みんなのシネマレビュー

チャッピー

Chappie
2015年【米・メキシコ・南アフリカ】 上映時間:120分
アクションドラマSFコメディファンタジー犯罪ものヤクザ・マフィア
[チャッピー]
新規登録(2015-03-11)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2022-10-01)【タコ太(ぺいぺい)】さん
公開開始日(2015-05-23)


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監督ニール・ブロムカンプ
キャストデヴ・パテル(男優)ディオン
ヒュー・ジャックマン(男優)ヴィンセント
シガニー・ウィーバー(女優)ミシェル
ホセ・パブロ・カンティージョ(男優)アメリカ
ジェイソン・コープ(男優)テトラバール社のメカニック長
シャールト・コプリーチャッピー
川島得愛チャッピー(日本語吹き替え版)
山路和弘ヴィンセント(日本語吹き替え版)
幸田直子ミシェル(日本語吹き替え版)
高木渉(日本語吹き替え版)
新谷真弓(日本語吹き替え版)
江川央生(日本語吹き替え版)
天田益男(日本語吹き替え版)
脚本ニール・ブロムカンプ
音楽ハンス・ジマー
撮影トレント・オパロック
製作ニール・ブロムカンプ
サイモン・キンバーグ
コロムビア・ピクチャーズ
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術ジュールス・クック(プロダクション・デザイン)
振付シャールト・コプリーチャッピー(モーションアクター)
編集ジュリアン・クラーク
マーク・ゴールドブラット
あらすじ
あまりに数多くの犯罪が発生し警察官の犠牲も後を絶たないヨハネスブルグ。警察は犯罪の撲滅を目指し、警官の犠牲を無くすため、無敵のロボット警官を兵器製造メーカーに発注し、その導入は功を奏す。しかし、その開発エンジニアであるディオンは、更に人間に近い感情を持ったAI搭載ロボットの実現を夢見ていた。会社に反対されながらも密かに実験機を作成するディオンだったが、ロボット警官のコントロールを企てる犯罪グループが彼に牙をむき、実験機は敵の手に…。「第9地区」「エリジウム」のニール・ブロムガンプ監督が送る近未来SF。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2022-10-01)
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【クチコミ・感想】

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51.《ネタバレ》 自らの「創造主」である人間が瀕死状態となり、人工知能を備えたロボット(=チャッピー)は、即座にある“判断”をする。
あの時チャッピーは、人間の生死の確率を即座に見極めたから、病院に行くという選択肢を端から除外したのか。
それとも、人間に対して絶望し尽くした彼は、「創造主」が人間であること自体を認められなかったからこそ、あの選択に至ったのか。
ラストの“ママ”の顛末も含めて、物語はある意味ハッピーエンドを迎えたようにも見えるけれど、そこには人間に限りなく近づいたロボットの悲しみと闇が表れているように思えた。


ニール・ブロムカンプ監督作品は過去2作とも観てきているが、2作ともイントロダクションの時点では非常に興味が惹かれる反面、結局ハマらなかったというのが正直なところ。
この監督が描き出すSF映画の世界観は、リアリティーラインが独特で、どういうスタンスで観るべきかという部分で最終的に戸惑ってしまう。
特に衝撃のデビュー作とされる「第9地区」は、映画自体の紛れも無い“新しさ”は認めつつも、ストーリーテリングの破綻具合に乗り切ることが出来なかった。

そういわけで、再び故郷ヨハネスブルグを舞台にした今作に対しては、鑑賞前に一歩引いてしまっていたことは否めず、結局劇場鑑賞もスルーしてしまった。
しかし、結果としては、やはり映画館で観るべきだったと大いに後悔している。

“人工知能を育てる”というモチーフそのものは、過去のSF映画において散々使い古されてきたものだろう。
けれどこの映画は、人や生活を含めた「教育環境」に物語としての重点を置き、独自性を高めていると思う。
それが即ち“ヨハネスブルグ”という環境であり、その場所で“育つ”ということの「現実」をチャッピーという特異な存在を通じて雄弁に語っている。

