みんなのシネマレビュー

アイネクライネナハトムジーク

2019年【日】 上映時間:119分
ドラマ小説の映画化
[アイネクライネナハトムジーク]
新規登録(2019-07-15)【3737】さん
タイトル情報更新(2023-05-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(2019-09-20)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督今泉力哉
キャスト三浦春馬(男優)佐藤
多部未華子(女優)本間紗季
矢本悠馬(男優)織田一真
森絵梨佳(女優)織田由美
恒松祐里(女優)織田美緒
萩原利久(男優)久留米和人
MEGUMI(女優)板橋香澄
柳憂怜(男優)久留米邦彦
濱田マリ(女優)久留米マリ子
藤原季節(男優)青年
貫地谷しほり(女優)美奈子
原田泰造(男優)藤間
原作伊坂幸太郎
脚本鈴木謙一
配給ギャガ
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【クチコミ・感想】

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1


12.事前に原作をばっちり読んでいた為、どうしてもそれと比較してしまうので評価は厳しめ。

まず、伊坂幸太郎による原作は、ボクサーを中心に配置してそれと関係のある複数の登場人物達による過去と現在入り交じる緻密な構成で、読み進めて行くに従い、あの人物とこの人物が繋がっていたのかぁ、とかパズル的快感が楽しい原作であった。

(ここから映画のレビューが始まります)
また、原作では明確な主役が存在していなく、あくまで群像劇な趣だったが、この映画においては三浦春馬演じる人物を主人公にしてしまった事で、どうしても彼の周りの人物達に限定されたドラマが繰り広げられる為、なんだか普通のドラマになっちゃってた。時間軸も一本道だし。それに伴い登場人物も原作から削られてしまっていた人が何人か居た。まあ、それは大した問題ではないが、どうせ彼を主役にするのならもうちょっと彼とその恋人の話を盛り上げる必要があったように思う。恐らく今泉監督はその辺をじっくり描きたかったのだろうが脚本やってないし……。今回はちょっと原作がこの監督に合っていないんじゃないかなぁと思っちゃった。 ヴレアさん [映画館(邦画)] 4点(2019-09-24 11:37:42)(良:3票)

11.とにかくボクシングのくだりが全てにおいてダサい、クサイ、見てられない。ウインストン小野とか普通の兄ちゃんなのに あれで世界ヘビー級のチャンピオンだとかいう阿保くさい設定がとにかく話を盛り下げてる フツーに身近な人物たちのこじんまりとした話でよかったのに、ほとんど全ての登場人物にこのウインストン小野というのを絡ませた。そこが敗因だと言ってもいい。でも唯一と言ってよいほど彼に絡まなかったのが多部ちゃんで そんな見方からすれば多部ちゃんだけが上手いこと地雷を避けて生き残れた戦士かのように思える。はぁ、フツーにラブでヒューマンなドラマシーンだけでよかったのに、話半分ほどまでは平和でよかったのに、とにかくボクシングにまつわるシーンが気色悪すぎた。
今泉監督、やはりあなたは作品を選ぶべきだ こんなたるい作品監督してたら感性鈍るよ 過去作品のファンからしたらガックリよ 次回からは初心に戻ってやはりあなた自身が書いた脚本で勝負をしてもらいたい。 3737さん [映画館(邦画)] 5点(2019-09-23 01:37:59)(良:2票)

10.斉藤和義の名曲「ベリーベリーストロング」が大好きだから、原作も好きだから、本作はご褒美みたいなもんです。鑑賞前は何故主題歌が「小さな夜」なんだ?と疑問に思っていましたが、観賞後は納得。ピッタリ!なんせ「アイネクライネ…」の意味も【小さな夜の曲】だもんね。。。
出演者みんな持ち味出してました。 tonaoさん [映画館(邦画)] 8点(2019-09-28 18:26:18)(良:1票)

9.《ネタバレ》 起伏の少ないショートストーリーを何本か観たような感覚。大事件が起きるわけでもないし誰かがドラマティックな死を遂げるわけでもない。
作品のテーマは「出会い」なのかな。人との出会い方や出会いそのもの、あるいは振り返ってその出会いがどうだったかについて色んな視点から描かれています。人が人とつながっていくきっかけや、人がどのように離れていくのかを淡々と描いていました。個人的には由美さんの、「自分と旦那と子供二人というその組み合わせが気に入っている」というセリフと、濱田マリさんの「歯車なめんな」が気に入っています。

ちなみに原作は読んでおらず、タイトルの意味は最後まで意味不明。映画を見ただけでは『アイネクライネ…』のアの字も出てこない。興味があれば勝手に調べてってことかな。手元でググれるいまの時代ならではなのでしょうか。あいにく、調べたいと思うほど興味は持ちませんでしたが。
急にストーリーの軸が入れ替わったり、いきなり10年の月日が経っていたり、いつの時代でも同じ場所で同じ格好で同じ歌を歌ってる人がいたり、本ならついていけたのかもしれませんが時間が限られる映像作品としては急すぎてついていけなかった。ついていけなかったわりに、どのエピソードも、「もっと見せてくれ」という感覚にならなかったのは、あまり興味を持たなかったからだろう。作品同様、観る側も淡白になってしまいました。 TANTOさん [インターネット(邦画)] 4点(2022-01-21 23:02:53)

