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戦場のアリア

Merry Christmas/Happy Christmas
(Joyeux Noël)
2005年【仏・独・英・ベルギー・ルーマニア】 上映時間:115分
ドラマ戦争もの実話ものロマンスクリスマスもの
[センジョウノアリア]
新規登録(2006-02-10)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-08-17)【Olias】さん
公開開始日(2006-04-29)


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監督クリスチャン・カリオン
キャストダイアン・クルーガー(女優)アナ・ソレンセン
ベンノ・フユルマン(男優)ニコラウス・シュプリンク
ギョーム・カネ(男優)オードベール中尉
ゲイリー・ルイス〔1958年生〕(男優)パーマー司祭
ダニー・ブーン(男優)ポンシェル
ダニエル・ブリュール(男優)ホルストマイヤー中尉
イアン・リチャードソン(男優)ビショップ
ミシェル・セロー(男優)
クリスチャン・カリオン(男優)看護士
シュザンヌ・フロン(女優)
クリストフ・ロシニョン(男優)中尉(ノンクレジット)
脚本クリスチャン・カリオン
音楽フィリップ・ロンビ
編曲フィリップ・ロンビ(指揮も)
撮影ウォルター・ヴァン・デン・エンデ
製作ケイト・オグボーン(共同製作)
日本ヘラルド(共同製作)
配給角川ヘラルド・ピクチャーズ
その他ミシェル・セロー(special thanks)
あらすじ
第一次世界大戦中、フランス・スコットランド連合軍と、ドイツ軍がフランス地域で戦争を繰り広げていた。クリスマスの夜、ドイツ陣営から、オペラ歌手の歌声が戦場に響き渡る。それにあわせてスコットランドの陣営から楽器が演奏される。これをきっかけに、一夜限りの休戦が実現。感動の実話を映画化。

花守湖】さん(2007-01-27)
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【クチコミ・感想】

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20.《ネタバレ》 ダイアン・クルーガーが戦火を生き抜くストーリーだと思っていたら、良い意味で裏切られました。
むしろダイアンいらなかったかも。
音楽の力は偉大ですね。メリークリスマス。 トトットさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-12-24 12:24:37)

19.どこかで誰かが裏切るんじゃないかと思ってドキドキしたんだが、何も起こらずちょっと拍子抜け。こんな疑心暗鬼になる自分の日常の方が病んでるのか??? 東京50km圏道路地図さん [地上波(字幕)] 6点(2013-04-25 17:15:42)

18.戦場の最前線で敵味方に分かれて戦う兵士達。彼ら兵士達に一体何の違いがあるというのか。故郷に家族が待つことも、死者を弔う気持ちも、信仰も同じ。

違いは彼らが別の国に生まれてきたこと。そして本作に登場するのはその国同士が戦争になったがためにそこに駆り出された普通の人々。そんな兵士達の一夜限りの休戦を通して、戦争の愚かさと平和の尊さを見事に描いた作品です。ほんの少しだけ挿入されるユーモアも良かったです。

微妙なのがダイアン・クルーガーの存在。本作は男だけの映画になっても良かったのではないか?という気がしました。しかし美しい歌声に癒される両軍の兵士達の表情を見た時には、このシーンのためだけでも良かったのかなと思うとともに、彼女の歌が吹き替えでもいいと思えました。

この休戦がクリスマスの一夜限りと考えると虚しさも感じますが、キリスト教を信仰する人々にとってのクリスマスが持つ意味の全ては僕には分からないのかなと、そんな気がしました。

その一方で終盤での戦場の神父さんと司教の会話と、その後の司教の説法からは宗教とは一体何なのかと考えさせられます。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-22 21:12:15)

