みんなのシネマレビュー

レ・ミゼラブル(1998)

Les Misérables
1998年【英・独・米】 上映時間:133分
ドラマ犯罪ものロマンス小説の映画化
[レミゼラブル]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-09-26)【Olias】さん
公開開始日(1999-02-06)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ビレ・アウグスト
キャストリーアム・ニーソン(男優)ジャン・バルジャン
ジェフリー・ラッシュ(男優)ジャベル
ユマ・サーマン(女優)ファンティーヌ
クレア・デインズ(女優)コゼット
ピーター・ヴォーン(男優)司教
ハンス・マシソン(男優)マリウス
ティモシー・ベイトソン(男優)銀行家
レニー・ジェイムズ(男優)アンジョルラス
ジュリアン・リンド=タット(男優)バマタボワ
菅生隆之ジャン・バルジャン(日本語吹替)
金尾哲夫ジャベール警部(日本語吹替)
日野由利加ファンティーヌ(日本語吹替)
小林さやか〔声優・1970年生〕コゼット(日本語吹替)
川田妙子幼少期のコゼット(日本語吹替)
塩屋浩三ボーヴェ(日本語吹替)
内田稔司教(日本語吹替)
原作ヴィクトル・ユーゴー「ああ無情」
脚本ラファエル・イグレシアス
音楽ベイジル・ポールドゥリス
撮影ヨルゲン・ペルソン〔撮影〕
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー特殊効果
衣装ガブリエラ・ペスクッチ
字幕翻訳戸田奈津子
その他リック・マッカラム[製作]special thanks
あらすじ
保釈中に逃走した罪人のジャン・バルジャンは、過去を捨て新たな人生を歩みはじめる。しかし過去は、ジャベル警部という形で彼の人生につきまとう・・。「ああ無情」として知られるユゴーの長編小説を映画化。

ジェイムズ・ギャッツ】さん(2006-05-05)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【変更順】
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1


6.《ネタバレ》 ジャベール警部を許したジャンバルジャンは、まさに「汝の敵を愛せ」を実践しました。主人公を徹底的に追い詰めたジャベールは嫌な奴でした。しかし彼は一貫した信念を持っていました。ジャベールは故意にジャンバルジャンを逃がした罪により、自らを罰したのだと考えます。最後まで法律の番人でした。これが罪を憎み続けた彼の生き様でした─。 そしてなぜ、ジャンバルジャンの行動は感動するのか?それは彼が立派な人間だからではありません。彼がオウムの逃亡者と同じ卑怯者だからです。しかしこういうと観客は「嘘をつくな、冤罪だろ、それに今は改心して善人だろ」と反論するでしょう。しかし、それは周りの評価です。ポイントは彼自身がそう思っていないことにあります。すなわち、罪を背負い、そして罰を恐れ、正体を隠して生きてきた卑怯な容疑者だと、ジャンバルジャン本人が自覚していたことに意味があるのです。従って彼の慈悲深さは、罪を持った愚かな人間と、自分が同類である、という前提から生じている。人間は、善人であるほど、悪人を赦すことができないし、罪を激しく憎む。だから我々自身が、ジャベールと同じ人間なのです。ジャベールが娼婦を激しく殴ったのは、彼女が罪の象徴だったからです。しかし「罪」を抱えた人は─すなわちジャンバルジャンのように罪の自覚のある人は、かえって他人の罪に寛大になれるものだ。赦せないのは、中国や韓国を罵倒する人たちと一緒で、単に相手の罪深さを指摘し、相手に罪を自覚させたい、という欲求があるからです。もしここで我々自身が、「罪の」自覚があるならば、もっと優しくなれると思います。罪を背負うという意味の本質は、ここにあるはずです。つまり赦すことにある。何回観ても新しい発見がある名作です。

花守湖さん [DVD(字幕)] 10点(2003-10-14 21:24:32)(良:2票)

5.他人には教えないで、こっそり心の中にしまっておきたくなるような作品。胸を打つ美しいセリフが随所にあるのは、やはり古典ならではかと思います。ジャン・バルジャンが改心したのはキリスト教的な神父の慈悲のお陰ですが、この映画ではあまり「神」が強調されてないあたりが好感もてます。と言うのは「神」と言う絶対的な規範に自分を預けてしまうのはちょっとズルな気がするからです。彼は相変わらず弱い人間で迷いの中にあり、気を許せば楽な道を選んでしまいそうになります。けど、その都度心の中に「銀の燭台」を灯して自分自身に問いかけ、必死で正しいことをしようとするわけです。自らの弱さを努力で克服するこの映画のジャン・バルジャンに私は共感します。(良評価くださった方、ご免なさい。内容少し変更してしまいました。お許しください!) 黒猫クロマティさん 8点(2003-09-16 11:27:43)(良:2票)