8.《ネタバレ》 原作があること自体知らないです、あくまでも映画を観た感想です。
群像劇は大好きです、ダラダラとしがちですしそれぞれがラストできれいに繋がるものもあればそうじゃないのもありますね。
本作は全体としては、「そうか!!」と感銘するようなテーマ、メッセージ性は弱いと思います。
でもキャストがいいです。ボクサーと試合のシーンについてはいろいろ突っ込みどころはあるものの群像劇にありがちな
登場人物それぞれにとりとめもなく愚痴を語らせていないのがいい。例え映画でも他人の愚痴を延々と聞かされるのはたまったもんじゃありません。
日常の中のありがちな出来事、偶然、幸福感、挫折感などを描きながら最後にはそれぞれきちんと前進して結論があるのよ。
これといった強烈なものはないけれど、私は最初から最後まで心地よく観られました。「小夜曲」によく合ってるんじゃないかと。
夜景の観えるレストランを予約してまで試みたプロポーズに期待とは違う反応の上、彼女は実家に帰ってしまう。
ひとりになった部屋、しょぼんとしながら食パンを袋から出してそのままかじり、グラスに注いだだけの牛乳という侘しさと寂しさを感じる朝ごはんの様子。
このシーンがいちばん印象に残っています、現実の三浦春馬のことと重なってしまったのかもしれません。
でも、それがなくてもこのシーンはたぶんいちばんズキンときただろうな。
セリフもなく短いシーンですが最も心情を表現していて秀逸だと感じました。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-01 14:29:54)

7.《ネタバレ》 原作を読みながら、これは映像で表現するのは難しそうだと思っていましたが、原作の良さがだいぶ殺されてしまった感じです。カットされたエピソード、追加されたエピソード、色々あるけれども原作の完成度の高さを再認識させられただけ。映像作品としては、なんだかフワッと焦点が当たらないけれども最後はホッコリと心が少し暖かくなる作品。 いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-05-01 01:54:51)

6.三浦春馬を偲んで鑑賞。

あったかくて良い映画ではあるんですけどね。
映画としての盛り上がりや魅力には欠けるかな。
起承転結、とくに起がぼやっとしててどこを観ていいのか。
三浦春馬と多部未華子が中心の映画かなと思ってたけど、
予想以上に群像劇で、焦点があちこちに散開。
二人にスポットライト当たらなさ過ぎて心配になった。
「出会い」に重きを置いているので「過程」はあまり描かれていない。
とくに主役と思われた二人の過程がほぼほぼすっぽ抜けていて驚き。

原作を全く知らないのが敗因なのだろうか。
良さの温度が伝わりにくかった。 愛野弾丸さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-01-19 21:00:51)

5.原作は読んでいません。10年後の不変と変化の描き方が少しスムーズじゃなかったのかも・・・
三浦さんのくしゃっとなる笑顔をみて残された作品に感謝しています。 HRM36さん [映画館(邦画)] 5点(2020-12-06 13:38:21)

4.《ネタバレ》 面白かった!
伊坂さんの原作らしい作品。
でも今泉監督作品っぽくないね~
今泉監督の良さが出てない。

三浦春馬には、ホント幸せになってほしい役が多い。
現実でこんな幕切れ、ないよ~
悲しいです・・ トントさん [DVD(邦画)] 7点(2020-11-07 21:18:22)

3.《ネタバレ》 「振り返ってみて、あの人と出会えて良かった」と、後で思える出会いなら良いんじゃないかな?
これは確かに。

最後まで飽きずに見られたが、多部ちゃんの出番が少ないのには不満!
群像劇なのは分かるが、他のエピソードいらん!
もっと多部ちゃんを出して欲しかったな。
サッドウィッチマンなんか出してる場合じゃないよ。 にじばぶさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-07 00:50:33)

2.予備知識無しで見ました。ボクサーと恋人のストーリーかと思っていたら、全く違う方向に話が進んでいきました。登場人物が多くいろいろな話が交差するので少し分かりづらかったです。また、帽子をか被ったストリートミュージシャンが何度も出てきて同じ歌を何度も歌いますが、歌が単調で印象が薄く、かつこのミュージシャンとストーリーとの関連性は見られず、しつこい印象を受けました。 みるちゃんさん [DVD(邦画)] 4点(2020-02-27 07:26:16)

1.ふとした所で、重なってゆく人生。テーマも「人生において偶然訪れた大切な出会い」という類だが、その繊細なプロットを表現する技法として、恐らく原作小説では叙述トリックに類する緻密な工夫が施されているものと推察する。

しかし、それを映画で再現してみると、展開運びに若干の意外性がもたらされるものの、それよりもとにかく話もキャラも薄くて軽い、という印象(それは逆に「軽やかさ」とか「肩肘張らずに観れる」というストロングポイントだと言えるのかも知れないが)。個人的にはも少し深くて歯応えの有る話の方が好き。ただし、入れ替わり立ち替わり色んな俳優が登場しては次々と軽妙な芝居を披露していくというテンポの良さとバリエーションの多彩さはまずまず面白く、少なくとも2時間が退屈だということは決して無い。

全員が脇役みたいな立ち位置だが、中でもMEGUMIと原田泰造(あと多部ちゃん)は良い脇役芝居で好印象。ほっこりグッドエンドな終い方も含めて、デートムービーにも最適な一品。 Yuki2Invyさん [映画館(邦画)] 6点(2019-11-15 23:15:59)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.50点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
4325.00% line
5433.33% line
6216.67% line
7216.67% line
818.33% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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