監督は、デビュー作「第9地区」でヨハネスブルグを描き、ハリウッド進出を果たした二作目「エリジウム」では舞台自体は近未来のロサンゼルスという設定だったが、描き出された殺伐とした風景はヨハネスブルグにとても似通っていた。
その時点では、自身の故郷しか描けない引き出しの少なさが露呈されたようにも見えたけれど、今作を観た後ではその印象は修正された。

この監督にとっては、“ヨハネスブルグ”を描くこと自体が作家性であり、強烈な個性なのだと思う。
長く深い民族問題、政治問題を経て、今なお格差社会とそれに伴う犯罪が漫然とはびこる社会環境を、圧倒的な娯楽性を通じてタイムリーに描き続けることこそが、この映画監督の本懐なのだろう。
個性的で優れた映画監督として、その在り方は正しい。


出演陣では、監督の盟友であるシャールト・コプリーが三度起用され、モーションキャプチャーによるチャッピー役を好演している。
脇役・悪役に、シガニー・ウィーバーとヒュー・ジャックマンを配した布陣は豪華だが、彼らよりもずっと印象深かったのは、チャッピーの擬似両親となるギャング夫婦を演じた“ニンジャ&ヨーランディ・ヴィッサー”。
二人は、南アフリカ出身のラップグループ“ダイ・アントワード”のラッパーコンビで、役名そのままで実生活でも夫婦らしい。何ともアバンギャルドな夫婦だと思い、YouTubeで彼らの曲(今作劇中でも使用されている)を何曲か聴いてみたが、これがまた素晴らしく良い。

しばらくは、“ママ”と“パパ”の音楽を聴きながら、チャッピーよろしくギャング歩きをしたくなる衝動に駆られそうだ。 鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-11-17 23:52:44)(良:2票)

50.《ネタバレ》  『ロボコップ』と『ショート・サーキット』と『A.I.』(ついでに『アンドロメディア』)足したような映画、なんていうのは見れば判りますが。んー、つくづくこの監督の趣味と合わないとしか言い様がないです。見てる途中でもう「くだらない」って思い始めて。

 チャッピー、バカに育てられるんですよね。延々バカの繰り広げるバカ描写が続いて。そこを全く楽しめない、むしろ不快って思うので、どうしたってつまらないし、くだらないと思うし。で、そこには批判がなくて、むしろバカをヒーローのように描く、なんだかんだこのバカを持ち上げてる、このバカにリスペクトしてる訳で、それはもう趣味合わないとしか言い様がないです。バカ一家の『アルマゲドン』(その更に元ネタは『ライトスタッフ』だと思いますが)な横一列スローモーションなんか「本当にくだらないわ」って。
 そこに教育とは何ぞや?って問いかけがあるのは判ります。ダメな環境に生まれ育ち、ダメな個性を身に付けていってしまう、だけどダメなりに救済されるべき、正すべき道は残されている、って。だけど「バカがドンパチ」ってのが本当にやりたい事なんだよね、ってのが容易に見て取れる訳で。

 前2作とタッチ一緒。この監督、引き出し少ないっていうか、スラムとSFと人体破壊しかないんか、っていう。日本公開版はその少ない要素のうちの1つすら削っちゃって、それも露骨に「削りました」っていうのがハッキリ判るような不自然さで、あーあ、って感じで。

 デジタル生命体ネタって好きなのですが、こういうおふざけみたいな扱い方をしてるのは嫌。

 ソニー作品毎度の得意芸、VAIOとプレステ4を使った手前味噌っぷりも失笑モノではありました。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 4点(2015-05-24 22:13:39)(良:2票)

49.《ネタバレ》 そらウソにまみれたポンコツな人類に創られたロボットが完全無欠な筈もなく。
でもなんだかとても考えさせられる映画だったなぁ。
かつて妖怪人間は『はやく人間になりたーい』と叫んだものだったけど、これからは人間が『はやくロボットになりたーい』って叫ぶようになるのかな?