17.《ネタバレ》 今日は特別の日だから殺し合いはやめて一緒にお酒でも飲みませんか? しかし明日になったら殺し合いを再開しましょう。 この話は本当に美談なのか? 戦争には決められたルールがあります。人質に暴行してはいけません、奇襲攻撃をしていけません、など。しかしルールどおりに割り切って行えないのが戦争だ。なぜなら戦争はスポーツではないからです。それがクリスマスの日だけ戦争をやめようと提案して、休戦できてしまう事実に私は感動するよりも、空恐ろしさを感じた。 スポーツ競技のようにフェアに戦争を休止できるならば、戦争もサッカーのように前半と後半にわけて戦えば良いのだ。こいつらのように戦争をゲーム化している感覚が恐いのです。クリスマスの日に戦争がしたくないなら、バレンタインデーも戦争をやるな。睡眠不足になるから夜8時過ぎも休戦しろ。クリスマスという言葉の美しさに誤魔化されがちですが、もし私が司令官でも、こんな感傷的な休戦をしている偽善を見せられたら、懲罰をしてやりたくなる。そもそも戦争という名目で、大量虐殺を一生懸命やっている連中が、アーメン、なんて祈って、泣きながらオペラなど聴いてどうする。 花守湖さん [DVD(字幕)] 3点(2009-12-14 22:46:02)

16.あまりの口パクっぷりに完全に興ざめ。存在感のある俳優もおらず、ただ名作風な映画でした。 色鉛筆さん [地上波(字幕)] 4点(2009-06-19 21:58:40)

15.音楽って素晴らしいですね。これが実話だっていうんだからすごい。ただ女性まで登場したのはやりすぎ。特に居る必要も無かった。歌えないダイアン・クルーガーを起用した意味もよく分かりませんでした。あんな口パクするくらいなら歌える人にしてほしかったです。
最後は救いがないといえばないですが、実話だと思うとリアルですね。ちょっと切ない気分になりました。 Balrogさん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-13 15:43:41)

14.みなさん評価が高いのですが、私には鑑賞後にあまり心に残るものはありませんでした。たしかに鑑賞中には感激していたのですが・・・。第二次世界大戦の映画が多く作られ、第一次世界大戦は何か歴史のかなたに忘れられようとしているような感じがぬぐえませんでした。第一次世界大戦は人類史上初めて、飛行機や戦車などを駆使した大規模な世界戦争だったのにその観点が抜けていて、だからどうだという視点が抜け落ちているからかもしれません。この点はデカプリオ主演の「アビエーター」の冒頭の主人公の執着(人類初の空中戦の映画化)のほうが如実に第一次世界大戦を語っています。どうのこうの言ってもクリスマス停戦はこの先第一次世界大戦の終結するまで(1918年、第一次大戦中の最後のクリスマスは1917年)そして、クリスマス停戦自体は第二次世界大戦中もあっただろうけれど、停戦中に敵味方でサッカーをするなんていうのはおそらくこれが最初で最後だったことがストーリーから明白で、「初めての世界大戦で兵士たちもうぶだったのね。」という感想しかありませんでした。そして、一番決定的だったのは敵味方双方がキリスト教徒だということ・・・。全面戦争が局地戦闘にスケールダウンされている感じがしました。現在世界で起きている戦争ではユダヤ教対イスラム原理主義だったり、戦争の理由はいろいろでも敵味方の宗教が違うということが多いのです。以上のような理由で、本作品は第一次世界大戦を描いたあまり多いとは言えない映画の中でも無名の兵士に焦点を当てた「西部戦線異状なし」やスーパースターを中心に据えて現在にも連なる異文化圏アラブの心を描こうとした「アラビアのロレンス」に及ばないのです。 かわまりさん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-04 05:03:21)

13.想定の範囲内の作品と言うか・・・。日本で言うと戦メリとかバルトの楽園みたいな感じですかね。救いのない終わり方が自分的にはすっきりしないけど現実を描くことには成功していると思う。それにしても、外国人って同じか顔に見えてしまいます。帽子のラインで区別するしかないですね。
たかちゃんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-12-13 12:38:17)

12.粗筋は知っていたものの、映画の中で起こる出来事に驚きました。まして、実際にあった話というのですから、なお驚いてしまいます。誰がどの国の人間か、誰が味方で、誰が敵か、日本人には最初わかりづらくはありますが、素直な心で見ていれば、そんなことは関係がないと気が付きます。 shoukanさん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-17 18:18:29)

11.《ネタバレ》 戦争映画は、「戦争のおろかさ」以上に何を描けるかが勝負なわけですが、この映画は、どの国にも偏らない描写がとても自然で、単なる群集劇ではない戦争ドラマにしたという点で成功していると思います。全員が単純に仲良くなってしまう「お涙ドラマ」でもなく、微妙に立場の違う人物たちを上手に織り込んであって、淡々としている割には深いドラマになっています。ただ、休戦に至る背景に、宗教や西洋文化の影響があるので、しょうがないといえばそうなのですが、心情的に理解できないところも多く、夢中になれるものではなかったです。 かねたたきさん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-10 00:45:47)

