの長尺を飽きずに観られるのは評価したいところ。
でも逆に言えば、この内容でこの尺ならば、いつでも好きな時に止められる、
家でのビデオ(DVD)鑑賞でイイんじゃね? というのも正直なところ。
点数としては、まさに5点な作品。 TERRAさん [地上波(邦画)] 5点(2019-12-23 23:17:48)

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【点数情報】

Review人数 72人
平均点数 5.78点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
379.72% line
41115.28% line
51419.44% line
61318.06% line
71520.83% line
81013.89% line
922.78% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review8人
2 ストーリー評価 4.50点 Review12人
3 鑑賞後の後味 5.18点 Review11人
4 音楽評価 5.88点 Review9人
5 感泣評価 4.00点 Review6人

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