いやはや人間って驚異的なスペックを持った生命体なのに、一体いつまで不毛な行いを繰り返すんですかねぇ。
なさけなや。 ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-26 00:02:04)(良:1票)

48.《ネタバレ》 危険な犯罪都市ヨハネスブルグ。貧富の差が激しく、下手に道徳心なんてふりかぞうそうもんなら、簡単に虫けらみたいに殺される。そんな場所で生まれたニール・ブロムカンプ監督の作品は常に、善悪の基準が曖昧で、あくが強い。それゆえに彼の作品は好き嫌いがはっきりと分かれる。彼の作品ではよく、クズみたいな登場人物たちの当初の目的や感情が、特殊な状況下で変化する。そしてそれに伴い、物語運びも、予想もつかない展開を見せる。今作も、その作家性は前面に出ていて、僕はもう、ワクワクしながら最後まで楽しめちゃったわけです。最初はピノキオみたいな話かな?と思わせておいて、子育て論?善悪?意識ってなに?どーなっちゃうの?と色々考えさせられるうちに、最後はとんでもない着地点へと連れていていってくれて、しかも、それが小難しいお話しや変に哲学的な見せ方じゃなくて、あくまで、B級感満載の、ドンパチバリバリの頭空っぽでも全然楽しめる娯楽作品風に仕上がっており、僕なんて、途中でチャッピーの健気なかわいさに、ちょっぴり泣けちゃったりもして、怒ったチャッピーにしびれまくって、戦闘シーンではテンション高めで応援なんかしたりして。てゆーか、すごく人間臭いチャッピーにメロメロでした。 なにわ君さん [DVD(字幕)] 10点(2016-10-18 00:48:27)(良:1票)

47.《ネタバレ》 子ども向けだったのでしょうか。チャッピーが俄然悪になりきっちゃわないと凡百のロボット・ファンタジーと変わりません。ニンジャ達もチャッピーを囲んで、すっかりいい人っぽくなっているし。ラスト近く何でもありのなり行きは、子供用の絵本のソレです。なんか、甘ったるいお菓子を食べたような鑑賞後の感じです。チャッピーの動きがとても人間らしいところは驚きましたが、ロボットらしい味がないなとも思いました。ワタシ、古い人間だからでしょうが、なめらかな上でぎこちない動きを求めてしまいます。 なたねさん [DVD(字幕)] 4点(2016-09-22 22:34:53)(良:1票)

46.《ネタバレ》 『第9地区』の既視感が強いロケーションだけで飽きる感じ。そのうえに昔の『ロボコップ』に出てたようなズングリ体型ロボットも。ロボットを使って「心」を問うことや、人工知能の学習を描いて子供のような純粋さを演出するのも、もういろんなとこで使い古されてきて、チャッピーのかわい子ぶりっ子、健気ぶりっ子、かわいそぶりっ子に、ちょっとやな感じ。ヒュー・ジャックマンが正義側でないのが唯一印象的でした。で、人間誰しも「100%善人」とか「100%悪人」とかいないのは分かっちゃいるけど、ギャングのカップルを「なんだかんだあっても、けっこうイイ奴らなんじゃね?」みたいに見せるのは、なんか受け入れ難いなー。ヒュー・ジャックマンを完全悪者に描いておいて、ギャングの方がまだマシってですか? 「必ずどちらかと交流しろ」て言われたら、自分はギャングカップルは絶対お断りだな〜。 だみおさん [DVD(字幕)] 5点(2016-01-24 18:54:25)(良:1票)

45.《ネタバレ》 もうね、観なきゃダメです。映画館で観てほしい。

観に行きたくなかったんですよ。だって人工知能モノのロボット映画なんてお涙頂戴間違いなくないじゃないですか。でも相方がこれ観るって…。そうしたら想像と全然違う映画で…。SFアクションバリバリでした。強烈に面白い。しかも間違いなく今までに観たことのある映画ではない!チャッピーの成長物語!でもやはりその中に私としては、まるでヤマトよ永遠に的な自己犠牲的な感涙シーンがガッツガツとカットイン!ラスト30分はずっと泣いてました(>_<)もう、登場人物(ロボット含む)どいつもこいつも見せ場の連続!
そしてラスト。もろ私の中では第9地区のラストとかぶるスペシャルさ。とんでもなくハッピーエンドとは全然違うんですが…あーこれ以上書けないσ(^_^;)
永遠の名作にはなるかどうかはわからないですけど、完成度の高いSF映画を連発している本監督の才能の素晴らしさを語り継ぐ作品には間違いなくなると確信。 JFさん [映画館(字幕)] 7点(2015-06-17 15:55:43)(良:1票)

