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白い家の少女

The Little Girl Who Lives Down The Lane
(La Petite fille au bout du chemin)
1976年【カナダ・仏・米】 上映時間:92分
ドラマサスペンスミステリー
[シロイイエノショウジョ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-11-14)【イニシャルK】さん


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監督ニコラス・ジェスネール
助監督ジャスティン・エロー
キャストジョディ・フォスター(女優)リン
マーティン・シーン(男優)フランク・ハレット
アレクシス・スミス〔女優・1921生〕(女優)ハレット夫人
スコット・ジャコビー(男優)マリオ
モルト・シューマン(男優)警官
仙道敦子リン(日本語吹き替え版)
真夏竜フランク・ハレット(日本語吹き替え版)
水島裕マリオ(日本語吹き替え版)
小林修警官(日本語吹き替え版)
原作レアード・コーニッグ
脚本レアード・コーニッグ
音楽クリスチャン・ゴベール
モルト・シューマン(音楽監修)
エリアフ・インバル(指揮)
クラウディオ・アロー(ピアノ演奏)
ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ(演奏)
作曲フレデリック・ショパン"Piano concerto No 1 E-Minor"(ピアノ・コンチェルト第一番ホ短調)
撮影ルネ・ヴェルジェル
製作ゼヴ・ブラウン
ドニ・エロー(共同製作)
製作総指揮ハロルド・グリーンバーグ
アルフレッド・パリサー
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術ロナルド・フォトゥ
ジョルジュ・サヴァルド
衣装デニス・スパードクリス
ヘアメイクボブ・プリチェット
編集イヴ・ラングロワ[編集]
字幕翻訳野中重雄(劇場)
森沢麻里(ビデオ)
その他JVD(ビデオ発売)
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(DVD発売)
あらすじ
街から離れた場所の白い家に住む詩人の父親とその娘のリン(ジョディ・フォスター)。家に訪ねると娘が応対し、父親とは誰も会ったことがない。不審に思ったその土地の主が無理やり地下室へ入るとリンともめ、ふとしたことで死んでしまう。家主の死体を処理しようとリンはするのだが・・・やがて彼女の素顔が見えてくる。一体彼女は・・・

ヴァッハ】さん(2004-03-17)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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34.《ネタバレ》 皆さん書かれているとおり、この作品の主役はジョディでなければ務まりません。大げさなアクトはまったくなし、どこまで行っても、身体の芯からじわっと浮き出てくる芝居を貫き通している。溜息しか出ません。●前半は大半が家の中で進行し、このまま戯曲っぽく最後まで行くのかな?と思わせておいて、後半は外にもいろいろ展開する。最後は再び部屋の中の1対1に回帰。床板のバタンバタンの正体と、それに対する決着が、それまでの心理戦の駆け引きとは違ってえらく俗っぽいというかそのまんまなのが難点なのですが、それでも、あのアップにかぶせるエンドロールが、作品を忘れがたいものにしています。 Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2020-04-24 01:23:24)

33.《ネタバレ》 独特の美的センスと体感温度の低さを感じる本作、ジャンルはサイコ・スリラーになるのだそう。スリラーという言葉から連想される冷たさやミステリアスなイメージは、全てヒロインの弱冠13歳のジョディ・フォスターによって醸されていると言って過言ではないでしょう。13歳というのはロリータぎりぎり最終の年齢。幼いのか理性的なのか、どちらにも揺れる不安定さ。時には「魔性の」と称されてきたこの年頃の少女らの危うい魅力。素なのか天才的演技なのか、判別不可なほど凄い仕事をしているジョディ・フォスターです。
いろんな作品で愛でられてきたロリータたちと並んで、ジョディもあまり笑顔を見せません。意志の強そうな瞳だけど、かと思えばふにゃ、と崩れるもろさも見せて、リン・ジェイコブスもまた正統派のロリータと認定されるでありましょう。(誰に)
惨劇の舞台でありながら、家具の配置や配色が居心地よく考え抜かれた白い家の佇まいも魅惑的でした。
ああそれと、意地悪おばさんもロリコンM・シーンも、いかんなく小物ぶりを発揮してジョディとの格の違いを際立たせてくれました。ある意味グッジョブな人たちでした。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-02-12 00:04:39)(良:1票)

