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レベッカ(2020)

Rebecca
2020年【英】 上映時間:123分
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー小説の映画化配信もの
[レベッカ]
新規登録(2021-01-10)【かたゆき】さん
タイトル情報更新(2021-12-03)【イニシャルK】さん


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監督ベン・ウィートリー〔監督〕
キャストリリー・ジェームズ(女優)
アーミー・ハマー(男優)
クリスティン・スコット・トーマス(女優)
アン・ダウド(女優)
サム・ライリー(男優)
高橋理恵子(日本語吹き替え版)
てらそままさき(日本語吹き替え版)
塩田朋子(日本語吹き替え版)
堀越真己(日本語吹き替え版)
内田直哉(日本語吹き替え版)
原作ダフネ・デュ・モーリア
音楽クリント・マンセル
製作ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
配給ネットフリックス
美術サラ・グリーンウッド
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 Netflixオリジナル映画で、ヒッチコックの「レベッカ」のリメイク。
しかも今が旬なリリージェームスに、デビュー作「アンダーザチェリームーン」でヒロインを演じたクリスティンスコットトーマス(おそらく彼女にとってこのデビュー作は黒歴史笑)とくれば、見ないわけにはいきません。


オリジナルのほうはまだ見ていなかったのですが、あちらは白黒なので、
リメイク版のカラーで見る、海の色や、マンダレー屋敷にあふれる美術品や、華麗なる衣装…そしてラストシーンのバグダッドっぽい煤けた光…どれもが鮮やかで、カラー向きな内容だと思いました。


前妻は実は何かの事情で生きていて、どこかに隠れてるのでは?

私にはそう思えたのですが、実は男遊びが大好きなレベッカがそのツケがまわってきたかのように子宮の病気になったことを思い悩み、マキシムに”自殺ほう助”させたっていうことだったわけですね。
そしてマキシムも彼女を好きどころか憎んでいたと。


ヒロインは、身分は低いし、高身長だというレベッカより背も低いし、レベッカは絶世の美女だというけれど自分はそれほどでもないし、ただでさえ自信がないところに、マキシムもレベッカのことをまだ好きな感じで(実は殺したことをカモフラージュする演技だったわけですが)うつ状態になっていた矢先に、マキシムとレベッカの関係性の真相が発覚!

「マキシムは、レベッカが好きじゃなかったんだ!
レベッカもう死んでるし!
それにマキシムは私が好きだって言うし!
ヤッター!!」

と、途端に浮足立ちます。

そして、ならばマキシムを私が絶対守ると、急に逞しい女に変貌。


うん、私もこのヒロインならそうなる笑
ずっと嫉妬と愛されていないのではという不安で苦悩してたんだから、その呪縛から解放されたら
無限のパワーで全力で愛する人(裁判にかけられて弱ってるし)を守ることに命がけになるな絶対。

最後はふたりで国外に居場所を求めてバグダッドの旅の途中…という場面ですが
そこで二人が抱き合い、そしてマキシムの背中がこっち側に見えるアングルで、ヒロインの目元だけがマキシムの肩の上から見えます。


その時の睨みをきかせた目元でカメラをジッと見る…


おお怖い…もしマキシムが彼女を裏切ったら、マキシム、あなたが今度は殺されそうだ…笑



つまりこの映画は

”マキシムは女難の相が出ています”

っていうお話ってことでよろしいでしょうか? フィンセントさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-02-04 09:51:18)

1.《ネタバレ》 両親を病で亡くし、以来天涯孤独となってしまった〝私〟。生きてゆくために私が選んだ仕事は、気難し屋の大金持ち婦人の使用人だった。モンテカルロでのバカンスに連れてこられた私は、そこで偶然、上流階級で優雅な生活を送る紳士、マキシム・ド・ウィンターと出会う。結婚したばかりの妻を海の事故で亡くし未だ失意の中に生きていたというウィンターに、私は徐々に惹かれてゆくのだった。彼もまた、そんな孤独な私に心を許してくれ、いつしか私たちは結婚を誓い合うまでに。婦人と話をつけ、晴れて夫婦となることが出来た私たちはさっそくマンダレーに建つ彼の大豪邸へと移り住む。高価な家具調度品やたくさんの使用人に囲まれ、何不自由ない生活を手に入れた私。だが、次第に拭い切れない違和感を覚え始める。家のあちこちに残されたRの文字。「レベッカっていったい誰なの?」――。そう、館の至る所に残されたその痕跡は、前年に死んだ彼の元妻レベッカのものだったのだ。夫や使用人に聞いても詳しいことは何も話してくれない。まだ生きて何処かに潜んでいそうなそのレベッカの影に、私は徐々に追い詰められてゆき……。閉鎖的な上流階級へと嫁いできた若き女性が、夫の今は亡き前妻の秘密に翻弄される姿を描いたサスペンス・スリラー。同じ原作を映画化したというヒッチコックの古典的名作の方は未見。まあ何十年も前に書かれた小説の映画化だけあって非常にオーソドックスな内容なのですが、それでも細部の演出がけっこう丁寧でなかなか惹き込まれて観ることが出来ました。主人公が豪邸の中で、今は亡き元妻レベッカの痕跡を徐々に発見してゆくくだり――夫の書斎に隠してある手紙やブラシに残った金髪、愛犬が部屋の一点をずっと見続けているといったエピソードの数々は、何処かモダンホラー的でぞくっとするような怖さがあります。特に、主人公に何かとチクリとする一言を放ってくる家政婦長のいや~~~な感じは特筆ものでした。ただ、残念だったのは後半の展開。ここまで良い感じでサスペンスを煽っておきながら、後半息切れしたのか急にグダグダになっちゃったのがなんとも勿体ない。特に最後に明かされることの真相はかなり強引で、僕は到底納得できるものではなかったです。前半が良かっただけに、この後半のモヤモヤ感がなんとも惜しい!え、原作もこうなんですかね?それともこの監督の詰めが甘いだけ?確認するにはやはり、ヒッチコックのその名作と呼ばれてる方を観るしかないですね。 かたゆきさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-01-11 01:09:09)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
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