44.《ネタバレ》 面白かったー。終盤はほんと、手に汗握る展開で、でも第九地区レベルの後に引くモヤモヤ感は無く良かったと思う(まぁこのモヤモヤ感が第九地区を忘れさせない映画にしているのですが)。だからこそ中盤の中弛みが勿体無いなぁ。終盤まで大きなブチ上がりどころがないので、盛り上がるところがもう1箇所ぐらいあれば傑作になっていたかもなぁという印象。総評としては第九地区の方が好きですが、本作のチャッピーも一緒に助かる展開は予想していなかったので、ある意味ハッピーエンドで良かったです。だって主人公一人ロボット姿で永遠の命を与えられて助かるなんて、生き地獄以外の何者でもないでしょ…。チャッピーも一緒、というのがちょっと明るい未来を予感させます。(あっ、あとママも一緒ですね)加えて、ヒュー・ジャックマンがノリノリで悪役やっている姿もGOODで見どころですね。嬉々としてクラスター爆弾を投下している姿はちょっとニヤニヤちゃました。 はりねずみさん [インターネット(吹替)] 6点(2023-09-30 22:53:58)

43.《ネタバレ》 ヨハネスブルグに実在するポンテタワー。円形の中庭には堆積したゴミの山。
荒廃した世界観をリアルに描けていると思う。
殺人マシーンの形は、やはりロボコップに登場したあの形でないとね! チェブ大王さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-12-29 20:32:41)

42.《ネタバレ》 ロボット警官を題材にした他の有名作のような暗く陰惨とも言えるような世界観ではなく、犯罪や犯罪者を描きつつも明るくカラッとした雰囲気を感じさせ、演出的にもコメディ要素を随所に散らばせることで、クライムサスペンス的内容でありながらヒューマンストーリーに仕立て上げられていますね。

よくよく考えれば元々ロボットであるチャッピーは別として、人間であるディオンとヨ―ランディは非業の死を遂げているのですから、その精神がこの世に形を変えて残ったとしても果たしてそれが幸せなのかどうかは難しいところだと思います。と言うか、それがこの作品の最大のテーマなのかなと。

肉体が死して後も脳だけが生き続けるとか、霊として現世に影響を残し続けるとか、様々な表現をもって描かれてきた死後の世界の在り方のひとつ。製作者の意図はそこではないかも知れませんが、個人的には痛快なSFアクションを楽しんだ後に、ふとそんなことを考えさせられた作品でした。 タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-10-01 10:29:01)

41.《ネタバレ》 この監督特有の問題として、導入部で結構深い流れを感じさせつつ、エピソードにまで話題が降りてきた途端に稚拙になってしまうという致命的な問題があります。今作でもオープニングの食いつきは非常に良いものの、スマートな導入部と豪華なキャストをもってしてもこの稚拙な感じが払拭できていません。中盤、悪の夫婦がお手本になる流れとイジメのシーケンスで一気に意味深な作品に昇華するかと思いきや、結局のところイジメもあくまで通過儀礼にすぎず、結局はママの元に戻って泣くという浅い表現に収束します。

掘り下げ不足という意味では、教養がありそうな一流プログラマーのディオン(デーヴ・パテール)のキャラクター性も浅く、何度も創造主という言葉を使う割りにその意味合いはあくまで表面的で、チャッピーに単純な善悪を教えて彼らのファーストコンタクトは終わってしまいます。そもそもディオンの行動原理に一貫性がなく、この人物の人となりがよく理解できません。ヒュー・ジャックマン(ヴィンセント)とシガニー・ウィーバー(ミシェル)はよく引き受けたなというほどのクズな役回りですが、ディオンを含め、Tetravaal社側の連中の考えていることもよく理解できないため、単純なストーリー展開なハズのストーリー自体が違和感の塊と化してしまうという残念な事態に陥っています。これらの点は本当に残念でした。

