みんなのシネマレビュー

ボスニア

Pretty Village, Pretty Flame
(Lepa Sela, Lepo Gore)
1996年【ユーゴ・ギリシア】 上映時間:129分
ドラマ戦争もの
[ボスニア]
新規登録(2004-08-15)【Qfwfq】さん
タイトル情報更新(2010-08-02)【8bit】さん
公開開始日(1998-06-27)


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監督スルジャン・ドラゴエヴィッチ
キャストブランカ・カティッチ(女優)
脚本スルジャン・ドラゴエヴィッチ
配給パイオニアLDC
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 戦争、特に内戦の悲惨さ、やりきれなさを巧みに描いた傑作です。ユーモラスな描写も、あまりにもどうにもならなくて「笑うしかない」という自虐的なものであって、悲惨な状況をいっそう際立たせる効果を生み出しています。

 脚本・演出が良く出来ていて、全く飽きさせることがなく映画としても良くできています(やや、ムスリム側の非道さを強調しているきらいはありますが)。

 こういう作品を観ていると、「平和」というものは「みんな仲良くしましょう」とか「愛があれば・・・」とかそういう甘っちょろいだけのものではなく、人間が人間として生きていくために、それが例え虚飾に満ち溢れたものであろうとも、あらゆる手段を講じて築き上げ維持していかなければならない「仕組み」なんだなということに気づかされますね。

 ちなみに、映画の中で出てくるスローガン「ボスニアを東京へ」の元ネタは、セルビアのサッカークラブ レッドスターがUEFAチャンピオンズリーグを制覇して東京で行われるトヨタカップに出場することを祝して使われたチャント(「セルビアを東京へ」)です。
TMさん [ビデオ(字幕)] 8点(2013-04-21 09:33:48)

2.主人公だけでなく籠城した隊員それぞれのドラマを時間軸を分解し、丁寧に描いていくという変わった演出。トンネルの中の極限状態で次々と死んでゆく隊員たちの姿は強烈で一度観たら忘れられない。 8bitさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-05 01:15:55)

1.怪作(怪物のような作品の意)「アンダーグラウンド」のラストの字幕<この話には続きがある>という不穏なメッセージ。バトンを受け取ったボスニアの詩人でもある監督が描いたボスニアの内戦は、その不穏が筆舌に尽くしがたい程の絶望に変換されたものだった。いや、戦争の恐ろしさや狂気を描いた作品は今ではどこにでもある。そんなものまでも消費物としてポップコーンを飲み込むようにしてやがて排出される運命にある現状で、「ボスニアを東京まで拡大せよ」というメッセージを受け止める覚悟はなかった。「いつまでも平和ボケしていられると思ったら大間違いだ」と釘を刺されたような気分だった。反対に「ボスニア」を直接に体験する登場人物たちは確実に生きていてそして何かを勝ち取る為に死んでいく。生き長らえたとして残るものは・・・・全編通じて流れるジプシー音楽の調べは彼らの青春であり諦念でもあった。それらを包み込む「民族と友愛のトンネル」の暗闇と円環構造になっている物語がこれから続くであろう世界規模の内戦を予見している。アメリカ同時多発テロ後しばらくして見ただけに終了後はどうしようもない気分になった。とんでもないものを見てしまったという感情と、ユーゴ問題すら気がつけば忘却のかなたにあったということ。そして何よりも日本でこの映画を見たということにショックを受けた。にもかかわらず、この映画が自分にとって愛すべき映画になっている。それはこの映画にこもった魂があまりにも切実だったから。 Qfwfqさん [映画館(字幕)] 9点(2004-09-05 01:50:36)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
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