4.中世モノは苦手だが、意外と退屈せずに見ることができた。重い刑罰を受け、脱走を図った囚人の何かスッキリしないハッピーエンドとでも言うべきだろうか。人生はやり直しがきく。そんなメッセージ性もあるだろうか、ただ、一筋縄ではいかないこともさることながら、改心した主人公を追い詰める警部の執念や、主人公の最後の含み笑いはどうも後味が悪いし、ともすれば醜い描写にも思えた。正義に固執しすぎか。しかしクレア・デーンズはカワイイね。 Andrejさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-21 21:03:04)(良:1票)

3.この映画で泣きました・・と言っても、まだ前半で!
まるでベンハーのようなくだり。感動するのが早すぎた・・
実はシャインのジェフリーラッシュ目当てで見ました。
うまい!うますぎる・・
私は彼がこんなに嫌なやつを演じきれるとは思ってもみなかった。
シャインでは父におびえる天才ピアニスト。
このレ・ミゼラブルでは悪徳警官。
この役以外にやったことがないと思えるくらいはまっている。
同じ人とは思えない・・もちろん主役のシンドラーことニーソンもうまいけど、
うまさが違うというか相手が悪い。
もうひとり光ってたのが、ユマ・サーマンでしたが今をときめくキルビルの。
熱すぎる。うまいんだけどね。私はクレア・ディンズの方を押していました。
この映画は舞台劇でも有名で、リメイクものです。
史劇が苦手なのではないのか?・・
いやこれは真面目な映画だし時代的にはまだまだ。
歌わないから大丈夫です(笑)不幸のどん底で吼えのし上がる・・
そういうのは大好きです。不幸のどん底で歌いだすと気が散るから。
ラストがまた美しいです。作りすぎの感もありますが・・
アルメイダさん 8点(2005-02-25 07:07:35)(良:1票)

2.主人公のジャン・バルジャン、改心して多くの人助けをしながらも警部に追われ続け、苦労の連続で大変そうだった。ジャベール警部もジャン側から見るととても憎々しいけど(ジェフェリー・ラッシュの顔が怖いからでもあるかも)、法を守るっていう自分の正義を頑固で(クソ)真面目に貫き通した人だと思えた。でも、だからこそ(少なくともこの頃の)法律が必ずしも正しいものじゃないことを思い知らされた気もする。今がどんな人間かは全く見てもらえず、どんな罪でも一度犯罪を犯すと一生悪人にされてしまうなんて(ジャンは、パンを一つ盗んで19年間投獄されたのか)。ファンティーヌ役のユマ・サーマンの熱演にも感動しました。ミュージカルを観たこともあるけど、悲しい一生に終わってしまう彼女のエピソードが自分はいちばん印象に残ってる。いつも重く雲が立ち込めていて暗い雰囲気で、終わり方もどこかスッとはしなかったけど、いい作品という感じでした。いつか、歌の入ったミュージカルバージョンもできたらいいなぁ。いい歌がたくさんあるし、舞台ではもっと多くの人物が出てきて(コゼットの里親一家ももっと活躍する)コミカルで笑わせてくれる場面もあったり、場を和ませてくれたりもした。 kiku☆taroさん 7点(2004-08-21 01:05:56)(良:1票)

スポンサーリンク
1.キリスト教的な要素を多く含んだ作品だと思うが日本人の私が観ていても違和感が感じられなかった。どなたかがこのレビューでも仰っていた通り神の存在を強調しなかったのがその要因ではないだろうか。むしろバルジャンにしてもジャベールにしても個人の信念を貫き通した所にこの作品の素晴らしさがあり、この作品を身近なものにしてくれたのだと思う。この作品を通してのバルジャンの姿、ジャベールの姿はまさに信念によるものであり、色々と解釈されているラストのジャベールは、信念を貫き通したバルジャンと同じく、法を遵守するという信念を貫き通した一人の人間の姿と個人的には思いたい。 ゆきむらさん 9点(2004-08-20 12:56:42)(良:1票)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 7.33点
000.00% line
100.00% line
211.28% line
300.00% line
433.85% line
556.41% line
61114.10% line
71721.79% line
82532.05% line
91215.38% line
1045.13% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review2人
5 感泣評価 9.50点 Review2人

© 1997 JTNEWS