予想外に素晴らしかったのがニンジャとヨーランディで、彼ら夫婦のおかげで最後まで見ることができたといっても過言ではないほどです。悪の夫婦とチャッピーの物語はイキイキしていて妙に心に響くセリフが多かったです。コミカルなのに哲学も含んでいて、そしてアクションのほうも破綻なく綺麗にラストまで流れます。ただし、こちらのパートでは意識や記憶の転送というイミフな事をねじ込んであるので、子供っぽく感じる部分もありました。まあ、このラストに持っていきたかったのなら、ある意味仕方がない部分かなといった印象ですが。。

チャッピーの強盗がTVで放送されたり、チャッピーに車を盗ませる理屈や犬を例えにした話など、素晴らしいシーンも多かっただけに惜しい作品です。エリジウムや第9地区でも感じましたが、この監督さん、あまり難しいことを考えずヨーランディ的な視点で気軽に映画を作ったほうが突き抜けたエンタメが出来上がるのではないかと思われます。センスが良い監督さんなだけに本当に残念、作品としてはギリギリ及第点かなといったところです。 アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-30 17:11:31)

40.《ネタバレ》 序盤・中盤の話の流れはもう一つだったが、終盤でだいぶ持ち直した。

まともな人間がいない中、そんな人間のエゴで誕生したチャッピーが無事でいてくれてよかった。

第九地区に似てると思ったら同じ監督だったからなのか、納得。
キャストは結構豪華でしたね。

やはりヨハネスブルクは恐ろしいところだ。 2年で12キロさん [DVD(字幕)] 5点(2021-12-31 10:53:43)

39.《ネタバレ》 意思を持ち学習し感情も理解するAI。
そういうのがいかに人間に脅威になるかというのは、散々映画でも小説でも描かれているので、本作の見どころは、段々人間らしくなっていくチャッピーの様子でしょうか。
生まれたてのチャッピーが、言葉や仕草を覚えていく過程は可愛いんですが、いろいろ雑で気になりました。
本当に無の状態なら、最初から「怯える」とか隠れるとかしないです。

雑なのは全体的にで、武器も持ってるロボットポリスの管理が杜撰過ぎることや、カード一つでプログラムが操作できる、というかセキュリティがまるでザル。
バッテリー切れたらお終いって、ロボポリスって使い捨て?
そういう細かいことは置いとくと言うなら100歩譲るけど、ビックリなのはヘルメットでデータ化した意識を転送するってこと。
そんな技術、世の中変わっちゃうくらいの発明じゃないですか?

人間の記憶や意識・感情・意思、そういうのがデータ化できるのか、できたとして転送されたロボットは、果たしてオリジナルと同一人物と言えるのか。
ロボットの体で「生きていく」のは人間と言えるのか。
そんな重大なことは完全スルーで、創造主とママの意識を転送してめでたしめでたしみたいなラストに、何だか脱力。

カッコ悪いクズ役を引き受けたヒュー・ジャックマンにプラス1点です。 nanapinoさん [地上波(吹替)] 5点(2021-02-14 02:13:52)

38.AI/ロボット技術の深いところは ほぼ触れずに、「ロボットかわいい」にかなり振っている。これは「ロボットは怖い」思想が主流派っぽい欧米では正しいアプローチなのかも知れない。『2001年宇宙の旅』『ロボコップ』『ターミネーター』なんかの影響もありそう。「ロボットかっこいい」に振ろうとすると、「怖い」に傾きがちなんだろう。
日本には『ガンダム』『ドラえもん』の影響もあるのか「ロボットかっこいい、怖くない」を素直に受け入れる人(主に男性?)が多そうなので、こんなアプローチは必要ないのかも知れない。
(ウィーバーさんにはロボットに立ち向かって欲しい派なので、ちょっと残念・・・) くろゆりさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-11-26 22:23:56)

