みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 主人公が双子の兄弟に成り済ます為、チェコ語を習得したり、葉巻の吸い方やワインの飲み方を学んだりするパートが面白かったですね。 黒人男性版の「マイ・フェア・レディ」「プリティ・ウーマン」といった趣があるし、実際に劇中で後者の曲が流れたりするのだから、作り手としても意図した演出であったように思えます。 観賞前の期待通り、安心して楽しめる娯楽作品なのですが、ちょっと細かい点が気になったりもして、そこは残念。 例えば、高層ホテルにて刺客に襲われた主人公が、咄嗟に窓の外に逃げるというシーンがあるのですが、ここの件って、どう考えても窓の外の方が室内より危なかったりするんです。 何せ、足場が自分の靴ほどしかない訳で、実際に主人公は落ちそうになりながら、おっかなびっくり移動しているんですからね。 対するに、室内にいる刺客なんて全く強そうじゃなくて、主人公もガラス瓶で殴って撃退したはずなのに、わざわざ危険な窓の外に逃げたのだから、どうにも不自然。 恐らくは、その後の屋外での追いかけっこに繋げる為の脚本なのでしょうが、それならもっと自然にやって欲しかったなぁ……と、つい思ってしまいました。 「別人に成り済まして危険な取引を行う」という王道ネタを扱っているわりに「正体がバレそうになってドキドキさせられる」展開が無かった辺りも、不満ですね。 そういったベタな面白さを避けた以上は、他に何か目新しい面白さを提供してくれるのかなと思ったけれど、それも無し。 結果的に、映画の後半においては「主人公が別人に成り済ましている」という設定が忘れられてしまったかのようで、観ていて居心地が悪かったです。 そんな本作の白眉としては、主人公の母親の存在を挙げる事が出来そう。 最初は厳しい人なのかなと思ったら、実は息子に無償の愛を注いでいるのだと分かり、グッと来ちゃいましたね。 自分は、どうもこういうギャップのある描写に弱いみたいです。 息子の為に都合してあげたお金が「ビンゴの賞金250ドル」という辺りも、絶妙な塩梅。 「この母ちゃんの為にも頑張ってくれよ」と、主人公を応援する気持ちにさせられました。 それだけに、報酬の一部を母親に渡すラストシーンでは「一万ドルじゃなくて、九万ドルの方を母親にあげれば良いのに」と思わされたのですが…… 実際にそうしようとしたら「私は一万で良い。九万は結婚資金に使いなさい」と叱られちゃう気もしますね。 最初は仲が悪かった堅物の相棒が、慣れないジョークを口にして祝福してくれたという、結婚式での風景も素敵。 後味が良い結末のお蔭で、なんだかんだ言っても満足出来た一品でした。 【ゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-01-10 12:54:20)(良:2票) 4.《ネタバレ》 『よくあるバディもの』が好きな人にはたまらない作品。 アンソニー・ホプキンス演じるオークスの落ち着いた雰囲気と、クリス・ロック演じるジェイクのお調子者キャラが上手い具合にかみ合っています。 『犯罪組織』VS『CIA』という単純な対立構造に、『テロリストグループ』という第3勢力を絡ませたことで、ストーリーや演出に幅が出ているのが良い。かといって、ストーリーはいたってわかりやすく、シンプルで面白い。個人的には、犯罪組織ヴァスのグループの裏切り者の手引きによって、テロリストグループとの壮絶な潰しあいになるシークエンスが一番のお気に入りです。 ヴァスのグループのほうが、悪役としては格上のような気がしていたので、最終的にはテロリストグループとの一騎打ちになるというのは意外性があります。 ラストはしっかり事件解決。CIAの面々が替え玉に振り回される一方で、オークスはしっかり本物を追跡。CIAからも消されようとしていたジェイクが、最後に事件を解決。お金もしっかりもらって、里親に恩返しをし、結婚までできて、これ以上ないくらいのハッピーエンドですっきりです。 わかりやすさとテンポの良さ、そしてキャラクターの面白さで、エンターテイメントとしてはなかなか良いのではないでしょうか。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-03-08 12:08:22)(良:1票) 3.ちょっとしつこかった。でもまあまあたまにはこういうの見たくなりますよね。 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-08-20 17:13:21)(良:1票) 2.アクションコメディー。サスペンスとかスリルとかの要素もあるが、どれも中途半端です。携帯核爆弾をCIAが追う単純な話。それに13デイズとかとゴッチャになりそうなタイトルセンスもいただけない。原題の「バッド・カンパニー」でいいのでは。「バッド・ボーイズ」に近いし、エンターテイメントとしては…。意味もなく銃撃戦をしたり追撃戦をする場面もやたら多くて鼻につくし興奮してるのは役者だけか。開始早々の替え玉の話してるまではけっこう興奮したんだけど後半だれる。ジェリーブラッカイマー製作の映画はキレのある作品はいいんだけど、キレが悪いと見るところがない。それに9日間そんなに関係あったか…。 【yuua】さん [映画館(字幕)] 2点(2004-03-19 22:27:11)(良:1票) 1.ジョエル.シューマッカー監督の衝撃のカウントダウンアクション!9デイズを見てみました!これは面白い!しかも主演が羊たちの沈黙のアンソニー・ホプキンス、リ-サルウェポン4のクリス・ロック君といった豪華な顔ぶれ揃いですから面白さ間違い無しですよ!クリス・ロックさんのご自慢のアドリブには笑わせましてくれました!撮影がヴィン・ディーゼル主演のトリプルX同様チェコスロバキアで最も美しい街プラハと言う町を使用していますのでいいですね!。エネミ-・ラインでは殺される役を扮したガブリエル・マクトさんによるCIA情報部員役が最高でした!真夜中のサバナ以来のアーマ・P・ホ-ルさんが扮するお母さん役も決まってました!壮絶なる銃撃戦!怒涛のカーチェイスシーン最高ですた!あれには本当に驚かせました!豪華なホテルでのスイートルーム、取り壊される病院、そしてアルマゲドン以来のグランド・セントラル駅での撮影も最高でした!。緊急ニュース!前作アンソニー・ホプキンスさんが主演した羊たちの沈黙第1章レッド・ドラゴン7月下旬同時発売レンタルリリース!クリス・ロックさんの方は主演の他に監督も手がけた最新作ヘッド・オブ・テイスト、この映画の監督を手がけたジョエル・シューマッカーさんの最新作は2002年アメリカで起きた無差別狙撃事件の為公開延期になってしまったコリン・ファレル、キーファー・サザーランド主演によるサスペンススリラー!フォン・ブース!こちらの方も見逃せません! 【木村真二】さん 10点(2003-05-26 15:14:31)(笑:1票) スポンサーリンク
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