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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
3.小津、トリュフォー、タルコフスキーをファーストネームで呼んだところに感動した。 「驚く」というのは生きている証だと作品内で語られるが、とすると僕はこの作品の鑑賞を通して「生きていること」を確認したことになる。悩むことも愚痴をこぼすことも生きているからこそ、と天使の視点から暴かれる生の実感。悩める人への救済の映画。人生に絶望している人はこの映画を見て、そして聞いてほしい、ピーター・フォークの言葉、「You are not the only one.」を。 【藤村】さん 9点(2004-02-20 08:11:41)(良:3票)
2.《ネタバレ》 冒頭、モノクロの映像で2人の天使が空からベルリンの街並みを眺めている。この天使の視点の際に用いられるモノクロの映像からは柔らかな陽の光や、生命感や体温などは感じられず寒々しい映像が印象的です。そして、二人の天使が会話を始める。後に人間になる天使ダミエルはこう言う。「霊でいるのにうんざりする時がある。永劫の時に漂うよりも僕を大地に縛り付ける自分の重さを感じたい」と。やがて彼は一人の人間の女性を愛し、彼女を探す為人間として地上に舞い降りる・・・には少々不恰好な地上への登場の仕方でしたが。でも、人間になった瞬間、モノクロからカラーに映像が切り替わるこの時が感動的でした。吐く息は白く、一歩一歩踏みしめる足音。そこには歩んできた自分の足跡が確かに残っている。色にあふれた世界やコーヒーの温かさを感じ、人と触れ合う。彼のこの映画の一番最後のつぶやき「僕は今、知っている。いかなる天使も知らない事を」が感動的であり、説得力がある。この映画のテーマは何気ない日常の中にある幸福や、限りある生命である人間への讃歌という単純明快なものだと感じました。天使だった頃に憧れた自分の重さを確かに感じながら、彼の人間としての物語は今始まったばかり。だからこそ、この映画にラストシーンは無く、「乗船完了!」の声の後、「つづく・・・」という幕の閉じ方は明日への希望を感じさせる何とも素敵な終わり方だと思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-11 21:58:45)(良:1票)
1.おっさんでも天使になれるという衝撃作! 【永遠】さん 2点(2004-07-28 08:26:20)(笑:1票)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
97人 |
平均点数 |
6.40点 |
0 | 1 | 1.03% |
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1 | 2 | 2.06% |
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2 | 7 | 7.22% |
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3 | 2 | 2.06% |
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4 | 9 | 9.28% |
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5 | 10 | 10.31% |
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6 | 13 | 13.40% |
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7 | 15 | 15.46% |
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8 | 21 | 21.65% |
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9 | 8 | 8.25% |
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10 | 9 | 9.28% |
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【その他点数情報】
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