みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.長めの映画談義に、時間軸の解体に、バラバラな意図を持つ大勢の登場人物にと、おもいっきりタランティーノ風をやっている点は「あらあら」という感じなのですが、それでも、タラが苦手とするラブストーリーを作品の核としたことで差別化が図れているし、男社会の中で厄介者扱いされながらも真っ直ぐに頑張る女性を一方の主人公としたことで、従来のクライムドラマとは違った客層の獲得にも成功しています。以上の作品コンセプトはなかなか卒のないものだし、雑多な要素で溢れかえる内容をコンパクトにまとめてみせたスコット・フランクによる脚色、終始落ち着きが感じられ、熱気溢れるタラとはまた違った味わいを見せるソダーバーグによる演出と、あらゆる面で洗練された映画だと感じました。また、ジェニファー・ロペスが驚くほど美しく撮られているという点も素晴らしく、優秀なクリエイター達による質の高い仕事を楽しむことができます。。。 ただし、観客の心を掴むための突出した何かがなかったという点が、本作のリミッターとなっています。主人公二人の関係はおしゃれだけど、会いたくても会えないというもどかしさが表現できていないので、二人の再会場面には感動がありません。また、作品の山場となるリプリー邸侵入についても、命を奪われかねない危険な現場だという煽りが欠けているため、本来宿るべきスリルが生まれていません。粋なラストにしても、「憎いねぇ、大将!」と観客をニヤニヤさせるところまではいっていないし、とにかくすべてが不完全燃焼。枠組みを真似ることは天才的にうまいが、ジャンルの魂の移植にまでは手が回らない、良くも悪くもソダーバーグらしい映画だったと言えます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-02-15 15:50:03)(良:1票) 2.…ゆるい。 メイキング映像から察するに、出演者から脚本家、原作者にいたるまで皆が勝手なアイディアを出したあげくにそれぞれの要望をモザイクのように実現した結果に見える。こういう場合はゆるーいものができますね。 ソダーバーグか?ほんとに? これがソダーバーグだというなら例のデビュー作「セックスと嘘とビデオテープ」や「イギリスから来た男」はなんだったのか。ソダーバーグの作品は当たり外れが激しいというか、「ソダーバーグ印」という安定感が皆無。 「ソラリス」でもコケたようにソダーバーグがクルーニーを出すとロクな事にならないようだが。 だいたい私はクルーニーの出ている映画で良かったものがひとつもないような気がするけど。「オーシャンズ11」もつまらなかったなあ。「シリアナ」はよかったけどクルーニーなんて居ても居なくてもどうでもよかったし。それに一時期全アメリカ女性をとりこにして一人勝ちしていたというクルーニーだが、そのフェロモンも私にはなぜか全然無効なので不感症かと悩んでしまう。 とにかくコント以下。茶番。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-08-13 00:11:39)(良:1票) 1.ウィスキーのCMに使えそうな場面が豊富…でぇ~す。 【日雀】さん 5点(2003-12-21 21:46:46)(笑:1票)
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