32.《ネタバレ》 この作品のジョディ・フォスター、13歳ですか?恐るべし演技力ですね。大人を食ってかかる堂々とした態度も恐れ入ります。内容自体は中盤までは緊張感あって面白いが、オバさんが死んでしまってからは緊張感なくなって、ただの殺人鬼みたいな。中盤以降で殺さずに面白い展開が欲しかった。 SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 6点(2019-04-29 07:57:00)

31.サスペンス的には何という事もなく嘘寒さだけ感じた物語。堂々としたジョディ・フォスターの演技だけが印象に残る。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 5点(2018-04-18 16:45:18)

30.《ネタバレ》 父親が失踪・地下倉庫には母親の遺体がある白い家に住む少女を若き日のジョディーフォスターが好演
ミステリアスで芯が強く、気を許した人の前ではふとした寂しさや愛らしさまで披露してくれます。

物語は独りで暮らす少女の家にめんどくさい親子が絡んできて
めんどくさい母親が勝手に地下室に入り遺体を見て動揺し、勝手に死んでしまう
めんどくさい息子は開幕からしつこく付きまとってきて
最後に地下倉庫で証拠を見つけてしまい殺す羽目になる。

尺も短くまとまっていて観て損はしないくらいにはおもしろかった メメント66さん [DVD(字幕)] 6点(2017-01-15 10:55:46)

29.《ネタバレ》 この年(76年)だけでジョディ・フォスターは5本もの主演・準主演作が公開されていて今で言うとクロエ・グレース・モレッツ状態、いやクロエちゃんをはるかに超える勢いだったんですね。実は彼女がトップにクレジットされるのは本作が初めてで、つまりジョディの初主演映画と言うわけです。『タクシー・ドライバー』の少女娼婦役が強烈過ぎてかすんじゃってますけど、この映画のリン・ジェイコブスはその後の彼女の映画人生に影響を与えたキャラだったんじゃないでしょうか。 面白い事にこの映画は、作家の親娘の話である『別れのこだま』と設定が酷似してるけど、まるで真逆の展開になるんです。『別れのこだま』ではジョディが心臓病を患う少女役ですが、本作では病魔に苦しむのは作家である父親で、しかもその娘は父の死後恐ろしい行動に出る。それまではハート・ウォーミングなキャラが持ち味だった彼女が、普通に見える少女の心の闇をここまで演じ切れば観客には強烈な印象を与えたことでしょうね(少女娼婦という存在はあまり普通じゃないですから)。少女なんだけど常に無表情で何を考えている測り知れない、だけど本質的なもろさはきちんと見せるという演技をこの歳で完璧にものにしているんだから恐ろしいことです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-28 21:59:00)(良:1票)

28.《ネタバレ》 ピンと張りつめた緊張感漂う展開と、若きジョディー・フォスターの雰囲気がとても良い。あれやこれやと盛り込まず、シンプルなストーリー構成にしたことも好印象ですね。この時期のジョディーとしては「タクシードライバー」がホント有名なんだけど、こちらもとてもいい(あんまり知られてなさそうで残念)。ある意味この若きジョディーを堪能できるのはこっちの方かもしれないね。なかなか良かった!オススメデス Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-01-22 13:48:53)

27.まだ少女の頃のジョディ・フォスター。
作品としては「タクシードライバー」が有名ですが、ジョディの演技ということでは本作も負けてはいません。
終始無表情で冷めたような表情。しかし時折見せる無邪気な表情・・・。見る者を引きつけるこの存在感。
どうしてもジョディに注目が集まる作品ですが、彼女の前に現れる2人の男を演じた、
まだ若いマーティン・シーンとスコット・ジャコビーも好演しています。
特に嫌な男をねちっこく演じたマーティン・シーンが印象に残る。