10.お国の事情で戦地に駆り出される兵隊たち。母国は違っても彼らの心情はそう違いはない。音楽を愛する心も。故郷や家族を思う心も。本当は敵など要らないし憎くもない。そんな彼らの聖夜。小さな交歓の数々が彼らの冷え切った心を一時でも溶かしていく。D・クルーガーの美声は吹替えだけれども、男たちの戦場に降り立つ音楽の女神として魔法の時間を紡ぎだす。「リトル・ダンサー」の父親役が有名なG・ルイスが国と信仰の挟間で苦悩する神父として、宗教のもつ狭量さに疑問を投げかける。 レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-02 20:56:10)(良:1票)

9.戦争って一体何のためにするの?こんな言葉が脳裏を過ぎりました。平和な日本に生まれた良かった。 ゆきむらさん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-25 22:41:26)

8.《ネタバレ》 全然感情移入できなかった。結局馴れ合いになっただけで、結局戦争をやめようとはしてなくて、知り合いじゃない人だったら銃向けていいのかってナンカ納得できない・・・。申し訳ないけど所詮は主にキリスト教崇拝してる国の人達の考え方でしょ?宗教間対立の戦争だと、こういう事は起きないよね?ドイツ軍の将校が『自分はユダヤ教だけど・・・』って言うシーンがあったけど、彼は次の戦争で迫害されることになるのかって思ったら、切なくなった・・。 さらさん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-08 10:45:59)

7.《ネタバレ》 むむむ‥。わからへんにゃぁ~‥、どうしても。・・・・戦争って,なんでしょう??戦争が宗教のゆう試練だとして,それ乗り越えた暁に,人は何を手に入れるんやろ。わかれへんなぁ,小星には。音楽も戦争も,おんなじ「ヒト」が作り出してて,両方ともきっと,これからなくなることはないんやろなぁ。ドイツ人,フランス人やスコットランドの人らとは仲良くなったケド,でもあれからロシア人殺しに行くんやんな?あのクリスマスが,24・25日だけぢゃなくて,「クリスマス月間」みたいなんやったら,どうなってたんかな?ん~‥,むつかしい××お風呂でも入ってじっくり考えよう。。 小星さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-14 00:16:22)

6.《ネタバレ》 想像していたより戦争がリアルに描かれていて、クリスマス・イヴに兵士達が心をひとつに通わせる場面がより一層感動的だった。ただ、女性が主役だと思っていたら、そうではなかった。オペラ歌手の二人の歌よりもバグパイプの方が印象に残った。題名はもうちょっと考えた方がいいんじゃないかなぁ。「戦場のミサ」とか「国境なきクリスマス」とか・・・??あまりセンスがなくてすいません・・・。 にゃ~さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-04 22:54:02)

5.実話はドイツのオペラ歌手が戦場で歌っている声を、フランス軍将校が「かつてオペラ座で聴いたことがある」と言って拍手をしたことから始まったようですが、うまくアレンジして感銘深い映画に仕上がっています。
 それぞれの国の将兵が、クリスマスに敵と語り合ったことを後悔せずにその後の運命に身を任せる姿に尊いものを教えられたような気がします。
かつて日露戦争でも同様に手紙を渡したり、写真を交換したりということもあったようで、どこも同じく前線で戦うものだけしかわからない苦しさが伝わってきます。

こういう映画がもっと広く上映されることを望みます。 トラッキーさん [映画館(字幕)] 9点(2006-07-30 15:45:27)