37.《ネタバレ》 人工知能成長モノはこれまでにもあったので目新しさはない。よって、本作のキモは後半にでてくる「意識の転送」にある。が、そもそも「意識とは何か?」という事が明確には解明されていないので、意識と記憶が混同されてしまって(実際に行われたのは意識ではなく記憶の転送に思えるが)、話がグチャグチャになってしまった。ちなみに、意識の転送が可能であったとしてもそれは自覚不可能というのが哲学的な常識である(詳しくは永井均の書籍を参照)。というか、てっきり巨大ロボットにチャッピーの意識が転送されて、「自分対自分」の対決というカオスが展開されるのかと思ったが、イガイと平凡でありきたりな展開で終わってしまった印象。とはいえ、チャッピーの存在は所謂「哲学的ゾンビ」的でもあり、「意識とは何か?」という哲学的な問いをあらためて考えさせられるという点で興味深い作品になっているとは思う。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-11-23 16:47:27)

36.衝撃的でした。第9地区にもはまってしまったので、こちらもあとを引きそうです。

さて神がいるとして、その神が人間を創造したと前提して、では、なぜ死ぬのに造りたもうたのか。細かいことよりも今回は死生観をも問わせる作品ではないかと思いました。愛する者を守る、あるいはその者たちに永遠の命を授けたい、というのは許されることかどうか、答えはまだ出ないはず。

ところで、実名で出ているニンジャとヨーランディ(はのちほ分かれてしまったが実子のほかに3人の養子も迎えているラッパーたち)が本当にいい味を出している!彫り物は本物だったんですね。。。生き急いでいないといいと思っています HRM36さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-02-12 10:31:34)

35.吹き替えでみたんだけど、チャッピーが可愛くて。「怖い」というシーンには本当にかわいそうで。ママの母性がこっちには本当癒しになって。概してママとディオン以外は悪意の塊のような奴らばかりでこっちの心もやられる。残酷描写もある演出人権と差別というテーマ性南アの画質ロケーションが第9地区瓜二つだと思っていたら、監督が一緒でした(笑 タッチッチさん [インターネット(吹替)] 8点(2019-09-05 19:09:24)

34.《ネタバレ》 結構重いテーマですよね。この監督の映画「第9地区」といい、この映画も深いテーマを抱えていて、偏見やらロボットの命やら考えさせられます。結末も安易なものではあるけれど、ちゃんと愛を感じさせる映画でよかったんじゃないかと思います。 Keytusさん [インターネット(吹替)] 7点(2019-07-04 00:32:47)

33.チャッピーがとにかくかわいい。
チャッピーを見ていると、完璧な人間型ロボットにしなくても、
なんのためらいもなく感情移入できるんだなあ、とあらためて思ったりした。
終盤、まったく予想外の展開になってしまって、そこが少しだけ残念でした。 めたもんさん [インターネット(字幕)] 6点(2019-04-06 22:49:19)

32.《ネタバレ》 では、あらすじ。生れたばかりの感情をもつロボットが、三人のギャングに育てられ、五日間の寿命と、巨大ロボットによる抹殺の危機をのりこえて生き延びた。

話と設定は荒唐無稽。よって納得できないことは多いが、アクション性の高い娯楽作品なのは間違いない。しかしデートムービーには不向きの気がする。だが、妊娠中の夫婦、幼い子供がいる夫婦だと、いろいろ感情移入できる気がする。また、ロボットオタクなら、たぶん退屈せず楽しめる気がする。

個人的には、登場人物の誰にも感情移入できない。だから感動はない。

ところで日本劇場公開版を観たわけだが、120分は長いと思った。95分くらいだと丁度良い気がする。ちなみに音楽的には何も思わない。パパとママ役の二人は現実でも夫婦でミュージシャンらしい。 激辛カレーライスさん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-03 20:32:08)

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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 6.24点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
323.92% line
447.84% line
51121.57% line
61223.53% line
71223.53% line
8713.73% line
911.96% line
1023.92% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.60点 Review5人
2 ストーリー評価 7.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.16点 Review6人
4 音楽評価 8.00点 Review6人
5 感泣評価 7.20点 Review5人

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