中で何か恐ろしいことが起こっているかのような屋敷。
本当に屋敷の中にいるのかいないのか?その存在が謎の親。
どうにかして始末しなければならない、被害者が乗って来たクルマ・・・。
どこかヒッチコックの「サイコ」とも共通する、作品に漂う不安げな空気もいい。
ショパンの調べと、背後で燃えさかる暖炉の炎と、ジョディの表情。このラストも秀逸。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-13 22:14:53)

26.《ネタバレ》 これは面白かったです。まずなんといっても、ジョディ・フォスターの魅力に尽きる。少女らしいチャーミングさと、なんともいえない冷めた目つきからくるミステリアスな雰囲気。芯の強さ、孤独と悲しさ、それらを表現する上で、彼女以外にこの役を務められる子役は考えつかないですね。もう本当に見事。そして、サスペンスの中のこのラブストーリー。これがまた魅力的。リンとマリオの、子供っぽいいたずらのシーンから見舞いにいった時に泣きながら心境を吐露するシーンまで、その全てが微笑ましく、そしてぐっときちゃいます。やってることは人殺しとその幇助なんだけど、観客はこの二人を応援せずにはいられない。犯罪を応援するのは現実にはいけないことだけど、そこを乗り越えてしまえるのが映画の凄さ面白さですよね。そして、ストーリー運びが実に巧い。全てのシーンが印象深くて記憶に残るんですよね。おばちゃんが地下室の扉に頭ぶつけて死ぬシーン、飼ってたハムスターが息子に殺されるシーン。ほとんどずっと家の中だけで起きているから印象深いというのもあるのかもしれませんが、なにより「意外性」の積み重ねがあると思うんですよね。父親はいないと観客は理解した上で、2階から父親が降りてくる(実際はマリオ)シーン、それから、無事にやり過ごした後でおもむろにリンが全裸になりマリオとことの続きをするシーン、このへんの唐突さ、意外性は素晴らしいですね。そして地下室の扉がバタンバタンと開くホラー的な展開に、そこから登場したのが変装した息子という。どのシーンもまるで往年のヒッチコック映画みたいなサスペンス要素を思わせるんだけど、そういう要素にさらに少年少女の純粋な恋愛という魅力ある要素が加わり、そしてジョディ・フォスターの役者としての溢れる魅力で全てがまとめられているという、とにかく面白い、見事な一本だと思います。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-03 00:16:57)(良:1票)

25.《ネタバレ》 これは全くサスペンスではない。DVDの文句はそういう感じだが、実際には少女の心理がメインなのだろう、という作り。

■しかし、やはりジョディ・フォスターの魅力にぶら下がっているところは多いかなあという印象。ストーリーに格段の驚きはなく、人物の掘り下げがあんまりうまくできている気はしない。状況設定もイマイチ腑に落ちない(というか過去についてもう少しきちんと描くべきでは)

■演技はさすがだが、しかしナタリー・ポートマンのインパクトに比べるとどうしても劣るかなあ・・・

θさん [DVD(字幕)] 5点(2013-10-29 00:57:35)

24.ジョディ・フォスター主演のサスペンス・タッチのドラマ。
タイトル通り、白い家を中心にお話が展開。場面がコロコロ変わらず観やすい。
一見舞台劇のような作りだが、少女の心象を表現したようなカットがぽつぽつ入ってきて、
不思議な雰囲気を漂わせている。それでもジョディの魅力が一番見所の作品。 MAHITOさん [DVD(字幕)] 5点(2012-04-10 06:53:30)

23.すごい緊迫感だ。これを演じた13歳のジョディ・フォスターは見事というほかない。。ラストのショパンのピアノ協奏曲は、とても印象的だ。 ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2011-10-08 13:50:55)