4.本当にこんなことがあったなんて!その当事者たちに拍手を送りたい。ついさっきまで敵対して殺しあっていた各国の兵士たちが言葉を交わし乾杯をした。そんなこと、想像もできない!「敵」という関係は、クリスマス(宗教)と音楽、そのたった二つの共通するものだけで解きほぐせるような、簡単なものだったんだ。兵士たちが本当はどれほど戦いたくないか、それがひしひしと伝わってくる。戦いたいのはトップだけ。実際に戦って被害をこうむるのは国民だ。それはおかしいじゃないか。……と考えるだけだった以前だが、こうまでそれを強調されると、逆も考えたくなる。もし戦争をしなかったなら?この場合だと、戦争の前に同盟を組まなかったら?例えばそれがかなり国際経済的に不利な事態を引き起こし、自国貨幣の国際価値下落、株価暴落、物価高騰、失業者急増、経済政策のため予算は公共事業等へ、教育には手が廻らず不良青年急増、治安悪化、国債発行、財政大赤字、何年この状況は続くのか、という事態。戦争の死傷者が例えばフランスだと616万人だが、今言ったような状況でそれ以上の死傷者がそうでない場合に比べて増えていたとしたら?経済や政治には詳しくないので本当に起きるかどうかは別として、「もし」そうなったとしたら、どちらが正しいといえるのだろうか。僕にはわからない。 透き通るBlueさん [映画館(字幕)] 8点(2006-06-09 17:39:05)

3.《ネタバレ》 やはり音楽の力というのは凄いなと感じました。本当に素晴らしい光景が音楽によって一時ではありますが戦場に生み出された事に感動しました。(例えこの話が事実と大きく違っていたとしても、素晴らしい話であることには変わりありません。)

 ただ、やはりこういった交流は実際の戦争の中では許されるものでは無く、厳しい現実が彼らに待ち受けているのが非常に悲しかったですが・・・・・。

 「ドイツ兵を殺せといっているあんた達より、ドイツ兵の方がよっぽど人間的だ!」という台詞が非常に印象に残りました。

TMさん [映画館(字幕)] 8点(2006-05-01 23:50:42)

2.戦争の悲惨をドンパチ画面だけで説明しようにも、所詮戦争を体験していない私たちには実感として分かるはずもない。ただ悲惨を観念だけで捕らえるだけだ。この映画では、戦争の悲惨を「血や痛み」というマイナス面ではなく、人々の「交流」というプラス面を通して語られているから、大変現実味があって感情移入できた。・・・・・・冒頭の突撃の前、司令室の片隅でただ一人、恐怖のプレッシャーに嘔吐する司令官の姿。目的が公的な死であれ、私的な死であれ、死を目前にした人間の心境なんてそんなものだろう。国としての義務から戦争には参加するけど、誰だって出来ることなら殺し合いなんてしたくない。そんな極限のプレッシャーの中、クリスマスイブという「共通の観念」が入り込んだ時、そこに歩み寄ることでお互いに救いを見出そうとした心境は、とてもよく分かる。どこか滑稽で心温まる場面に光が当たっているから、「戦争の悲惨」がその影で際立っていて心に染みた。・・・・・・敵同士とはいえ、一度お互いが「ホンネでは殺し合いを望んでいない」ことを確認しあった時、情が移ってしまうのは当たり前だ。相手を敵として憎んでいるのは、国の上層部やこれから出征する兵士など、戦う相手の顔を見たこともない人間だけ。戦争なんてものは、国レベルの損得でしか勘定できないことであるのを思う。・・・・・・悲惨な状況の中で、唯一の共通観念であり正義であるはずの宗教さえ、戦争のための道具にしかなりえない。何かを諦めたようにロザリオを外し、去っていったあのバッグパイプ吹きの優しい神父さんの行方が気になって仕方がなかった。 six-coinさん [映画館(吹替)] 8点(2006-05-01 16:08:56)(良:1票)

1.《ネタバレ》 やさしい時間を見せることで戦争の悲惨さや愚かさ、加えて宗教批判も描き出していました。ラストに人々のその後うんぬんの説明がなかったので、いっそう戦争の愚かさを考えてしまいました。微笑ましいシーンが多くて試写会でも笑い声が多く聞かれましたが、イブだけの安らぎとわかっているので、笑いの後に来る日を考えると笑うことが出来ませんでした。クリスマスイブだからと戦争を休むことが出来るのなら毎日クリスマスイブにしてしまえばいいのにと思ってしまいます。 omutさん [試写会(字幕)] 7点(2006-04-17 21:22:16)

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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.55点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
315.00% line
415.00% line
5315.00% line
6315.00% line
7630.00% line
8525.00% line
915.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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