22.ほかにはない雰囲気のある作品、自分で自分を守る少女のピンと張りつめた美しさ。 この年はジョディ・フォスターの第1黄金期、輝くトライアングルの一角をなす。 ロングの金髪は多分カツラ? この時だけ長くて髪質も違うので。(後ろ向きで服を脱ぐシーンはお姉さんのダブルですが、同じカツラをつけているのでバレないのだと思いマス) マーティン・シーンもまだ若くて息子たちにソックリ、アーモンド食べると思い出される映画。 レインさん [地上波(吹替)] 7点(2010-09-05 00:00:08)

21.マーティン・シーン若いねー、マリオ君いい味出てました。

白い男さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-17 23:01:22)

20.演技力とカメラワークが上手。DVDの謳い文句から、冷徹なジョディのサスペンスかと思ったが騙されました。本当は、自分の世界を守るジョディの闘いを描いた作品です。記憶に残るエンドロールでした。 真尋さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-18 18:47:21)

19.《ネタバレ》 DVDのパッケージには、「14歳のジョディが冷血な少女を演じるサイコ・サスペンス!」などと書かれているが、これはとんだ間違い。ジョディは亡き父との約束を守る為、たった一人で世界と戦う決意をした孤独な少女なのだ。彼女の唯一の理解者だった少年は病に倒れ、彼女は再び一人になる。彼女の孤独、彼女の絶望、彼女の悲壮な決意を知った時、誰が彼女を冷血と呼べるだろう。 フライボーイさん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-26 23:35:24)(良:1票)

18.かなり前に一度観たきりだけど、ラストシーンは今でもはっきりと覚えてます。アイスブルーの目とブロンドのクールビューティ、ジョディのハマリ役でしたね。なにがなんでも自分の世界を守ろうとする姿が痛々しかった。でもコレを観たころは多感な思春期のわたし。一方でこういう世界に憧れみたいなものも感じたな。誰にも邪魔されない自由で隔離された場所ね、現実には無理。だから時々空想することはある。 envyさん [地上波(字幕)] 7点(2006-03-02 21:23:37)

17.サスペンスとしてはそんなに面白くはないが、ジョディ・フォスター演ずる幼い殺人者のあまりにも痛ましい姿が印象に残っている。エンディングを聴きながら、誰も彼女の側にいてくれない、この子を守ってくれる人はどこにもいないのだという実感が、きりきりと胸に食い込んでくるのを感じた。こんなにも淋しい、やりきれない結末はなかなかない。 no oneさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-03 04:20:25)

16.人里離れた一軒家の白い家に13歳の少女と詩人の父親が住んでいるというが、果たして父親は本当に居るのか? そして母親は? ミステリアスな題材からして引き込まれ、最後の最後まで眼が離せない一本張り詰めたものをこの作品は持っている。この辺り、哀愁漂う音楽と寒々とした雰囲気描写が独特の空間作りに貢献しているものと思われる。そして本作では言うまでもなく、冷徹だが不思議な魅力を放つ少女をおよそ14歳とは思えない演技で披露したジョディ・フォスターの存在感。作品そのものがピーンと心地よく引き締まり、しかも格調高い作風にしてしまうところがさすがだ。 光りやまねこさん 7点(2004-10-22 15:48:27)

15.《ネタバレ》 少女時代のジョディー・フォスターがとても妖艶。若く、美しく、尊大で、卑怯な位に魅力的。全篇を包むショパンの調べと、少し粒子の粗い美しくミステリアスな映像。ディテールの1つ1つ全てが印象的。丘の上の一軒家。金髪の美少女。姿を見せない父親。地下室。アーモンドの香りの紅茶。私が初めてこの作品を観た時、主人公の少女は年上だった。だからこの作品の魅力が分からなかったのかも知れない。今はあの13歳の少女が随分遠い。だからこそあの時とは比較出来ない程にこの作品が美しく、魅力的に思える。あの少女は今もあの白い家で1人、年を取ることもなく、あの姿のまま暮らしているような気がする。 ひのとさん 8点(2004-06-11 19:08:16)

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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 7.12点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
412.94% line
5411.76% line
6617.65% line
7926.47% line
8926.47% line
938.82% line
1025.88% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 Review0人

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